《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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324 なんか、疲れました…

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    まずは、男の子が決まりました。クセが強すぎて疲れました。ふぅぅ~。
次は女の子です。その前に少しだけ

『濃い三人だったなぁ』
『本当ね。なんだかどっと疲れが···』
『良かっただ。疲れたのおいらだけじゃないだな』
「あい。さーやみょ、ちかれた~」
『俺も疲れたぞ』
みんなお疲れです。ちょっと休憩したいです。ふへ~~。でも

『み、みなさん。頑張って下さい』カタカタ
『が、頑張れなんだな』ぶるぶる
『そ、そうなんだな』ぷるぷる
春陽お兄ちゃん?ぽぽちゃん?なずなちゃん?声が震えてる?

『そ、そうじゃないと』がくがく
『『あ、あっちが、こわいんだな』』ぶるぶる
あっち?あっち···?

三人とも何が怖いのか、指さすことも出来ないのか、目線だけで訴えています。しかも、その目もぷるぷる⋯

不思議に思いながらみんなで恐る恐る見てみると⋯

『『『『「ヒッ!」』』』』

女の子の精霊さんたちがニコニコしてこっち見てました。
綺麗に横一列に並んで…

『さあ、サーヤちゃん』
『次は誰にする?』
『うふふ』
『準備万端』
『いつでも大丈夫』

い、いやん。美人さんのそろい踏みは、迫力ありすぎです。こわこわです⋯


『サーヤたち、がんばって~』
ぴゅいきゅい『『おうえんちてるよ~』』
『『ぼくたち邪魔にならないように』』
『『『こっちいるね~』』』
みゃあ『がんばってにゃ~』
『ちびっこ達は私にお任せ下さい』ぺこぺこ

「ふおっ」
ハクたちひどい!なんか、さっきより遠くにいます。しかも、コタツに埋まって隠れてます!出てるのお顔だけ!
しかも、山桜桃ちゃんまで!


『あっ、それでね~?私たちお願いがあるんだけど、いいかしら?』うふっ

「あ、あい」
風の精霊さんが、かわいい~くおっしゃってまする。でもでも、なんか逆らっちゃダメな感じでござるます。
な、なんでござるますか?
『サーヤ、お前、おかしくなってるぞ?』
な、なんのことでござるますか?
『···いや。もう、あれだ。がんばれ』
な、何言うてまする。おいちゃんも頑張るのでまする。
『ま、巻き込むなよ』
だめでござる。逃がしませぬでござる。

『それでね?お願いいいかしら?』にこにこ

『「ヒィッ」』ヒシッ
おいちゃん!
サーヤ!
片手でおいちゃん、片手でクゥの洋服を掴んじゃいました。

『お、おれまでまきこまないでくれ』
『ク、クゥにいちゃん、おいらをはなしてなんだな』
『ゲ、ゲンさんもオイラをはなしてなんだな』
『『ごめん。ムリ(だ)⋯』』
『『そ、そんな⋯』』
ダメでござる。たびはみちずれでござるます。

『い・い・か・し・ら?』うふっ♪

「あ、あいっ」びくぅっ
『も、もちろんっ』びしっ
『『『⋯⋯っ』』』ぶるぶる
こくこくこくこく。高速こくこくです。

『に、にいちゃん、ちいにいちゃんっ』
『しいっ!ダメよ、なずなちゃん』がくがく
『そうです。今は空気になる時です』ぶるぶる
『は、はいなんだな』ぶるぶる
フゥと春陽くんとなずなちゃんだけ、ズルいでござるます


『じゃ、まず私ね。私、ちょっと他の人と違う名前がいいわね~?風っぽくない名前って言うのかしら?』
なんと、名前に対する注文でした!なんてことでしょう!今までにないケースです!
『サーヤなら、大・丈・夫♪ね?』うふふ♪
「あ、あい。がんばりゅ」
うわ~ん!ムリ~っ

『次は私ね~。私は、ちょっと柔らかい響きがいいわ。ほら、雷って、強いイメージじゃない?いかついのは、嫌なのよね~』
雷さん、たしかにゴロゴロピカッピシャーンッて強いイメージだよね。
「わ、わかっちゃ」
『ほんと?ありがとう!』
「あ、あい」
おいちゃん、助けて
『お、おう···』
お前、巻き込むなって⋯
逃がしませぬでござるよ。

『はい!私は綺麗な名前がいいなぁ』
わ、わりと普通だ。良かった。氷の精霊さんありがとう
「あい」
『良かった⋯』
異世界辞書フル回転。

『私は、かわいいのがいい』
『私も、かわいいの希望
雪と闇の精霊さんはかわいいの。
「わかっちゃ。がんばりゅ」
『サーヤ、言葉、また赤ちゃん言葉になってきてるぞ。ま、仕方ないけどなぁ』
お、おいちゃん。今、言う?ひどい···うぅぅ

『そ、それじゃ、サーヤ、見せてもらおうか』
『そ、そうね。ご希望にも応えなきゃいけないしね』
フゥとクゥも、引きつっています。
『な、なんで、おら、巻き込まれてるだかな?』
あっ。つくしちゃん。それはね
「くぅが、だっこちてたかりゃ」
『え?そ、そんなことでだか?』
「あい。いっちょにいてね?」
頭こてん。で、お願いです。
『わ、分かっただよ。サーヤちゃんも、おらの妹だもんな』
なでなで。
「あい!つくしちゃん、にぃに!」
にこにこ。離しませんよ。
『サーヤ、小悪魔化してるな』
『つくしちゃんが、だまされてるわね』
クゥ、フゥなんですか?
『いつの間にそんな芸当を?』
おいちゃん?サーヤはそんな子じゃありませんよ?

『つくし、偉いんだな』
『ちいにいちゃん、やさしいんだな』
『そうですね。でも、そばにいてあげてるぽぽちゃんと、なずなちゃんも優しいですよ』
ぽぽちゃん、なずなちゃん、春陽くんのとこだけ、ほんわかしてます。癒しです。

〖小悪魔サーヤ···なんてかわいい響き〗
〖たしかにかわいいですけど···〗
〖もはや、手遅れですよ。シア。放っておきましょう〗
神様たちまで、なんですか?


『ほらほら。誰からいく?ポーズもとりましょうか?うふんっ』
マリリン・モンローみたいなポーズで、バチンっと風の精霊さんにウインクされました。最初の時もされたけど、至近距離でされると更に大迫力です!ドキドキです!ん?

「クゥ、おいちゃん?」
あれ?
『あら、やだ。固まっちゃった~?』うふんっ
風の精霊さん楽しそう…
『ちょっと!クゥ!ゲンさん!しっかりしてよ!』
フゥが二人を揺すります。
『『ハッ!』』
『び、びっくりした』
クゥ···じと~
『ほんとに。やっぱりド迫力美人がやると破壊力が違うなぁ』
おいちゃん···じと~
『同じ風の精霊とはとても思えないよなぁ』
あっ!クゥ!それはっ

『なぁんですって~?』

あ~ぁ~
『あっ。おバカだな』
おいちゃん?半分同罪じゃないかな?

『フ、フゥ  落ち着け!俺が悪かった!つい』
『ついぃ?』
あ~クゥ···
『クゥは、ついうっかり墓穴を掘るタイプだな』
おいちゃん、こんな時に冷静な分析は、どうなんでしょ?

『フ、フゥ姉ちゃんは、急にどうしただ?』
「しぃ~っだにょ!さーやちゃちはくうき!」こそこそ
『く、空気だか?』こそこそ
「しょう!」
でも、クゥのお膝の上だから逃げられません!どうしよう?
フゥがどんどん近寄ってきます!
「つ、つくしちゃん!」
『サ、サーヤちゃん!』
ヒシッと二人で抱き合ったその時!

ぷよん!ぷよん!ぷょぷょん!
『「ふぇ?」』
サーヤとつくしちゃんの頭の上にエンシェントスライム夫婦のアウルとアルが!ちびスラちゃんたちが肩に!
そして!ぴょん!ぴょん!

『『ぶふっ?』』
アウルはフゥの顔に!
アルはクゥの顔に!

『「ほぇ~?」』
何が起こったのでしょう?
衝撃でクゥはサーヤとつくしちゃんを抱きしめたまま、倒れ、まあ、元が座ってたからたいした衝撃もありません。
『いやいや!おれの頭は痛いぞ』と、言ってるかもしれませんが、お顔にアルがくっついてるので
『むむむむむ』としか、聞こえません。

ちびスラちゃんたちが、サーヤたちが、おっきできるように押してくれました。クゥのお腹の上にお座りします。
『苦しいぞ~』って言ってるかもしれませんが、やっぱり
『むむむむむ~』で分かりません。
そんなクゥに、アルが、

ぷるん『男は余計なことを言っちゃいかん。黙っていることで平和が保たれる』
みたいなことをいってます。フゥの方も

ぷるる『男なんてね、いつまでたっても子どもなのよ。毎回突っかかってたら大変よ。女たるものドーンと受け流す余裕がなくちゃ!ドーンと構えるのよ!』
とか、言ってるみたいです。

さすが、百年のお昼寝を待った奥さんです。貫禄が違います。

『『むーむーむーむー』』
う~ん、何か言ってますね。

『お、おい。そろそろ離れてやらないと』
『い、息出来てるだか?』
おいちゃんとぽぽちゃんが何か言ってますね。息?

『「ふあっ!」』
「あうる!ある!いき、いき」
『息できないだよ!離れるだよ!』
大変大変!慌てて、つくしちゃんと離れるように言うと

ぷるるん『『あ。ほんとだ』』
と、しゅぽんっと離れてサーヤとつくしちゃんの頭に戻って来ました。

『『ぷはっ!スーハースーハー』』
よかったね。生きてて

『んもう。落ち着いたぁ?クゥったら、仕方ないわねぇ。フゥもよ。あなた達はまだ精霊になりたてなのよ~。つい数日前まで手のひらサイズの妖精だったんだから、ああなるまではまだまだ時間がかかるわよぉ』
結葉様がフゥとクゥをお説教です。軽くだけどね。
『は、はい』
『すみません』
落ち着いてよかったね。

『さあ、それじゃ気を取り直して。サーヤ、よろしくねぇ』
「あ、あい」
そうでした。お名前つけなきゃ

『あ、あのとりあえず、二人一回降りて···』
『「ふぇ?」』
なんですか?クゥ
『さすがに、腹の上にいたら起きられない』
あっそうでした。 
「ごめしゃい」
『ごめんなんだな』

えへへ~

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(_ _)mお気に入り登録などありがとうございますm(_ _)m
感想など頂けましたら、サーヤたちがお返事するかも?よろしくお願いしますm(_ _)m
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