《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

文字の大きさ
284 / 690
連載

325 では、出陣です!

しおりを挟む
    クゥもよっこらしょっと起き上がって、またお膝に座らせてもらいます。
では、いざ出陣です。

『それじゃ、私からでいいかしら?』ふわり
「あい」
目の前にふわりと降りてきたのは風の精霊さん。女の子は風の精霊さんからですね。そんな気がしてました。

『じゃあ、お願いしような』
『お願いします』
「あい。かぜ、の、せいれいしゃん、みちてくだしゃい」
ぺこり
『もちろんよ。どうぞ♪』
くるんっと一回転して見せてくれます。では

「きりぇいにゃ、うすいみどり、の、ながい、かみのけ、ふわふわにぇ」
『そうだな。綺麗な薄緑だな。』
『ふわふわね~』
ふわふわ髪の毛ずっと踊ってるみたいです。楽しそうです。

『あら♪そんな風に見てくれるの?嬉しいわ♪』
更にふわふわ。ほんとに楽しそうです。

「おめめ、も、おんなし、きりゃきりゃ、きりぇいにぇ」
『そうだな。髪と同じだな』
『キレイね』
キラキラの宝石みたいです。

『まあ!宝石?ありがとう。サーヤもとってもキレイよ♪』うふふ

「えへ~?ほんちょ?」
『そうね。風の精霊さんもサーヤもキラキラよ』
『そうだな。サーヤの髪と目もキラキラだな』
『うん。銀色できれいなんだな』なでなで
「えへ~♪」
嬉しいな♪フゥもクゥもみんなキラキラだよ!つくしちゃんもキラキラもふもふだよ!じゃあ、続きだよ!

「ふぅちょ、ちょっと、ちがう。ふぅの、いろ、こい?」
『たしかに、フゥお姉ちゃんの方が色が濃いかもだな』
つくしちゃんもそう思う?

「おんなし、せいれいしゃん、ちがう?」
とっても不思議です。

『ん~。やっぱり同じ属性は似た色なんだけどね?顔が違うのと同じでやっぱり少しずつ色も違ったりするのよ』
風の精霊さんが教えてくれました。
「しょっか~。あいがちょ」
一人一人違うんだね。疑問がひとつ解消です。
『どういたしまして』うふふ。

やっぱり髪の毛ふわふわ楽しそうです。そして、やっぱり

「ぼん、きゅっ、ぼん!にょ、うらやまけちからんぼでぃ!おいろけ、むんむん!おんにゃにょ、てき!」
びしぃっとポーズ付きで言います。

『ん~?なんか、褒められてるような?そうじゃないような?とりあえず、ありがとうでいいのかしら?』
風の精霊さんが困ったお顔してます。

『まったく、変なこと教えこんだなあ』
ぽかっ
「あいちゃ!」
おいちゃんが、頭ぽかってしました。ひどい~

『あのな、サーヤのおばあちゃん、すごい美人だったんだけどな?いわゆるスレンダー美人ってやつだったんだよ』
そうです。よく言ってました。
「じぶんは、おむね、ぺったん。くびれみょ、なければ、おちりみょ、ないわよ~!さけんでちゃ」
だからテレビとか見て、スタイルのいい人とか見ると
『よく、女の敵~って言ってたんだよな?』
「あい」
そうです。ビシッと言ってました。

『なるほど~』
風の精霊さんだけじゃなくて周りも頷いてます。

『だから、サーヤからしてみたら、褒め言葉でもあり、羨ましいほどけしからんボディという、なんだかな···嫉っ(ギロッ)コホン···羨望、願望······?』
おいちゃん?何を言おうとしましたか?なんだかみんなが
『かわいそう~』って顔で見てる気がするんですけど?サーヤだっておっきくなったらっ!
『無理じゃないか···』
『無理じゃないかな···』
なんですか?おいちゃん、クゥ
『『ごめんなさい』』
「ぶー」
ぷんぷんですよ。

『ま、まあ、ほら、サーヤ。続きは?』
フゥが話しを逸らし···戻しました。そうでしたね。なんでこんな話に?
『お前だろう』
何の話ですか?話しを元に戻すんですよ。

「こほん。かぜの、せいれいしゃん、りーだー、でしゅか?」
『リーダー?ああ、真っ先に私が来たからそう思ったのかしら?』
「あい。しょれも、ありゅ、る。けど、しょのあちょ···あとも」
お話する時とか、きっかけは風の精霊さんみたいな気がするよ。
『ん~。ほら、私は風だから誰よりも精霊や妖精たちの声が届くし、誰よりも早くこの森をかけめぐれるから、そう思うんじゃないかしら?』
それだけじゃない気がするなぁ?

『風のは、誰よりも周りを見てるから』
『私たちが言いたくても言えないこととか気づいてくれる』
雪と氷の精霊さんが、顔を見合わせてから勇気を出すように話してくれました。

『そうね。それでさりげなく背中を押してくれたり』
『慰めてくれたりもするわね』
雷と氷の精霊さんたちも、仕方ないわね~ばらしちゃうのね?って感じで話してくれました。面と向かってこういうの恥ずかしいもんね。

『な、なななな』
あっ風の精霊さんが照れた。

『いつも、知らない内に助けられてたりする···かも?』
『うん。だから、実は感謝してたりする···かも?』
雪と氷の精霊さんたちも照れ屋さんですね!
『素直じゃないわね~』くすくす
『まあ、一番の気遣い屋さんよね』くすくす
なるほど~

「あかりゅく、たのちい、たよりになりゅ、おねえしゃん」
『『そうそう』』
『『そんな感じね』』
みんな、くすくす笑いながら、そうそうって言ってくれてますが、肝心の風の精霊さんは、ずっと

『ななななななな』
って言いながら、お顔真っ赤にしてます。かわいいです♪
風の精霊さんはだいたい分かったので、次行きましょう。

『じゃあ、私行こうかしら?』
雷の精霊さんですね。
「よりょちく、おねがい、ちましゅ」ぺこ
『はい。よろしくね』にこ

『なんかひどい!?』
なんですか?風の精霊さんはまた後でですよ。さあ、雷の精霊さんは?

「かみのけ、いりょんな、いりょ。ふしぎ。きりぇい。いちばんは、しりょ?」
長い、真っ直ぐな白い髪に、色んな色が、すーっ、すーっ。

『そうだな。全体的に白で、白っぽい青に、紫。あとは黄色、オレンジ?』
『溶け込むように、ところどころ、ひと房スーッと入ってる感じね?』
不思議です。フゥとクゥもまじまじと見てます。

『あ~。これはもしかして、人が雷として持つ色のイメージか?』
おいちゃんが、一人納得したように言います。

『えっ?すごい。なんで分かったの?』
雷の精霊さん驚いてます。

『ん?分量かな?』
「うにゅ?」
分量?どういうこと?

『雷っていうのはな、音だって距離で聞こえ方が違うだろ?色だって距離で見え方が違うんだよ。雨が降ってる場所で見る雷は白かったり、青白かったり、紫色に見えたりするよな?』
そう言えば、そうだね。
『遠くで雷が光ってる時は黄色く見えるよな』
そうだね。音が聞こえだした時に見る雷は黄色いかも。あと、うんと、遠くに見える時。
『赤っぽい色は飛びやすいから、よっぽど至近距離にいなきゃ滅多に見ることはないしな』
それに近いのがオレンジだね。
『赤なんて見たら、それこそ命の危険だよな。わははは』
あまり人が見たことないから赤は入ってないってこと?
『そう。人が雷に対して持つ一番多い色が、一番強く出たんじゃないかと思ってな』
ほぇ~おいちゃんすごい~。
ぱちぱちぱち
みんなも、ぱちぱちぱちです。

雷の精霊さんは、
『初めてよ。そこまで正確に言い当てられたのは。しかも、すぐになんて⋯』
驚きすぎて、おめ目開いたままになってます。

〖さすが師匠。あらゆることに精通していらっしゃる〗
し、しょー?そう言えば、この間からちょこちょこエル様言ってたような?
おいちゃん?

『······』ふい~
見ると、おいちゃん、そっぽ向いてます。
エル様?
ちらっと見ると、なんだかものすごい尊敬のまなこ…なまこ?
『まなこだよ···』
おぉ。さすがおいちゃん。天界で何をやらかしたのかは、後でゆっくり聞きましょう。

『あの~?私はどうしたら?』
「ふあっ」
雷の精霊さんが、放ったらかしに!
「ごめしゃい。おめめは、うすいむらしゃき、きいりょ、あお?きりゃきりゃ」
『ああ。綺麗な色だよな』
『この色も髪と同じ理由なんでしょうね』
三人でまじまじと覗きこみます。じーっ

『あ、あの?そんなに?』
『サーヤちゃんたち、雷の精霊さん引いてるだよ』
ありゃ?つい、キレイだったから。えへ?
それでもって、やっぱり

「おんにゃにょ、てき!」
びしぃっ!
『え、ええ?』
でも、お色気は風の精霊さんの勝ちかな?
『ん?今なんか感じたような?』
気のせいですよ。

☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)mお気に入り登録などありがとうございます。感想など頂けましたら、喜んだサーヤたちがお返事するかもです。よろしくお願いしますm(_ _)m

しおりを挟む
感想 1,713

あなたにおすすめの小説

もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!

ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー] 特別賞受賞 書籍化決定!! 応援くださった皆様、ありがとうございます!! 望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。 そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。 神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。 そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。 これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、 たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。

転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する

ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。 話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。 ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。 こうして異世界へ転生した舞。ところが……。 次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。 しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。 「どちてよ!!」 パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。 「おい、目が覚めたか?」 誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。 実はこの島には秘密があったのだ。 果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。

ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜

ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。 しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。 そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。 転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。 「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」 まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。 やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって? これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました

由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。 彼女は何も言わずにその場を去った。 ――それが、王太子の終わりだった。 翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。 裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。 王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。 「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」 ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。