《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

文字の大きさ
364 / 690
連載

400 決着は?

しおりを挟む
『サーヤっ次よろしくっ』
「あ、あい~」
ただ今、クゥに急かされてます。どうしてこうなった?

〖サーヤ、まずは百個くらい作っちゃいましょうか〗
「ほえ?」
エル様がとんでもないこと言い出しました。
〖それじゃ鬼じゃないのぉ。サーヤがかわいそうでしょ。サーヤ、とりあえず二十個ずつ、五組作りましょうかぁ〗
「ふあ?」
結葉様?それって?
〖結葉、それ、変わらないですよね?〗
だよね?シア様
〖そうですよね〗
『一気に作るよりマシでしょう?』
あわわわわっ なんかバチバチ?

『おっと、ここで本来の競走とは別の争いが起きております』
『まだ、競技は始まってもいないのにね~』
『ちょ、ちょっと止め⋯』
らんちゃんと、なるちゃんの実況を慌てて氷花ちゃんが止めますが⋯
『なぁに?』
〖なんですか?〗

『いえっ!なんでもありません!』
『お続け下さい!』
『うううっ私を巻き込まないで~』
あ~可哀想、氷花ちゃんが結葉様とエル様の迫力に当てられてるぅ⋯らんちゃんとなるちゃんはすごいな~心臓に毛⋯
『『サーヤ?』』
なんでもありません。

『まあ、とにかくスタートは揃えた方がいいでしょう?ドワーフさん達~ちょっと来てぇ?実況さん?ちょっとストップねぇ』
結葉様が動き出しました。

『『『かしこまりました!』』』ビシッ
実況さん?なんで敬礼知ってるの?

『なんだなんだ?』
『まあ、なんの準備もせずにいきなり始まったからね~』
『多少、手伝わないとね~。それに』
『サーヤちゃんが、もう、さっきから小動物がプルプルしてるようにしか見えないしね~』
ドワーフさんたちも集まります。ぷるぷる。

『まったくもぉ~。なんの話もしないまま始めちゃうからサーヤが固まっちゃうのよぉ。かわいそうじゃない。ねぇ?』なでなで
結葉様が優しい。うりゅ~

『ほんとに、お母様はサーヤちゃんに関してはまともになりますわよねぇ』
『全世界が驚くレベルにゃ』
『アイナ、ニャーニャ?どういう意味ぃ?』
『『そのまんまの意味(にゃ)ですわ』』
さすが親子~。認めちゃった~。

『む~。いいわよぉ。それより、始まっちゃったものは仕方ないわぁ。ドワーフさん達に器、お皿でいいかしら?を作ってもらって、そこに石を入れましょう』
「うにゅ?」
『そういうことか』
『そんなことならお安い御用さ』
『幸い、そこに鉄がいくらでもあるからね』
『ちょいちょいっと、作るよ』
結葉様の提案にドワーフさん達が快く了承してくれました。

『それで、初めは一皿に二十個作って、五皿用意しましょう~。次からは、使い切ったチームに順番にお皿を渡せばいいわぁ。クゥもお皿に入ってたほうが楽でしょぉ?』
『そうですね。その方が助かりますね』
クゥも頷きます。

『ほ、本当にお母様なのでしょうか?実は中身は別人なのでは?』よよよ⋯
『ぜ、全世界震撼の衝撃にゃ』よよよ⋯
アイナ様とニャーニャにゃんがよろめいてます。
『失礼しちゃうわねぇ。ぷんだ』
結葉様、よっぽど今まで色々やったんだね。

〖ふむ。確かにそうですね。申し訳ありません。その方が良さそうですね。サーヤ、それで大丈夫ですか?〗
エル様が結葉様の案に賛成しました。なら、サーヤに逃げみ⋯他に道はありません。

「あ、あい。がんばりゅ」
〖ありがとうございます。いい子ですね〗
『じゃあ、仕切り直しねぇ』
と、言うことで、今度はちゃんと準備してから

『じゃあ、位置に着け~用意~』
ばーん!
改めて、はーちゃんの合図でスタートです!

『それぇ~!』ピュン!
『あれぇ~?』
ハクの一発目はゴーレムさんの横をぬけて後ろに行っちゃいました。ぽよ~んと、伸びたアウルがキャッチです。
ぷるっ『どんまい』

他のちびっこたちも

ぴゅい!『それっ!』
きゅい!『それっ!』
『うおっ?うわ?モモ、スイ、なぜ私を狙う?』
ぴゅいきゅい『『あれぇ?』』
アルコン様、双子の後ろにいるのに?

『いくよ~?』
フルーが石を浮かせてフライが『えいっ』
って、飛ばすけど、ゴーレムさんの頭の上を抜けて、
『はいっ』
ぴょんと飛び上がった山桜桃ちゃんがキャッチです。
『『あれ~?』』

『『ん~』』
ヴェルとアーブが二人で石を持ち上げて、フィオが
『えいやっ』
と、飛ばした石は地面に当たって、コロコロ
きゅるる~ん『つかまえた~』
きゅるる~ん『『あ~』』
きゅるる~ん『『『ずる~い』』』
子グモさんがキャッチです
『『『あれ~?』』』

『おっと、残念!』
『一回目はみんな失敗してしまいました!』
『みんな、頑張って~』

〖みんな、落ち着いて、ゆっくり、正確にね。狙いを定めるのよ〗
ジーニ様がゆっくりでいいよって言うと
『は~い』
ぴゅいきゅい『『わかった』』
『『やってみる~』』
『『『やってみよう~』』』
みんな、いいお返事です。

『やる気を出したちびっこたち!』
『可愛いですね~癒しですね!』
『みんながんばれ~!』
そうでしょ?みんな癒しなんだよ~♪

『ほらぁ、サーヤ。ドワーフさんたちも今のうちに作らなきゃぁ。きっと、直ぐにコツ掴むわよぉ』
ハッ!そ、そうか
「あ、あい」
『わ、分かった』
『『『やろうかね』』』
そして、現在

『え~いっ!』ぽいっ!パンっ!
『やった~ぁ』
ハクがしっぽの先に石を乗っけて狙いを定めたら、風魔法でぽいっ。ゴーレムさんがパンっ!ひらひらひら~
『あっ!はい。回収』
フゥが慌てて回収です。
『『『ハク、がんばれ~!』』』
フェンリル一家も応援です!

ぴゅい『えいっ』
きゅい『えいっ』
モモとスイもお手々に持った石を、狙い定めて、ぽいっ
パンっ!パンっ!
ぴゅいきゅい『『やった~』』
『モモ、スイ偉いぞ!』
アルコンパパ褒める!
ぴゅいきゅい『『ほんと~♪』』
『モモ、スイ、双子だからってぴったり揃えなくても~』
ぴゅいきゅい『『えへへ~』』
フゥが大変です。
〖フゥも、頑張って〗
『は、はい』
ジーニ様の喝が⋯

フライとフルー、妖精トリオも、やり方は変えずに狙いを定めて
『えいっ』
『えいっ』
パンっ!パンっ!
『『やった~』』
『『『やった~』』』
『次はぼくね!』
『いいよ!』
『わたしたちも』
『『こうたいだ~』』
成功したら楽しそうに交代し始めました。

『『がんばれ~』』
『『『ふれーふれー』』』
応援団もすごいです!

『お~ジーニ様のアドバイス素晴らしい!』
『みんな調子が出てきたようです!』
『みんながんばれ~!』
実況さんも、盛り上げ始めました!氷花ちゃんは頑張れしか言ってない気がするけど~
『さーやちゃん、しーっ』
はい。

『ほらぁ、今のうちにどんどん作らないとぉ』
『そ、そうだな』
『サーヤちゃん十個ずつにして、皿の数増やそう』
『そうだね。時間稼がないと』
『どんどんスピード上げてきたからね』
ドワーフさんたちもみんなを見て慌てだしました。

『え~いっ』パンっ『やった~』
ぴゅいきゅい『『やった~』』
『『つぎ~』』
『『『きゃはは~』』』

『お~すごいすごい!』
『さすが、将来有望なちびっこ達!』
『山桜桃ちゃんたち暇そうになてきましたね。羨ましい⋯』
氷花ちゃんが、やさぐれて⋯
『なあに?』
なんでもないです。
それにしても、ほんとだ⋯

『「あわわわわわわ」』
みんなスゴすぎです。思わず、クゥとはもっちゃったよ。
『さ、サーヤ、がんばろうな』
「あ、あい」

と、言うことで

『サーヤっがんばれ!次だぞ』
「あ、あい~」
『ひ~』
『若いってすごいね』
『成長早すぎだよ』
『材料がそろそろつきるよ』
楽しそうな向こうに比べこちらは大忙しです!

『私も大変よ~助けて~』
フゥが叫んでますね。ごめんなさい。無理です。
『ひど~い』
ごめんなさい。
『『あわわ、フゥさん、手伝いますっ』』
『山桜桃ちゃん、春陽くん、ありがとう~』
暇になった山桜桃ちゃん達が見かねて助けに入ります。
子グモちゃんたちと、スライムさんたちが、後はまかせて~ってしてます。
勝負も佳境なようです。

『そろそろいいんじゃないかしらぁ?』
〖鉄もアルミもなくなりそうですしね〗
〖そうですね。目当てのアルミホイルもだいぶたまりましたしね〗ニヤリ
〖美味しいもの、沢山食べられるわね~〗ニヤリ
ジーニ様まで、いつの間にかここに。

『か、確信犯ですわ』
『お、鬼がたくさんにゃ』
がくがくぶるぶる
アイナ様とニャーニャにゃんが震える中

『んじゃ、終わりの合図鳴らすぜ』
パン!パパーン!

『おっと!ここで終了の合図です!』
『皆さんお疲れ様でした!集計に入ります!』
『ねえ?これ、競走にする必要あったのかしら?』
氷花ちゃんがごもっともな疑問を⋯もっと早く気づいて欲しかった。
『『楽しいからいいのよ!』』
『そ、そう。み、みんな、お疲れ様でした』

お、終わった~
『よくやったのだ~』
ぺちぺち
あっ、姫ちゃん、いたんだったね⋯きゅうぅ

しおりを挟む
感想 1,713

あなたにおすすめの小説

もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!

ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー] 特別賞受賞 書籍化決定!! 応援くださった皆様、ありがとうございます!! 望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。 そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。 神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。 そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。 これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、 たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。

転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する

ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。 話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。 ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。 こうして異世界へ転生した舞。ところが……。 次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。 しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。 「どちてよ!!」 パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。 「おい、目が覚めたか?」 誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。 実はこの島には秘密があったのだ。 果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。

ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜

ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。 しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。 そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。 転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。 「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」 まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。 やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって? これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました

由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。 彼女は何も言わずにその場を去った。 ――それが、王太子の終わりだった。 翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。 裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。 王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。 「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」 ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。