381 / 690
連載
ある日のブンブン日記 番外編
しおりを挟む
私はジャイアントビーの女王。生まれた時より、仲間と共に、眠り続ける精霊樹様と、精霊樹の精様をお守りしてきた。
先代女王より、傷つき、彼の大地より逃れてきた精霊樹様と精霊樹の精様をお隠しし、お守りするため、この精霊樹様に巣を作り、いつか目覚めてくださるまで待つのだ。と、伝えられている。
この地に住む、我らジャイアントビーは他の地に暮らすジャイアンビーより遥かに長生きの種族だという。何故かは謎だが、言い伝えによると、遙か昔、この地でドラゴンと神が戦い、その際に、濃い魔力や神気がこの地に影響を与えたせいでは?と伝わっている。
ともかく、寿命の長い我らが精霊樹様に出会ったのも、ある意味、運命だったのであろう。
最近では精霊樹の精様がお目覚めになる回数が、少しずつ増えてきたが、精霊樹様はまだお目覚めにはならない。
だが、ある日、空から何かが降りてきてから、変化が起きた。
『ふわ~ぁ。よく寝たわぁ』
突然、精霊樹の精様が、今までのようにぼんやりとした目覚めではなく、すっきりと目覚められたのだ。
私も働き蜂たちも、いきなりのことに驚いて固まってしまったが、優秀な働き蜂のリーダーが私をつついてきた。
『セイレイジュノセイサマ、オメザメニナラレタノデスネ』
皆で整列し、ご挨拶申し上げる。
『ジャイアントビーの女王ねぇ。長いことありがとう。あらぁ?顔が違うかしらぁ?』
どうやら代替わりしていることも分からなかったようだ。
『ハイ。ハチノスヲ、ツクルコトヲ、テイアンシマシタノハ、センダイデ、ゴザイマス』
『そう。そんなに寝てたのねぇ』
ため息をつかれる精霊樹の精様。
『また、怒られちゃうわねぇ』
誰からでしょうか?
『セイレイジュノセイサマ、メザメタバカリナノデス。マズハ、オショクジデモ、イカガデスカ?トハイエ、クダモノヤ、ハチミツグライシカ、ゴザイマセンガ』
『そうね。ありがとう。精霊樹も直に目覚めそうねぇ』
働き蜂達に支度を頼む。そう言えば
『ナゼ、トツゼン、オメザメニナラレタノデショウ?』
あまりに突然のこと。その上、まったく起きる気配を見せなかった精霊樹様も直に目覚めるという。先程の空から何かが降りてきたことに何か関係が?
『ん~?なんかねぇ、近くに聖域が出来たみたいよぉ?その影響かしらねぇ?』
『セ、セイイキ、デスカ?』
な、なぜそのようなものが突然?
『ん~。その内、分かるんじゃないかしらぁ?いまはまだあまり動けないし、何かあった時のために、とりあえず体力付けないとねぇ』
『ソウデスネ』
いったい何が起ころうとしているのか?
『あらぁ、髪を整えてくれるのぉ?ありがとう。これ、ハチミツ?不思議ねぇ。ベタつくどころか、サラサラでいい香りねぇ。嬉しいわぁ』
私の身の回りの世話をしてくれる子達が、精霊樹の精様の毛繕いを始めたようだ。
どこかのほほんとした、精霊樹の精様。たしかに、今は様子を見るしかないかもしれないな。
そして、精霊樹の精様のお言葉通り、精霊樹様も目覚められた。
『と、言う訳でな?この翌日に、アカシアと絹たちが、ハクたちに助けられて今に至るというわけだ』
『ハイ。メマグルシイ、ヘンカデシタ』
今、結葉様が目覚めた時の話をサーヤたちにしている。
「ほえ~」
『レンゲ女王たちは私たちが降りてきたことは知ってたんですね』
フゥの質問の答えは少し違うか?
『いや、何かが降りてきたことは見えたが、何かは分からなかった』
『タシカメニイコウニモ、ワタシタチハ、ムスビハサマヲ、マモルヤクメ』
『そうだな。目覚めたばかりの結葉様を置いていくことは出来なかった』
『キケンハ、カンジマセンデシタカラ』
『だが、今思えば、何人か確認に行かせるべきであったか』
『ソウデスネ』
「しょっか~。えりゃいにぇ~」
よしよしと、頭を撫でられてしまった。
『ぷっ。サーヤ、レンゲ女王が困ってるぞ』
クゥが苦笑いしながら止めてくれたが
『いや、サーヤにならかまわない』
『そうですか?すみません』
フゥとクゥはすっかりサーヤの保護者だな。
『じゃあ、サーヤ、やりましょう』
「あ~い」
今からサーヤが約束のレンゲとアカシア⋯本当はニセアカシアと言うらしいが、私たちの名前となった花を咲かせてくれる。
『どんな花か楽しみねぇ』
『お母様は、美味しいハチミツの方が気になるのではないですか?』
『まあ、ひどいわねぇ。どっちも気になるわよぉ』
『ニャーニャも楽しみにゃ!』
私たちが一番楽しみにしてると思うのだが⋯
『私が増やしてあげるからねぇ。はちさんたち頑張ってぇ』
結葉様が私たちの後ろに控える働き蜂たちに声をかける。今日は全員がここに集合している。
「はちしゃんたち、いちゅも、あいがちょ」にこっ
サーヤがお礼を言うと、みんなが一斉に照れた。まあ、可愛いから仕方ない。より一層、張り切ってくれるだろう。
『サーヤ、種くれ』
「あ~い。たね、でりょ~」
ぱらぱらぱら
ゲンがまずは田んぼのあぜ道にレンゲの種を埋める。
『は~い。じゃあ、私の出番ねぇ。えいっ』
ポンッと芽が出るとたちまち育ち、蕾が!花が咲くとピンクの可愛い花が!
『わ~可愛いねぇ。花びらがいっぱいだねぇ』
ぴゅいきゅい『『これ、はなかんむりつくる?』』
『それは後だよ』
『先にハチミツとらなきゃ』
『『『そうだよ~』』』
ぴゅいきゅい『『そっか~』』
みゃ~『楽しみにゃ~』
『うふふ。可愛いわねぇ。じゃあ、増やすわよ~あぜ道にいっぱいにすればいいかしらぁ?』
『そうだな。頼むよ』
『分かったわぁ。じゃあ、えいっ』
ぱーっと、一面がピンクになった。たちまち蜂たちが蜜を集めに行く。もちろん私とアカシアも。
『ふむ。これは濃厚な』
『ハイ。マッタリ、コイアジデス』
これはたしかに美味しい。サーヤが好きだと言っていたのも納得だ。
『じゃあ、次。ニセアカシア。こっちは場所変えるぞ』
「あ~い」
広い場所に来た
「たね、でりょ~」
ぱらぱらぱら
『じゃ、頼む。結葉様』
『は~い。えいっ』
今度は背の高い木に白いきれいな花が。
『まあ、綺麗ですね。なんだか、気品がありますわ』
『いいにおいにゃね』くんくん
たしかに、美しい。香りも最高だ。味はどうか?
『ふむ。さきほどのものより、すっきりした味わいだな』
『ハイ。イロイロ、ツカエソウデスネ』
どちらも大変美味しいな。こちらもみんなが集め始めた。
『うふふ。ハチミツパーティーできそうねぇ。ゲン、よろしくねぇ』
『え?』
『ふふっ。それは楽しみだ。よろしく頼む』
『タノシミデス』
『決定なんだな。分かったよ。やってみよう』
わ~い!と、周りじゅう喜んでいる。
「れんげ、あかしあ~。あい。あげりゅ」にこにこ
ん?これは
『これは可愛いな。レンゲで作ってくれたのか?』
「あい!どうじょ!」
可愛らしいピンクの花かんむり。サーヤが頭に乗せてくれる。
『サーヤ、ありがとう』
『アリガトウゴザイマス』
「あい!」にこにこ
この笑顔が見られるなら、美味しいハチミツをたくさん集めないといけないな。
〖食べる分だけじゃダメよ〗
『そうですよ。よろしくお願いしますね』
『『ヒッ』』
「ふおっ」
ジーニ様にフゥ!
『わ、わかっている』
『ガンバリマス』
「あわわ」
こちらの方が重要かもしれない⋯
平和のために
〖『うふふふ』〗
平和のために⋯すまん。サーヤ。
だいじぶ。へいわ、だいじ。
ありがとう。
先代女王より、傷つき、彼の大地より逃れてきた精霊樹様と精霊樹の精様をお隠しし、お守りするため、この精霊樹様に巣を作り、いつか目覚めてくださるまで待つのだ。と、伝えられている。
この地に住む、我らジャイアントビーは他の地に暮らすジャイアンビーより遥かに長生きの種族だという。何故かは謎だが、言い伝えによると、遙か昔、この地でドラゴンと神が戦い、その際に、濃い魔力や神気がこの地に影響を与えたせいでは?と伝わっている。
ともかく、寿命の長い我らが精霊樹様に出会ったのも、ある意味、運命だったのであろう。
最近では精霊樹の精様がお目覚めになる回数が、少しずつ増えてきたが、精霊樹様はまだお目覚めにはならない。
だが、ある日、空から何かが降りてきてから、変化が起きた。
『ふわ~ぁ。よく寝たわぁ』
突然、精霊樹の精様が、今までのようにぼんやりとした目覚めではなく、すっきりと目覚められたのだ。
私も働き蜂たちも、いきなりのことに驚いて固まってしまったが、優秀な働き蜂のリーダーが私をつついてきた。
『セイレイジュノセイサマ、オメザメニナラレタノデスネ』
皆で整列し、ご挨拶申し上げる。
『ジャイアントビーの女王ねぇ。長いことありがとう。あらぁ?顔が違うかしらぁ?』
どうやら代替わりしていることも分からなかったようだ。
『ハイ。ハチノスヲ、ツクルコトヲ、テイアンシマシタノハ、センダイデ、ゴザイマス』
『そう。そんなに寝てたのねぇ』
ため息をつかれる精霊樹の精様。
『また、怒られちゃうわねぇ』
誰からでしょうか?
『セイレイジュノセイサマ、メザメタバカリナノデス。マズハ、オショクジデモ、イカガデスカ?トハイエ、クダモノヤ、ハチミツグライシカ、ゴザイマセンガ』
『そうね。ありがとう。精霊樹も直に目覚めそうねぇ』
働き蜂達に支度を頼む。そう言えば
『ナゼ、トツゼン、オメザメニナラレタノデショウ?』
あまりに突然のこと。その上、まったく起きる気配を見せなかった精霊樹様も直に目覚めるという。先程の空から何かが降りてきたことに何か関係が?
『ん~?なんかねぇ、近くに聖域が出来たみたいよぉ?その影響かしらねぇ?』
『セ、セイイキ、デスカ?』
な、なぜそのようなものが突然?
『ん~。その内、分かるんじゃないかしらぁ?いまはまだあまり動けないし、何かあった時のために、とりあえず体力付けないとねぇ』
『ソウデスネ』
いったい何が起ころうとしているのか?
『あらぁ、髪を整えてくれるのぉ?ありがとう。これ、ハチミツ?不思議ねぇ。ベタつくどころか、サラサラでいい香りねぇ。嬉しいわぁ』
私の身の回りの世話をしてくれる子達が、精霊樹の精様の毛繕いを始めたようだ。
どこかのほほんとした、精霊樹の精様。たしかに、今は様子を見るしかないかもしれないな。
そして、精霊樹の精様のお言葉通り、精霊樹様も目覚められた。
『と、言う訳でな?この翌日に、アカシアと絹たちが、ハクたちに助けられて今に至るというわけだ』
『ハイ。メマグルシイ、ヘンカデシタ』
今、結葉様が目覚めた時の話をサーヤたちにしている。
「ほえ~」
『レンゲ女王たちは私たちが降りてきたことは知ってたんですね』
フゥの質問の答えは少し違うか?
『いや、何かが降りてきたことは見えたが、何かは分からなかった』
『タシカメニイコウニモ、ワタシタチハ、ムスビハサマヲ、マモルヤクメ』
『そうだな。目覚めたばかりの結葉様を置いていくことは出来なかった』
『キケンハ、カンジマセンデシタカラ』
『だが、今思えば、何人か確認に行かせるべきであったか』
『ソウデスネ』
「しょっか~。えりゃいにぇ~」
よしよしと、頭を撫でられてしまった。
『ぷっ。サーヤ、レンゲ女王が困ってるぞ』
クゥが苦笑いしながら止めてくれたが
『いや、サーヤにならかまわない』
『そうですか?すみません』
フゥとクゥはすっかりサーヤの保護者だな。
『じゃあ、サーヤ、やりましょう』
「あ~い」
今からサーヤが約束のレンゲとアカシア⋯本当はニセアカシアと言うらしいが、私たちの名前となった花を咲かせてくれる。
『どんな花か楽しみねぇ』
『お母様は、美味しいハチミツの方が気になるのではないですか?』
『まあ、ひどいわねぇ。どっちも気になるわよぉ』
『ニャーニャも楽しみにゃ!』
私たちが一番楽しみにしてると思うのだが⋯
『私が増やしてあげるからねぇ。はちさんたち頑張ってぇ』
結葉様が私たちの後ろに控える働き蜂たちに声をかける。今日は全員がここに集合している。
「はちしゃんたち、いちゅも、あいがちょ」にこっ
サーヤがお礼を言うと、みんなが一斉に照れた。まあ、可愛いから仕方ない。より一層、張り切ってくれるだろう。
『サーヤ、種くれ』
「あ~い。たね、でりょ~」
ぱらぱらぱら
ゲンがまずは田んぼのあぜ道にレンゲの種を埋める。
『は~い。じゃあ、私の出番ねぇ。えいっ』
ポンッと芽が出るとたちまち育ち、蕾が!花が咲くとピンクの可愛い花が!
『わ~可愛いねぇ。花びらがいっぱいだねぇ』
ぴゅいきゅい『『これ、はなかんむりつくる?』』
『それは後だよ』
『先にハチミツとらなきゃ』
『『『そうだよ~』』』
ぴゅいきゅい『『そっか~』』
みゃ~『楽しみにゃ~』
『うふふ。可愛いわねぇ。じゃあ、増やすわよ~あぜ道にいっぱいにすればいいかしらぁ?』
『そうだな。頼むよ』
『分かったわぁ。じゃあ、えいっ』
ぱーっと、一面がピンクになった。たちまち蜂たちが蜜を集めに行く。もちろん私とアカシアも。
『ふむ。これは濃厚な』
『ハイ。マッタリ、コイアジデス』
これはたしかに美味しい。サーヤが好きだと言っていたのも納得だ。
『じゃあ、次。ニセアカシア。こっちは場所変えるぞ』
「あ~い」
広い場所に来た
「たね、でりょ~」
ぱらぱらぱら
『じゃ、頼む。結葉様』
『は~い。えいっ』
今度は背の高い木に白いきれいな花が。
『まあ、綺麗ですね。なんだか、気品がありますわ』
『いいにおいにゃね』くんくん
たしかに、美しい。香りも最高だ。味はどうか?
『ふむ。さきほどのものより、すっきりした味わいだな』
『ハイ。イロイロ、ツカエソウデスネ』
どちらも大変美味しいな。こちらもみんなが集め始めた。
『うふふ。ハチミツパーティーできそうねぇ。ゲン、よろしくねぇ』
『え?』
『ふふっ。それは楽しみだ。よろしく頼む』
『タノシミデス』
『決定なんだな。分かったよ。やってみよう』
わ~い!と、周りじゅう喜んでいる。
「れんげ、あかしあ~。あい。あげりゅ」にこにこ
ん?これは
『これは可愛いな。レンゲで作ってくれたのか?』
「あい!どうじょ!」
可愛らしいピンクの花かんむり。サーヤが頭に乗せてくれる。
『サーヤ、ありがとう』
『アリガトウゴザイマス』
「あい!」にこにこ
この笑顔が見られるなら、美味しいハチミツをたくさん集めないといけないな。
〖食べる分だけじゃダメよ〗
『そうですよ。よろしくお願いしますね』
『『ヒッ』』
「ふおっ」
ジーニ様にフゥ!
『わ、わかっている』
『ガンバリマス』
「あわわ」
こちらの方が重要かもしれない⋯
平和のために
〖『うふふふ』〗
平和のために⋯すまん。サーヤ。
だいじぶ。へいわ、だいじ。
ありがとう。
75
あなたにおすすめの小説
もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!
ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー]
特別賞受賞 書籍化決定!!
応援くださった皆様、ありがとうございます!!
望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。
そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。
神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。
そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する
ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。
話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。
ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。
こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜
ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。
しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。
そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。
転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。
「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」
まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。
やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって?
これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。