《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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434 お帰りなさい&いらっしゃい♪

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   おばあちゃんこと、凛くまさんの誕生です!が、

ず~ん。
おばあちゃんが、落ち込んでます。
だって、くまの編みぐるみさんじゃ、変わりようが⋯

『いや、キ⋯じゃない。凛さん。ほら、今はかわいい、くまさんだから。な?サーヤ』
「あ、あい。くましゃん、おむにぇ、あっちゃら、ちょっと、や⋯かわいくにゃい」
『た、たしかに。今の姿がかわいいわよね』
『ああ。かわいい方がいいよな』
フゥとクゥも手伝ってくれて、みんなで、必死に、そのままがかわいいアピールです。

『⋯⋯』
おばあちゃん、なにもいいません。どきどきどきどき。

「おばあちゃ~ん」
『凛さ⋯』
みんなが次なんて言えばいいか考えていると

『あらあらまあまあ、たしかにそうよね~。そもそも私が編んだんだし?かわいいのは当然ね』ケロリン

ずしゃあっ
お、おばあちゃん⋯

『あらあらまあまあ?みんなして、地べたになんか寝たら、ぽんぽんから風邪ひいちゃうわよ~?』
おばあちゃん⋯

『ひ、ひでぇ』
「おばあちゃんだかりゃ、ちかたにゃい⋯」
『『ああ、うん。納得』』

ぽってぽってぽってぽって
てしてし『どんまい』
「あいがちょ」
みあちゃんに慰められました。
そんなことしていた時


キュイーン
『おう?ただいま!何そんなとこで寝てんだ?』
『ただいま。おや、ほんとだよ。ほらほら、そんなとこいたら踏まれちまうよ』
どかどかどかどかと、親方たちが帰って来ました。

「あ~おやかちゃ、みんにゃ、おかいり~」
おきあがって、てててっと親方の足に抱きつきます。

『おう。ただいま。サーヤ』
ひょいっと親方が抱き上げてくれました。片手です。力持ちです。
『みんなを連れてきたよ』
おかみさんが後ろからどんどん来るドワーフさんたちを見せてくれます。
「ふおお~」
たくさん!

『こりゃ、ほんとにすげぇな』
『やべぇな、ほんとに何もかもが輝いて見えるぜ』
わいわいがやがや
どんどん賑やかです。

『おや、かわいい子がいるね』
『こりゃ、くまのかっこかい?』
お、おお。元気なおば⋯お姉さま方が押し寄せてきました。と、とりあえず
「こ、こんちゃ。さーやでしゅ。よりょちくにぇ」
ごあいさつしないとね。

『サーヤ?おやまあ、じゃあ、お前さんが愛し子様だね。会えて嬉しいよ』
『うんうん。かわいいね。くまの洋服似合ってるよ。愛し子様』

「ぶー」
『『ん?』』
「いとしご、ちやう。さーや、にゃにょ」
『『んん?』』
突然、ほっぺた膨らますサーヤに不思議そうなお姉さま方に、

『ガハハ!サーヤは子供だから偉くない。様は大人の偉い人。だから、サーヤはサーヤがいいんだよな?』
親方が代わりに言ってくれました。その通りだよ!

「あい!よりょちく!おねえしゃんちゃち!おじちゃんちゃち!」

『お、お姉さん?』
『男はおじちゃんなんだな』
だって、女の人しかおそわってないもん。

ぽてぽてぽてぽて
『あらあらまあまあ。私が言ったこと覚えてたのね~。偉いわ、サーヤ。サーヤの祖母の凛です。よろしくお願いしますね』
おばあちゃん登場です。

『はい?』
『くまの人形がおばあちゃん?』
『いやいや、その前に喋って動いてることに疑問をもてよ』
新しく来たドワーフさんたちがざわついてます。

『まあ、色々あるのですわ。間違いなく、そのくまの編みぐるみさんは、サーヤちゃんのおばあちゃんですわ』
『まあ、細かい話はあとにゃ!みんなよく来てくれたにゃ!』
『皆さん、ようこそ聖域へ。ご無理をお願いしてしまって、申し訳ございませんですわ。ありがとうございます』
『ほんとに、半分くらいこっちにきたんにゃね』
アイナ様とニャーニャにゃん登場です!

『地の精霊王様!ニャーニャも!』
アイナ様とニャーニャにゃんが声をかけると、わっとドワーフのみんながお団子状に集まって来ました。人気者です!だけど、

「うぎゅ」
『あらあらまあまあ~』
つぶれる~

『おいこら!そんなむさい連中が集まったらサーヤが潰れるだろが!』
『おばあちゃんも大丈夫かい?』
親方とおかみさんが、おっきな声で散らしてくれました。おかみさんがおばあちゃんを抱っこしてくれてます。

「ぷへっ」
『あらあらまあまあ~』
えらい目に会いました。
ん~ドワーフさんたち二十人ちょっといるかな?

『おや、ごめんよ』
『わるかったな』
いえいえ。大丈夫ですよ。

『そうかい?』
『良かったよ』
ありがとう。

『あら。さっそくお顔で話せてますわね』
『問題なく馴染めてるにゃ』
アイナ様たちが、良かった良かったと、うんうん頷いてます。

『そうそう。アイナ様。俺たち入れて三十人。こんだけいりゃ、何とかなるかな』
『じじばばばっかりだけどね』

『ありがとうございますですわ』
『助かるにゃ』

親方たち、いっぱい連れてきてくれたんだね~。

でもね、チッチッチッ
「おねえしゃん」
『そうね~女はいつまでたってもお姉さんよね~』
「あい」
ね~♪

『ガハハ!そうだったな』
『サーヤに色々仕込んだのはおばあちゃんだったね』
親方とおかみさんが体を揺らして大笑い!揺れます揺れますっ

『うふふ。そうよ♪いい子でしょ?それから、私は凛になったわ。よろしくね。この子は、みあよ』
『みあ、よろしく』ぴょこ
おばあちゃんの肩の上で!みあがおててあげてごあいさつ。

『おう。そうか、そいつまで話せるようになったか』
『もう、何が起きても驚かないよ』
何か悟ったようなお顔してますね?

〖そうかしらね?まだまだ驚くことになると思うけど。みんなお帰り。それから、ようこそ聖域へ。私は魔神ジーニよ。よろしくね〗

親方達の後ろにいた、新しいドワーフさん達が、一斉に膝まつきました。おお!ザッて音がするくらい動きが揃ったよ。

〖私は女神シアです。皆さん、そんなかしこまらなくても大丈夫ですよ〗
〖そうですね。これから一緒にやっていく訳ですし。私は医神エルンストです。よろしく〗
わ~神様たち集合でみんなさらに縮んじゃったよ~

『あ、ありがとうございます』
『よろしくお願いします』
ドワーフさんたち、何とか声を振り絞ってる感じです。
みんな優しいから、大丈夫だよ?怖くないよ?

『サーヤ、前にも言った気がするが、恐らくこれが普通の反応だぞ?』
「しょっか~」
おいちゃんがそう言うなら、やっぱり神様すごいんだね~

『ジーニ様、驚くってのは?』
〖あら、だってこれから親方たちの名前付けるのよ?〗
『『だから?』』
ドワーフさんたち、みんな不思議そうにしてます。

あっ、そうか~
「かわりゅかみょ?」

〖そうね。変わるんじゃないかしら?うふふふふ〗
わ~ジーニ様、悪⋯楽しそうなお顔~

でも、そうだね。お名前、せっかく候補ができたんだから聞かなきゃね!気に入ってくれるかな?気に入ってくれるといいな!
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