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454 お昼寝してる上で
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ぽかぽかの精霊樹さんの下、ちびっこ同盟たちは、マイお昼寝布団ですやすやねんねです。すや~すぴ~
『あらあらまあまあ、お昼寝用にしては随分立派なお布団ね~』ぽんぽん
おばあちゃんのぽんぽんで、さらにサーヤは気持ちよく寝ています。なんでわかるかって?それは、おばあちゃんがぽんぽんする度に、サーヤが、「にへ~」って、寝ながら笑うからです。
サーヤたちのお昼寝用布団は、ふわふわな敷布団には気持ちのいいシーツがちゃんとかけてあって、枕にタオルケット、掛け布団まで。おばあちゃんもびっくりなお布団です。
それを敷物を敷いてるとはいえ、外で使ってるなんて、普通ならありえない光景です。
きゅるる『今、毛布も計画中。めーめーさん達の毛、すごい』
『あらあらまあまあ、至れり尽くせりねぇ』
これから更に充実しそうです。
〖あ~ん。寝てる顔も可愛い♪そうだ!ねぇ、絹。新しいぬいぐるみか、抱き枕が必要じゃない?〗
きゅるる?『どうして?』
ジーニ様、何言い出すんだ?って、お顔の絹さんに
〖だって、サーヤはいつも凛を抱っこして寝てたのよ?でも凛は動けるようになったじゃない?〗
きゅるる『なるほど。確かに。それならみんなの分も作る』
ジーニ様も、たまにはいい事を言う。と頷く絹さん。
〖たまにはって何!?〗
絹さんは絹さんで、知らん顔で〖ひどいっ〗自分の七人の子供たちを順番になでなでしてます。
『あらあらまあまあ、サーヤには私がいるから大丈夫よ?』
おばあちゃんがちょっと拗ねてます。
きゅるる『一番はもちろん凛さん。でも、私も作りたいから作る』
『そう?私が一番ならいいかしら?』
〖かわいいのお願いね〗
きゅるる『まかせて』
みんな優しい顔でちびっ子たちの寝顔を見ています。そんな中、
『う~ん、やっぱり、何か聞こえた気がするんだよな~?』
クゥがうんうんしながら何やらぶつぶつ言ってます。
『なぁに?クゥ、まだ気にしてたの?気のせいじゃない?何も聞こえないわよ?』
『いや、確かに『す~す~』って、寝息みたいのが聞こえたんだよ』
『サーヤたちじゃないの?』
『まだ寝てなかったじゃないか』
『そうだった?』
フゥとクゥがさっきのことを話していました。
『なぁに?何か気になることがあったのぉ?』
その様子に気づいた結葉様がふわりと二人の間に降りてきました。
『結葉様。ええと、大したことじゃないんですけど』
『クゥが何か聞こえたって言うんですよ』
『ええ?ほんとぉ?』
結葉様がクゥを見ました。何があったか話してって、お顔です。
『は、はい。さっき、木の枝の下なのにぽかぽかなのは不思議だって話していたんです』
『普通なら、日陰になるのにって。そうしたら』
『なんか、変なところから小さく『す~す~』って聞こえたんですけど、フゥには聞こえないらしくて』
『クゥの気のせいじゃないの?って、話してたんです』
『寝息?みんな、何か聞こえるぅ?』
結葉様が聞くと、みんながシーンとして、耳を澄まします。すると
『す~す~』
と、かすかにだけど、たしかに
『⋯ごめん。クゥ、聞こえたわ』
『だよな?』
みんなにも聞こえました。
『え~?誰がどこで寝てるのぉ?ギン、分かるぅ?』
『すみません。結葉様。私も今気づきました』
なんだろ~って、みんなが首を捻る中、
『『あっ!』』
っと、一言、見つめ合うはちさん二人。
〖レンゲ?アカシア?何か思い出したの?〗
『は、はい。ジーニ様。先代から、聞いた気が、するのですが。どこかに精霊様がいるから』
『トキガキタラ、オコシテアゲテクレ、ト⋯』
レンゲとアカシアが必死に思い出そうとしている
〖ええ?それって、精霊樹にもう一人精霊が寝てたってこと?でも、随分気配が薄いわよ〗
ジーニ様が、眉間に皺を寄せてます。はやく見つけてあげないとまずいと思ってるみたいです。
『はあ、不思議に思っていたのだ』さわさわ
その時、ふいに低い声が聞こえました。
『精霊樹ぅ?』
『分からぬか?結葉。我々は隠れていたのだ。鬱蒼とした森に』
『鬱蒼とした森に⋯あっ』
『そうだ。それは本来なれば日が当たらぬということ。だが、我らは木だ。光なくては生きられぬ』
『だけど、だけど気がついた時にはいつも、陽だまりのようなあたたかさを感じてたわよねぇ?』
『そうだ。考えられるのは、我らが気づかぬ内に、誰かが我らの窮状に気づき、我らに光を与え続けていてくれたのでは?ということだ』
『大変⋯はやく見つけてあげないと、どこかしらぁ?』
結葉様のお顔から血の気がさぁっと引きました。
『お母様』
『結葉様』
アイナ様たちも結葉様を心配してます。
『あっ!そうです!申し訳ありませぬ。先代が、申しておりましたっ』
「レンゲサマ?」
思い出したレンゲが、いきなり頭を下げました。
〖レンゲ?落ち着いて、先代はなんて?〗
シア様がレンゲを落ち着かせるように撫でながら先を促します。
『は、はい。先代が精霊樹様に巣を作っている時に、光の精霊様が現れたそうなのです』
『ア!ソウデス!ソシテ、オッシャッタソウデス『コノキハ、セイレイジュサマデハ、ナイノカ?』ト』
『先代がお認めになると、『精霊樹様はかなり衰弱していらっしゃる。もっと光合成ができる開けた場所でないと、どんどん弱ってしまわれる』と光の精霊様が仰ったそうです』
『その通り。我らには土、水、光、風と本来自然界にあるべきものがないと生きていけない。だが、あの時の我らは』
『隠れることと、休むことしかもう考えられなかったものねぇ』
精霊樹様と結葉様が言うと、レンゲが話しを続けます。
『そうです。それで、精霊樹様は眠りにつかれたから、動けないと伝えると『なら、私が光を与える。でも、精霊になりたての私じゃ力が足りない。きっと精霊樹様たちと同化して寝てしまうから、時が来たら起こしてちょうだい』と、仰ったそうです』
『デスガ、ワレラハ、ダイガワリヲシマス。ダイガカワレバ、オコトバハ、ツタエラレナイカモシレナイ』
『先代は光の精霊様に、そうお伝えしたそうなのですが、『その時はその時、運が良ければ誰かが見つけてくれる』そう言われて、止める間もなく、精霊樹様のどこかで力を送りながら眠りにつかれてしまったそうなのです』
しーん
『なんとも、思い切ったことを⋯』さわ⋯
『私たちのために⋯』
精霊樹様と結葉様が思い詰めた様子です
『あっ!そうよ、光の⋯!』
『そうよ!いつの間にかいなくなってた』
『いつもどこかで昼寝してるような子だったから』
『いつからか、いないことも』
『忘れてた⋯』
『⋯一人でそんなことしてたなんて』
『私たちに一言くらい相談して欲しかったですね』
『そう言うな!あいつは、普段のんびりしてたけど、何かあった時の決断は一番早かったんだ』
晴嵐たち精霊さんたちは、心当たりがあるようです。
『そうね。華火の言う通りだわ』
『あ~ああ!なんで私たちったら』
『あの子を忘れてるなんて!』
氷花ちゃんとなるちゃんがじぶんの頭をポカポカしてます。
『そんなこと言ってる場合じゃない』
『急いで探す』
白黒コンビの揚羽ちゃんと牡丹ちゃんが言うと
『⋯そうだね』
『探しましょう』
『おう!』
精霊さん達が、動き出しました。
『私たちも』
『一緒に探します!』
フゥとクゥも探します。
〖結葉、私たちも探すわよ〗
〖そうですよ。探してお礼をしないと〗
〖さあ、探しますよ〗
神様たちは、ぽんぽんっと、結葉様の肩を叩いて、結葉様を元気づけます。
『お母様』
『命の恩人にゃ。探すにゃ』
『そうね。精霊樹、どの辺にいるか、感じないのぉ?』
『それが気配が小さすぎて分からん』さわわ
『そう。木に取り込んじゃったのかしらぁ?』
〖寝息が聞こえるんだから、まだじゃないかしら?〗
〖でも、近い状況にはあるかもしれませんね〗
〖精霊樹、ちょっと失礼しますよ〗
『はい。いかようにも』さわさわ
エル様が精霊樹に魔力を流します。触診?
〖いくつか木の洞のようなものがありますが、初めからそこにいるとは考えにくいですよね〗
〖そうね。精霊になっていたなら、少なくとも今のフゥとクゥくらいあったはず〗
〖じゃあ、枝に寝床を作ったと考えた方がいいのでは?〗
〖そうなると、幹に近い太い枝、でも、成長してるんだから、その当時てっぺんに近かった場所?〗
〖とにかく行きましょう〗
〖はい〗
神様たちが上の方に飛んでいきました。
そして
『あらあらまあまあ。見つかるといいけど』
きゅるる『そうね。それにしても、真上であんなに大騒ぎしてるのに』
『全然起きる気配ないわね。この子たち』
きゅるる『大物』
ぽんぽん
すや~すぴ~にへ~
『あらあらまあまあ、お昼寝用にしては随分立派なお布団ね~』ぽんぽん
おばあちゃんのぽんぽんで、さらにサーヤは気持ちよく寝ています。なんでわかるかって?それは、おばあちゃんがぽんぽんする度に、サーヤが、「にへ~」って、寝ながら笑うからです。
サーヤたちのお昼寝用布団は、ふわふわな敷布団には気持ちのいいシーツがちゃんとかけてあって、枕にタオルケット、掛け布団まで。おばあちゃんもびっくりなお布団です。
それを敷物を敷いてるとはいえ、外で使ってるなんて、普通ならありえない光景です。
きゅるる『今、毛布も計画中。めーめーさん達の毛、すごい』
『あらあらまあまあ、至れり尽くせりねぇ』
これから更に充実しそうです。
〖あ~ん。寝てる顔も可愛い♪そうだ!ねぇ、絹。新しいぬいぐるみか、抱き枕が必要じゃない?〗
きゅるる?『どうして?』
ジーニ様、何言い出すんだ?って、お顔の絹さんに
〖だって、サーヤはいつも凛を抱っこして寝てたのよ?でも凛は動けるようになったじゃない?〗
きゅるる『なるほど。確かに。それならみんなの分も作る』
ジーニ様も、たまにはいい事を言う。と頷く絹さん。
〖たまにはって何!?〗
絹さんは絹さんで、知らん顔で〖ひどいっ〗自分の七人の子供たちを順番になでなでしてます。
『あらあらまあまあ、サーヤには私がいるから大丈夫よ?』
おばあちゃんがちょっと拗ねてます。
きゅるる『一番はもちろん凛さん。でも、私も作りたいから作る』
『そう?私が一番ならいいかしら?』
〖かわいいのお願いね〗
きゅるる『まかせて』
みんな優しい顔でちびっ子たちの寝顔を見ています。そんな中、
『う~ん、やっぱり、何か聞こえた気がするんだよな~?』
クゥがうんうんしながら何やらぶつぶつ言ってます。
『なぁに?クゥ、まだ気にしてたの?気のせいじゃない?何も聞こえないわよ?』
『いや、確かに『す~す~』って、寝息みたいのが聞こえたんだよ』
『サーヤたちじゃないの?』
『まだ寝てなかったじゃないか』
『そうだった?』
フゥとクゥがさっきのことを話していました。
『なぁに?何か気になることがあったのぉ?』
その様子に気づいた結葉様がふわりと二人の間に降りてきました。
『結葉様。ええと、大したことじゃないんですけど』
『クゥが何か聞こえたって言うんですよ』
『ええ?ほんとぉ?』
結葉様がクゥを見ました。何があったか話してって、お顔です。
『は、はい。さっき、木の枝の下なのにぽかぽかなのは不思議だって話していたんです』
『普通なら、日陰になるのにって。そうしたら』
『なんか、変なところから小さく『す~す~』って聞こえたんですけど、フゥには聞こえないらしくて』
『クゥの気のせいじゃないの?って、話してたんです』
『寝息?みんな、何か聞こえるぅ?』
結葉様が聞くと、みんながシーンとして、耳を澄まします。すると
『す~す~』
と、かすかにだけど、たしかに
『⋯ごめん。クゥ、聞こえたわ』
『だよな?』
みんなにも聞こえました。
『え~?誰がどこで寝てるのぉ?ギン、分かるぅ?』
『すみません。結葉様。私も今気づきました』
なんだろ~って、みんなが首を捻る中、
『『あっ!』』
っと、一言、見つめ合うはちさん二人。
〖レンゲ?アカシア?何か思い出したの?〗
『は、はい。ジーニ様。先代から、聞いた気が、するのですが。どこかに精霊様がいるから』
『トキガキタラ、オコシテアゲテクレ、ト⋯』
レンゲとアカシアが必死に思い出そうとしている
〖ええ?それって、精霊樹にもう一人精霊が寝てたってこと?でも、随分気配が薄いわよ〗
ジーニ様が、眉間に皺を寄せてます。はやく見つけてあげないとまずいと思ってるみたいです。
『はあ、不思議に思っていたのだ』さわさわ
その時、ふいに低い声が聞こえました。
『精霊樹ぅ?』
『分からぬか?結葉。我々は隠れていたのだ。鬱蒼とした森に』
『鬱蒼とした森に⋯あっ』
『そうだ。それは本来なれば日が当たらぬということ。だが、我らは木だ。光なくては生きられぬ』
『だけど、だけど気がついた時にはいつも、陽だまりのようなあたたかさを感じてたわよねぇ?』
『そうだ。考えられるのは、我らが気づかぬ内に、誰かが我らの窮状に気づき、我らに光を与え続けていてくれたのでは?ということだ』
『大変⋯はやく見つけてあげないと、どこかしらぁ?』
結葉様のお顔から血の気がさぁっと引きました。
『お母様』
『結葉様』
アイナ様たちも結葉様を心配してます。
『あっ!そうです!申し訳ありませぬ。先代が、申しておりましたっ』
「レンゲサマ?」
思い出したレンゲが、いきなり頭を下げました。
〖レンゲ?落ち着いて、先代はなんて?〗
シア様がレンゲを落ち着かせるように撫でながら先を促します。
『は、はい。先代が精霊樹様に巣を作っている時に、光の精霊様が現れたそうなのです』
『ア!ソウデス!ソシテ、オッシャッタソウデス『コノキハ、セイレイジュサマデハ、ナイノカ?』ト』
『先代がお認めになると、『精霊樹様はかなり衰弱していらっしゃる。もっと光合成ができる開けた場所でないと、どんどん弱ってしまわれる』と光の精霊様が仰ったそうです』
『その通り。我らには土、水、光、風と本来自然界にあるべきものがないと生きていけない。だが、あの時の我らは』
『隠れることと、休むことしかもう考えられなかったものねぇ』
精霊樹様と結葉様が言うと、レンゲが話しを続けます。
『そうです。それで、精霊樹様は眠りにつかれたから、動けないと伝えると『なら、私が光を与える。でも、精霊になりたての私じゃ力が足りない。きっと精霊樹様たちと同化して寝てしまうから、時が来たら起こしてちょうだい』と、仰ったそうです』
『デスガ、ワレラハ、ダイガワリヲシマス。ダイガカワレバ、オコトバハ、ツタエラレナイカモシレナイ』
『先代は光の精霊様に、そうお伝えしたそうなのですが、『その時はその時、運が良ければ誰かが見つけてくれる』そう言われて、止める間もなく、精霊樹様のどこかで力を送りながら眠りにつかれてしまったそうなのです』
しーん
『なんとも、思い切ったことを⋯』さわ⋯
『私たちのために⋯』
精霊樹様と結葉様が思い詰めた様子です
『あっ!そうよ、光の⋯!』
『そうよ!いつの間にかいなくなってた』
『いつもどこかで昼寝してるような子だったから』
『いつからか、いないことも』
『忘れてた⋯』
『⋯一人でそんなことしてたなんて』
『私たちに一言くらい相談して欲しかったですね』
『そう言うな!あいつは、普段のんびりしてたけど、何かあった時の決断は一番早かったんだ』
晴嵐たち精霊さんたちは、心当たりがあるようです。
『そうね。華火の言う通りだわ』
『あ~ああ!なんで私たちったら』
『あの子を忘れてるなんて!』
氷花ちゃんとなるちゃんがじぶんの頭をポカポカしてます。
『そんなこと言ってる場合じゃない』
『急いで探す』
白黒コンビの揚羽ちゃんと牡丹ちゃんが言うと
『⋯そうだね』
『探しましょう』
『おう!』
精霊さん達が、動き出しました。
『私たちも』
『一緒に探します!』
フゥとクゥも探します。
〖結葉、私たちも探すわよ〗
〖そうですよ。探してお礼をしないと〗
〖さあ、探しますよ〗
神様たちは、ぽんぽんっと、結葉様の肩を叩いて、結葉様を元気づけます。
『お母様』
『命の恩人にゃ。探すにゃ』
『そうね。精霊樹、どの辺にいるか、感じないのぉ?』
『それが気配が小さすぎて分からん』さわわ
『そう。木に取り込んじゃったのかしらぁ?』
〖寝息が聞こえるんだから、まだじゃないかしら?〗
〖でも、近い状況にはあるかもしれませんね〗
〖精霊樹、ちょっと失礼しますよ〗
『はい。いかようにも』さわさわ
エル様が精霊樹に魔力を流します。触診?
〖いくつか木の洞のようなものがありますが、初めからそこにいるとは考えにくいですよね〗
〖そうね。精霊になっていたなら、少なくとも今のフゥとクゥくらいあったはず〗
〖じゃあ、枝に寝床を作ったと考えた方がいいのでは?〗
〖そうなると、幹に近い太い枝、でも、成長してるんだから、その当時てっぺんに近かった場所?〗
〖とにかく行きましょう〗
〖はい〗
神様たちが上の方に飛んでいきました。
そして
『あらあらまあまあ。見つかるといいけど』
きゅるる『そうね。それにしても、真上であんなに大騒ぎしてるのに』
『全然起きる気配ないわね。この子たち』
きゅるる『大物』
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