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連載
ある日のお花見日記 番外編
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ご無沙汰をしております。一週間絶食、点滴とお水のみの生活からやっと五分粥に進化しました~。退院も近いかと。でも、まったくお話書けてないんです。すみません(>_<;)ひとまず、なんとか、番外編を1話だけ…
よろしくお願いいたします。
✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚
「さくら~♪さくら~♪」
きゃはは~♪ぐるぐる~♪
『さくら~♪』
ぴゅいきゅい『『さくら~♪』』
みんなでぐるぐる~♪
「さくら~♪さくら~♪」
お花咲いたよ~♪
『『さくら~♪』』
『『『さくら~♪』』』
きれいきれい♪ぐるぐるぐる~♪
〖楽しそうね~♪あ~可愛い♪今日も撮影ばっちりよ♪〗
〖さっきから、あのピンクのお花の咲いた木の周りを、楽しそうにぐるぐる走ってますね〗
〖凛、サーヤたちが先程から口にしているのは歌ですか?それにしては〗
ちらり
「さくら~♪さくら~♪」
みゃあ『さくら~♪』
『さくら~♪なのだ!』
ぐるぐるしてるサーヤたちの周りには、ピンクの花びらが舞っていてる。
『確かにぃ。ずうっと、同じよねぇ?』
〖そう言えば?〗
〖そうですね?〗
神様たちと結葉様が、おばあちゃんとおいちゃんを見ると
『あらあらまあまあ⋯そうなのよ。あれはれっきとした歌なんだけどもねぇ』
『続きもちゃんとあるんだけどなあ?おーい!サーヤ~!』
おいちゃんが、サーヤを呼びます。すると、
「おいちゃ~ん!にゃあに~?」
気づいたサーヤたちがみんなでこちらに走ってきました。もちろん
「さくら~♪さくら~♪」
きゅるるん『『『さくら~♪』』』
きゅるるん『『『『さくら~♪』』』』
歌いながら。
「にゃあに~?」
『サーヤ。その続きは?』
「う?た~らららた~ららら~♪」
『あらあらまあまあ、やっぱり?』ふぅ⋯
『だよなぁ。サーヤだもんなぁ』はぁ⋯
「うにゅ?」
何かな?
『これはどういうことぉ?』
結葉様が何か聞いてます。
『あのね、サーヤはいくら教えても、この曲に関しては、さくらさくらの部分しか覚えないのよ』ふぅぅ
『そうなんだよなぁ』はぁぁ
〖〖〖は?〗〗〗
この部分だけ?
『サーヤぁ、どうしてぇ?』
結葉様がしゃがんでサーヤに目線を合わせて聞いてきました。
「う?にゃんか、おぼえにくい?あちょ~、にゃんか、くりゃい?あちょ~、こえ、でにゃい?」
どんどん下がるの~出ないの~。
『うん~?そうなのぉ?』
「しょにゃにょ~」
『そうなのねぇ』なでなで
『あい~』
なんとものんびりした会話に
『『はあぁぁ⋯』』
「う?」
なんで、おばあちゃんとおいちゃん、ため息?
『日本の伝統を歌った名曲なんだけども、言葉が少々、古めかしいからかしら?』
『それもあるかもしれんが、日本の伝統的な曲とかって、たしかに短調⋯暗めの曲、多いよなぁ』
『ヨナ抜き音階とかね。音も低めだしねぇ。子供の声は高いから、低い音は難しいのよねぇ』
『歌いやすいとこだけ、気に入っちまったんだろうけど、おかげで毎年桜の時期は、しばらく頭の中、この部分だけが延々と繰り返すんだよなぁ』
『そうなのよね。ある意味春の風物詩かしら?でも、さくらさくらのその先に、全く進まないのも、なかなか辛いのよね~』
『『はあぁ⋯』』
〖〖へ、へぇ~〗〗
〖なるほど。精神的攻撃ですね〗
自分たちもそうなるのか?
「う?」
なんだろね?みんな変なお顔~
『サーヤはぁ、今年も続きを覚えないのかしらぁ?』
「う?た~らららた~ららら~♪」
おぼえてるでしょ?歌えるよ?すこし!
『うん。だめそうねぇ』くすくす。
何が?結葉様、なんで笑うの?
『気にしないでぇ』
なでなで
「うにゅ~?」
わけわかんない~
『凛さん、歌になるくらいなら、あのお花は特別なんですか?』
『毎年歌うくらいだもんな』
フゥとクゥが聞いてきます。
『そうね。私たちのいた国を代表する花と言っていいかしらねぇ。遠い昔から、お花見という文化があるくらい。初めは梅見だったそうだけど、しばらくして桜が花見の花となったのですって』
『昔は奥ゆかしかったんだろうけどな。今は花も見ずに花の下でどんちゃん騒ぎするヤツらが多いよな。あのブルーシート、どうにかならんのかな。桜の美しさが霞んじまう気がして、悲しくなるんだよな。野点なんかは綺麗だと思うけどな』
『そうねぇ。桜の根も踏み固められると痛むと言うしね。桜は一度病気になると、一気になくなる可能性もあるしねぇ』
『ああ。あれだけの数の桜がクローンだもんな。桜も品種はあれだけじゃないのに、もっとどうにかならんのかなと、毎年思うんだよな』
『そうねぇ。枝垂れ桜や、山桜、八重桜、珍しいものだと黄色や緑色の桜もあるものね』
「う?さーやはにぇ、ぴんくにょ、さくら、しゅき」
なんか、難しいお話してたみたいだけど、桜のお話なのは分かったよ~。
『そうね。ソメイヨシノも綺麗だけど白に近い薄いピンクだものね』
「ふちゅうにょ、ちろいさくらも、しゅき。ぴんくにょ、もっちょ、しゅき♪」
『まあ、桜色って、山桜の色のことだしな』
「おりがみちょ、さくらもちにょ、いりょ~♪」にこにこ
かわいくて、美味しい色だよね!
『は?』
『あらあらまあまあ、なんか違ったみたいよ?』
『そうだな。サーヤは花より団子だもんな』
「ぶー。おりがみ、ゆっちゃ」
『そうだな。わりぃわりぃ』
わしわしわし
「ぶー」
頭ぐちゃぐちゃになる~
『桜餅ね。ひな祭りの時に作ったきりね。また作りましょうか』
「ほんちょ?わ~い♪じゃあにぇじゃあにぇ、おいにゃりしゃんちょ、おはにゃみだんごみょ~♪」
『『え?』』
〖〖〖ん?〗〗〗
『あらぁ。また、楽しいことかしらぁ?』
『あらあらまあまあ?サーヤ?それは、お花見がしたいってこと?』
「う?う~ん?そうかみょ?」
美味しいの食べられるなら?
『自分で言っておいてなぜ首を傾げる』
「う?しゃあ?」
わかんない。
『あらあらまあまあ、そうねぇ。せっかく桜も咲たし、お花見しましょうか。みんなの好きなご飯をお重に詰めてね』
『そうだな。いなり寿司作るなら、豆腐作りを本格的にしないとな。豆腐がなきゃ肝心の油揚げがないもんな』
「ふおぉー!きぬごし」
お豆腐は絹ごし派です!
『そうね。色々出来るわね。豆乳とかも。くすくす』
「とーにゅーは、にがっ」
べー。あっかんべーです。にがにがはいやです。
『体にいいんだぞ』にやり
「もーもーしゃんにょ、おいちいみりゅく、ありゅもん!」
だからいいんだもん。
『普段は割と渋好みなのにな』
『ゲンさんが初めに、牛乳だぞって嘘ついて飲ませたからじゃないかしら?』
『そんなことあったけな?ワハハ』
「ぶー」
おいしいミルクだと思ったら違ったんだもん。おいしくなかったもん!
『まあまあ、悪かったよ。俺は草餅食いたいな。サーヤ、ヨモギ出してくれな』
「あい。くしゃもち」じゅるり。
『あらあらまあまあ、単純ねぇ』
つんつん。
『あら?ハク?どうしたのかしら?』
つんつんしてたのはハクでした。でも、それだけじゃありません。ちびっこたちの目がキラキラです。こころなしか、お口も?
『おばあちゃん。好きな物って~ぼくたちのもいいの~?』ぶんぶん
ぴゅいきゅい『『いいの~?』』ぱたぱた
キラキラキラキラ
『あ、あらあらまあまあ、なんか、眩しいわね?もちろんよ。何か食べたいものがあったら言ってちょうだいな』にっこり
いつもサーヤがお世話になってるし、アンケートには応えないとね。
『ほんと~?ぼくねぼくね~ハンバーグ食べたいなぁ』ぶんぶんっ
しっぽがさっきからブンブンしてるわねぇ
『そうね。入れましょうね』
『わ~い♪』
うふふ。かわいいわね。
ぴゅいきゅい『『なんかおにく~♪』』
あ、あら?なんか急にざっくりね?
『そうね。何か考えましょうね』
ぴゅいきゅい『『やった~♪』』ぽよ~ん
あら、ハイタッチならぬお腹タッチ?手が届かなかったのね~バンザイになってるわ。
『木の実のお菓子がいいな~』
『フルーツのお菓子がいいな~』
フルーとフライは木になるものが好きみたいね
『分かったわ。たくさん必要になるわよ?手伝ってくれる?』
『『もちろん!』』くるん
あら、バク転したわ。可愛いわね~
『『『ん~と、ん~と、ん~~、あっ!』』』
『えだまめ!』
『たけのこごはん!』
『みずまんじゅう!』
妖精トリオがひねり出したリクエスト。でも
『え?まさか、それは⋯』
「さーやみょ!さーやみょ!さーやみょ~!」
『たけのこご飯に俺も一票』
サーヤ、ゲンさんまで⋯
『あらあらまあまあ?サーヤの好きなものじゃなくていいのよ?』
『いいの!』
『サーヤがすきなものは~』
『みんなおいしいから!』
みゃあ『ココロもにゃ』
『姫もなのだ~♪』
『そ、そうなの?』
あらあらまあまあ。絶大の信頼度ね~
きゅるるん『『『『『『『おばあちゃん、おばあちゃん』』』』』』』
『あ、あら?子グモさんたちは何がいいかしら?』
きゅるるん『『『さつまいものおかず~』』』
きゅるるん『『『『さつまいものおかし~』』』』
『あら。おいも?いいわね。色々作れるものね』
案外普通だったわね?
きゅるるん『『『やったー!よかったね~みんな~!』』』
きゅるるん『『『『つくってくるって~♪』』』』
『え?』
みんな?
『『『『『わ~い♪』』』』』
『『『『『やった~♪』』』』』
『『『『『とうもろこしも』』』』』
『『『『『お願いしま~す♪』』』』』
ずらずらずらずらーっ
『え?』ひくっ
〖〖まあ!〗〗
〖これはこれは〗
『あらぁ~。畑のお手伝いしてくれてる妖精たち、みんな来ちゃったのねぇ』
み、みんな?
「ふわぁ~たくしゃん!」
『いつの間にか増えたんだよな~』
『ゲンさん?サーヤ?』ゴゴゴゴゴ
「ひょえっ?」びくぅ
『り、凛さん?』ビクゥ
『しっかり手伝ってちょうだいね?』ニコニコごごごご
「あ、あいっ!」ぴしっ
『も、もちろん!』ビシッ
『よろしい』
『あれ?作るのは俺たちだよな?』
「う?しょうでちた」
『あ、あらあらまあまあ?おほほほほほほ』
だって私は可愛い編みぐるみのくまさんですもの。
こうして、お花見は結局、
『『『酒だーっがはははっ』』』
『『『少しは静かに飲みな!』』』
〖美味しいですね〗
『『そうですわねぇ』』
『ご主人、そのおいなりさん取って欲しいにゃ』もぐもぐ
『あらぁ、ニャーニャ、私が取ってあげるわよぉ』
〖医神!それは私のお肉!〗ガキンっ
〖早い者勝ちですよ〗ガチンッ
『ギン、吹雪、酒をもう一杯どうだ?』
『ありがとうございます』
『いただきます』
美味しいものを食べて、飲みまくる会に変わりましたとさ。
「う?ちゃんちょ、さくら、みちぇりゅ!」
『そうだよね~。きれいだね~』
『そうだな。桜も愛でているな』
『ハイ。アトデ、ミツモ、イタダキマショウ』
ぷるる『桜のはちみつ?』
ぷるるん『それは楽しみ』
これは失礼しました。
『『皆さん、届かないものはお取りしますね』』
『もう!大丈夫よ!みんなでやれば!』
『そうだぞ。二人も今日はそんな気を使わないで楽しもう』
『『ありがとうございます』』
ぴゅいきゅい『『おだんごもおいし~♪』』
『『桜餅も~♪』』
『『『さくらいろだね~♪』』』
『花びらがジュースに浮かんでるのだ!』
みゃあ『ジュースもおはなみにゃ!』
『『『ちびっこがかわいいわ』』』
『『同意』』
『プリン、おいし』
『⋯やっぱり月花はプリンなんだ』
『ブレませんね』
『まあ、美味いしな!』
『『『ぽかぽかなんだな~』』』
『ふふ。ぽぽちゃんたち、お昼寝するなら膝枕してあげるわ』
『『『あ、青葉ずる~い』』』
『『『『『『ずる~い』』』』』』
『ほっほ。平和だのぉ』
『そうだの』
きゅるる『平和が一番』
きゅるるん『『『『『『『いちばん!』』』』』』』
『あらあらまあまあ、その通りね』
『そうだな』
みんな、桜の下で自由です!
「さくら~♪さくら~♪」
『あらあらまあまあ、サーヤ』
『ご飯中は歌は無しな』
「あい」
よろしくお願いいたします。
✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚ ✩.*˚
「さくら~♪さくら~♪」
きゃはは~♪ぐるぐる~♪
『さくら~♪』
ぴゅいきゅい『『さくら~♪』』
みんなでぐるぐる~♪
「さくら~♪さくら~♪」
お花咲いたよ~♪
『『さくら~♪』』
『『『さくら~♪』』』
きれいきれい♪ぐるぐるぐる~♪
〖楽しそうね~♪あ~可愛い♪今日も撮影ばっちりよ♪〗
〖さっきから、あのピンクのお花の咲いた木の周りを、楽しそうにぐるぐる走ってますね〗
〖凛、サーヤたちが先程から口にしているのは歌ですか?それにしては〗
ちらり
「さくら~♪さくら~♪」
みゃあ『さくら~♪』
『さくら~♪なのだ!』
ぐるぐるしてるサーヤたちの周りには、ピンクの花びらが舞っていてる。
『確かにぃ。ずうっと、同じよねぇ?』
〖そう言えば?〗
〖そうですね?〗
神様たちと結葉様が、おばあちゃんとおいちゃんを見ると
『あらあらまあまあ⋯そうなのよ。あれはれっきとした歌なんだけどもねぇ』
『続きもちゃんとあるんだけどなあ?おーい!サーヤ~!』
おいちゃんが、サーヤを呼びます。すると、
「おいちゃ~ん!にゃあに~?」
気づいたサーヤたちがみんなでこちらに走ってきました。もちろん
「さくら~♪さくら~♪」
きゅるるん『『『さくら~♪』』』
きゅるるん『『『『さくら~♪』』』』
歌いながら。
「にゃあに~?」
『サーヤ。その続きは?』
「う?た~らららた~ららら~♪」
『あらあらまあまあ、やっぱり?』ふぅ⋯
『だよなぁ。サーヤだもんなぁ』はぁ⋯
「うにゅ?」
何かな?
『これはどういうことぉ?』
結葉様が何か聞いてます。
『あのね、サーヤはいくら教えても、この曲に関しては、さくらさくらの部分しか覚えないのよ』ふぅぅ
『そうなんだよなぁ』はぁぁ
〖〖〖は?〗〗〗
この部分だけ?
『サーヤぁ、どうしてぇ?』
結葉様がしゃがんでサーヤに目線を合わせて聞いてきました。
「う?にゃんか、おぼえにくい?あちょ~、にゃんか、くりゃい?あちょ~、こえ、でにゃい?」
どんどん下がるの~出ないの~。
『うん~?そうなのぉ?』
「しょにゃにょ~」
『そうなのねぇ』なでなで
『あい~』
なんとものんびりした会話に
『『はあぁぁ⋯』』
「う?」
なんで、おばあちゃんとおいちゃん、ため息?
『日本の伝統を歌った名曲なんだけども、言葉が少々、古めかしいからかしら?』
『それもあるかもしれんが、日本の伝統的な曲とかって、たしかに短調⋯暗めの曲、多いよなぁ』
『ヨナ抜き音階とかね。音も低めだしねぇ。子供の声は高いから、低い音は難しいのよねぇ』
『歌いやすいとこだけ、気に入っちまったんだろうけど、おかげで毎年桜の時期は、しばらく頭の中、この部分だけが延々と繰り返すんだよなぁ』
『そうなのよね。ある意味春の風物詩かしら?でも、さくらさくらのその先に、全く進まないのも、なかなか辛いのよね~』
『『はあぁ⋯』』
〖〖へ、へぇ~〗〗
〖なるほど。精神的攻撃ですね〗
自分たちもそうなるのか?
「う?」
なんだろね?みんな変なお顔~
『サーヤはぁ、今年も続きを覚えないのかしらぁ?』
「う?た~らららた~ららら~♪」
おぼえてるでしょ?歌えるよ?すこし!
『うん。だめそうねぇ』くすくす。
何が?結葉様、なんで笑うの?
『気にしないでぇ』
なでなで
「うにゅ~?」
わけわかんない~
『凛さん、歌になるくらいなら、あのお花は特別なんですか?』
『毎年歌うくらいだもんな』
フゥとクゥが聞いてきます。
『そうね。私たちのいた国を代表する花と言っていいかしらねぇ。遠い昔から、お花見という文化があるくらい。初めは梅見だったそうだけど、しばらくして桜が花見の花となったのですって』
『昔は奥ゆかしかったんだろうけどな。今は花も見ずに花の下でどんちゃん騒ぎするヤツらが多いよな。あのブルーシート、どうにかならんのかな。桜の美しさが霞んじまう気がして、悲しくなるんだよな。野点なんかは綺麗だと思うけどな』
『そうねぇ。桜の根も踏み固められると痛むと言うしね。桜は一度病気になると、一気になくなる可能性もあるしねぇ』
『ああ。あれだけの数の桜がクローンだもんな。桜も品種はあれだけじゃないのに、もっとどうにかならんのかなと、毎年思うんだよな』
『そうねぇ。枝垂れ桜や、山桜、八重桜、珍しいものだと黄色や緑色の桜もあるものね』
「う?さーやはにぇ、ぴんくにょ、さくら、しゅき」
なんか、難しいお話してたみたいだけど、桜のお話なのは分かったよ~。
『そうね。ソメイヨシノも綺麗だけど白に近い薄いピンクだものね』
「ふちゅうにょ、ちろいさくらも、しゅき。ぴんくにょ、もっちょ、しゅき♪」
『まあ、桜色って、山桜の色のことだしな』
「おりがみちょ、さくらもちにょ、いりょ~♪」にこにこ
かわいくて、美味しい色だよね!
『は?』
『あらあらまあまあ、なんか違ったみたいよ?』
『そうだな。サーヤは花より団子だもんな』
「ぶー。おりがみ、ゆっちゃ」
『そうだな。わりぃわりぃ』
わしわしわし
「ぶー」
頭ぐちゃぐちゃになる~
『桜餅ね。ひな祭りの時に作ったきりね。また作りましょうか』
「ほんちょ?わ~い♪じゃあにぇじゃあにぇ、おいにゃりしゃんちょ、おはにゃみだんごみょ~♪」
『『え?』』
〖〖〖ん?〗〗〗
『あらぁ。また、楽しいことかしらぁ?』
『あらあらまあまあ?サーヤ?それは、お花見がしたいってこと?』
「う?う~ん?そうかみょ?」
美味しいの食べられるなら?
『自分で言っておいてなぜ首を傾げる』
「う?しゃあ?」
わかんない。
『あらあらまあまあ、そうねぇ。せっかく桜も咲たし、お花見しましょうか。みんなの好きなご飯をお重に詰めてね』
『そうだな。いなり寿司作るなら、豆腐作りを本格的にしないとな。豆腐がなきゃ肝心の油揚げがないもんな』
「ふおぉー!きぬごし」
お豆腐は絹ごし派です!
『そうね。色々出来るわね。豆乳とかも。くすくす』
「とーにゅーは、にがっ」
べー。あっかんべーです。にがにがはいやです。
『体にいいんだぞ』にやり
「もーもーしゃんにょ、おいちいみりゅく、ありゅもん!」
だからいいんだもん。
『普段は割と渋好みなのにな』
『ゲンさんが初めに、牛乳だぞって嘘ついて飲ませたからじゃないかしら?』
『そんなことあったけな?ワハハ』
「ぶー」
おいしいミルクだと思ったら違ったんだもん。おいしくなかったもん!
『まあまあ、悪かったよ。俺は草餅食いたいな。サーヤ、ヨモギ出してくれな』
「あい。くしゃもち」じゅるり。
『あらあらまあまあ、単純ねぇ』
つんつん。
『あら?ハク?どうしたのかしら?』
つんつんしてたのはハクでした。でも、それだけじゃありません。ちびっこたちの目がキラキラです。こころなしか、お口も?
『おばあちゃん。好きな物って~ぼくたちのもいいの~?』ぶんぶん
ぴゅいきゅい『『いいの~?』』ぱたぱた
キラキラキラキラ
『あ、あらあらまあまあ、なんか、眩しいわね?もちろんよ。何か食べたいものがあったら言ってちょうだいな』にっこり
いつもサーヤがお世話になってるし、アンケートには応えないとね。
『ほんと~?ぼくねぼくね~ハンバーグ食べたいなぁ』ぶんぶんっ
しっぽがさっきからブンブンしてるわねぇ
『そうね。入れましょうね』
『わ~い♪』
うふふ。かわいいわね。
ぴゅいきゅい『『なんかおにく~♪』』
あ、あら?なんか急にざっくりね?
『そうね。何か考えましょうね』
ぴゅいきゅい『『やった~♪』』ぽよ~ん
あら、ハイタッチならぬお腹タッチ?手が届かなかったのね~バンザイになってるわ。
『木の実のお菓子がいいな~』
『フルーツのお菓子がいいな~』
フルーとフライは木になるものが好きみたいね
『分かったわ。たくさん必要になるわよ?手伝ってくれる?』
『『もちろん!』』くるん
あら、バク転したわ。可愛いわね~
『『『ん~と、ん~と、ん~~、あっ!』』』
『えだまめ!』
『たけのこごはん!』
『みずまんじゅう!』
妖精トリオがひねり出したリクエスト。でも
『え?まさか、それは⋯』
「さーやみょ!さーやみょ!さーやみょ~!」
『たけのこご飯に俺も一票』
サーヤ、ゲンさんまで⋯
『あらあらまあまあ?サーヤの好きなものじゃなくていいのよ?』
『いいの!』
『サーヤがすきなものは~』
『みんなおいしいから!』
みゃあ『ココロもにゃ』
『姫もなのだ~♪』
『そ、そうなの?』
あらあらまあまあ。絶大の信頼度ね~
きゅるるん『『『『『『『おばあちゃん、おばあちゃん』』』』』』』
『あ、あら?子グモさんたちは何がいいかしら?』
きゅるるん『『『さつまいものおかず~』』』
きゅるるん『『『『さつまいものおかし~』』』』
『あら。おいも?いいわね。色々作れるものね』
案外普通だったわね?
きゅるるん『『『やったー!よかったね~みんな~!』』』
きゅるるん『『『『つくってくるって~♪』』』』
『え?』
みんな?
『『『『『わ~い♪』』』』』
『『『『『やった~♪』』』』』
『『『『『とうもろこしも』』』』』
『『『『『お願いしま~す♪』』』』』
ずらずらずらずらーっ
『え?』ひくっ
〖〖まあ!〗〗
〖これはこれは〗
『あらぁ~。畑のお手伝いしてくれてる妖精たち、みんな来ちゃったのねぇ』
み、みんな?
「ふわぁ~たくしゃん!」
『いつの間にか増えたんだよな~』
『ゲンさん?サーヤ?』ゴゴゴゴゴ
「ひょえっ?」びくぅ
『り、凛さん?』ビクゥ
『しっかり手伝ってちょうだいね?』ニコニコごごごご
「あ、あいっ!」ぴしっ
『も、もちろん!』ビシッ
『よろしい』
『あれ?作るのは俺たちだよな?』
「う?しょうでちた」
『あ、あらあらまあまあ?おほほほほほほ』
だって私は可愛い編みぐるみのくまさんですもの。
こうして、お花見は結局、
『『『酒だーっがはははっ』』』
『『『少しは静かに飲みな!』』』
〖美味しいですね〗
『『そうですわねぇ』』
『ご主人、そのおいなりさん取って欲しいにゃ』もぐもぐ
『あらぁ、ニャーニャ、私が取ってあげるわよぉ』
〖医神!それは私のお肉!〗ガキンっ
〖早い者勝ちですよ〗ガチンッ
『ギン、吹雪、酒をもう一杯どうだ?』
『ありがとうございます』
『いただきます』
美味しいものを食べて、飲みまくる会に変わりましたとさ。
「う?ちゃんちょ、さくら、みちぇりゅ!」
『そうだよね~。きれいだね~』
『そうだな。桜も愛でているな』
『ハイ。アトデ、ミツモ、イタダキマショウ』
ぷるる『桜のはちみつ?』
ぷるるん『それは楽しみ』
これは失礼しました。
『『皆さん、届かないものはお取りしますね』』
『もう!大丈夫よ!みんなでやれば!』
『そうだぞ。二人も今日はそんな気を使わないで楽しもう』
『『ありがとうございます』』
ぴゅいきゅい『『おだんごもおいし~♪』』
『『桜餅も~♪』』
『『『さくらいろだね~♪』』』
『花びらがジュースに浮かんでるのだ!』
みゃあ『ジュースもおはなみにゃ!』
『『『ちびっこがかわいいわ』』』
『『同意』』
『プリン、おいし』
『⋯やっぱり月花はプリンなんだ』
『ブレませんね』
『まあ、美味いしな!』
『『『ぽかぽかなんだな~』』』
『ふふ。ぽぽちゃんたち、お昼寝するなら膝枕してあげるわ』
『『『あ、青葉ずる~い』』』
『『『『『『ずる~い』』』』』』
『ほっほ。平和だのぉ』
『そうだの』
きゅるる『平和が一番』
きゅるるん『『『『『『『いちばん!』』』』』』』
『あらあらまあまあ、その通りね』
『そうだな』
みんな、桜の下で自由です!
「さくら~♪さくら~♪」
『あらあらまあまあ、サーヤ』
『ご飯中は歌は無しな』
「あい」
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やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって?
これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
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「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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