《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

文字の大きさ
466 / 690
連載

472 光の精霊王様のとこへ行こう!

しおりを挟む
 「ごちしょうしゃまでちた」
月花ちゃんに奪われそうになりながらも、プリンうまうま♪と、食べ終わりました。なので、

「むすびはしゃま~」
よろしくお願いします。
『はぁい。行きましょうかぁ』
バンザイして抱っこ!のポーズをすると、ひょいっと結葉様に抱っこされて、向かった先は⋯

しくしくしくしく⋯
はい。光の精霊王様のとこです。

『光ちゃんたら、もう~。そんなジメジメしてたらコケ生えちゃうわよぉ?ほらぁ、泣き止んで。サーヤが来たわよぉ』
光の精霊王様のコケ?やっぱり光るのかな?ヒカリゴケってあったよね?
『サーヤ?何考えてるのぉ?』
なんですか?結葉様?眉毛が片っぽあがってますよ?ちょっと思っただけですよ?こほん。

「ひかりにょしぇいれいおうしゃま?おまたちぇちまちた。ごめしゃい?」
まだなにか言いたそうなお顔の結葉様に降ろしてもらって、しくしくしてる光の精霊王様のお顔を覗きこみます。

『愛し子様⋯』
「ぶー。ちあうにょ。さーやにゃにょ」
言わなかったっけ?
『で、ではサーヤさ⋯』
「さーや!」
『え、あの?』
「ぶー」チッチッチッ
んも~ぉ。だめだめ~。サーヤはお子ちゃまだから、偉くないんだよ?様は、だめだめ~。

『うふふ。サーヤちゃんの指振れてませんわぁ。⋯ではなくてですね。サーヤちゃんですわ。お姉様』
『上手に指が立てられてないのもかわいいにゃ。⋯じゃなくて、そうにゃ!サーヤちゃんか、呼び捨ての二択にゃ!』
アイナ様とニャーニャにゃんがすごい勢いで光の精霊王様に教えてくれます。でも、最初の方、聞こえなかったな。

『え?え?ちゃん?でも⋯』
アイナ様とニャーニャにゃん、ちゃんだって別にいらな⋯
『『ちゃんの方がかわいい(にゃ!)ですわ!』』
そ、そう?そんな握りこぶし作って言わなくてもいいんじゃ?

『で、では、サーヤちゃん』
光の精霊王もサーヤちゃんですか?
「あい!ぷりん、たべちゃ?」
仕方ないですねぇ。ちゃんでもいいよ。
『あ、申し訳ありません。まだ⋯』
やっぱり?美味しいのにぃ。あっ。これだね。テーブルにつかまって背伸びしたら、見えました。


ひそひそ
『あ~。サーヤちゃんの全身がプルプルしてますわぁ』
ひそひそ
『テーブルに指先しか引っかかってないにゃ』
『『可愛い(にゃ~)ですわ~』』
アイナ様とニャーニャにゃんがひそひそ悶えてます。


アイナ様?ニャーニャにゃん?なんか変な視線を感じて、チロってアイナ様のお顔を見ると、

『はいですわ。サーヤちゃん。こちら、どうぞ』にっこり(危なかったですわ)
「あいがちょ!」
さすがです!分かってますね!光の精霊王様のプリンとスプーンを取ってくれました!
でも、なんか、寸前までお顔変じゃなかった?ま、いっか~?

「あい。あ~ん、ちて?」
プリンをスプーンですくって、光の精霊王様に、はい!ぷるぷるぷる。
『え?』


ひそひそ
『サーヤちゃん、おてて伸ばしすぎて』
ひそひそ
『ぷるぷるしてるにゃね~』
『いや~ん。可愛いですわ~』
『あれが、萌えと言うやつかにゃ?』
『どうでしょうか?』
ピンクの子うさぎのもえちゃんに、萌の存在を聞いていたニャーニャにゃんとアイナ様。 これが萌?と、なんだか嬉しそうです。


「あ~ん」
はやく~。ぷるぷるしちゃうよ~
『え?え?』
このような可愛い幼子(おさなご)が、私に?
「あ~ん、ちないにょ?」
しょぼん⋯
『あ、あ、いただきますですわ』
可愛い可愛い幼子のおててから食べられるなんて!
「あい!あ~ん」
よかった!にこにこ
『あ、あ~ん』
嗚呼っ!こんな幸せなことが!ぱくっ
「おいち?」
どうどう?
『お、おいしいですわ!』
可愛い可愛い可愛い幼子からの「あ~ん」幸せすぎますわぁ♪


ひそひそ
『ご主人、しまったにゃ』
ひそひそ
『ええ、ニャーニャ。失敗しましたわね。お姉様のあのお顔⋯』
『煩悩だだ漏れにゃ~』
『ああ、サーヤちゃんが簡単に騙されてますわぁ』
『『サーヤちゃん、気づいて(にゃ!)くださいませ!』』


「でちょ?ぷりん、おいち♪」
うんうん。そうでしょ?おいしいよね!泣いてた光の精霊王様をニコニコにしちゃうなんて、やっぱりプリンはお流石です!


ひそひそ
『あ~。サーヤちゃん、ニコニコにゃ~』
ひそひそ
『ダメですわぁ。まったく気づいてませんわ』
『サーヤちゃん、素直すぎにゃ!』
『『はやくあの胡散臭さい笑顔に気づいて(にゃ!)下さいませ!』』
光の精霊王様、酷い言われようです。

 
『こんな美味しいの初めてですわ。幸せですわ!』
しかも、あ~んで食べさせてもらえるなんて!
「でちょ~?もっちょたべりゅ?あい。あ~⋯」
『あ~⋯』
嗚呼、しあわ⋯
〖ダメよっ!〗
ひょいっ!むぎゅうう!
「んにゅう!?」
こ、このパターンは!
『んんっ?』
ああっ!私のしわあせがぁっ!
『『ああっ!』』
プリンがっ!

〖ダメよダメよ!酷いわサーヤ!私だってまだサーヤに「あ~ん」してもらったことないのに!私だってサーヤに「あ~ん」ってしてもらいたいのにぃ〗
いやんいやんっ  むぎゅううう
「くえっ」
ジ、ジーニしゃま、久々の強烈むぎゅー攻撃!く、くるち!ジーニ様のけしからんお胸は凶器!さーやの中身出ちゃう~。だ、だりぇか~
「た、たちゅけ⋯」中身が~
しゅぽんっ!
「ぷはーっ」
た、たしゅかった⋯ぜーぜー

『んもう!ジーニ様ったら毎回毎回サーヤが窒息しちゃうでしょ~。だめじゃないのぉ』
この柔らかいけしからんお胸は、やっぱり結葉様!
「あいがちょ~」ぽふぽふ
『いいのよぉ~』
いつもありがとうございます。ぽふん。このお胸は安全です。

〖あ~ん!サーヤ~〗
ジーニ様が迫ってきたけど、結葉様がひょいってかわしてくれます。
『ダメよぉ。今は光ちゃんの番でしょ~。ジーニ様は後でやってもらいなさい』
〖そんなぁ〗
『〖そんなぁ〗じゃないでしょ~?』
結葉様がジーニ様を、めっ!ってしてくれます。


『ア、アイナ⋯』
『はい?お姉様、どうされましたか?』
まあ、言いたいことは、お姉様のその驚いたお顔を拝見すれば想像できますけれど。そんなに目を開きっぱなしになさると乾きますわよ?
『わ、私は幻を見ているのかしら?それとも、目がおかしくなってしまったのかしら?お母様が、あの、お母様が、ま、まともに見えますわ』
やはり、そうお思いになりますよね。
『いいえ。お姉様、見間違いでも幻でもございませんわ。あれは正真正銘、お母様ですわ』
信じ難いでしょうけれど⋯私は苦笑いしながらお姉様にお話するしかございません。
『う、嘘ですわ⋯そんなこと有り得るわけが⋯』
分かります。分かりますわ。そのお気持ち⋯
『なぜ、お母様はサーヤちゃんだけにはまともなのでしょうね?』
『ほんとにゃね~』
『⋯⋯⋯』
お姉様、ついに言葉が出なくなってしまわれましたわ⋯
『⋯あの十分の一も、私たちにはまともじゃなかったですわよね?』
『なかったにゃね~』
『なかったですわね』
『『『⋯⋯⋯』』』
いけませんわ。つい、昔を思い出して涙が⋯あら?ニャーニャも、お姉様まで⋯


〖サーヤ~〗
もう!ダメだよ!
『ジーニ様?だめよぉ』
そうだよね?
「じーにしゃま?あちょでにぇ」
仕方ないですね~。もう。
〖ううっ分かったわぁ。絶対よ?〗
うるうる
「あ、あい」
そんなに?泣くほど?

あっ、そう言えばプリン⋯持ってたはずのプリンがない!あわててキョロキョロすると

『美味しいですわ~。ぐすっ。初めての食感ですわ~』
『そうですわよね。無駄にはできませんわよね?今度こそ、ちゃ・ん・と!味わってくださいませね?』
あれ?食べてる??アイナ様?今度こそって?それに、光の精霊王様、泣きながら食べてる?そんな泣くほど美味しかった?

『安心してにゃ!プリンはさっき救出したにゃ!サーヤちゃんの安全も確保にゃ!』
い、いつの間に!ん?サーヤの安全って、なに?
『気にしたら負けにゃ!』
ま、負けなの?なにに?わかんない事だらけです。じゃあ
「にゃいてりゅ、どちて?」
『それはにゃ、いろいろあるんだにゃ』キラリ
ニャ、ニャーニャにゃんまで涙が?大丈夫?


しゃがんだまま、プリンをむさぼ⋯けふっ。食べる光の精霊王様。誰も取ったりしな⋯?ん~?⋯ハッ!

「げっかちゃん!めっ!」
テーブルの上にある光の精霊王様のおかわりに、いつの間にか空中から伸びるおててが!
『ちっ』
ちっ。じゃないよね?誰か月花ちゃん見張ってて?


  ✩.*˚   ✩.*˚   ✩.*˚   ✩.*˚   ✩.*˚

またまたお久しぶりです。やっと一話...次も近い内に何とかしたいのですが、仕事ももう少し片付けることが💦
それに衣替え皆さん終わってますよね?私のタンスまだ大半がセーターです。念の為残しておいた合服数着で繋いでます💦入院した時は冬だったのに帰って来たら桜散ってました。 春が~ぁ゚(    `>ω< )まあ、病院にこもってたから、花粉症は楽だったかな?
しおりを挟む
感想 1,713

あなたにおすすめの小説

もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!

ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー] 特別賞受賞 書籍化決定!! 応援くださった皆様、ありがとうございます!! 望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。 そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。 神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。 そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。 これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、 たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。

転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する

ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。 話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。 ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。 こうして異世界へ転生した舞。ところが……。 次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。 しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。 「どちてよ!!」 パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。 「おい、目が覚めたか?」 誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。 実はこの島には秘密があったのだ。 果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。

ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜

ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。 しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。 そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。 転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。 「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」 まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。 やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって? これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。

無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~

鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!  詳細は近況ボードに載せていきます! 「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」 特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。 しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。 バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて―― こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました

由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。 彼女は何も言わずにその場を去った。 ――それが、王太子の終わりだった。 翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。 裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。 王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。 「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」 ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。

お嬢様はお亡くなりになりました。

豆狸
恋愛
「お嬢様は……十日前にお亡くなりになりました」 「な……なにを言っている?」

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。