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492 なぞなぞの木?
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無事に名前もつけ終わりました。ねぇねも、ちょっ~と違うけど呼んでもらえることになりました。やったね!
『イヒカ、初めての空からの眺めはどうだったかしらぁ?』
〖見たこともない景色を楽しめたかしら?〗
結葉様とジーニ様が、にこにこにやにやしながら、お空の散歩から戻ってきたイヒカ様に聞いてます。
「ふお~」
そうでした!初めてのお空からの眺めはどんなだったかな?
『え?眺めですか?』
『ととしゃま、かにょこもちりたいでしゅ』
そうだよね?知りたいよね?わくわく
『サーヤは~アルコン様の背中から見たよね~?』
ハクが言ってます。そうだけど~、あのあとすぐ大変だったでしょ?吹雪じぃじが来たり、白雪助けたり、わんちゃんたちと戦ったり、大変だったもんね。
そう言えば、もーもーさんたちのところに、あとでわんちゃんたち見に行かないとね~。
もーもーさんたちの進化はすごいんだよ。最近じゃうさぎのもえちゃんたちが、もーもーさんのお乳搾ってわんちゃんにミルクあげてくれることもあるんだよ。おいちゃんもびっくりだよね。
ぴゅいきゅい『『もえちゃんたちきようだよね~』』
『『その内、毛刈りも自分でできたりしてね』』
『『『やりそう~』』』
みゃあ『すごい光景にゃ』
『ココロ、まだ実現はしてないのだ』
そうだね~。でも、想像しちゃった。かわりばんこにバリカンで毛を刈るもえちゃんたちと、ペロンって自分で毛皮脱いでるめーめーさんたち。
『サーヤ、やめてくれ⋯それは、さすがに勘弁⋯』ふらり
「うにゅ?」
おいちゃん、なんか倒れそうだよ?大丈夫?
『あらあらまあまあ、みんな?今はイヒカ様のお話じゃないかしら?』
「ふあっ」
そうでした!
『しょうでしゅよ!ととしゃまのばんでしゅよ!』
ごめんね。そうだよね。
『そうですね。いつも見回りをしている辺りどころか、更に遠くまで見渡せるのはすごいですね。ただ、視力にも限界がありますから、索敵の様な能力を鍛えなければ、ただ、景色を眺めるだけになってしまいそうです。地道に地上を歩くことも続けなくてはいけませんね』
「う、うにゅ?にゃんか」
『おもってたのと、ちがうでしゅ』
だよね?景色がどう見えたとか、綺麗とか感動したとか、おどろいたとかないのかな?
〖硬いわね⋯そういうことを聞いたんじゃなかったんだけど〗
『ものすごぉく、真面目ねぇ』
だねぇ。やっぱりそう思うよね?
『え?そうでしょうか?』
真面目だね~
〖そうね、まあ確かに、索敵もいいけど遠見も出来るようになるといいわね。あなたも魔法教えてあげるから、仲間を連れて来られる時はいらっしゃい。守は厚いに越したことはないからね〗
ジーニ様がまあ、仕方ないわねぇみたいなお顔でいうと
『ありがとうございます。そうさせていただきます』
イヒカ様が素直に返してます。真面目だね~
ちなみに、索敵っていうのは、魔力を広げて、ここに何かいるぞ~って見つけるレーダーみたいな感じで、遠見は狙った場所を見る高性能望遠鏡みたいなもんだな。っておいちゃんが教えてくれました。
よく分かんなかったけど、うんうん。って、ちびっこみんなでしておきました。おいちゃんがなんか、かわいそう~っていう感じで見てたのはきっと気のせいです。
『ととしゃま、おそらからなにみえまちたか?きれいでちたか?かにょこがまだみたこちょないの、みえまちたか?』
かのこちゃんが一生懸命聞いてます。
『そうだよね~』
ぴゅいきゅい『『ききたかったのは~』』
『『そういうことだよね~』』
だよね?サーヤもそう思う~
『ん?そうだな。綺麗だったぞ。サーヤたちが暮らしているあたりは特に、空気すら輝いていたように見えた。鹿の子がまだ見たことがないものはたくさんあるぞ。鹿の子はまだ生まれたばかりだからな』
『しょっか~。かにょこ、がんばってじぶんでみましゅ!』
『そうだな。がんばれ』
『はいでしゅ!』
ん~?なんかぁ?
『二人ともまじめだね~?』
ぴゅいきゅい『『そうだね~』』
『『けっきょく、何見えたか』』
『『『あんまりわからなかったね~?』』』
みゃあ『そうにゃね』
『似た者親子なのだ』
ありゃ?みんな思ってること同じだったみたい~。
『こっちは似た者親子。こっちは似た者婆子。ぷぷっ』
『ミア?』にこにこごごご
『はて?』
「ふあっ?」
お、おばあちゃんがニコニコしながら冷気を出してます!ミアちゃんおばあちゃんに何言ったの!?こわこわこわこわっ
『そう言えば、皆様は今回こちらに何をしにいらしたのですか?』
「うにゅ?」
なにしに?えっと?
『サーヤってば、忘れちゃったの~?』
ぴゅいきゅい『『はっぱさがちにきたでしょ?』』
「ふあっ!しょでちた~」
えへ?忘れてないよ?
『あらあらまあまあ仕方ない子ねぇ』
忘れてないよ?
『そうでしたか。沢山見つけられましたか?』
「あいっ」
たくさん見つけたよ~
みゃあ『わすれてたにゃよね?』
だから、忘れてないよ?
『そうですか。では、最後にもう一つ珍しい物を見ていきませんか?』
「ほえ?」
珍しいもの?もうひとつ?
『イヒカ様、何かあるのか?ここまで来るのに見つけたのもけっこう珍しいって聞いたぞ?』
そうだよね?おいちゃん育てなきゃいけないんだもんね?痩せ⋯健康と美味しいお薬のために。
『珍しいと思いますよ。少なくとも、他に見たことがないので。薬になるとか食べるとかそういうものでは無いのですが、私たちがこの辺りに暮らす理由になります』
「ほえ?」
お薬でもなくて、食べるものでもないのに?
う~んってみんなで悩むけど分かりません。
「なじょなじょみちゃい」
どんなのかな~?
『なぞなぞ⋯たしかにな。イヒカ様、ヒントは?』
そうだね!ヒントちょうだい!
『ヒント、ですか?私たちの象徴ともいえるものの為に必要なもの⋯といったところでしょうか?』
『かにょこないけど、きもちいいでしゅよ』
ん~?鹿さんの象徴?でも、かのこちゃんにはないのに気持ちいいの?
『なんだべな?』
『兄ちゃん、分からないだよ』
『むずかちいだ~』
ぽぽちゃんたちも分からないみたいです。わかんないよね~?
『象徴ってなら、あれだよな?』
『そうだね。立派だもんね』
『鹿の子というより、多分メスにないんじゃないか?』
『そうだね。あれならオスにしかないからね』
『でも、鹿の子が気持ちいいって言うならメスも使うんだよな』
『一体なんだろね?しかも植物なんだろ?珍しいらしいから私らも見たことないんだろね?』
ドワーフさんたちも色々悩んでます。
『ふふ。見ていただくのが早いかと。実の所、私達もその植物の名を知らないのですよ』
イヒカ様が
『こちらです』
って案内してくれます。かのこちゃんも
『こっちでしゅよ。ついてきてくだしゃい』
って、ぴょんぴょんしながら案内してくれてます。かわいいです。なので、みんなであれこれ想像しながらついて行きます。
『なんだろな?日本の鹿は角を木に擦り付けたりするよな?』
『するわね。痒いからだったかしら?そう言えばこちらの鹿も毎年角が生え変わるのかしらね?』
おいちゃんとおばあちゃんは、なんだか違う疑問に行き着いちゃったみたいです。
『そうですね。毎年生え変わりますよ』
サラッとイヒカ様が答えてくれました。
『そうなのか?そんな立派な角が1年で!?』
イヒカ様の角はものすごく立派です。日本の鹿さんの倍くらい?三倍?
『かにょこは、まだみたことないでしゅ。でも、あにしゃまがぽろっておちる、ゆってまちた』
そうなの?ぽろっ?お兄ちゃんいるんだね。
『そうです。そして、魔力の強さにもよりますが、五日もあれば元に戻ります。なので、人間やエルフどもも落ちた角を拾って我慢してくれればいいものを…我らを殺して奪おうとするので、嫌気がさした御先祖が一族でこちらに移って来たのです。その時にこの場所に決めた理由の一つが、今からお見せする木だと聞いております』
「ほ、ほえ~」
五日で元に戻るのもすごいけど。それより鹿さんたちがここにいる理由もそれなの?うわ~ぁ。
『な、なあ、この世界の人間とエルフってそんなにタチ悪いのか?こっちに来てからろくな話聞かないんだが⋯』
おいちゃんもやっぱりそう思う?
『う~ん。まあ、好き好んで関わり合いにはなりたくねぇな。あいつら、他種族は自分たちの奴隷かなんかだと勘違いしてやがるからな』
親方も頷いてます。
『オイラも会いたくないだな。死んだじっちゃんたちが言ってただよ。オイラたち見て『毛皮がいるぞ!捕まえろ!』って追いかけられて何人の仲間が犠牲になったか分からねぇだ。お前たちも気をつけるんだど。って』
え?ぽぽちゃんたちも!?
ぷるる『役にも立たない最弱モンスターのくせにとか、訳分からないこと言って襲ってくる』
ぷるるん『返り討ちにしてやるとまた懲りずに大人数で来る。自分たちの方が弱いくせに』
ぷるるるん『『目障りなヤツら』』
アルとアウルまで?
『親方達はともかく、普段温厚なぽぽにまでこの言われようかよ』
『あらあらまあまあ、どうしようもないみたいねぇ?神様的にはどうなのかしら?』
おいちゃんとおばあちゃんもお顔がヒクヒクしてます。
〖え?そうね。でも、全部が全部そういう訳じゃないのよ?でも、権力がある者ほどその傾向が強いのよ。どうにかしたいんだけどねぇ〗
『あらぁ、潰しちゃえばいいのにぃ。多少はスッキリするかもよぉ。多少はぁ』フンっ
ジーニ様が困った~ってしてたら、結葉様がフンっ!てしてます。フンっ!て!まあ、仕方ないか~結葉様も酷い目にあったんだもんね。同じ人間としてゴメンなさい。
そんなこんなで変な方にお話はズレちゃいましたが⋯
『皆様、そろそろ見えてきますよ』
『ねぇねしゃま、おどろきましゅよ!』
ねぇね⋯じーん。
『サーヤ、今はそこじゃないだろ』
『あらあらまあまあ、仕方ない子ねぇ』
だって~ねぇねだよ!ねぇね!
『さあ、到着です』
『ねぇねしゃま、つきまちたよ!』
おお!ついに!どんなかな?楽しみです!
『イヒカ、初めての空からの眺めはどうだったかしらぁ?』
〖見たこともない景色を楽しめたかしら?〗
結葉様とジーニ様が、にこにこにやにやしながら、お空の散歩から戻ってきたイヒカ様に聞いてます。
「ふお~」
そうでした!初めてのお空からの眺めはどんなだったかな?
『え?眺めですか?』
『ととしゃま、かにょこもちりたいでしゅ』
そうだよね?知りたいよね?わくわく
『サーヤは~アルコン様の背中から見たよね~?』
ハクが言ってます。そうだけど~、あのあとすぐ大変だったでしょ?吹雪じぃじが来たり、白雪助けたり、わんちゃんたちと戦ったり、大変だったもんね。
そう言えば、もーもーさんたちのところに、あとでわんちゃんたち見に行かないとね~。
もーもーさんたちの進化はすごいんだよ。最近じゃうさぎのもえちゃんたちが、もーもーさんのお乳搾ってわんちゃんにミルクあげてくれることもあるんだよ。おいちゃんもびっくりだよね。
ぴゅいきゅい『『もえちゃんたちきようだよね~』』
『『その内、毛刈りも自分でできたりしてね』』
『『『やりそう~』』』
みゃあ『すごい光景にゃ』
『ココロ、まだ実現はしてないのだ』
そうだね~。でも、想像しちゃった。かわりばんこにバリカンで毛を刈るもえちゃんたちと、ペロンって自分で毛皮脱いでるめーめーさんたち。
『サーヤ、やめてくれ⋯それは、さすがに勘弁⋯』ふらり
「うにゅ?」
おいちゃん、なんか倒れそうだよ?大丈夫?
『あらあらまあまあ、みんな?今はイヒカ様のお話じゃないかしら?』
「ふあっ」
そうでした!
『しょうでしゅよ!ととしゃまのばんでしゅよ!』
ごめんね。そうだよね。
『そうですね。いつも見回りをしている辺りどころか、更に遠くまで見渡せるのはすごいですね。ただ、視力にも限界がありますから、索敵の様な能力を鍛えなければ、ただ、景色を眺めるだけになってしまいそうです。地道に地上を歩くことも続けなくてはいけませんね』
「う、うにゅ?にゃんか」
『おもってたのと、ちがうでしゅ』
だよね?景色がどう見えたとか、綺麗とか感動したとか、おどろいたとかないのかな?
〖硬いわね⋯そういうことを聞いたんじゃなかったんだけど〗
『ものすごぉく、真面目ねぇ』
だねぇ。やっぱりそう思うよね?
『え?そうでしょうか?』
真面目だね~
〖そうね、まあ確かに、索敵もいいけど遠見も出来るようになるといいわね。あなたも魔法教えてあげるから、仲間を連れて来られる時はいらっしゃい。守は厚いに越したことはないからね〗
ジーニ様がまあ、仕方ないわねぇみたいなお顔でいうと
『ありがとうございます。そうさせていただきます』
イヒカ様が素直に返してます。真面目だね~
ちなみに、索敵っていうのは、魔力を広げて、ここに何かいるぞ~って見つけるレーダーみたいな感じで、遠見は狙った場所を見る高性能望遠鏡みたいなもんだな。っておいちゃんが教えてくれました。
よく分かんなかったけど、うんうん。って、ちびっこみんなでしておきました。おいちゃんがなんか、かわいそう~っていう感じで見てたのはきっと気のせいです。
『ととしゃま、おそらからなにみえまちたか?きれいでちたか?かにょこがまだみたこちょないの、みえまちたか?』
かのこちゃんが一生懸命聞いてます。
『そうだよね~』
ぴゅいきゅい『『ききたかったのは~』』
『『そういうことだよね~』』
だよね?サーヤもそう思う~
『ん?そうだな。綺麗だったぞ。サーヤたちが暮らしているあたりは特に、空気すら輝いていたように見えた。鹿の子がまだ見たことがないものはたくさんあるぞ。鹿の子はまだ生まれたばかりだからな』
『しょっか~。かにょこ、がんばってじぶんでみましゅ!』
『そうだな。がんばれ』
『はいでしゅ!』
ん~?なんかぁ?
『二人ともまじめだね~?』
ぴゅいきゅい『『そうだね~』』
『『けっきょく、何見えたか』』
『『『あんまりわからなかったね~?』』』
みゃあ『そうにゃね』
『似た者親子なのだ』
ありゃ?みんな思ってること同じだったみたい~。
『こっちは似た者親子。こっちは似た者婆子。ぷぷっ』
『ミア?』にこにこごごご
『はて?』
「ふあっ?」
お、おばあちゃんがニコニコしながら冷気を出してます!ミアちゃんおばあちゃんに何言ったの!?こわこわこわこわっ
『そう言えば、皆様は今回こちらに何をしにいらしたのですか?』
「うにゅ?」
なにしに?えっと?
『サーヤってば、忘れちゃったの~?』
ぴゅいきゅい『『はっぱさがちにきたでしょ?』』
「ふあっ!しょでちた~」
えへ?忘れてないよ?
『あらあらまあまあ仕方ない子ねぇ』
忘れてないよ?
『そうでしたか。沢山見つけられましたか?』
「あいっ」
たくさん見つけたよ~
みゃあ『わすれてたにゃよね?』
だから、忘れてないよ?
『そうですか。では、最後にもう一つ珍しい物を見ていきませんか?』
「ほえ?」
珍しいもの?もうひとつ?
『イヒカ様、何かあるのか?ここまで来るのに見つけたのもけっこう珍しいって聞いたぞ?』
そうだよね?おいちゃん育てなきゃいけないんだもんね?痩せ⋯健康と美味しいお薬のために。
『珍しいと思いますよ。少なくとも、他に見たことがないので。薬になるとか食べるとかそういうものでは無いのですが、私たちがこの辺りに暮らす理由になります』
「ほえ?」
お薬でもなくて、食べるものでもないのに?
う~んってみんなで悩むけど分かりません。
「なじょなじょみちゃい」
どんなのかな~?
『なぞなぞ⋯たしかにな。イヒカ様、ヒントは?』
そうだね!ヒントちょうだい!
『ヒント、ですか?私たちの象徴ともいえるものの為に必要なもの⋯といったところでしょうか?』
『かにょこないけど、きもちいいでしゅよ』
ん~?鹿さんの象徴?でも、かのこちゃんにはないのに気持ちいいの?
『なんだべな?』
『兄ちゃん、分からないだよ』
『むずかちいだ~』
ぽぽちゃんたちも分からないみたいです。わかんないよね~?
『象徴ってなら、あれだよな?』
『そうだね。立派だもんね』
『鹿の子というより、多分メスにないんじゃないか?』
『そうだね。あれならオスにしかないからね』
『でも、鹿の子が気持ちいいって言うならメスも使うんだよな』
『一体なんだろね?しかも植物なんだろ?珍しいらしいから私らも見たことないんだろね?』
ドワーフさんたちも色々悩んでます。
『ふふ。見ていただくのが早いかと。実の所、私達もその植物の名を知らないのですよ』
イヒカ様が
『こちらです』
って案内してくれます。かのこちゃんも
『こっちでしゅよ。ついてきてくだしゃい』
って、ぴょんぴょんしながら案内してくれてます。かわいいです。なので、みんなであれこれ想像しながらついて行きます。
『なんだろな?日本の鹿は角を木に擦り付けたりするよな?』
『するわね。痒いからだったかしら?そう言えばこちらの鹿も毎年角が生え変わるのかしらね?』
おいちゃんとおばあちゃんは、なんだか違う疑問に行き着いちゃったみたいです。
『そうですね。毎年生え変わりますよ』
サラッとイヒカ様が答えてくれました。
『そうなのか?そんな立派な角が1年で!?』
イヒカ様の角はものすごく立派です。日本の鹿さんの倍くらい?三倍?
『かにょこは、まだみたことないでしゅ。でも、あにしゃまがぽろっておちる、ゆってまちた』
そうなの?ぽろっ?お兄ちゃんいるんだね。
『そうです。そして、魔力の強さにもよりますが、五日もあれば元に戻ります。なので、人間やエルフどもも落ちた角を拾って我慢してくれればいいものを…我らを殺して奪おうとするので、嫌気がさした御先祖が一族でこちらに移って来たのです。その時にこの場所に決めた理由の一つが、今からお見せする木だと聞いております』
「ほ、ほえ~」
五日で元に戻るのもすごいけど。それより鹿さんたちがここにいる理由もそれなの?うわ~ぁ。
『な、なあ、この世界の人間とエルフってそんなにタチ悪いのか?こっちに来てからろくな話聞かないんだが⋯』
おいちゃんもやっぱりそう思う?
『う~ん。まあ、好き好んで関わり合いにはなりたくねぇな。あいつら、他種族は自分たちの奴隷かなんかだと勘違いしてやがるからな』
親方も頷いてます。
『オイラも会いたくないだな。死んだじっちゃんたちが言ってただよ。オイラたち見て『毛皮がいるぞ!捕まえろ!』って追いかけられて何人の仲間が犠牲になったか分からねぇだ。お前たちも気をつけるんだど。って』
え?ぽぽちゃんたちも!?
ぷるる『役にも立たない最弱モンスターのくせにとか、訳分からないこと言って襲ってくる』
ぷるるん『返り討ちにしてやるとまた懲りずに大人数で来る。自分たちの方が弱いくせに』
ぷるるるん『『目障りなヤツら』』
アルとアウルまで?
『親方達はともかく、普段温厚なぽぽにまでこの言われようかよ』
『あらあらまあまあ、どうしようもないみたいねぇ?神様的にはどうなのかしら?』
おいちゃんとおばあちゃんもお顔がヒクヒクしてます。
〖え?そうね。でも、全部が全部そういう訳じゃないのよ?でも、権力がある者ほどその傾向が強いのよ。どうにかしたいんだけどねぇ〗
『あらぁ、潰しちゃえばいいのにぃ。多少はスッキリするかもよぉ。多少はぁ』フンっ
ジーニ様が困った~ってしてたら、結葉様がフンっ!てしてます。フンっ!て!まあ、仕方ないか~結葉様も酷い目にあったんだもんね。同じ人間としてゴメンなさい。
そんなこんなで変な方にお話はズレちゃいましたが⋯
『皆様、そろそろ見えてきますよ』
『ねぇねしゃま、おどろきましゅよ!』
ねぇね⋯じーん。
『サーヤ、今はそこじゃないだろ』
『あらあらまあまあ、仕方ない子ねぇ』
だって~ねぇねだよ!ねぇね!
『さあ、到着です』
『ねぇねしゃま、つきまちたよ!』
おお!ついに!どんなかな?楽しみです!
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