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493 かっこいいおばあちゃま!
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イヒカ様とかのこちゃんの案内でやって来ました!
『こちらが我々が暮らしている場所になります』
『おがわもあるでしゅよ』
ザッと風が吹き抜ける音と共に、今までの森の中から一気にキラキラと光る開けた場所に出ました!
「ふあ~きりゃきりゃ~」
風も気持ちいです!サラサラと水が流れる音もします。音のする方に目を向けると、おいちゃんが大股でまたげるくらいの幅の小川が流れてました。ピシャンッて時々お魚さんが跳ねてます!透明な綺麗なお水です。きっとお魚さんも気持ちいいね!
って見てたら、頭の上から
『美味そうだな』ごくっ
って声と生つばごっくんの音が!
「ふあっ?」
おいちゃん!?
『あれ~?いつもはサーヤのおめめとお口がキラキラするのに~?』
ぴゅいきゅい『『こんかいはおいちゃんが』』
『『きらきらだね?』』
ハクたちもいつもと違うおいちゃんにびっくりしてます。
おいちゃん、サーヤを抱っこしてるの思い出して!?なんか降って来そうだよ?
『あらあらまあまあ、そう言えばゲンさんの好物、筍だけじゃなかったわね~』
「ふあっ」
そうでした!おいちゃんの趣味のひとつにあったよね?好きすぎて好きすぎて追求しまくっちゃったヤツが!!
『ふ、ふふふ⋯』
『あらぁ?なんか、ゲンがおかしくなぁい?』
〖そ、そうね?なんか目がおかしいかしら?気のせい?〗
う、うわぁ~
結葉様、ジーニ様気のせいじゃないよ
「あわわわわわわ」
『あらあらまあまあ?これは久々にまずいかしら?』
おいちゃんのあの笑いは、おいちゃんがっ
「お、おばあちゃん、たしゅけっ」バタバタっ
おばあちゃん、助けて?サーヤまだおいちゃんの腕の中!
『あらあらまあまあ?大変、そうだったわ!サーヤっ』
くるくるくるっしゅぱっ
ゴスッ!
『うおっ?』
くるくるっすとっ
「おばあちゃんっ」
『何すんだ凛さん?痛てぇじゃねぇか』
おばあちゃんが飛んできて、おいちゃんが頭抑えてます。
良かった。いつものおいちゃんだ!さすがおばあちゃん!
『いや、飛んできたですまねぇよな?』
『空飛ぶくまの編みぐるみがクルクル回ってたよね?』
『いや、問題はその後だろ?』
『ゲンの脳天に綺麗に踵が刺さってたね』
『その後もその反動を利用して飛び上がったよな』
『それでまたくるくるして今ゲンの頭の上に立ってるわけだね』
ドワーフさんたちが冷静に分析してます。おばあちゃん、それは脳天かかと落とし?
『ゲンさん、気を確かに。おかしくなる前にサーヤを下ろしなさい』ぺしぺし
おばあちゃんがおいちゃんの頭をぺしぺし!
そうだよ!壊れる前にサーヤを離して!
『お?おう』
すとっ
ふぅ~やっと降りられました。
『サーヤ、良かったわね』
「あい。おばあちゃん、あいがちょ」
『どういたしまして』
おばあちゃんもおいちゃんの頭から生還です。
『凛、いったいなんだったのだ?』
『そうだよね~?何か危なかったの~?』
ギン様とハクが同じ角度に首を傾げておばあちゃんに聞いてきました。おいちゃんに直接聞かないあたり、大正解です。だっておいちゃん無意識だもん。
『あらあらまあまあ、あのね?ゲンさんの大好物が目の前にいたのよ』
「いちゃにょ」
すっごい活きのいいやつね。
『ゲンの大好物がいたから、なんだと言うのだ?』
『そうだよね~?』
ギン様とハクだけじゃなくてみんな不思議そうです。
『だからね?ゲンさんの大好物がいたのよ!』
「あい!」
そうだよ。あの!あの!おいちゃんの大好物だよ?
『『うん?』』
みんなの頭の上にたくさんのはてなマークが見える気がする~
『だからね?ゲンさんは川魚とか、サワガニとか、川エビとかね、川で取れるお魚とかが、とにかく大好物なの』
うんうん。お魚塩焼きにしたり、お刺身にしたり、カニさんやエビさんは素揚げにしたりね~。おいしいよね。レモン振ったり~。じゅるり
ぴゅいきゅい『『あ~』』
『『ついにサーヤも』』
『『『きらきらだ~』』』
そんなことないですよ?じゅるり
『それでね?その大好物を食べるには、やっぱり自分で捕って食べるのが一番!って行き着いたわけなんだけど、おいしい川魚って、生息するところに行くのも大変だけど、警戒心が強くて釣るのはものすごく大変なのよ』
うんうん。渓流釣りね。
『『うん?』』
みんなまだ分からないらしくて、はてなマーク飛んでます。
『それでね?全国に色々ある漁をね、調べて試して、押しかけて弟子入りしたりね?周りの迷惑も顧みずというか?猪突猛進というか?』
うんうん。全国とびまわっちゃうよね。
『それでね?道具も大事だ!って釣竿から釣り針、しかけ、あらゆるものを追求しまくって作りまくってね?』
うんうん。作業場まで建てちゃってたもんね。
『あ~わかる気するねぇ』
『似たようなの身近にいるもんねぇ』
『そうだねぇ』
『『『な、なんだよっ』』』
ドワーフの奥様方の旦那様たちを見る目が⋯じと~
『そう言えば、『石で石を打ち付ける漁もあるんだぜ!道具を持たずしてそこにある物を利用するなんて正に究極の時給自足!』なんて、大興奮してたこともあったわね~⋯あら?』
「うにゅ?」
道具がなくても?それは?
「あわわわわわわ」
大変大変っ
『あらあらまあまあ?ゲンさんはどこかしら?自然破壊の危機じゃないかしら?』
だよね?だよね?
いつの間にかおいちゃんがいません!おばあちゃんもキョロキョロ。物騒な言葉にみんなもキョロキョロすると
『あっ!あそこにいるよ~』
ぴゅいきゅい『『わあっ!なにあれ?』』
『『大きな石持ち上げてるよ!』』
ハクたちがわぁわぁ言ってます!え?あっ!上流岩場になってたんだ!いつの間にあんなとこに?
『あらあらまあまあ?大変!ジーニ様!私をあそこまで飛ばしてちょうだい!アルとアウルも手伝ってちょうだい』
〖えええ?〗
ぷるるるん『『ええ?やだ⋯』』
急に巻き込まれたジーニ様とスライム夫婦。戸惑うジーニ様に明らかに嫌な予感しかしないアルとアウルは拒絶してます。分かるよ~。でもね?
『いいから!早くしないと川壊されちゃうかもしれないわよ?イヒカ様たちの場所なのに!』
それはダメダメです。どうしようどうしよう?あっ!こうなったら
「じーにしゃま、おにぇがい」うるうる
おてて組んでジーニ様のお顔を見て、必殺うるうるうる。
おばあちゃん言ってました。
『サーヤ、いい?何か困ったことがあったらジーニ様に上目遣いでうるうるしたら一発よ。覚えておきなさい』
「あい。わかりまちた」
って。だからね?恥ずかしいけど、うるうるうる。そしたら、
〖任せなさい!〗
ガシッむんずっ
おお!おばあちゃんの言う通りだ~
『あらあらまあまあ、サーヤ偉いわ』
ぷるるるん『『ひどい』』
アル、アウルごめんね~
〖えいやっ〗
ぶんっぴゅーんっ
ジーニ様が風魔法を使っておばあちゃんたちを投げました!
『あらあらまあまあ、速いわ~』
ぷるるるん『『あ~れ~』』
行ってらっしゃ~い
〖うふふ♪サーヤ♪褒めて~〗
ビューンって飛んでくおばあちゃんたち見てたらジーニ様に捕まっちゃいました。
「じーにしゃま、あいがちょ」にこっ
これもおばあちゃん言ってました。
『いい?サーヤ。ジーニ様がお願いを聞いてくれたら、にっこりしてお礼を言うのよ?そうしたら、またいくらでもお願い聞いてくれるからね』
「あい。わかりまちた」って。
〖あ~ん♪いいのよ~。可愛いサーヤのお願いだもの~。なんでも言って~♪〗むぎゅう~
おお!さすがおばあちゃんです!おばあちゃんの言う通りになりました。
でも、くるち⋯ジーニ様、サーヤの中身出ちゃう~
「くえっ」しゅぽんっ
『だからぁ、サーヤを潰しちゃダメでしょう?』
〖あ~ん、サーヤ~〗
「くあっ」ぜーはー
結葉様、ありがとう~
『いいのよ~。それより、ほら見逃しちゃうわよぉ?』
「ふおっ」
それは大変っ
『おお。すげぇな。あの風圧をものともしてねぇな』
『見事な回転だね』
『お?さっきと違う技だぞ』
『見事な後ろ回し蹴りだね。見事に顔面に入ったね』
『お?倒れたゲンをアルが包んだぞ?』
『ゲンが振りかぶってた岩はアウルが支えてるな』
ドワーフさんたちがまた実況してます。
『お父さん、お迎え行った方がいいかな~?』
『う~ん、必要ないのではないか?』
ぴゅいきゅい『『おばあちゃんすごいね~』』
『『引きずってるね』』
『アルとアウル』
『かわいそう』
『おいちゃんのしたじき』
みゃあ『やさしいにゃ』
『う~ん、スライムの体で守らないと、おいちゃん血だらけになるのだ』
うん。くまの編みぐるみさんに引きずられたおいちゃんが岩場でゴンゴン跳ねてるもんね。
『あ、あの、大丈夫なのでしょうか?』
『ねぇねしゃま、あのくましゃん、ちゅよいでしゅね!しゅごいでしゅ!』
あまりの出来事に呆然としてたイヒカ様が、立ち直っておいちゃんを心配してます。
かのこちゃんはおばあちゃんの強さに感動してぴょんぴょんしてます。
「おいちゃん、だいじぶ。たびゅん。おばあちゃん、ちょよいにょ。かっちょいいにょ」
おばあちゃん、すごいでしょ?
『そ、そうですか?それなら良いのですが』
『くましゃん、おばあちゃま?かっこいいでしゅ!』
おばあちゃんのファンが増えました!
「あい!おばあちゃん、かっちょいいにょ!」にこにこ
おばあちゃん、褒められると嬉しいです!えへへ~
『あらあらまあまあ。イヒカ様、ごめんなさいね。お騒がせして』にこにこ
おばあちゃんが戻って来ました。おいちゃんを引きずって⋯
『い、いえ。大丈夫です。それより、そちらは大丈夫ですか?』
『あらあらまあまあ、大丈夫よ。お気になさらず。おほほほほ』
おばあちゃんが、ぼとっておいちゃんを離しました。
『う~ん』
おいちゃんが唸ってます。
「おいちゃん、かっちょわりゅい⋯」
『うっ』
『あらあらまあまあ、一番突き刺さるわね』
『うう⋯』
おいちゃんが、残念です。
『ねぇねしゃまのおばあちゃま!かっこいいでしゅ!』ぱたぱたっ
かのこちゃんが大興奮です。背中のお羽もパタパタしてます。
『あ、あらあらまあまあ?かっこいいの?』
おお!おばあちゃん照れてます!
『はいでしゅ!おばあちゃまかっこいいでしゅ!』ぱたぱたっ
『あらあらまあまあ?おばあちゃま?まあまあ!なんか新鮮ね~。サーヤが呼ばれ方にこだわるの少しわかった気がするわ~』
そうでしょ?そうでしょ?
『あらあらまあまあ~♪うふふ。かのこちゃんもかわいいわ。孫が増えたみたいね』
『おばあちゃま、きっくすごかったでしゅ!かにょこ、まだじょーじゅにできないでしゅ。れんしゅうちてるでしゅ』
そう言って後ろ蹴りの練習を始めました。
「きっく、れんしゅ?」
『はいでしゅ。えるくはきっくだいじなんでしゅ』
だいじ?
『うう⋯そういや鹿は後ろ蹴りで敵に攻撃したりするな』
おいちゃん復活?
ぷるるるん『『やっと起きた』』
アル、アウル巻き込んでごめんね
『はい。その通りです。我々には角の他に蹄がありますからね。ですが、メスには角がありません。それでも戦わなければならない時があります。その時に蹴りがあれば、生存率は格段に上がりますから』
『なるほどね』
うんうん。って頷いてるけど、おいちゃん?気づいてる?みんなは気づいてるよ?
こしょこしょ
「かのこちゃん、にげりゅにょ」
『ねぇねしゃま?』
「しーっにゃの」
『わかりまちた』
かのこちゃんも気づいたみたいです。周りのみんながすでにサササーっと離れていることに。サーヤたちも一生懸命音を立てないようにギン様たちのとこに避難です。だって⋯
『あらあらまあまあ?ゲンさん?そんなことより先にしなきゃいけないことがあるわよね?』にこにこにこにこ
おばあちゃんが、めちゃくちゃにこにこなのです。こわこわこわこわっ
『え?り、凛さん?』
『あるわよね?ねぇ?せっかく案内してくれたイヒカ様の住処をどうする気だったのかしら?』にこにこにこにこ
『あっあの⋯』
『分かってるかしら?ゲンさんはこの世界に来てから力が上がってるのよ?それなのに、何をしようとしたのかしら?』にこにこにこにこ
『え、ええと』
おいちゃんは汗ダラダラです。おばあちゃんはどんどんニコニコです。
『あらぁ、凛たら、凄いわねぇ』
〖凛こそ力を間違わないといいけど⋯〗
あわわ!おばあちゃんの頭の上に雷雲が見えるような?
『ふわぁ、おばあちゃま、かっこいいでしゅ』きらきら
〖『「え?」』〗
か、かのこちゃん?おめめきらきら?
『かにょこ、きめまちた。おばあちゃまみちゃいに、ちゅよくなりまちゅ!』きらきらぱたぱた
『『『『『ええええ?』』』』』
これにはみんなびっくりです!みんなの声が揃っちゃいました!
〖か、鹿の子?あのね?確かに飛び蹴りかます凛はかっこいいと思うけどね?〗
『かっこいいってもしかしてぇ、今のニコニコも含めてかしらぁ?』
ジーニ様と結葉様が恐る恐る鹿の子ちゃんに質問してます。
『もちろんでしゅ!かっこいいでしゅ!』きらきらぱたぱた
えええ?そ、それは
『鹿の子ちゃん?悪いことは言わない。学ぶのは蹴りまでにしときな』
『そうだぞ。あれはダメだ』
『そうだよ。可愛い子は真似しちゃダメだよ』
『いい子だから蹴りまでにしとけ』
『そうだよ。あれは凛さんだけの特別な攻撃だからね』
『そうだぞ。真似してもできねぇからな』
ドワーフさんたちも必死に説得です。だけど、それも虚しく
『ごごごごって、かっこいいでしゅ!』きらきらぱたぱた
たしかに、ごごごごなんだけど、かっこいいと言うより
こしょこしょ
「こわこわ、だよにぇ?」
『そうだね~』
ぴゅいきゅい『『おこらせちゃだめだめ~』』
『『いいこにしなきゃ』』
『『『うんうん』』』
みゃあ『ココロたちいいこにゃ!』
『いい子だけど、時々やりすぎ注意なのだ~。あと、サーヤはうっかりも注意なのだ』
うっ姫ちゃんも時々厳しいです。
『ぷぷっ危険物扱い』
ミアちゃん?ミアちゃんは時々ぶらっくみあちゃんになるね?
〖サ、サーヤ?みんな?ダメよそんなこと言っちゃ〗
『そうねぇ~不用意な発言は危ないと思うわよぉ』
え?ジーニ様、結葉様?なんか声が遠いい?
「ふあっ?」
『うわぁ~』
ぴゅきゅっ『『ぴゃっ』』
『『わーっ』』
『『『あわわわわ』』』
みゃあ『何時の間ににゃ!?』
『全然気づかなかったのだ』
そう、何時の間にか、サーヤたちのそばに
『あらあらまあまあ?何の話かしら』にこにこにこにこ
「お、おばあちゃん?」
『え~とね?』
ぴゅいきゅい『『えっとえっと』』
『『『か、かのこちゃんがね』』』
みゃあ『おばあちゃん、かっこいいっていったのにゃ』
『おばあちゃんみたいになりたいって言ったのだ』
ちびっこ達必死です!
『え?私みたいに?』
「あい。くるくるしゅぱっ」
『蹴りがかっこいいって~』
ぴゅいきゅい『『そうなの!』』
ちびっこ達更に必死です!
『あらあら?それはさっきも聞いたわよ?』
『『えっとえっと』』
『『『う~んと』』』
ごごごごのことは言わないようになんとか粘ったんだけど
『ごごごごっかっこいいでしゅ!かにょこ、おばあちゃまみたいになるでしゅ!』
「ふあっ」
かのこちゃんてば、自分で
みゃあ『言っちゃったにゃ』
『もうダメなのだ』
ううう⋯
『あらあらまあまあ?私みたいになるの?』
『はいでしゅ!おばあちゃま、かにょこ、がんばるでしゅ!』きらきら
『あらあらまあまあ?そんなキラキラの目で見られたら照れちゃうわ~』
うわぁ、おばあちゃんの機嫌が治っちゃったけど
「あわわわわわわ」
このままじゃかわいいかのこちゃんがぁ
『お、お父さんどうしよう~』
『どうしようと言われても⋯』
ぴゅいきゅい『『じーにさま~』』
〖ええと、ごめんなさいね〗
『『結葉様』』
『『『どうしよう?』』』
『う~ん、なるようにしかならないんじゃないかしらぁ?』
みゃあ『そんにゃ~』
『かわいい鹿の子ちゃんが~なのだ』
みんながどうしよう~って悩む中
『ぷぷっ腹黒育成』
みあちゃん?なんてことを!?
『あらあらまあまあ?ミア?何か言ったかしら?』にこにこ
『いったかちら?』にこにこ
ああ?さっそく真似っ子!
『言ってない』
『ミア?』にこにこ
『みあしゃま?』にこにこ
『言ってない』
ああああぁ!かのこちゃんが~あああ
『『『おいおいおい』』』
『『『どうすんのさ』』』
〖私、知らなぁい〗
『私も知らなぁい』
そんな~あああ、かのこちゃぁんっ
『こちらが我々が暮らしている場所になります』
『おがわもあるでしゅよ』
ザッと風が吹き抜ける音と共に、今までの森の中から一気にキラキラと光る開けた場所に出ました!
「ふあ~きりゃきりゃ~」
風も気持ちいです!サラサラと水が流れる音もします。音のする方に目を向けると、おいちゃんが大股でまたげるくらいの幅の小川が流れてました。ピシャンッて時々お魚さんが跳ねてます!透明な綺麗なお水です。きっとお魚さんも気持ちいいね!
って見てたら、頭の上から
『美味そうだな』ごくっ
って声と生つばごっくんの音が!
「ふあっ?」
おいちゃん!?
『あれ~?いつもはサーヤのおめめとお口がキラキラするのに~?』
ぴゅいきゅい『『こんかいはおいちゃんが』』
『『きらきらだね?』』
ハクたちもいつもと違うおいちゃんにびっくりしてます。
おいちゃん、サーヤを抱っこしてるの思い出して!?なんか降って来そうだよ?
『あらあらまあまあ、そう言えばゲンさんの好物、筍だけじゃなかったわね~』
「ふあっ」
そうでした!おいちゃんの趣味のひとつにあったよね?好きすぎて好きすぎて追求しまくっちゃったヤツが!!
『ふ、ふふふ⋯』
『あらぁ?なんか、ゲンがおかしくなぁい?』
〖そ、そうね?なんか目がおかしいかしら?気のせい?〗
う、うわぁ~
結葉様、ジーニ様気のせいじゃないよ
「あわわわわわわ」
『あらあらまあまあ?これは久々にまずいかしら?』
おいちゃんのあの笑いは、おいちゃんがっ
「お、おばあちゃん、たしゅけっ」バタバタっ
おばあちゃん、助けて?サーヤまだおいちゃんの腕の中!
『あらあらまあまあ?大変、そうだったわ!サーヤっ』
くるくるくるっしゅぱっ
ゴスッ!
『うおっ?』
くるくるっすとっ
「おばあちゃんっ」
『何すんだ凛さん?痛てぇじゃねぇか』
おばあちゃんが飛んできて、おいちゃんが頭抑えてます。
良かった。いつものおいちゃんだ!さすがおばあちゃん!
『いや、飛んできたですまねぇよな?』
『空飛ぶくまの編みぐるみがクルクル回ってたよね?』
『いや、問題はその後だろ?』
『ゲンの脳天に綺麗に踵が刺さってたね』
『その後もその反動を利用して飛び上がったよな』
『それでまたくるくるして今ゲンの頭の上に立ってるわけだね』
ドワーフさんたちが冷静に分析してます。おばあちゃん、それは脳天かかと落とし?
『ゲンさん、気を確かに。おかしくなる前にサーヤを下ろしなさい』ぺしぺし
おばあちゃんがおいちゃんの頭をぺしぺし!
そうだよ!壊れる前にサーヤを離して!
『お?おう』
すとっ
ふぅ~やっと降りられました。
『サーヤ、良かったわね』
「あい。おばあちゃん、あいがちょ」
『どういたしまして』
おばあちゃんもおいちゃんの頭から生還です。
『凛、いったいなんだったのだ?』
『そうだよね~?何か危なかったの~?』
ギン様とハクが同じ角度に首を傾げておばあちゃんに聞いてきました。おいちゃんに直接聞かないあたり、大正解です。だっておいちゃん無意識だもん。
『あらあらまあまあ、あのね?ゲンさんの大好物が目の前にいたのよ』
「いちゃにょ」
すっごい活きのいいやつね。
『ゲンの大好物がいたから、なんだと言うのだ?』
『そうだよね~?』
ギン様とハクだけじゃなくてみんな不思議そうです。
『だからね?ゲンさんの大好物がいたのよ!』
「あい!」
そうだよ。あの!あの!おいちゃんの大好物だよ?
『『うん?』』
みんなの頭の上にたくさんのはてなマークが見える気がする~
『だからね?ゲンさんは川魚とか、サワガニとか、川エビとかね、川で取れるお魚とかが、とにかく大好物なの』
うんうん。お魚塩焼きにしたり、お刺身にしたり、カニさんやエビさんは素揚げにしたりね~。おいしいよね。レモン振ったり~。じゅるり
ぴゅいきゅい『『あ~』』
『『ついにサーヤも』』
『『『きらきらだ~』』』
そんなことないですよ?じゅるり
『それでね?その大好物を食べるには、やっぱり自分で捕って食べるのが一番!って行き着いたわけなんだけど、おいしい川魚って、生息するところに行くのも大変だけど、警戒心が強くて釣るのはものすごく大変なのよ』
うんうん。渓流釣りね。
『『うん?』』
みんなまだ分からないらしくて、はてなマーク飛んでます。
『それでね?全国に色々ある漁をね、調べて試して、押しかけて弟子入りしたりね?周りの迷惑も顧みずというか?猪突猛進というか?』
うんうん。全国とびまわっちゃうよね。
『それでね?道具も大事だ!って釣竿から釣り針、しかけ、あらゆるものを追求しまくって作りまくってね?』
うんうん。作業場まで建てちゃってたもんね。
『あ~わかる気するねぇ』
『似たようなの身近にいるもんねぇ』
『そうだねぇ』
『『『な、なんだよっ』』』
ドワーフの奥様方の旦那様たちを見る目が⋯じと~
『そう言えば、『石で石を打ち付ける漁もあるんだぜ!道具を持たずしてそこにある物を利用するなんて正に究極の時給自足!』なんて、大興奮してたこともあったわね~⋯あら?』
「うにゅ?」
道具がなくても?それは?
「あわわわわわわ」
大変大変っ
『あらあらまあまあ?ゲンさんはどこかしら?自然破壊の危機じゃないかしら?』
だよね?だよね?
いつの間にかおいちゃんがいません!おばあちゃんもキョロキョロ。物騒な言葉にみんなもキョロキョロすると
『あっ!あそこにいるよ~』
ぴゅいきゅい『『わあっ!なにあれ?』』
『『大きな石持ち上げてるよ!』』
ハクたちがわぁわぁ言ってます!え?あっ!上流岩場になってたんだ!いつの間にあんなとこに?
『あらあらまあまあ?大変!ジーニ様!私をあそこまで飛ばしてちょうだい!アルとアウルも手伝ってちょうだい』
〖えええ?〗
ぷるるるん『『ええ?やだ⋯』』
急に巻き込まれたジーニ様とスライム夫婦。戸惑うジーニ様に明らかに嫌な予感しかしないアルとアウルは拒絶してます。分かるよ~。でもね?
『いいから!早くしないと川壊されちゃうかもしれないわよ?イヒカ様たちの場所なのに!』
それはダメダメです。どうしようどうしよう?あっ!こうなったら
「じーにしゃま、おにぇがい」うるうる
おてて組んでジーニ様のお顔を見て、必殺うるうるうる。
おばあちゃん言ってました。
『サーヤ、いい?何か困ったことがあったらジーニ様に上目遣いでうるうるしたら一発よ。覚えておきなさい』
「あい。わかりまちた」
って。だからね?恥ずかしいけど、うるうるうる。そしたら、
〖任せなさい!〗
ガシッむんずっ
おお!おばあちゃんの言う通りだ~
『あらあらまあまあ、サーヤ偉いわ』
ぷるるるん『『ひどい』』
アル、アウルごめんね~
〖えいやっ〗
ぶんっぴゅーんっ
ジーニ様が風魔法を使っておばあちゃんたちを投げました!
『あらあらまあまあ、速いわ~』
ぷるるるん『『あ~れ~』』
行ってらっしゃ~い
〖うふふ♪サーヤ♪褒めて~〗
ビューンって飛んでくおばあちゃんたち見てたらジーニ様に捕まっちゃいました。
「じーにしゃま、あいがちょ」にこっ
これもおばあちゃん言ってました。
『いい?サーヤ。ジーニ様がお願いを聞いてくれたら、にっこりしてお礼を言うのよ?そうしたら、またいくらでもお願い聞いてくれるからね』
「あい。わかりまちた」って。
〖あ~ん♪いいのよ~。可愛いサーヤのお願いだもの~。なんでも言って~♪〗むぎゅう~
おお!さすがおばあちゃんです!おばあちゃんの言う通りになりました。
でも、くるち⋯ジーニ様、サーヤの中身出ちゃう~
「くえっ」しゅぽんっ
『だからぁ、サーヤを潰しちゃダメでしょう?』
〖あ~ん、サーヤ~〗
「くあっ」ぜーはー
結葉様、ありがとう~
『いいのよ~。それより、ほら見逃しちゃうわよぉ?』
「ふおっ」
それは大変っ
『おお。すげぇな。あの風圧をものともしてねぇな』
『見事な回転だね』
『お?さっきと違う技だぞ』
『見事な後ろ回し蹴りだね。見事に顔面に入ったね』
『お?倒れたゲンをアルが包んだぞ?』
『ゲンが振りかぶってた岩はアウルが支えてるな』
ドワーフさんたちがまた実況してます。
『お父さん、お迎え行った方がいいかな~?』
『う~ん、必要ないのではないか?』
ぴゅいきゅい『『おばあちゃんすごいね~』』
『『引きずってるね』』
『アルとアウル』
『かわいそう』
『おいちゃんのしたじき』
みゃあ『やさしいにゃ』
『う~ん、スライムの体で守らないと、おいちゃん血だらけになるのだ』
うん。くまの編みぐるみさんに引きずられたおいちゃんが岩場でゴンゴン跳ねてるもんね。
『あ、あの、大丈夫なのでしょうか?』
『ねぇねしゃま、あのくましゃん、ちゅよいでしゅね!しゅごいでしゅ!』
あまりの出来事に呆然としてたイヒカ様が、立ち直っておいちゃんを心配してます。
かのこちゃんはおばあちゃんの強さに感動してぴょんぴょんしてます。
「おいちゃん、だいじぶ。たびゅん。おばあちゃん、ちょよいにょ。かっちょいいにょ」
おばあちゃん、すごいでしょ?
『そ、そうですか?それなら良いのですが』
『くましゃん、おばあちゃま?かっこいいでしゅ!』
おばあちゃんのファンが増えました!
「あい!おばあちゃん、かっちょいいにょ!」にこにこ
おばあちゃん、褒められると嬉しいです!えへへ~
『あらあらまあまあ。イヒカ様、ごめんなさいね。お騒がせして』にこにこ
おばあちゃんが戻って来ました。おいちゃんを引きずって⋯
『い、いえ。大丈夫です。それより、そちらは大丈夫ですか?』
『あらあらまあまあ、大丈夫よ。お気になさらず。おほほほほ』
おばあちゃんが、ぼとっておいちゃんを離しました。
『う~ん』
おいちゃんが唸ってます。
「おいちゃん、かっちょわりゅい⋯」
『うっ』
『あらあらまあまあ、一番突き刺さるわね』
『うう⋯』
おいちゃんが、残念です。
『ねぇねしゃまのおばあちゃま!かっこいいでしゅ!』ぱたぱたっ
かのこちゃんが大興奮です。背中のお羽もパタパタしてます。
『あ、あらあらまあまあ?かっこいいの?』
おお!おばあちゃん照れてます!
『はいでしゅ!おばあちゃまかっこいいでしゅ!』ぱたぱたっ
『あらあらまあまあ?おばあちゃま?まあまあ!なんか新鮮ね~。サーヤが呼ばれ方にこだわるの少しわかった気がするわ~』
そうでしょ?そうでしょ?
『あらあらまあまあ~♪うふふ。かのこちゃんもかわいいわ。孫が増えたみたいね』
『おばあちゃま、きっくすごかったでしゅ!かにょこ、まだじょーじゅにできないでしゅ。れんしゅうちてるでしゅ』
そう言って後ろ蹴りの練習を始めました。
「きっく、れんしゅ?」
『はいでしゅ。えるくはきっくだいじなんでしゅ』
だいじ?
『うう⋯そういや鹿は後ろ蹴りで敵に攻撃したりするな』
おいちゃん復活?
ぷるるるん『『やっと起きた』』
アル、アウル巻き込んでごめんね
『はい。その通りです。我々には角の他に蹄がありますからね。ですが、メスには角がありません。それでも戦わなければならない時があります。その時に蹴りがあれば、生存率は格段に上がりますから』
『なるほどね』
うんうん。って頷いてるけど、おいちゃん?気づいてる?みんなは気づいてるよ?
こしょこしょ
「かのこちゃん、にげりゅにょ」
『ねぇねしゃま?』
「しーっにゃの」
『わかりまちた』
かのこちゃんも気づいたみたいです。周りのみんながすでにサササーっと離れていることに。サーヤたちも一生懸命音を立てないようにギン様たちのとこに避難です。だって⋯
『あらあらまあまあ?ゲンさん?そんなことより先にしなきゃいけないことがあるわよね?』にこにこにこにこ
おばあちゃんが、めちゃくちゃにこにこなのです。こわこわこわこわっ
『え?り、凛さん?』
『あるわよね?ねぇ?せっかく案内してくれたイヒカ様の住処をどうする気だったのかしら?』にこにこにこにこ
『あっあの⋯』
『分かってるかしら?ゲンさんはこの世界に来てから力が上がってるのよ?それなのに、何をしようとしたのかしら?』にこにこにこにこ
『え、ええと』
おいちゃんは汗ダラダラです。おばあちゃんはどんどんニコニコです。
『あらぁ、凛たら、凄いわねぇ』
〖凛こそ力を間違わないといいけど⋯〗
あわわ!おばあちゃんの頭の上に雷雲が見えるような?
『ふわぁ、おばあちゃま、かっこいいでしゅ』きらきら
〖『「え?」』〗
か、かのこちゃん?おめめきらきら?
『かにょこ、きめまちた。おばあちゃまみちゃいに、ちゅよくなりまちゅ!』きらきらぱたぱた
『『『『『ええええ?』』』』』
これにはみんなびっくりです!みんなの声が揃っちゃいました!
〖か、鹿の子?あのね?確かに飛び蹴りかます凛はかっこいいと思うけどね?〗
『かっこいいってもしかしてぇ、今のニコニコも含めてかしらぁ?』
ジーニ様と結葉様が恐る恐る鹿の子ちゃんに質問してます。
『もちろんでしゅ!かっこいいでしゅ!』きらきらぱたぱた
えええ?そ、それは
『鹿の子ちゃん?悪いことは言わない。学ぶのは蹴りまでにしときな』
『そうだぞ。あれはダメだ』
『そうだよ。可愛い子は真似しちゃダメだよ』
『いい子だから蹴りまでにしとけ』
『そうだよ。あれは凛さんだけの特別な攻撃だからね』
『そうだぞ。真似してもできねぇからな』
ドワーフさんたちも必死に説得です。だけど、それも虚しく
『ごごごごって、かっこいいでしゅ!』きらきらぱたぱた
たしかに、ごごごごなんだけど、かっこいいと言うより
こしょこしょ
「こわこわ、だよにぇ?」
『そうだね~』
ぴゅいきゅい『『おこらせちゃだめだめ~』』
『『いいこにしなきゃ』』
『『『うんうん』』』
みゃあ『ココロたちいいこにゃ!』
『いい子だけど、時々やりすぎ注意なのだ~。あと、サーヤはうっかりも注意なのだ』
うっ姫ちゃんも時々厳しいです。
『ぷぷっ危険物扱い』
ミアちゃん?ミアちゃんは時々ぶらっくみあちゃんになるね?
〖サ、サーヤ?みんな?ダメよそんなこと言っちゃ〗
『そうねぇ~不用意な発言は危ないと思うわよぉ』
え?ジーニ様、結葉様?なんか声が遠いい?
「ふあっ?」
『うわぁ~』
ぴゅきゅっ『『ぴゃっ』』
『『わーっ』』
『『『あわわわわ』』』
みゃあ『何時の間ににゃ!?』
『全然気づかなかったのだ』
そう、何時の間にか、サーヤたちのそばに
『あらあらまあまあ?何の話かしら』にこにこにこにこ
「お、おばあちゃん?」
『え~とね?』
ぴゅいきゅい『『えっとえっと』』
『『『か、かのこちゃんがね』』』
みゃあ『おばあちゃん、かっこいいっていったのにゃ』
『おばあちゃんみたいになりたいって言ったのだ』
ちびっこ達必死です!
『え?私みたいに?』
「あい。くるくるしゅぱっ」
『蹴りがかっこいいって~』
ぴゅいきゅい『『そうなの!』』
ちびっこ達更に必死です!
『あらあら?それはさっきも聞いたわよ?』
『『えっとえっと』』
『『『う~んと』』』
ごごごごのことは言わないようになんとか粘ったんだけど
『ごごごごっかっこいいでしゅ!かにょこ、おばあちゃまみたいになるでしゅ!』
「ふあっ」
かのこちゃんてば、自分で
みゃあ『言っちゃったにゃ』
『もうダメなのだ』
ううう⋯
『あらあらまあまあ?私みたいになるの?』
『はいでしゅ!おばあちゃま、かにょこ、がんばるでしゅ!』きらきら
『あらあらまあまあ?そんなキラキラの目で見られたら照れちゃうわ~』
うわぁ、おばあちゃんの機嫌が治っちゃったけど
「あわわわわわわ」
このままじゃかわいいかのこちゃんがぁ
『お、お父さんどうしよう~』
『どうしようと言われても⋯』
ぴゅいきゅい『『じーにさま~』』
〖ええと、ごめんなさいね〗
『『結葉様』』
『『『どうしよう?』』』
『う~ん、なるようにしかならないんじゃないかしらぁ?』
みゃあ『そんにゃ~』
『かわいい鹿の子ちゃんが~なのだ』
みんながどうしよう~って悩む中
『ぷぷっ腹黒育成』
みあちゃん?なんてことを!?
『あらあらまあまあ?ミア?何か言ったかしら?』にこにこ
『いったかちら?』にこにこ
ああ?さっそく真似っ子!
『言ってない』
『ミア?』にこにこ
『みあしゃま?』にこにこ
『言ってない』
ああああぁ!かのこちゃんが~あああ
『『『おいおいおい』』』
『『『どうすんのさ』』』
〖私、知らなぁい〗
『私も知らなぁい』
そんな~あああ、かのこちゃぁんっ
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