《書籍化》転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました

ひより のどか

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494 そう言えば、おいちゃんは?

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「あわわわわわわ」
『どうしようどうしよう~』
ぴゅいきゅい『『かのこちゃんが~』』
『『にこにこごごごごごっは』』
『『『だめだめだめ~』』』
みゃあ『かのこちゃん、キックだけにするにゃ!』
『そうなのだ!』
楽しそうにおばあちゃんの真似をするかのこちゃんに、みんなでダメダメします。でも

『やーでしゅ!かにょこ、おばあちゃまみたいになりましゅ!』
『あらあらまあまあ♪いいこね~♪』なでなで
『えへへ♪でしゅ~』

かのこちゃんはどうしても、おばあちゃんみたいになりたいみたいで聞いてくれません。おばあちゃんもデレデレです。

「しょ、しょんにゃ⋯」がくぅ
かわいいかのこちゃんが⋯
『どうしよう~』おろおろ
ぴゅいきゅい『『うわ~ん』』パタパタパタっ

『『『う~ん』』』
『『『もう手遅れかい?』』』
みんなで、ガーンってなってると、ドワーフさんたちがダメ押ししました。そんな所に⋯

『あの、皆さんどうしましたか?』
おいちゃんといて置いてけぼりになってたイヒカ様がこっちにきました。ど、どうしよう

「あわわわわわわ」
『『なんて説明したらいい?』』
『『『どうしよう~』』』
フライ、フルーと妖精トリオがサーヤの頭の上グルグルしてます。サーヤもぐるぐるしたい気分です。そしたらココロと姫ちゃんが

みゃあ『そ、そうだにゃ!おいちゃんはどうしたにゃ?』
『そ、そうなのだ。イヒカ様、おいちゃんはどうしたのだ?』
おいちゃんをエサに話をそらしました!ぐっじょぶ!ってやつだよ!あれ?でも、ほんとにおいちゃんどうしたのかな?

『あ~。それでしたら、ゲンさんはあちらに⋯』
「うにゅ?」
あちら?イヒカ様がすっごく微妙なお顔で後ろを見るから、その目線を追ってみると

「ふおっ?」

ぷしゅ~って音が聞こえそうな湯気?が頭から出て、おいちゃんがべちゃってうつ伏せに倒れてます!

『『『ゲン⋯』』』
『『『何やってんだい⋯』』』
ドワーフさんたち、呆れてる場合じゃないよ!倒れてるよ!

「あわわ、おいちゃ~ん」とてとてとて
『あっサーヤ、あぶないよ~』ぽいっ
「ほえっ?」
走っておいちゃんの所に行こうとしたら、ハクがお口でぽいって背中に乗っけてくれました。

ぴゅいきゅい『『ハクえらい!』』
『『サーヤよたよただったもんね』』
『『『うんうん。あぶなかった~』』』
「ぶー」
みんなひどい。ちゃんと走ってたでしょ?
みゃあ『はしってたにゃ?』
『転びにいってる感じだったのだ』
「ぶー」
やっぱりみんなひどい。

『はい。到着だよ~』
はっ!そうでした!おりなきゃ!よい(ひょい)しょ?ありゃ?地面だ

ぴゅいきゅい『『あっイヒカさま~』』
『『ありがとう』』
『『『サーヤ、よかったね』』』
みゃあ『イヒカ様がおろしてくれたのにゃ』
『お礼言わなきゃなのだ』
そうでした。

「いひかしゃま、あいがちょ」
『いえいえ。この位なんでもありませんよ』
それでも、
「あいがちょ」にこにこ
『どういたしまして』にこにこ
イヒカ様も優しいです。

『サーヤ~忘れてるみたいだけど、おいちゃんはいいの~?』
はっ!そうでした!ハクがせっかく乗せてきてくれたのに忘れてました!

「おいちゃ~ん、だいじぶ?」つんつん
ぴゅいきゅい『『イヒカしゃま?』』つんつん
『『何があったの?』』つんつん
みんなでぷしゅ~ってなったままねんねしてるおいちゃんをつんつんします。
『ううっ⋯』
なんか言った?つんつん

『それがですね、凛さんに詰め寄られて、ゲンさんは謝って下さったのですが』
うん?謝ったの?なのになんでこの状態?つんつん
『ううう⋯』
つんつんつんつくつん

『それがですね、謝るゲンさんに凛さんが『誠意が足りない!』と言って、それはそれは見事な飛び蹴りを⋯』

イヒカ様がものすごく可哀想な人を見る目で話してくれました。
あちゃ~おいちゃんってば、おばあちゃんにとどめ刺されちゃったんだね~。そっかあ、おいちゃんてば

「かっちょわりゅい」つんつん

『ぐうっ』がくっ
あれ?つんつんつんつん

『あ~ほんとのトドメは~』
ぴゅいきゅい『『サーヤだね~』』
『『ダメ押しだね』』
『『『おいちゃんいきてる~?』』』つんつん
みゃあ『たちなおれないにゃ?』ちょんちょん
『どうだろうなのだ?』つんつん
みんな?サーヤはトドメなんかさしてないよ?つんつん

みんなでつんつんしてるけど、おいちゃん起っきしません。
「うにゅ~おいちゃん、おっきちて」つんつん
『おいちゃん、このまま置いてかれちゃうよ~』てしてし
ぴゅいきゅい『『こちょこちょちてみる?』』つんつん
『『髪の毛引っ張ってみる?』』つんつん
『『『せなかにこおりいれちゃう?』』』ぺしぺし
みゃあ『おがわがあるから、おとしてみたらどうかにゃ?』ぺんぺん
『さすがにそれは危ないかもなのだ』つんつん
みんなでおいちゃんがどうやったらおっきするか考えるけど、いい案が思いつきません。う~ん。

『あらあらまあまあ、仕方ないわねぇ』
「うにゅ?おばあちゃん?」
またまたいつの間に?

『こういう時はね?こうすればいいのよ』にこにこ
「ほえ?」
おばあちゃんが片手をあげると、ぼこぼこぼこって音がして、サーヤたちのいる所が暗くなりました。
『あれ~?』
ぴゅいきゅい『『もうよる~?』』
『『まだでしょ~?』』
『『『おべんとたべそこねちゃった~?』』』
みゃあ?『もうよるごはんにゃ?』
『そんなバカななのだ~』
なんで暗くなったのかな~?
そんなことみんなで言ってたら

〖サーヤっ!みんなっ〗
「う?」
ジーニ様?
〖早く逃げなさい!〗
え?逃げる?

『ハクっ!サーヤたちを乗せてこっちに来なさい!』
『お父さん?』
『モモ、スイ!みんなも早く!』
ぴゅいきゅい『『おとうしゃんも?』』
どうしたのかな?みんな焦って?

『サーヤちゃんっ上!上見るんだな!』
『早く逃げてなんだな!』
『にげてなんだな!』
ぽぽちゃんたち?上?
ぽぽちゃんに言われて上を見ると⋯

「うきゃーっ?」
『うわぁ~?』
ぴゅいきゅい『『なにこれ?』』
『『お水~?』』
おばあちゃんの手の上におっきなおっきなお水の玉が!?

「あわわわわわわ」
『『『サーヤっ』』』
みゃあ『はやくハクにぃににのるにゃ!』
『急ぐのだ!』
そうでした!妖精トリオたちに言われてハクに乗ろうとしたその時、ひょいひょいっ
『行きましょう』
固まって動けなかったサーヤたちを、自分とハクの背中に乗っけてイヒカ様が走り出しました。
『う、うんっ』
ハクも慌てて走り出します。ジーニ様達のところに到着すると

〖サーヤっ〗むぎゅう~
「くえっ」
またまたジーニ様のむぎゅう攻撃が待ってました。そして

バッシャーッ

『あら~。サーヤたち危機一髪だったわねぇ』
おばあちゃんがおいちゃんに、お水の玉をバッシャーンしました。あんなにおっきな玉必要だったのかな?
『お父さ~ん』
『ハク、無事でよかった。イヒカありがとう』
『いいえ』

あっ助けてもらったんだからお礼言わなきゃ
「あいがちょ」
みんなでありがとうです。

『いえいえ、私は何も。それより、あちらは大丈夫でしょうか?』
『大丈夫よぉほら~』
おいちゃんとおばあちゃんの方を見ると

「あっ」
『おいちゃんおきたね~』
むくっと起き上がるおいちゃんがいました。
ぴゅいきゅい『『さすがおばあちゃん』』
『『おいちゃんも』』
『『『すごいよ』』』
みゃあ『よくぶじなのにゃ』
『ほんとなのだ~』
すごい水だったよね~

『おばあちゃま、やっぱりしゅごいでしゅ』
かのこちゃんが、おめめきらきらさせてます。う~ん、でも今回サーヤたちも危なかったよ?
『たしゅかったからいいのでしゅ!』
そうなのかな~?

〖まったく。また何かされたら困るから行きましょうか〗
『そうよねぇ。イヒカが何を見せたかったのかまだ聞けてないしねぇ』
あれ?そう言えばそうだよね?せっかく案内してくれたのに、大変です。今度こそ聞かなきゃね!みんなでおいちゃんとおばあちゃんの所に戻ると

『まったく。ゲンさんは子供たちのお手本になるべきなんですよ?それなのに』
『す、すまん⋯』
おいちゃん正座でお説教されてます。
「かっちょわ⋯」
『サーヤ、それ以上は言わないでやってくれ。気の毒すぎる⋯』
「あい」
ギン様に止められちゃいました。

〖はいはい。その辺にしときなさい。二人とも〗
『そうよねぇ。それにこれ以上やったら凛の方が自然破壊になるわよぉ?』
たしかに~。お水、すごい勢いだったもんね。あっ、あそこちょっとえぐれてる。

『あ、あらあらまあまあ?ごめんなさいね。おほほほほほ』
『す、すまん(助かった)』
おいちゃん?今、なんか違う意味じゃなかった?

『それでぇ?イヒカが見せてくれようとした木はどれなのぉ?』
そうでした!その為に来たのに何だかとっても遠回りした気分です。なんでだろ?

『それは~』
ぴゅいきゅい『『ねぇ?』』
みんなの目線がおいちゃんに
『うっ⋯すまん』

うん。今度のすまんはあってる気がする~。


   ☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°☆*°

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