534 / 690
連載
ある日の大晦日日記’21の3 番外編
しおりを挟む
『あいよ!次行くよ!』
『『任せな!』』
ここは新しく建てられた工場…既にドワーフさん達の威勢のいい声が聞こえます。
「おばあちゃん、ほんちょに、こーば、できちゃっちゃにぇ」
『あらあらまあまあ、本当ねぇ』
結局、お豆腐、練り物、蕎麦・うどん三つの専用工場が出来ました。
きっかけが、サーヤのお礼しなきゃ発言なので、隠しきれず、サーヤにも工場を知らせるしかありませんでした。まあ、かろうじて練り物だけは隠してます。
『それじゃ、サーヤ、みんな頑張りましょうね』
「あい」
ぴゅいきゅい『『がんばるの!』』
今日はサーヤたちはうどん作りのお手伝いです。
ハクとフルーとフライ、ココロと姫ちゃんはフゥたちを誘って森に行ってもらってます。なので、今日はフゥとクゥに命を助けてもらったサーヤとモモとスイの元祖ちびっこ同盟、それからおばあちゃんでお手伝いです。
「ちゃにょも~」
ぴゅいきゅい『『たのも~』』
『あらあらまあまあ、サーヤ、なんか違うわ。モモとスイは真似しなくていいのよ。ごめんください』
道場破りじゃないんだから…
『おう!来たな!』
『今日は頼むな!』
『クリーンして入ってくれな!』
「あ~い!くりーん♪」
ぴゅいきゅい『『あ~い!クリーン!』』
『クリーン。親方、今日はよろしくお願いしますね』
『『『おうよ!』』』
ご飯作る場所だから綺麗にしないとね!
『今日は何したらいいかしら?』
『おう。おちび達はうどんを踏んでもらおうと思ってな!』
「あ~い」
ぴゅいきゅい『『がんばるよ~』』
『凛さんは、俺たちの指導だな』
『種類があんだろ?ほうとううどんだっけ?ゲンがこれは絶対って…』
ん?親方たちどこ見て…あっ
「ほーちょううぢょん…」じゅるり
ぴゅいきゅい『『わあ!サーヤ!おくち!』』
「う?」じゅるり
『あらあらまあまあ、サーヤったら』
ほうとうはサーヤの一番好きなうどんだから…
『なるほど』
『分かった』
『美味いんだな』
ああ、親方たちの目が、光ってるわ…
「さーや、なべやきみょ、おしょーゆにょやきうぢょんみょ、すち」じゅるり
『あらあらまあまあ、サーヤ、お口拭きましょうね』
「あい」
鍋焼きうどんも、お醤油味の焼きうどんもサーヤの大好物だから…。普通のおうどんも好きだから、下手したら三食続けてうどんでも平気だものね。
『そうか。作るぞ』
『そうだな。さっそくやるか』
『あ、凛さんたち、かみさんたちが足袋用意してたからな』
『まあ、ありがとう。使わせていただくわ。さ、サーヤ足出してモモとスイは順番ね。待っててね』
「あ~い」
ぴゅいきゅい『『まってるの』』
うんうん。いい子たちね。
真っ白の足袋を履かせて、自分の足にも…
『あらあらまあまあ…』
届かないわね…
「ふお?」
ぴゅいきゅい『『ありゃ?』』
『うふふ。私が履かせてあげるわぁ』
『あらあらまあまあ?結葉様』
いつも突然ね?
『うふふ。私も手伝おうと思ってぇ♪はい、履けたわよ』
『あらあらまあまあ。ありがとう』
『いいのよぉ♪さあ、やりましょう』
『それじゃあ、親方達が寝かせてくれた生地をサラシに包んで、あそこの敷物の上に置いてもらっていいかしら?』
『おやすいごようよぉ。そしたらぁ?』
『私たちをその生地の上に立たせたて欲しいのよ』
『分かったわぁ。でも、いいの?食べ物でしょう?』
『うどんはね、特別なの。足で踏んでね、コシのある麺にするのよ』
『へえ、面白いわねぇ。私もやってみようかしらぁ』
結葉様も興味持ったみたいね。
『それじゃあ、準備はいいかしら?』
「あ~い♪」
ぴゅいきゅい『『あ~い♪』』
『いいわよぉ♪』
『じゃあ、せーのっ』
「おいっちに♪おいっちに♪」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
ぴゅいきゅい『『おいっちに♪おいっちに♪』』
きゅむきゅむきゅむきゅむ
サーヤとモモとスイはおててつないで丸くなってうどんをふみふみしてます。
結葉様はおばあちゃんと向かい合わせで
『いっちにいっちに♪』
ふみふみふみふみ
『いっちにいっちにぃ♪』
むにむにむにむに
とっても楽しそうです。
体力がもつ間は…
そして、お隣の工場では
『ほいほいほいほい』
『まだまだ作らないとね』
『これ、火に慣れない若いヤツらの鍛錬にいいねぇ』
ほいほいほいほいっと熱々なこんにゃく芋を素手でどんどん玉こんにゃくにしていくおかみさんたち。
海では
『ふむ。サメとはこれだろうか?エル様』
〖おそらく?師匠の仰っていた特徴と合致してますね〗
空から海を見下ろすアルコン様とエル様。
『まあ、ドラゴンの姿の我に攻撃してくるような知性の欠けらも無い魔物だ。狩って問題あるまい?』
〖そうですね。構わないでしょう。ただ、これだけが目当てではありませんからね。他の魚たちに危害が出ないようにお願いしますよ〗
『心得た』
〖来ますよ〗
『ふむ。好都合』
シュンっ カッ!!
『飛び上がってくれて助かった。海に被害が出ないからな』
〖ふむ。飛び上がった所を魔法で固定。とことんまで力を凝縮して急所を貫きましたか。傷も最小限ですね。これは〗
『ああ、凛とみあが見せた的を貫いた技を試してみた。これはなかなかいいな』
〖ふむ。では私も試してみましょうか。幸い、獲物は向こうから来てくれてますからね〗
『サーヤの車海老も捕まえねばならぬからな。とっとと片付けよう』
〖そうですね。ホタテという貝も美味しいらしいですよ。楽しみですね〗ニヤリ
『そうだな』ニヤリ
この日、海から大型の魔物が次々と謎の失踪をしたとか…
『親父、豚肉と鶏肉、それから牛肉が必要なのだよな?』
『ああ。ゲンと凛さんが言うには正月にも肉が必要らしいからな』
『じゃあ、目の前にいるアースドラゴンはどうする?』
『ビッグタートルもいるわよ』
少し離れた場所から獲物を見定めるギン様、吹雪じぃじに、白雪ばぁば。
『亀もトカゲもあの二人なら調理できるのではないか?アースドラゴンは確か前にステーキにしなかったか?』
『していたかも。美味しかったと思うわ』
『ならば、狩るか』
『無論。ワシと白雪で亀に行くか?』
『あら、私一人でもいけるわよ』
『まあ、早く倒せばそれだけ多く肉が狩れる。最近は親方達が素材を綺麗に残せと言うからな。なるべく最小限の攻撃で頼む』
『ああ、確かにうるさいくらいにな』
『あら、実際、うるさいと叫んで取っ組み合いになったわよね?』
『ふんっ』
大人気ない吹雪じぃじ…
『じゃあ、魔法で一発で仕留めればいいじゃない?ねえ?』
『そうね。私たちが力を貸せば一発よ』
『そうそう。連携の練習にもなるしね』
風の精霊らんちゃん、雷の精霊なるちゃん、氷の精霊氷花ちゃんが本日のお供です。そして
『凛さんとみあの』
『チュインっも効果的』
『『かも?』』
白黒コンビの牡丹ちゃん揚羽ちゃんも参加。
『ああ、あれだな。良し、氷花いいか?試しても』
『もちろん!』
氷花ちゃんがギン様の肩に手を置くと、二人の前にキュイーンとどんぐりくらいの小さな氷が、だが見た目以上に…
『いけ』
チュインっ ピキピキカキーンっ!
アースドラゴンの眉間を貫いた瞬間そこから一気に凍りついた。
『なかなかだけど、発動に時間がかかるな』
『そうね。今後の課題ね』
『そうだな』
凛さんのチュインっが知らぬ間にみんなの武器に…
そして、もうひとつの戦いが…
『さあ、自然薯掘るぞーっ』
『『『おお!なんだな』』』
『やるにゃ!』
『…仕方ないから付き合ってあげる』
『まあ、ニャーニャまで…皆さん程々でお願いしますわ』
『皆さん、やる気がすごいですわね』
畑でどれだけ長い自然薯がとれるか熾烈な争いが…
『じゃあ、掘るか。えっと、サーヤと凛さんの列がここなんだよな?』
『そうなんだな』
『おいらたちは隣の列なんだな』
『まけないんだな』
『ニャーニャと妖精たちはその隣にゃ!』
『…ぼくとゴーレムが一番端』
『そうか、じゃあそれぞれ掘って、そこの敷物に置いてくぞ。じゃあ、始め!』
それぞれ掘り進める面々…
『兄ちゃん、おいら真ん中辺りから行くだ』
『じゃあ、なずなは敷物に近いとこ行くんだな』
『いいだか?にいちゃんたいへんなんだな』
『大丈夫なんだな。それより大変な時は呼ぶんだな。無理は禁物なんだな』
『『わかったんだな』』
いつでも仲良しぽぽちゃん兄弟。
『それじゃ、妖精たち頑張るにゃ!まず土を揺らして抜けやすくするにゃ!』
『『『『『おお!』』』』』
『『『『『レッツ!』』』』』
『『『『『ダンス!』』』』』
ニャーニャの号令とともに、奇妙なダンスを始める妖精たち…ゴーゴー?
『な、なんにゃ?誰が仕込んだにゃ?』
ニャーニャは知らなかったようです。
『…じゃあ、僕が魔法で土を柔らかくするから抜いてって。それで、何人かは運び役ね』
ゴゴゴ…
こちらはさすが統率がとれています。
そして…
『おいおい…なんだこりゃ?サーヤと凛さんは何をしたんだ?極太?』
おいちゃん、片手で掴めない自然薯に困惑…
『これ、抜けんのか?何メートルあんだ?』
魔法で土を柔らかくしたはずなのに全く抜けない自然薯に更に困惑。
『仕方ない地道に掘るか…』
黙々と掘るおいちゃん。やがて…
『…ゲンさん、生きてる?』
『ゲンさん、どこにゃ?』
『この下、ですかしら?』
『お、おそらく?』
『うわあ?どうなってるんだな?』
『兄ちゃんこれまだ一本目みたいなんだな』
『わたちたちぜんぶほりおわっただよ?』
『『『『『『………』』』』』』
地上から全く見えない穴の底…
『…ジーニ様呼んでくる』
『私が中に入って照らしますわ!』
『ゲンさん?大丈夫ですの?ニャーニャ行きますわよ!』
『はいにゃ!ぽぽちゃんたちはここにいるにゃ!動いちゃダメにゃ!』
『『『は、はいなんだな!』』』
こちらも大事決定…
どうなる大晦日!?
『『任せな!』』
ここは新しく建てられた工場…既にドワーフさん達の威勢のいい声が聞こえます。
「おばあちゃん、ほんちょに、こーば、できちゃっちゃにぇ」
『あらあらまあまあ、本当ねぇ』
結局、お豆腐、練り物、蕎麦・うどん三つの専用工場が出来ました。
きっかけが、サーヤのお礼しなきゃ発言なので、隠しきれず、サーヤにも工場を知らせるしかありませんでした。まあ、かろうじて練り物だけは隠してます。
『それじゃ、サーヤ、みんな頑張りましょうね』
「あい」
ぴゅいきゅい『『がんばるの!』』
今日はサーヤたちはうどん作りのお手伝いです。
ハクとフルーとフライ、ココロと姫ちゃんはフゥたちを誘って森に行ってもらってます。なので、今日はフゥとクゥに命を助けてもらったサーヤとモモとスイの元祖ちびっこ同盟、それからおばあちゃんでお手伝いです。
「ちゃにょも~」
ぴゅいきゅい『『たのも~』』
『あらあらまあまあ、サーヤ、なんか違うわ。モモとスイは真似しなくていいのよ。ごめんください』
道場破りじゃないんだから…
『おう!来たな!』
『今日は頼むな!』
『クリーンして入ってくれな!』
「あ~い!くりーん♪」
ぴゅいきゅい『『あ~い!クリーン!』』
『クリーン。親方、今日はよろしくお願いしますね』
『『『おうよ!』』』
ご飯作る場所だから綺麗にしないとね!
『今日は何したらいいかしら?』
『おう。おちび達はうどんを踏んでもらおうと思ってな!』
「あ~い」
ぴゅいきゅい『『がんばるよ~』』
『凛さんは、俺たちの指導だな』
『種類があんだろ?ほうとううどんだっけ?ゲンがこれは絶対って…』
ん?親方たちどこ見て…あっ
「ほーちょううぢょん…」じゅるり
ぴゅいきゅい『『わあ!サーヤ!おくち!』』
「う?」じゅるり
『あらあらまあまあ、サーヤったら』
ほうとうはサーヤの一番好きなうどんだから…
『なるほど』
『分かった』
『美味いんだな』
ああ、親方たちの目が、光ってるわ…
「さーや、なべやきみょ、おしょーゆにょやきうぢょんみょ、すち」じゅるり
『あらあらまあまあ、サーヤ、お口拭きましょうね』
「あい」
鍋焼きうどんも、お醤油味の焼きうどんもサーヤの大好物だから…。普通のおうどんも好きだから、下手したら三食続けてうどんでも平気だものね。
『そうか。作るぞ』
『そうだな。さっそくやるか』
『あ、凛さんたち、かみさんたちが足袋用意してたからな』
『まあ、ありがとう。使わせていただくわ。さ、サーヤ足出してモモとスイは順番ね。待っててね』
「あ~い」
ぴゅいきゅい『『まってるの』』
うんうん。いい子たちね。
真っ白の足袋を履かせて、自分の足にも…
『あらあらまあまあ…』
届かないわね…
「ふお?」
ぴゅいきゅい『『ありゃ?』』
『うふふ。私が履かせてあげるわぁ』
『あらあらまあまあ?結葉様』
いつも突然ね?
『うふふ。私も手伝おうと思ってぇ♪はい、履けたわよ』
『あらあらまあまあ。ありがとう』
『いいのよぉ♪さあ、やりましょう』
『それじゃあ、親方達が寝かせてくれた生地をサラシに包んで、あそこの敷物の上に置いてもらっていいかしら?』
『おやすいごようよぉ。そしたらぁ?』
『私たちをその生地の上に立たせたて欲しいのよ』
『分かったわぁ。でも、いいの?食べ物でしょう?』
『うどんはね、特別なの。足で踏んでね、コシのある麺にするのよ』
『へえ、面白いわねぇ。私もやってみようかしらぁ』
結葉様も興味持ったみたいね。
『それじゃあ、準備はいいかしら?』
「あ~い♪」
ぴゅいきゅい『『あ~い♪』』
『いいわよぉ♪』
『じゃあ、せーのっ』
「おいっちに♪おいっちに♪」
もにゅもにゅもにゅもにゅ
ぴゅいきゅい『『おいっちに♪おいっちに♪』』
きゅむきゅむきゅむきゅむ
サーヤとモモとスイはおててつないで丸くなってうどんをふみふみしてます。
結葉様はおばあちゃんと向かい合わせで
『いっちにいっちに♪』
ふみふみふみふみ
『いっちにいっちにぃ♪』
むにむにむにむに
とっても楽しそうです。
体力がもつ間は…
そして、お隣の工場では
『ほいほいほいほい』
『まだまだ作らないとね』
『これ、火に慣れない若いヤツらの鍛錬にいいねぇ』
ほいほいほいほいっと熱々なこんにゃく芋を素手でどんどん玉こんにゃくにしていくおかみさんたち。
海では
『ふむ。サメとはこれだろうか?エル様』
〖おそらく?師匠の仰っていた特徴と合致してますね〗
空から海を見下ろすアルコン様とエル様。
『まあ、ドラゴンの姿の我に攻撃してくるような知性の欠けらも無い魔物だ。狩って問題あるまい?』
〖そうですね。構わないでしょう。ただ、これだけが目当てではありませんからね。他の魚たちに危害が出ないようにお願いしますよ〗
『心得た』
〖来ますよ〗
『ふむ。好都合』
シュンっ カッ!!
『飛び上がってくれて助かった。海に被害が出ないからな』
〖ふむ。飛び上がった所を魔法で固定。とことんまで力を凝縮して急所を貫きましたか。傷も最小限ですね。これは〗
『ああ、凛とみあが見せた的を貫いた技を試してみた。これはなかなかいいな』
〖ふむ。では私も試してみましょうか。幸い、獲物は向こうから来てくれてますからね〗
『サーヤの車海老も捕まえねばならぬからな。とっとと片付けよう』
〖そうですね。ホタテという貝も美味しいらしいですよ。楽しみですね〗ニヤリ
『そうだな』ニヤリ
この日、海から大型の魔物が次々と謎の失踪をしたとか…
『親父、豚肉と鶏肉、それから牛肉が必要なのだよな?』
『ああ。ゲンと凛さんが言うには正月にも肉が必要らしいからな』
『じゃあ、目の前にいるアースドラゴンはどうする?』
『ビッグタートルもいるわよ』
少し離れた場所から獲物を見定めるギン様、吹雪じぃじに、白雪ばぁば。
『亀もトカゲもあの二人なら調理できるのではないか?アースドラゴンは確か前にステーキにしなかったか?』
『していたかも。美味しかったと思うわ』
『ならば、狩るか』
『無論。ワシと白雪で亀に行くか?』
『あら、私一人でもいけるわよ』
『まあ、早く倒せばそれだけ多く肉が狩れる。最近は親方達が素材を綺麗に残せと言うからな。なるべく最小限の攻撃で頼む』
『ああ、確かにうるさいくらいにな』
『あら、実際、うるさいと叫んで取っ組み合いになったわよね?』
『ふんっ』
大人気ない吹雪じぃじ…
『じゃあ、魔法で一発で仕留めればいいじゃない?ねえ?』
『そうね。私たちが力を貸せば一発よ』
『そうそう。連携の練習にもなるしね』
風の精霊らんちゃん、雷の精霊なるちゃん、氷の精霊氷花ちゃんが本日のお供です。そして
『凛さんとみあの』
『チュインっも効果的』
『『かも?』』
白黒コンビの牡丹ちゃん揚羽ちゃんも参加。
『ああ、あれだな。良し、氷花いいか?試しても』
『もちろん!』
氷花ちゃんがギン様の肩に手を置くと、二人の前にキュイーンとどんぐりくらいの小さな氷が、だが見た目以上に…
『いけ』
チュインっ ピキピキカキーンっ!
アースドラゴンの眉間を貫いた瞬間そこから一気に凍りついた。
『なかなかだけど、発動に時間がかかるな』
『そうね。今後の課題ね』
『そうだな』
凛さんのチュインっが知らぬ間にみんなの武器に…
そして、もうひとつの戦いが…
『さあ、自然薯掘るぞーっ』
『『『おお!なんだな』』』
『やるにゃ!』
『…仕方ないから付き合ってあげる』
『まあ、ニャーニャまで…皆さん程々でお願いしますわ』
『皆さん、やる気がすごいですわね』
畑でどれだけ長い自然薯がとれるか熾烈な争いが…
『じゃあ、掘るか。えっと、サーヤと凛さんの列がここなんだよな?』
『そうなんだな』
『おいらたちは隣の列なんだな』
『まけないんだな』
『ニャーニャと妖精たちはその隣にゃ!』
『…ぼくとゴーレムが一番端』
『そうか、じゃあそれぞれ掘って、そこの敷物に置いてくぞ。じゃあ、始め!』
それぞれ掘り進める面々…
『兄ちゃん、おいら真ん中辺りから行くだ』
『じゃあ、なずなは敷物に近いとこ行くんだな』
『いいだか?にいちゃんたいへんなんだな』
『大丈夫なんだな。それより大変な時は呼ぶんだな。無理は禁物なんだな』
『『わかったんだな』』
いつでも仲良しぽぽちゃん兄弟。
『それじゃ、妖精たち頑張るにゃ!まず土を揺らして抜けやすくするにゃ!』
『『『『『おお!』』』』』
『『『『『レッツ!』』』』』
『『『『『ダンス!』』』』』
ニャーニャの号令とともに、奇妙なダンスを始める妖精たち…ゴーゴー?
『な、なんにゃ?誰が仕込んだにゃ?』
ニャーニャは知らなかったようです。
『…じゃあ、僕が魔法で土を柔らかくするから抜いてって。それで、何人かは運び役ね』
ゴゴゴ…
こちらはさすが統率がとれています。
そして…
『おいおい…なんだこりゃ?サーヤと凛さんは何をしたんだ?極太?』
おいちゃん、片手で掴めない自然薯に困惑…
『これ、抜けんのか?何メートルあんだ?』
魔法で土を柔らかくしたはずなのに全く抜けない自然薯に更に困惑。
『仕方ない地道に掘るか…』
黙々と掘るおいちゃん。やがて…
『…ゲンさん、生きてる?』
『ゲンさん、どこにゃ?』
『この下、ですかしら?』
『お、おそらく?』
『うわあ?どうなってるんだな?』
『兄ちゃんこれまだ一本目みたいなんだな』
『わたちたちぜんぶほりおわっただよ?』
『『『『『『………』』』』』』
地上から全く見えない穴の底…
『…ジーニ様呼んでくる』
『私が中に入って照らしますわ!』
『ゲンさん?大丈夫ですの?ニャーニャ行きますわよ!』
『はいにゃ!ぽぽちゃんたちはここにいるにゃ!動いちゃダメにゃ!』
『『『は、はいなんだな!』』』
こちらも大事決定…
どうなる大晦日!?
51
あなたにおすすめの小説
もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!
ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー]
特別賞受賞 書籍化決定!!
応援くださった皆様、ありがとうございます!!
望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。
そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。
神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。
そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する
ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。
話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。
ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。
こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜
ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。
しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。
そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。
転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。
「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」
まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。
やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって?
これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。