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522 毛刈りの時間です!
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さて、そろそろ気絶してた面々が起きるようです。
『う~ん⋯』もぞもぞ
「つくしちゃーんっ」
『つくし大丈夫だか?』
『ちいにいちゃん』
つくしちゃんがおっきしそうです。
『つくし、起きられるだか?』
『ちいにいちゃん、おきるだよ』
「つくしちゃん、おっきちて~」
ぽぽちゃんたちと、つくしちゃんをゆさゆさします。
『う~ん⋯あれ?おいら?』
つくしちゃんがむくって起きようとしました。が⋯
『あれ?起きられないんだな?』
コロコロ。そうです。まだ爆発冬毛のままのつくしちゃん。転がってしまって起きられませんっ!
「つくしちゃんっ」むぎゅう
そこへ、つくしちゃんが起きたことに安心したサーヤが抱きつきます!
『うわぁ~なんだな~』バタバタ
「つくしちゃん~よかっちゃ~」むぎゅう
おっきした~
『つくしっあっ』
『ちいにいちゃんっあっ』
そして、サーヤに抱きつかれてるつくしちゃんを助けようとした、ぽぽちゃんとなずなちゃんも
『『うわぁっなんだな』』
すってんころりん!あろうことかサーヤに覆い被さることに!
『うわぁ~なんだな』
潰れるんだな~
「ふわぁ~あああ」キラキラ
もふもふもふもふ~♪
そして、違う種類の二つの悲鳴が響き渡る。
一番下で潰される感じになったつくしちゃんの助けを求める悲鳴と、極上のもふもふにサンドイッチされたサーヤの歓喜の悲鳴が⋯
〖『『きゃあ~ん♪もふもふ団子~♪』』〗
もう一つ変な悲鳴も⋯
そして、
『『『ううう⋯』』』
『あんたっ』ばしっ
『いい加減に』ばしっ
『起きな!』ばしっ
奥様たちの愛のムチにより、目覚めるドワーフさんたち。
『いてて』
『なんか』
『顔が』
『『『熱い?』』』
そりゃ、それだけビンタされたらね。
『ようやく起きたか息子ども』
『まったく情けねぇな』
『これしきのことでよ』
親方たち、容赦なし。
『お、親父』
『その姿はやっぱり』
『見間違いじゃなかったのか』
がくぅっ
若返った父親の姿に項垂れる親方たちの息子さんたち。
『さて、お前たちは後回しだ』
『先にあれを何とかしてやらんとな』
『そうだな。ポポたちが気の毒だしな』
『『『あれ?』』』
みんなが見る先には
『『『うわぁっ助けてなんだな~』』』
「うへへへ~もふもふもふもふ~いっぱいもふもふ~」じゅるり
『『『あ~れ~』』』
ぽぽたちとサーヤがもふもふ団子になっている。
〖『いや~ん♪かわいい(ですわ)~♪』〗
『ご主人、かわいいのは同意だけどにゃ、つくしちゃんつぶれちゃうにゃよ』
抱き合って悶えるジーニ様とアイナ様を冷めた目で見るニャーニャ。そして
『むーむー』うにょんうにょん
きゅるるん『『『おかあさ~ん』』』
きゅるるん『『『『きもちわるい~』』』』
きゅるる『近寄っちゃダメ』
実はさっきの段階で
『可愛いですわぁ⋯はぁはぁ』ふら~
きゅるる『させない』
シュルッ!
サーヤたちに忍び寄ろうとしたリノ様。それに気づいた絹さんが、すかさず簀巻きに!
しかし、簀巻きにされても尚、サーヤたちに近寄ろうとするリノ様⋯。子グモちゃんたちが怯えてます。それ以上サーヤたちに近づけないように、糸の端を持つ絹さんのお顔がとっても嫌そう⋯
『ほらサーヤ、つくしが潰れるから離れろ!』
「いや~んっもふもふっもふもふっもふもふぅ~うぅ」ばたばたばた
『『『あ~れ~』』』ゴロゴロ
『あらあらまあまあ、困った子ねぇ』
『魅惑のもふもふ。欲しい』
おいちゃんがサーヤを引き離しにかかるが、抵抗するサーヤ
『『『なんじゃありゃ』』』
アイナ様と更にリノ様の姿にドン引きの息子さんたち
『『『かわいいねぇ』』』
見苦しいところは排除して、もふもふ団子だけを見る奥さんたち。
そして動き出す親方たち。
『よっこらしょ。さて、やるか』
『そうだな。ほら、ぽぽたち大人しくしろ』
『今動けるようにしてやるから』
キラーン!シャキーン!
『『『ひっ!』』』
親方たちが刈り鋏をしゃきーんっ!とすると、ぽぽちゃん兄弟は震え上がりました。そこへ、ぴょんぴょんと軽い足音が
『大丈夫ぴょん。安心するぴょん!』
『じっとしてればあっという間だじょ!』
『そうだめ~。親方たちもプロだめ~安心だめ~』
将来有望なもふもふ、もえちゃんたちが震えてるぽぽちゃんたちを励ますためにやってきてくれました。ここにいるもふもふたちはもう慣れっこ。
『め~。ご主人も上手いけどめ~』
『今や親方たちも達人め~』
『一番のもふもふの私らも認めるめ~』
『安心して身を任せるめ~』
のそのそと、この聖域一番のもふもふ大人のめーめーさん達もやって来てくれました。
『そ、そうだか?』
『大丈夫だか?』
『あんしんだか?』
それでもぽぽちゃんたちは不安そう。そこへさらに畳み掛けるように
『ぽぽちゃんたち見てみて~』
『ほら、大丈夫だよ~』
フルーとフライが見てアピール!
そして、サーヤを結葉様に預けたおいちゃんが
『じっとしてろよ~』
『『は~い』』
と、言いながらシャシャシャシャシャっとフルーとフライの毛を刈っていきます。するとみるみる間に
『は~すっきり~』
『ほら、元通り~』
目も見えるようになってさっぱりしたフルーとフライが、ハイ、ポーズ!
『いや、元通りじゃないな。いつもよりキレイになったぞ。冗談じゃなく』
『『え?』』
あっという間にいつものフルーとフライ、ではなくほんとにいつもより毛艶がいいような?
『う~ん、なんでだ?毛を揃えたからか?』
『『なんでだろ~?』』
悩む三人。でも今はそれより
『ほら、じっとしてたらあんな感じでスッキリだぞ』
『俺たちが打った鋏だぞ。そこらの鈍(なまくら)とは違うからな』
『安心して任せな!』
そう。ぽぽちゃんたちを歩けるようにするのが先です。
『『『う、うん。なんだな』』』
まだ若干ビクビクなぽぽちゃんたちに
『あらあらまあまあ、ぽぽちゃんたち、ちょっと』コショコショコショ
おばあちゃんが何やらコソコソお話すると
『わ、分かったんだな』
『お、おねがいするんだな』
『お、思いっきりやってくださいなんだな』
最後のぽぽちゃんのセリフが、なんか大袈裟な気はするけど、心は決まったようです。でも
「いや~んっもふもふっもふもふ~」ばたばだたばたっ
最後にもう一回~
『あらぁ、サーヤだめよぉ。が・ま・ん♪』
ぎゅう~
「いや~んっ」
サーヤの心の準備はまだだったみたいです。
『あらあらまあまあ、親方、三人の毛が混ざらないようにして後で私に下さる?』
『ん?そのくらい構わんぞ』
『ありがとう。よろしくね』
『みあも欲しい』
『あらあらまあまあ、少しだけね』
と、商談成立により
『じゃあ、行くぞ』
『じっとしてろよ』
『大丈夫だからな』
『『『は、はいなんだな』』』
ぎゅっと目をつぶって親方たちに身を任せるぽぽちゃんたち。毛刈りが始まります。そして、
「いや~んっもふもふ~」ばたばたばたっ
『サーヤぁ、だめよぉ。が・ま・ん♪』むぎゅう
「ふにゅ~」
もふもふ~っ
『お母様、本当に何故サーヤちゃんに対してだけは、まともなのでしょう?』
『分からないにゃ。永遠の謎にゃ』
『むーむー』
外野の声にはお構い無しで
シャシャっシャシャシャシャシャシャシャッ
『おお、さすがだな』
『あれだけ滑りやすい毛をいとも簡単に』
アルコン様とギン様も感心して見守る中
「あう~もふもふ~」うるうる
『あらぁ、そんなに泣かないでぇ』
『あらあらまあまあ、この子ったら瞬きもせず泣いてるわ』
『器用』
結葉様とおばあちゃん、ミアが呆れ
「あう~」うるうる
『うるうるじゃないよね~?』
ぴょいきゅい『『だばだば~』』
『『『どばどば~』』』
みゃあ『すごいにゃ~』
『滝みたいなのだ~』
ちびっこ達も呆れてます。
『おいちゃん、それどうするの?』
『ぼくたちの毛だよね?』
『ん?凛さんに渡すんだよ。多分、必要になるからな』
『『ふぅん?』』
自分たちの毛をしまうおいちゃんを不思議そうに見るフライとフルー。
そして、シャッシャッ
『よし!』
『こんなもんかな』
『出来上がりだぞ』
親方たち会心の出来に満足そう
『ありがとうなんだな』
『立てるんだな』
『あるけるんだな』
ぽぽちゃんたちもようやく動けるようになりました。色々動いて確かめてます。
そして、
「ふわぁ~あああ」きらきら
『あらぁ?さっきまで滂沱の涙を流してたのにぃ?』
『あらあらまあまあ?サーヤの目がキラキラね?』
『きっとあれが原因』
そうです。フライ、フルー同様
『やっぱり、なんか毛艶がいいよな?』
『うん。すごいキラキラ~』
『サーヤもキラキラ~』
ぽぽちゃんたちも毛艶がアップ!キラキラもふもふ!
「ふあ~あああ」きらきらきらきら~ふらふらふらふら~
『あっ、しまったわぁ』
もう大丈夫だと抱っこする力を緩めてた結葉様の腕から抜け出したサーヤ。そのまま手を前に出しながらフラフラとぽぽちゃんたちの元へ
「もふもふ~もふもふ~」ぎゅむう
ぽぽちゃんに抱きついた!
『うわぁっなんだな』
『ああっ兄ちゃんっ』
『わあっサーヤちゃんっ』
容赦なくぽぽちゃんをモフるサーヤ
「もふもふもふもふ~うへへへへ~」わしゃわしゃもふもふ
『うわぁ助けてなんだな~』
『兄ちゃんっ』
『サーヤちゃんっ』
なんやかんや優しいぽぽちゃん、サーヤを振り解けません。なすがまま
『あらあらまあまあ、結局こうなるのねぇ』
『はいよ。凛さん。フルーとフライの毛だぞ』
『あら、ゲンさんありがとう』
『いやいや。早くそれ作って助けてやってくれ』
『あらあらまあまあ、さすがゲンさん。お分かりだったかしら?』
『そりゃあ、それなりに長い付き合いだからな』
『ふふ。そうねぇ。でも、果たして効果があるかは疑問ね』
『まあ、そりゃ、やっぱり生には叶わないだろうからなぁ』
『そうねぇ』
『みあにも一つよろしく』
おばあちゃん、何かするみたいです。みあちゃんも狙ってるようです。
「もふもふーっ」
『助けてなんだなー』
『『にいちゃ~ん』』
もふもふもふもふ~
『う~ん⋯』もぞもぞ
「つくしちゃーんっ」
『つくし大丈夫だか?』
『ちいにいちゃん』
つくしちゃんがおっきしそうです。
『つくし、起きられるだか?』
『ちいにいちゃん、おきるだよ』
「つくしちゃん、おっきちて~」
ぽぽちゃんたちと、つくしちゃんをゆさゆさします。
『う~ん⋯あれ?おいら?』
つくしちゃんがむくって起きようとしました。が⋯
『あれ?起きられないんだな?』
コロコロ。そうです。まだ爆発冬毛のままのつくしちゃん。転がってしまって起きられませんっ!
「つくしちゃんっ」むぎゅう
そこへ、つくしちゃんが起きたことに安心したサーヤが抱きつきます!
『うわぁ~なんだな~』バタバタ
「つくしちゃん~よかっちゃ~」むぎゅう
おっきした~
『つくしっあっ』
『ちいにいちゃんっあっ』
そして、サーヤに抱きつかれてるつくしちゃんを助けようとした、ぽぽちゃんとなずなちゃんも
『『うわぁっなんだな』』
すってんころりん!あろうことかサーヤに覆い被さることに!
『うわぁ~なんだな』
潰れるんだな~
「ふわぁ~あああ」キラキラ
もふもふもふもふ~♪
そして、違う種類の二つの悲鳴が響き渡る。
一番下で潰される感じになったつくしちゃんの助けを求める悲鳴と、極上のもふもふにサンドイッチされたサーヤの歓喜の悲鳴が⋯
〖『『きゃあ~ん♪もふもふ団子~♪』』〗
もう一つ変な悲鳴も⋯
そして、
『『『ううう⋯』』』
『あんたっ』ばしっ
『いい加減に』ばしっ
『起きな!』ばしっ
奥様たちの愛のムチにより、目覚めるドワーフさんたち。
『いてて』
『なんか』
『顔が』
『『『熱い?』』』
そりゃ、それだけビンタされたらね。
『ようやく起きたか息子ども』
『まったく情けねぇな』
『これしきのことでよ』
親方たち、容赦なし。
『お、親父』
『その姿はやっぱり』
『見間違いじゃなかったのか』
がくぅっ
若返った父親の姿に項垂れる親方たちの息子さんたち。
『さて、お前たちは後回しだ』
『先にあれを何とかしてやらんとな』
『そうだな。ポポたちが気の毒だしな』
『『『あれ?』』』
みんなが見る先には
『『『うわぁっ助けてなんだな~』』』
「うへへへ~もふもふもふもふ~いっぱいもふもふ~」じゅるり
『『『あ~れ~』』』
ぽぽたちとサーヤがもふもふ団子になっている。
〖『いや~ん♪かわいい(ですわ)~♪』〗
『ご主人、かわいいのは同意だけどにゃ、つくしちゃんつぶれちゃうにゃよ』
抱き合って悶えるジーニ様とアイナ様を冷めた目で見るニャーニャ。そして
『むーむー』うにょんうにょん
きゅるるん『『『おかあさ~ん』』』
きゅるるん『『『『きもちわるい~』』』』
きゅるる『近寄っちゃダメ』
実はさっきの段階で
『可愛いですわぁ⋯はぁはぁ』ふら~
きゅるる『させない』
シュルッ!
サーヤたちに忍び寄ろうとしたリノ様。それに気づいた絹さんが、すかさず簀巻きに!
しかし、簀巻きにされても尚、サーヤたちに近寄ろうとするリノ様⋯。子グモちゃんたちが怯えてます。それ以上サーヤたちに近づけないように、糸の端を持つ絹さんのお顔がとっても嫌そう⋯
『ほらサーヤ、つくしが潰れるから離れろ!』
「いや~んっもふもふっもふもふっもふもふぅ~うぅ」ばたばたばた
『『『あ~れ~』』』ゴロゴロ
『あらあらまあまあ、困った子ねぇ』
『魅惑のもふもふ。欲しい』
おいちゃんがサーヤを引き離しにかかるが、抵抗するサーヤ
『『『なんじゃありゃ』』』
アイナ様と更にリノ様の姿にドン引きの息子さんたち
『『『かわいいねぇ』』』
見苦しいところは排除して、もふもふ団子だけを見る奥さんたち。
そして動き出す親方たち。
『よっこらしょ。さて、やるか』
『そうだな。ほら、ぽぽたち大人しくしろ』
『今動けるようにしてやるから』
キラーン!シャキーン!
『『『ひっ!』』』
親方たちが刈り鋏をしゃきーんっ!とすると、ぽぽちゃん兄弟は震え上がりました。そこへ、ぴょんぴょんと軽い足音が
『大丈夫ぴょん。安心するぴょん!』
『じっとしてればあっという間だじょ!』
『そうだめ~。親方たちもプロだめ~安心だめ~』
将来有望なもふもふ、もえちゃんたちが震えてるぽぽちゃんたちを励ますためにやってきてくれました。ここにいるもふもふたちはもう慣れっこ。
『め~。ご主人も上手いけどめ~』
『今や親方たちも達人め~』
『一番のもふもふの私らも認めるめ~』
『安心して身を任せるめ~』
のそのそと、この聖域一番のもふもふ大人のめーめーさん達もやって来てくれました。
『そ、そうだか?』
『大丈夫だか?』
『あんしんだか?』
それでもぽぽちゃんたちは不安そう。そこへさらに畳み掛けるように
『ぽぽちゃんたち見てみて~』
『ほら、大丈夫だよ~』
フルーとフライが見てアピール!
そして、サーヤを結葉様に預けたおいちゃんが
『じっとしてろよ~』
『『は~い』』
と、言いながらシャシャシャシャシャっとフルーとフライの毛を刈っていきます。するとみるみる間に
『は~すっきり~』
『ほら、元通り~』
目も見えるようになってさっぱりしたフルーとフライが、ハイ、ポーズ!
『いや、元通りじゃないな。いつもよりキレイになったぞ。冗談じゃなく』
『『え?』』
あっという間にいつものフルーとフライ、ではなくほんとにいつもより毛艶がいいような?
『う~ん、なんでだ?毛を揃えたからか?』
『『なんでだろ~?』』
悩む三人。でも今はそれより
『ほら、じっとしてたらあんな感じでスッキリだぞ』
『俺たちが打った鋏だぞ。そこらの鈍(なまくら)とは違うからな』
『安心して任せな!』
そう。ぽぽちゃんたちを歩けるようにするのが先です。
『『『う、うん。なんだな』』』
まだ若干ビクビクなぽぽちゃんたちに
『あらあらまあまあ、ぽぽちゃんたち、ちょっと』コショコショコショ
おばあちゃんが何やらコソコソお話すると
『わ、分かったんだな』
『お、おねがいするんだな』
『お、思いっきりやってくださいなんだな』
最後のぽぽちゃんのセリフが、なんか大袈裟な気はするけど、心は決まったようです。でも
「いや~んっもふもふっもふもふ~」ばたばだたばたっ
最後にもう一回~
『あらぁ、サーヤだめよぉ。が・ま・ん♪』
ぎゅう~
「いや~んっ」
サーヤの心の準備はまだだったみたいです。
『あらあらまあまあ、親方、三人の毛が混ざらないようにして後で私に下さる?』
『ん?そのくらい構わんぞ』
『ありがとう。よろしくね』
『みあも欲しい』
『あらあらまあまあ、少しだけね』
と、商談成立により
『じゃあ、行くぞ』
『じっとしてろよ』
『大丈夫だからな』
『『『は、はいなんだな』』』
ぎゅっと目をつぶって親方たちに身を任せるぽぽちゃんたち。毛刈りが始まります。そして、
「いや~んっもふもふ~」ばたばたばたっ
『サーヤぁ、だめよぉ。が・ま・ん♪』むぎゅう
「ふにゅ~」
もふもふ~っ
『お母様、本当に何故サーヤちゃんに対してだけは、まともなのでしょう?』
『分からないにゃ。永遠の謎にゃ』
『むーむー』
外野の声にはお構い無しで
シャシャっシャシャシャシャシャシャシャッ
『おお、さすがだな』
『あれだけ滑りやすい毛をいとも簡単に』
アルコン様とギン様も感心して見守る中
「あう~もふもふ~」うるうる
『あらぁ、そんなに泣かないでぇ』
『あらあらまあまあ、この子ったら瞬きもせず泣いてるわ』
『器用』
結葉様とおばあちゃん、ミアが呆れ
「あう~」うるうる
『うるうるじゃないよね~?』
ぴょいきゅい『『だばだば~』』
『『『どばどば~』』』
みゃあ『すごいにゃ~』
『滝みたいなのだ~』
ちびっこ達も呆れてます。
『おいちゃん、それどうするの?』
『ぼくたちの毛だよね?』
『ん?凛さんに渡すんだよ。多分、必要になるからな』
『『ふぅん?』』
自分たちの毛をしまうおいちゃんを不思議そうに見るフライとフルー。
そして、シャッシャッ
『よし!』
『こんなもんかな』
『出来上がりだぞ』
親方たち会心の出来に満足そう
『ありがとうなんだな』
『立てるんだな』
『あるけるんだな』
ぽぽちゃんたちもようやく動けるようになりました。色々動いて確かめてます。
そして、
「ふわぁ~あああ」きらきら
『あらぁ?さっきまで滂沱の涙を流してたのにぃ?』
『あらあらまあまあ?サーヤの目がキラキラね?』
『きっとあれが原因』
そうです。フライ、フルー同様
『やっぱり、なんか毛艶がいいよな?』
『うん。すごいキラキラ~』
『サーヤもキラキラ~』
ぽぽちゃんたちも毛艶がアップ!キラキラもふもふ!
「ふあ~あああ」きらきらきらきら~ふらふらふらふら~
『あっ、しまったわぁ』
もう大丈夫だと抱っこする力を緩めてた結葉様の腕から抜け出したサーヤ。そのまま手を前に出しながらフラフラとぽぽちゃんたちの元へ
「もふもふ~もふもふ~」ぎゅむう
ぽぽちゃんに抱きついた!
『うわぁっなんだな』
『ああっ兄ちゃんっ』
『わあっサーヤちゃんっ』
容赦なくぽぽちゃんをモフるサーヤ
「もふもふもふもふ~うへへへへ~」わしゃわしゃもふもふ
『うわぁ助けてなんだな~』
『兄ちゃんっ』
『サーヤちゃんっ』
なんやかんや優しいぽぽちゃん、サーヤを振り解けません。なすがまま
『あらあらまあまあ、結局こうなるのねぇ』
『はいよ。凛さん。フルーとフライの毛だぞ』
『あら、ゲンさんありがとう』
『いやいや。早くそれ作って助けてやってくれ』
『あらあらまあまあ、さすがゲンさん。お分かりだったかしら?』
『そりゃあ、それなりに長い付き合いだからな』
『ふふ。そうねぇ。でも、果たして効果があるかは疑問ね』
『まあ、そりゃ、やっぱり生には叶わないだろうからなぁ』
『そうねぇ』
『みあにも一つよろしく』
おばあちゃん、何かするみたいです。みあちゃんも狙ってるようです。
「もふもふーっ」
『助けてなんだなー』
『『にいちゃ~ん』』
もふもふもふもふ~
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