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525 魅惑の⋯?
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昨日、豆まきの番外編投稿してます。お知らせ出なかったようなので、よろしかったらそちらもお願いしますm(_ _)m
では、本編です。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
『さん・はい♪』
「ぶんぶんぶん♪はちがちょぶ~♪」
『おいけのまわりに♪』
「のばりゃ⋯らが♪さいちゃよ♪」
『ぶんぶんぶん♪』
「はちがちょ⋯とぶ~♪」
サーヤとおばあちゃんがハクの上で歌ってます。
おばあちゃんはサーヤの前に立って指揮者みたいに腕を振ってます。
歌いながら、みんなでおかみさんたちの所に向かって大行進です。
『あらあらまあまあ、まだまだね。サーヤ、もうちょっと頑張りましょうね』
「あい⋯」しゅん⋯
サーヤは今、おしゃべりの練習中です。サーヤが新しくきたドワーフさんたちに自己紹介したけど、それを聞いてたおばあちゃんが
『あらあらまあまあ、サーヤ、ご挨拶出来たのは偉いけど、もう少し、しっかりお話しましょうね』
と、ダメ出し。
「あい⋯」
がんばったのに。くすん。
『サーヤ~。ぼくもお手伝いするから、次がんばろ~』
「あい」
ハクが優しいです。ドワーフさんたちも
『『『いや、そんな』』』
『『『充分伝わったよ』』』
って、言ってくれたんだけど
『あらあらまあまあ、何かしら?』にこにこごごご
『『『い、いや、なんでもありませんっ』』』
『『『サーヤちゃん、がんばるんだよっ』』』
「あい⋯」
おばあちゃんのにこにこに、さっそくドワーフさんたちは負けてしまいました。くすん。
なので、お歌うたいながら練習になりました。早口言葉より楽しいから頑張ります。
「ぶんぶんぶん♪」
『はちがとぶ~♪』
また歌い出すと
『サーヤ、凛、それは我らの歌か?』
『ブンブンブン、トハ?』
ハチの女王様のレンゲと、働きバチさん達の隊長のアカシアが、サーヤたちの歌が自分たちの歌か聞いてきました。
「あい!はちしゃんにょ⋯の、おう⋯た!」
『ぶんぶんぶんは、ハチさんたちの羽音ね。日本人はよく生き物の出す声や音を言葉に置き換えるのよ』
『そうか。それは楽しそうだな』
『ホカニモ、タクサン、アリソウデスネ』
レンゲとアカシアが、他にはどんなのがあるのか聞いてきたので、思い浮かんだ歌を
「もちも⋯し♪かめよ♪かめしゃんよ~♪」
と、歌うと
『あ~亀じぃだね~。サーヤ~それじゃあ、ぼくのお歌はないの~?』
みゃあ『ココロはないかにゃ?』
ぴゅいきゅい『『ドラゴンは?』』
ハクとココロが聞いてくると、他のちびっ子たちも自分のは?って聞いてきました?だけど
「えっちょ、おばあちゃん、わんわんちょ⋯と、にゃんにゃん、おうたにゃ⋯ないにょ?」
気をつけると、かえっておしゃべりへたっぴになるよね。
『わんわんと、にゃんにゃんのお歌ないの?ね。ん~そうねぇ、犬と猫のものはいくつか浮かぶけど、さすがにドラゴンや妖精とかはねぇ?お猿さんは、アイアイくらいしか思い浮かばないわ。ごめんなさいね』
そうだよね~むずかしいね
ぴゅいきゅい『『そっか~』』
『『残念~』』
『『『じゃあじゃあ』』』
『犬と猫はどんなのがあるのだ?』
『ぼくたちも気になる~』
みゃあ『ココロも気になるにゃ!』
ちびっ子たちはハクたちのお歌どんなの?って聞いてきたので
「みゃ⋯まいごにょまいごのこにぇ⋯ねこちゃん~♪」
って歌ったら、
みゃあ『ココロ、迷子じゃにゃいにゃ!』
って言われちゃいました。まだ犬のおまわりさん出てきてないのに~
みゃあ『他はないのにゃ?』
ん~?他の~?
『あらあらまあまあ、なかなか難しい注文ね~』
だよね?
『サーヤ、凛さん、雪なら両方出てくるんじゃないか?』
「うにゅ?ゆき?」
『あらあらまあまあ、確かにそうね。でも、あれは』
おばあちゃんが何かを言いかけたその時
『雪?雪なら私も関係ある』にゅっ
「ふおお?」ビクッ
雪の精霊牡丹ちゃんが、サーヤの目の前に、ぬうって出てきました。逆さまに⋯髪の毛がだらんって、こわこわっ
『あらあらまあまあ?なかなか心臓に悪い登場ね?』
「あい」
ほんとです。ビクウッてしました。
『さあ、歌って。私の歌』
「う、うにゅ?」
もう牡丹ちゃんの歌になってます。
『あ、あらあらまあまあ?そうすると一番から歌わないとダメかしら?犬と猫は二番なのよね?』
『そうだな~』
「ふお~ぉ」
そうでした。大変です。
『早く歌う』ずいっ
牡丹ちゃん怖いです。
『あらあらまあまあ、仕方ないわね。それじゃあサーヤ、さん・はい♪』
仕方ないです。
「ゆ~きやこんこ♪」
『あられやこんこ♪』
「ふっちぇはふっては♪」
『ず~んずんつもる♪』
「や~まみょ⋯も、のはら、も♪」
『わ~たぼうしかぶり♪』
「か~れきのこらじゅ♪」
『はなが~さく~♪』
一番の最後のとこで牡丹ちゃんのおめめがキラキラになりました。二番は
『ゆ~きやこんこ♪』
「あ~らりぇ⋯れやこんこ♪」
『ふってもふっても♪』
「ま~ぢゃ⋯だ、ふり、やま、ぬ♪」
『い~ぬはよろこび♪』
「にわ、か、け、まわり♪」
『ね~こはこたつで♪』
「まるく~なりゅ~♪」
ふい~疲れた~
ぱちぱちぱちぱち
〖〖『『あ~ん♪可愛い(ですわ~)』』〗〗
ジーニ様たちは可愛いって褒めてくれました。
「えへ~?」
ほんとう?
『サーヤ、よく頑張った』
「ハイ、エライデス」
レンゲたちも褒めてくれます。
『そうだな。サーヤよく頑張った』
『上手に歌えたな』
アルコン様とギン様も上手だって
「えへへ~♪」
『まあまあだな』
『そうね。もう少しね。でもがんばったわ』
おいちゃんとおばあちゃんは辛口です。でも一応褒められた?
「あい~」
『サーヤ!いい歌!雪が花になった!わたぼうしもなに?』
牡丹ちゃんが大興奮で抱きついてきました。逆さまに
「う?」
そう言えば?
「ちらにゃい」
おばあちゃん?
『綿帽子はね、花嫁さんが被る真っ白な真綿で作った帽子なんだけど、庭の植木などに積もった雪が綿帽子に見えるって歌ってるのよ』
『花嫁さんの帽子!サーヤたちの歌は雪に優しい。嬉しい』
牡丹ちゃんは雪の歌が気に入ったみたいです。
『でも~犬も猫もでてきたけど~』
みゃあ『鳴き声はなかったにゃ』
「ふあ?」
『あらあらまあまあ、だから、さっきそれを言おうとしたのよ。一応』
そう言えば、何か言いかけてたよね。犬のおまわりさんなら、わんわんもにゃんにゃんも出てきたのに~
『そう言えば、ココロちゃんが落ちてた時に歌ってましたよね?』
山桜桃ちゃんがココロに初めて会った時のことを思い出したみたいです。
みゃあ『そうなのにゃ?』
『ああ。そういや、歌詞は間違ってたけどな』
「うに~」
そこは思い出さなくていいんだよ~
みゃあ『それじゃ今度歌ってにゃ』
「あい」
今度ね。
『ところでよ。聞きなれないものあったよな?』
『ああ。コタツ?だっけかい?なんのことだい?』
親方の息子さんとその奥さんが聞いてきました。
〖コタツ⋯〗
〖あれは、魅惑の⋯〗
〖あれは、人を堕落させます⋯〗
神様三人、かまくらにコタツ置いた時のことを思い出したようです。三人抜け出せなくなってたもんね。あまりにハマっちゃったもんだから、おいちゃんが
『強制撤去!』
〖〖あああっコタツ~うぅぅ〗〗
〖クッ、師匠、あまりの仕打ち⋯〗
って、大変だったんだよね~。
『『『か、神様を魅了している!?』』』
『『『一体どんなものなんだい!?』』』
『『『魅惑のコタツ』』』キリッ
『『『気になるね』』』キラッ
おおお?ドワーフさんたちのお顔が引き締まって、奥さんたちの目が光った!?
「おこた、にゃにょに⋯」
『あらあらまあまあ、コタツの正体を知った時の反応が怖いわね』
『なんか、すごい魔道具かなんかだと思ってそうだな』
「そーだいにゃ、かんちがい」
コタツに馴染みが深い元日本人の三人はこんな反応だけど
『いいや!あれは世紀の大発明だぞ!』
『その通り!俺たちはあれをさらに進化すべく研究してるんだ!』
『カミさんたちと絹さん親子も参加してるぞ!』
「ふお?」
『『はい?』』
親方たちが鼻息荒く飛び込んできました!
「『『まさ(しゃ)か~』』」
サーヤたちが冗談でしょって言ったら
『何を言ってやがる!』
『これを見ろ!』
どどん!
『どうだ!まだ秘密にしてたココロ用おひとり様コタツだ!』
ドーンッ
「ふおお!?」
『あらあらまあまあ?』
『まさかのココロ用⋯』
小さい手乗りサイズのコタツ。どうなってるの?
みゃあ?「ココロのにゃ?ココロのにゃ?」
ココロの目がキラキラ!しっぽピーン!そう言えばココロもニャーニャにゃんもコタツのトリコだったような?
『おうよ!』
『まだ試作段階だけどな』
『持ち運びがな、いまいちなんだよ』
チラッとおいちゃんとおばあちゃんを見る親方たち。何かいい案知ってるだろ?って期待の籠った目です。
『今はよ、まんまコタツを小さくしてよ』
『違うのは底板と足をくっつけて転げ落ちないように三方の底板に縁つけて足も太くしてあんだよ』
『でも、いまいちなんだよな』
みゃあ「あったかいにゃ。ココロはこれでもじゅうぶんにゃ!ふあ~むにゃむにゃ⋯す~ぅ」
いつの間にかココロがコタツに入り込んでました。中にふかふかのお布団がちゃんと入ってます。しかも寝ちゃいました!
『親方、ニャーニャも欲しいにゃ。お願いにゃ』
ニャーニャにゃんがすっごく羨ましそうにしてます。
『まだ試作段階だって言ったろ』
『なんかいい案無いか?』
『見た目もよ』
見た目、なかなか斬新だと思うけど、
確かに持ち運びは無理が?そのまま床とかに置くならいいけど
『確かにこれはインテリアだよな。棚の上でもおけそうだよな。ただ持ち運びはな』
『そうねぇ。あれはどうかしら?猫ちぐら。あれなら籠編みが得意なおかみさんたちなら簡単じゃない?』
「ちぐりゃ⋯ら?」
何?それ
『かまくらみたいな形の猫ちゃん用の籠よ。てっぺんに取手も付けられるし。あれなら見た目も可愛いと思うのよ』
『ああ、確かにあれは良さそうだな』
おばあちゃんの提案においちゃんも頷いてます。
「へ~」
『『『それ!教えとくれ!』』』ずいっ
『『『俺たちにも!』』』
「ふおっ!?」
『『ひっ!?』』
ドワーフの奥さんたちにおばあちゃんが捕まりました!
おいちゃんはドワーフさんたちに捕まりました!
『籠ならさ』
『私らだって得意だよ!』
『裁縫だって!』
『あ、あらあらまあまあ?世界が揺れてるわぁ』がっくんがっくんがっくんっ
あああっおばあちゃんが揺さぶられてます!
『これ、熱の魔道具だよな?』
『これがほぼ原型なら大工仕事だよな?』
『なら俺たちの十八番だ!』
『うおおっ俺の世界も揺れてるぞっ』がっくんがっくんがっくんっ
あわわっおいちゃんもさらに揺さぶられてます!
『しまったな』
『息子達に火がついちまったぞ』
『嫁たちにもな』
親方たち、火がついたのは息子さんたちだけじゃないみたい
〖うふふ。親方、ココロ用があるのね〗
〖なら、私たち用のコタツも、もちろん〗
〖作ってくれますよね?〗
『『『え?』』』
コタツに取り憑かれた神様三人が今は親方たちに取り憑いてます。
『お、おおお?』
『なんかやばいような?』
『気のせいってことは?』
親方たち、残念だけど
〖〖〖私たち用のコタツ⋯ね?〗〗〗にたあ
神様三人、今までで一番息が合ってます。
『『『は、ははい。承り、ました⋯』』』がくぶる
親方たち震えてます。
〖〖〖約束〗〗〗にたあ
『『『ひいっ』』』
こくこくこくこく
おしゃべりの練習にお歌うたってはずなのに、魅惑のコタツ、恐ろしい子っ
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
豆まき番外編、カクヨム様、ノベルアップ様、ツギクル様は違うお話になってます。よろしかったらそちらもご覧下さい。今のところ、あちらで書いた番外編は全てこちらとは違うお話です。よろしくお願いしますm(_ _)m
では、本編です。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
『さん・はい♪』
「ぶんぶんぶん♪はちがちょぶ~♪」
『おいけのまわりに♪』
「のばりゃ⋯らが♪さいちゃよ♪」
『ぶんぶんぶん♪』
「はちがちょ⋯とぶ~♪」
サーヤとおばあちゃんがハクの上で歌ってます。
おばあちゃんはサーヤの前に立って指揮者みたいに腕を振ってます。
歌いながら、みんなでおかみさんたちの所に向かって大行進です。
『あらあらまあまあ、まだまだね。サーヤ、もうちょっと頑張りましょうね』
「あい⋯」しゅん⋯
サーヤは今、おしゃべりの練習中です。サーヤが新しくきたドワーフさんたちに自己紹介したけど、それを聞いてたおばあちゃんが
『あらあらまあまあ、サーヤ、ご挨拶出来たのは偉いけど、もう少し、しっかりお話しましょうね』
と、ダメ出し。
「あい⋯」
がんばったのに。くすん。
『サーヤ~。ぼくもお手伝いするから、次がんばろ~』
「あい」
ハクが優しいです。ドワーフさんたちも
『『『いや、そんな』』』
『『『充分伝わったよ』』』
って、言ってくれたんだけど
『あらあらまあまあ、何かしら?』にこにこごごご
『『『い、いや、なんでもありませんっ』』』
『『『サーヤちゃん、がんばるんだよっ』』』
「あい⋯」
おばあちゃんのにこにこに、さっそくドワーフさんたちは負けてしまいました。くすん。
なので、お歌うたいながら練習になりました。早口言葉より楽しいから頑張ります。
「ぶんぶんぶん♪」
『はちがとぶ~♪』
また歌い出すと
『サーヤ、凛、それは我らの歌か?』
『ブンブンブン、トハ?』
ハチの女王様のレンゲと、働きバチさん達の隊長のアカシアが、サーヤたちの歌が自分たちの歌か聞いてきました。
「あい!はちしゃんにょ⋯の、おう⋯た!」
『ぶんぶんぶんは、ハチさんたちの羽音ね。日本人はよく生き物の出す声や音を言葉に置き換えるのよ』
『そうか。それは楽しそうだな』
『ホカニモ、タクサン、アリソウデスネ』
レンゲとアカシアが、他にはどんなのがあるのか聞いてきたので、思い浮かんだ歌を
「もちも⋯し♪かめよ♪かめしゃんよ~♪」
と、歌うと
『あ~亀じぃだね~。サーヤ~それじゃあ、ぼくのお歌はないの~?』
みゃあ『ココロはないかにゃ?』
ぴゅいきゅい『『ドラゴンは?』』
ハクとココロが聞いてくると、他のちびっ子たちも自分のは?って聞いてきました?だけど
「えっちょ、おばあちゃん、わんわんちょ⋯と、にゃんにゃん、おうたにゃ⋯ないにょ?」
気をつけると、かえっておしゃべりへたっぴになるよね。
『わんわんと、にゃんにゃんのお歌ないの?ね。ん~そうねぇ、犬と猫のものはいくつか浮かぶけど、さすがにドラゴンや妖精とかはねぇ?お猿さんは、アイアイくらいしか思い浮かばないわ。ごめんなさいね』
そうだよね~むずかしいね
ぴゅいきゅい『『そっか~』』
『『残念~』』
『『『じゃあじゃあ』』』
『犬と猫はどんなのがあるのだ?』
『ぼくたちも気になる~』
みゃあ『ココロも気になるにゃ!』
ちびっ子たちはハクたちのお歌どんなの?って聞いてきたので
「みゃ⋯まいごにょまいごのこにぇ⋯ねこちゃん~♪」
って歌ったら、
みゃあ『ココロ、迷子じゃにゃいにゃ!』
って言われちゃいました。まだ犬のおまわりさん出てきてないのに~
みゃあ『他はないのにゃ?』
ん~?他の~?
『あらあらまあまあ、なかなか難しい注文ね~』
だよね?
『サーヤ、凛さん、雪なら両方出てくるんじゃないか?』
「うにゅ?ゆき?」
『あらあらまあまあ、確かにそうね。でも、あれは』
おばあちゃんが何かを言いかけたその時
『雪?雪なら私も関係ある』にゅっ
「ふおお?」ビクッ
雪の精霊牡丹ちゃんが、サーヤの目の前に、ぬうって出てきました。逆さまに⋯髪の毛がだらんって、こわこわっ
『あらあらまあまあ?なかなか心臓に悪い登場ね?』
「あい」
ほんとです。ビクウッてしました。
『さあ、歌って。私の歌』
「う、うにゅ?」
もう牡丹ちゃんの歌になってます。
『あ、あらあらまあまあ?そうすると一番から歌わないとダメかしら?犬と猫は二番なのよね?』
『そうだな~』
「ふお~ぉ」
そうでした。大変です。
『早く歌う』ずいっ
牡丹ちゃん怖いです。
『あらあらまあまあ、仕方ないわね。それじゃあサーヤ、さん・はい♪』
仕方ないです。
「ゆ~きやこんこ♪」
『あられやこんこ♪』
「ふっちぇはふっては♪」
『ず~んずんつもる♪』
「や~まみょ⋯も、のはら、も♪」
『わ~たぼうしかぶり♪』
「か~れきのこらじゅ♪」
『はなが~さく~♪』
一番の最後のとこで牡丹ちゃんのおめめがキラキラになりました。二番は
『ゆ~きやこんこ♪』
「あ~らりぇ⋯れやこんこ♪」
『ふってもふっても♪』
「ま~ぢゃ⋯だ、ふり、やま、ぬ♪」
『い~ぬはよろこび♪』
「にわ、か、け、まわり♪」
『ね~こはこたつで♪』
「まるく~なりゅ~♪」
ふい~疲れた~
ぱちぱちぱちぱち
〖〖『『あ~ん♪可愛い(ですわ~)』』〗〗
ジーニ様たちは可愛いって褒めてくれました。
「えへ~?」
ほんとう?
『サーヤ、よく頑張った』
「ハイ、エライデス」
レンゲたちも褒めてくれます。
『そうだな。サーヤよく頑張った』
『上手に歌えたな』
アルコン様とギン様も上手だって
「えへへ~♪」
『まあまあだな』
『そうね。もう少しね。でもがんばったわ』
おいちゃんとおばあちゃんは辛口です。でも一応褒められた?
「あい~」
『サーヤ!いい歌!雪が花になった!わたぼうしもなに?』
牡丹ちゃんが大興奮で抱きついてきました。逆さまに
「う?」
そう言えば?
「ちらにゃい」
おばあちゃん?
『綿帽子はね、花嫁さんが被る真っ白な真綿で作った帽子なんだけど、庭の植木などに積もった雪が綿帽子に見えるって歌ってるのよ』
『花嫁さんの帽子!サーヤたちの歌は雪に優しい。嬉しい』
牡丹ちゃんは雪の歌が気に入ったみたいです。
『でも~犬も猫もでてきたけど~』
みゃあ『鳴き声はなかったにゃ』
「ふあ?」
『あらあらまあまあ、だから、さっきそれを言おうとしたのよ。一応』
そう言えば、何か言いかけてたよね。犬のおまわりさんなら、わんわんもにゃんにゃんも出てきたのに~
『そう言えば、ココロちゃんが落ちてた時に歌ってましたよね?』
山桜桃ちゃんがココロに初めて会った時のことを思い出したみたいです。
みゃあ『そうなのにゃ?』
『ああ。そういや、歌詞は間違ってたけどな』
「うに~」
そこは思い出さなくていいんだよ~
みゃあ『それじゃ今度歌ってにゃ』
「あい」
今度ね。
『ところでよ。聞きなれないものあったよな?』
『ああ。コタツ?だっけかい?なんのことだい?』
親方の息子さんとその奥さんが聞いてきました。
〖コタツ⋯〗
〖あれは、魅惑の⋯〗
〖あれは、人を堕落させます⋯〗
神様三人、かまくらにコタツ置いた時のことを思い出したようです。三人抜け出せなくなってたもんね。あまりにハマっちゃったもんだから、おいちゃんが
『強制撤去!』
〖〖あああっコタツ~うぅぅ〗〗
〖クッ、師匠、あまりの仕打ち⋯〗
って、大変だったんだよね~。
『『『か、神様を魅了している!?』』』
『『『一体どんなものなんだい!?』』』
『『『魅惑のコタツ』』』キリッ
『『『気になるね』』』キラッ
おおお?ドワーフさんたちのお顔が引き締まって、奥さんたちの目が光った!?
「おこた、にゃにょに⋯」
『あらあらまあまあ、コタツの正体を知った時の反応が怖いわね』
『なんか、すごい魔道具かなんかだと思ってそうだな』
「そーだいにゃ、かんちがい」
コタツに馴染みが深い元日本人の三人はこんな反応だけど
『いいや!あれは世紀の大発明だぞ!』
『その通り!俺たちはあれをさらに進化すべく研究してるんだ!』
『カミさんたちと絹さん親子も参加してるぞ!』
「ふお?」
『『はい?』』
親方たちが鼻息荒く飛び込んできました!
「『『まさ(しゃ)か~』』」
サーヤたちが冗談でしょって言ったら
『何を言ってやがる!』
『これを見ろ!』
どどん!
『どうだ!まだ秘密にしてたココロ用おひとり様コタツだ!』
ドーンッ
「ふおお!?」
『あらあらまあまあ?』
『まさかのココロ用⋯』
小さい手乗りサイズのコタツ。どうなってるの?
みゃあ?「ココロのにゃ?ココロのにゃ?」
ココロの目がキラキラ!しっぽピーン!そう言えばココロもニャーニャにゃんもコタツのトリコだったような?
『おうよ!』
『まだ試作段階だけどな』
『持ち運びがな、いまいちなんだよ』
チラッとおいちゃんとおばあちゃんを見る親方たち。何かいい案知ってるだろ?って期待の籠った目です。
『今はよ、まんまコタツを小さくしてよ』
『違うのは底板と足をくっつけて転げ落ちないように三方の底板に縁つけて足も太くしてあんだよ』
『でも、いまいちなんだよな』
みゃあ「あったかいにゃ。ココロはこれでもじゅうぶんにゃ!ふあ~むにゃむにゃ⋯す~ぅ」
いつの間にかココロがコタツに入り込んでました。中にふかふかのお布団がちゃんと入ってます。しかも寝ちゃいました!
『親方、ニャーニャも欲しいにゃ。お願いにゃ』
ニャーニャにゃんがすっごく羨ましそうにしてます。
『まだ試作段階だって言ったろ』
『なんかいい案無いか?』
『見た目もよ』
見た目、なかなか斬新だと思うけど、
確かに持ち運びは無理が?そのまま床とかに置くならいいけど
『確かにこれはインテリアだよな。棚の上でもおけそうだよな。ただ持ち運びはな』
『そうねぇ。あれはどうかしら?猫ちぐら。あれなら籠編みが得意なおかみさんたちなら簡単じゃない?』
「ちぐりゃ⋯ら?」
何?それ
『かまくらみたいな形の猫ちゃん用の籠よ。てっぺんに取手も付けられるし。あれなら見た目も可愛いと思うのよ』
『ああ、確かにあれは良さそうだな』
おばあちゃんの提案においちゃんも頷いてます。
「へ~」
『『『それ!教えとくれ!』』』ずいっ
『『『俺たちにも!』』』
「ふおっ!?」
『『ひっ!?』』
ドワーフの奥さんたちにおばあちゃんが捕まりました!
おいちゃんはドワーフさんたちに捕まりました!
『籠ならさ』
『私らだって得意だよ!』
『裁縫だって!』
『あ、あらあらまあまあ?世界が揺れてるわぁ』がっくんがっくんがっくんっ
あああっおばあちゃんが揺さぶられてます!
『これ、熱の魔道具だよな?』
『これがほぼ原型なら大工仕事だよな?』
『なら俺たちの十八番だ!』
『うおおっ俺の世界も揺れてるぞっ』がっくんがっくんがっくんっ
あわわっおいちゃんもさらに揺さぶられてます!
『しまったな』
『息子達に火がついちまったぞ』
『嫁たちにもな』
親方たち、火がついたのは息子さんたちだけじゃないみたい
〖うふふ。親方、ココロ用があるのね〗
〖なら、私たち用のコタツも、もちろん〗
〖作ってくれますよね?〗
『『『え?』』』
コタツに取り憑かれた神様三人が今は親方たちに取り憑いてます。
『お、おおお?』
『なんかやばいような?』
『気のせいってことは?』
親方たち、残念だけど
〖〖〖私たち用のコタツ⋯ね?〗〗〗にたあ
神様三人、今までで一番息が合ってます。
『『『は、ははい。承り、ました⋯』』』がくぶる
親方たち震えてます。
〖〖〖約束〗〗〗にたあ
『『『ひいっ』』』
こくこくこくこく
おしゃべりの練習にお歌うたってはずなのに、魅惑のコタツ、恐ろしい子っ
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
豆まき番外編、カクヨム様、ノベルアップ様、ツギクル様は違うお話になってます。よろしかったらそちらもご覧下さい。今のところ、あちらで書いた番外編は全てこちらとは違うお話です。よろしくお願いしますm(_ _)m
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特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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