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548 おかえりなさい
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青いお空の上から、アルコン様に乗って天河さんたちが帰って来ました。
「おかいりにゃしゃ~い」ぶんぶん
『お帰りなさ~い』ぴょんぴょん
みんなでおてて振ったり、ぴょんぴょんしながらお出迎えです。
〖ただいま戻りました〗
『ただいま戻りましたですわ』
ひと足早くスーッと降りてきたエル様とリノ様、お帰りなさい。
ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~ん』』ぴゅーっどごんっ
『ぶふっ』
ぴゅいきゅい『『おかえり~』』
『モモ、スイ、ただいま』もごもご
モモとスイも、お父さんをお出迎えです。でも、人型に戻ったお顔に張り付いてるから、アルコン様苦しそうです。でも、モモとスイのぽんぽんは、むにむにのぽんぽこりんで気持ちいいんだよ。
『ほっほ。ずいぶんと激しいお出迎えですのぉ』
『ほっほ。アルコン様大丈夫ですかの?』
『···ああ』
でも、なんか嬉しそうです。
『ととしゃま!おかえりなしゃいませ!』
鹿の子ちゃんもちっちゃな羽根としっぽをパタパタさせてお出迎えです。
『鹿の子、ただいま。いい子にしていましたか?』
『はいでしゅ!かにょこ、おばあちゃまとキックのれんしゅーちてたんでしゅよ!』しゅっしゅっ
『そ、そうですか···。良かったですね』ヒクッ
おばあちゃんに憧れる鹿の子ちゃんは、ずっとおばあちゃんと一緒にいました。素振り?を見せられたイヒカ様はちょっと引きつってます。分かります。
『あらあらまあまあ、サーヤ?』にこにこ
な、なんですか?
『···ふわあ~、やっとのんびり出来る』
『私たちはたいして働かなかったような気がしますが?』
あくびしながら言う大ちゃん。みーちゃんの言葉にみんな頷いてます。
そうなの?
〖そうですね。天河たちが頑張りましたからね〗
『そうだな』しゅぽんっ
ぴゅきゅ『『いや~ん』』
あ、双子が剥がされた。でも、ちゃんと抱っこされてます。むふんってお顔してるよ。
『十分、合格点だと思いますわよ』
『お姉様、それでは光魔法も?』
『ええ。無事、実践で使えましたわよ』
『そうですか。皆さん、おめでとうございますですわ』
『よく頑張ったにゃ。おめでとうにゃ』
ぱちぱちぱちぱち
みんなから、拍手です!
『『『い、いや』』』
『『『そんな』』』
ありゃ?照れてる?
バシっ
『『『いてっ』』』
バンッ
『『『いたっ』』』
す
「ふおお?」
大きな音?
『ふーん、ガキが少しは成長したか?』
『ちょっとは使えるようになったか?』
『武器の使い勝手はどうだったよ?』
『『『ガハハハっ』』』
『『『親父、いてぇだろが!』』』
親方たちだった!天河さんたち痛そうに背中さすろうとしてます。若干手が届いてない?
『あんたらも、無事でよかったよ』
『あんたらの武器もどうだったんだい?暗器試したんだろ?』
『タダで帰って来たわけじゃないだろ?土産は何だい?』
『『『お義母さん、痛いじゃないかい』』』
おかみさんたちもだった!藍さんたちお尻さすってます。
···ん?おみやげ?そうだった!
ふらふら~
『あ、サーヤ~?』
ハクの前をとおりすぎて、ふらふらと藍さんたちの所へ行くサーヤ。
はしっと、藍さんに抱きつくと
『ん?サーヤちゃん?どうし···ヒっ!?』ギョッ
見上げる顔は
「あいしゃん、おみやげ、おにくちょ、えびにょ、やかん。えびえび」キラキラ~じゃるり
『ヒイッ!?サーヤちゃんの顔が!?』
おめ目もお口の周りもキラキラです。いつもよりキラキラです!
「えびえび~えびにょ、やかん~」キラキラ~じゅるり
『え、えびにょやかん?』
そうだよ~エビ~じゅるり。
藍さん、自分が食べられそうな気になってます!
『こら!サーヤ!何してんだ!それに、「やかん」じゃなくて「予感」だろ!』べりっ
「いや~ん、しょーちょもゆー」
『そうとしか言わないだろ!』
サーヤ、おいちゃんに回収される。
『び、びっくしたよ。食べられるかと思ったよ』ドキドキ
「うにゅ?」
藍さん、なんで胸押さえてるのかな?食べたいのはエビだよ?メロンじゃないよ?あ、でもメロンも食べたいな。じゅるり
『ヒッ!?』
『あらあらまあまあ、孫がごめんなさいね』ぴこんっ
「うにゃっ」
おばあちゃんまでピコピコハンマー!しかも形がクマさんハンマー!
『みあも作ってもらった』ぴこっ
「ふにゃっ」
みあちゃんまでミニミニハンマー!
おいちゃん、サーヤにも作って!
『そっちか!?』
〖くすくす。サーヤったら、何かをずっと感じてたらしくてね?急にさっきみたいな顔で、「肉まつり」とか「牛肉の予感」とか「えびーっ」とか言ってたのよ〗
ジーニ様登場です。ピコピコハンマーされたところなでなでしてくれます。
〖あなたたち、たくさん持ってきてくれたんじゃないかしら?サーヤのおかげで準備万端よ。あとは食材だけ。くすくす〗
シア様もなでなでしてくれます。
『『『ジーニ様』』』
『『『シア様』』』
『『『『『『ただいま戻りました』』』』』』
天河さんたち、そろってあいさつです。
〖お帰りなさい。行ったかいはあったようね〗
〖そうですね。出かける前よりも自信がついたようですね〗
ジーニ様たちがニコニコしながら言います。褒めてる~、のかな?
『『『『『『あ、ありがとうございます』』』』』』
たしかに、実践できたことで、自信と言うよりも、実感が持てたかもしれない。今まで練習はしていても、本当に自分たちにそんな力が使いこなせるのか疑問だったからだ。練習と実践は違う。特に、人の命がかかることなら尚更。
『···ふんっ。ようやく覚悟ができたか?』バシっ
『遅いんだよ。お前らはよ』バシっ
『これから里を支えるのはお前らの世代なんだからよ』バシっ
親方たちが天河さんたちの顔を見て、フンッてしながら言ってます。ついでに肩も叩いてます。けど、
ふるふるぴくぴく
なんか、親方たちのお鼻がふるふるぴくぴくしてます。嬉しいの我慢してるみたいです。
『ま、あんたらも巻き込んじまって悪かったけどさ』
『あいつらのこと、頼むよ』
『あんたらなら大丈夫だろ』
こちらは、フッて、笑いながらおかみさんたちが藍さんたちの肩をぽんぽんしてます。
『『『親父···』』』
『『『お義母さん···』』』
あっ、なんか、天河さんたち、うるっとしてる?
『良かったな、親方たちに認めてもらって』
『そうだな。これで、安心して里に戻れるな』
おいちゃんと、ギン様が言うと
『ばっか野郎!』
『まだまだだよ!』
『俺たちに比べたらまだまだヒヨっ子よ!』
親方たちが騒ぎ出しました。あれ?お顔真っ赤?照れ照れ?カニとかエビみたいな赤です。···ん?えび?
「ふあっ」むぎゅ
『えっ』
『サーヤちゃん?』
『あっ、またこの顔は』
またまた藍さんに抱きついたサーヤ。
「えびえび~」きらきら~じゅるり。
エビあるでしょ?エビ。早く出して?
『え、えっと』
『そうだね』
『どこに出そうか?』
「あっち!」キラキラ~じゅるり
バーベキューの準備は万端だよ!
おいちゃんも、山桜桃ちゃんも春陽くんも、親方たちもフル回転でした。いつでも炭火焼出来るよ!
『ゲンさんと凛さんにすすめられたとおり、少しだけ塩振って焼いたり、生で食べたりしてみたけど、おいしかったよ』
『サーヤちゃんの好きなエビってやつもたくさん獲ってきたからね』
『すんごいバカでかいのもいたんだよ。カニと戦ってたところをね、両方とも狩って来たんだよ』
「ふおおおお」キラキラじゅるり。
でっかいエビさんにカニさん!
そんなに沢山あったら色々色々!
それに、藍さんたちが美味しかったって!
「しおやき、まよやき、ばたーしょーゆ、おみしょちりゅ、いきぢゅくり、えびふりゃい、てんぷりゃ、ちゃわんむち、えびちり、しんじょ、しおゆで、ぐりゃちゃん、くりーみゅこりょっけ···」
他にもいりょいりょ···じゅるり
『うわ~、サーヤが久しぶりに長くお話したと思ったら~』
ぴゅいきゅい『『ぜ~んぶ』』
『『お料理の名前?』』
『『『たくさ~ん』』』
みゃあ『すごいにゃ~』
『きゃはは、食いしん坊さんなのだ』
だってエビさんだよ!カニさんだよ!
『サーヤ、なんかでっかいのなら、ゲンよりでっかい魚とかな』
『それを食おうとしたバカでっかいタコ野郎とかな』
『他にも凛さんに頼まれた貝とか、あと、牛も豚も鳥もあるぞ』
「ふおおおおっ」きらきらじゅるり
ほんとですか?お魚にタコさんに、貝まで!?やっぱりお肉もたくさん!
「しゅごーっ!しゅごーっ!」
きらきら~じゅるり~
「はく~みんにゃ~おいちーにょ、たくしゃんらよ~」
『わ~い♪楽しみだね~』
ぴゅいきゅい『『おにく~♪』』
『『早く食べた~い』』
『『『どんなかな~?』』』
みゃあ『ねぇね~!おさかなにゃ!』
『そうにゃね!お魚たくさん食べたいのにゃ!』
『姫も楽しみなのだ~♪』
きゅるるん『『『『『『『たべるぞ~』』』』』』』
『かにょこも!かにょこも食べたいでしゅ!』
「『『『『『わ~いっ』』』』』」
サーヤたち、ちびっこたちが天河さんたちの周りを、わ~いっと、ぐるぐる回り始めた。ニャーニャまで。
〖いや~ん♪かわいい♪〗
『『可愛いですわ!』』
ジーニ様とアイナ様とリノ様が抱き合っていつもの病気を発症していると
『俺よりでかい魚に?それを食おうとしたでかいタコ?』
『あらあらまあまあ?貝もあるのね?サザエ?ホタテ?ウニかしら?神棚にお供えしてもらわないと』
『それは、はやく』ふっふっふっ
『出してちょうだいな』うふふ
ゴゴゴッ
ピタッ!
『『『は、はい!』』』
『『『いますぐっ!』』』
おいちゃんと、おばあちゃんの迫力に、ちびっこ達もピタッと止まり、天河さんたちも直立不動でおいちゃん達に従ってました。
『あ~あ~、グラグラだな。サーヤ倒れるぞ』ひょい
両手を上げて走った姿のまま固まるサーヤをクゥが抱き上げます。
『サーヤ、もうクゥに抱っこされてるんだから、動いていいのよ。ほらみんなも』
同じく固まったままのみんなにフゥが言うけど
しーん
返事もなければ動きもしません。
『あ、あれ?息まで止めてる?』
『え?やだ、みんなも?』
『おい、みんなっ息しろーっ』
『ちょっとみんな、動いて~っ』
実はまたまた無意識に威圧を放ってたおいちゃん。プラス今回はおばあちゃんも。なので
〖ゲン、凛?〗ギロッ
『『そこにお座りくださいませ』』ギロリっ
『『は、はい···』』
じぃじと亀じぃに代わり、かわいいちびっこグルグルを邪魔されたジーニ様とアイナ様、リノ様のお説教が決定したようです。
『サーヤ、みんなっ、しっかりーっ』
『せめて息はして~っ』
慌てるフゥとクゥの元にみんなも寄ってきて、大騒ぎになりましたとさ
「おかいりにゃしゃ~い」ぶんぶん
『お帰りなさ~い』ぴょんぴょん
みんなでおてて振ったり、ぴょんぴょんしながらお出迎えです。
〖ただいま戻りました〗
『ただいま戻りましたですわ』
ひと足早くスーッと降りてきたエル様とリノ様、お帰りなさい。
ぴゅいきゅい『『おとうしゃ~ん』』ぴゅーっどごんっ
『ぶふっ』
ぴゅいきゅい『『おかえり~』』
『モモ、スイ、ただいま』もごもご
モモとスイも、お父さんをお出迎えです。でも、人型に戻ったお顔に張り付いてるから、アルコン様苦しそうです。でも、モモとスイのぽんぽんは、むにむにのぽんぽこりんで気持ちいいんだよ。
『ほっほ。ずいぶんと激しいお出迎えですのぉ』
『ほっほ。アルコン様大丈夫ですかの?』
『···ああ』
でも、なんか嬉しそうです。
『ととしゃま!おかえりなしゃいませ!』
鹿の子ちゃんもちっちゃな羽根としっぽをパタパタさせてお出迎えです。
『鹿の子、ただいま。いい子にしていましたか?』
『はいでしゅ!かにょこ、おばあちゃまとキックのれんしゅーちてたんでしゅよ!』しゅっしゅっ
『そ、そうですか···。良かったですね』ヒクッ
おばあちゃんに憧れる鹿の子ちゃんは、ずっとおばあちゃんと一緒にいました。素振り?を見せられたイヒカ様はちょっと引きつってます。分かります。
『あらあらまあまあ、サーヤ?』にこにこ
な、なんですか?
『···ふわあ~、やっとのんびり出来る』
『私たちはたいして働かなかったような気がしますが?』
あくびしながら言う大ちゃん。みーちゃんの言葉にみんな頷いてます。
そうなの?
〖そうですね。天河たちが頑張りましたからね〗
『そうだな』しゅぽんっ
ぴゅきゅ『『いや~ん』』
あ、双子が剥がされた。でも、ちゃんと抱っこされてます。むふんってお顔してるよ。
『十分、合格点だと思いますわよ』
『お姉様、それでは光魔法も?』
『ええ。無事、実践で使えましたわよ』
『そうですか。皆さん、おめでとうございますですわ』
『よく頑張ったにゃ。おめでとうにゃ』
ぱちぱちぱちぱち
みんなから、拍手です!
『『『い、いや』』』
『『『そんな』』』
ありゃ?照れてる?
バシっ
『『『いてっ』』』
バンッ
『『『いたっ』』』
す
「ふおお?」
大きな音?
『ふーん、ガキが少しは成長したか?』
『ちょっとは使えるようになったか?』
『武器の使い勝手はどうだったよ?』
『『『ガハハハっ』』』
『『『親父、いてぇだろが!』』』
親方たちだった!天河さんたち痛そうに背中さすろうとしてます。若干手が届いてない?
『あんたらも、無事でよかったよ』
『あんたらの武器もどうだったんだい?暗器試したんだろ?』
『タダで帰って来たわけじゃないだろ?土産は何だい?』
『『『お義母さん、痛いじゃないかい』』』
おかみさんたちもだった!藍さんたちお尻さすってます。
···ん?おみやげ?そうだった!
ふらふら~
『あ、サーヤ~?』
ハクの前をとおりすぎて、ふらふらと藍さんたちの所へ行くサーヤ。
はしっと、藍さんに抱きつくと
『ん?サーヤちゃん?どうし···ヒっ!?』ギョッ
見上げる顔は
「あいしゃん、おみやげ、おにくちょ、えびにょ、やかん。えびえび」キラキラ~じゃるり
『ヒイッ!?サーヤちゃんの顔が!?』
おめ目もお口の周りもキラキラです。いつもよりキラキラです!
「えびえび~えびにょ、やかん~」キラキラ~じゅるり
『え、えびにょやかん?』
そうだよ~エビ~じゅるり。
藍さん、自分が食べられそうな気になってます!
『こら!サーヤ!何してんだ!それに、「やかん」じゃなくて「予感」だろ!』べりっ
「いや~ん、しょーちょもゆー」
『そうとしか言わないだろ!』
サーヤ、おいちゃんに回収される。
『び、びっくしたよ。食べられるかと思ったよ』ドキドキ
「うにゅ?」
藍さん、なんで胸押さえてるのかな?食べたいのはエビだよ?メロンじゃないよ?あ、でもメロンも食べたいな。じゅるり
『ヒッ!?』
『あらあらまあまあ、孫がごめんなさいね』ぴこんっ
「うにゃっ」
おばあちゃんまでピコピコハンマー!しかも形がクマさんハンマー!
『みあも作ってもらった』ぴこっ
「ふにゃっ」
みあちゃんまでミニミニハンマー!
おいちゃん、サーヤにも作って!
『そっちか!?』
〖くすくす。サーヤったら、何かをずっと感じてたらしくてね?急にさっきみたいな顔で、「肉まつり」とか「牛肉の予感」とか「えびーっ」とか言ってたのよ〗
ジーニ様登場です。ピコピコハンマーされたところなでなでしてくれます。
〖あなたたち、たくさん持ってきてくれたんじゃないかしら?サーヤのおかげで準備万端よ。あとは食材だけ。くすくす〗
シア様もなでなでしてくれます。
『『『ジーニ様』』』
『『『シア様』』』
『『『『『『ただいま戻りました』』』』』』
天河さんたち、そろってあいさつです。
〖お帰りなさい。行ったかいはあったようね〗
〖そうですね。出かける前よりも自信がついたようですね〗
ジーニ様たちがニコニコしながら言います。褒めてる~、のかな?
『『『『『『あ、ありがとうございます』』』』』』
たしかに、実践できたことで、自信と言うよりも、実感が持てたかもしれない。今まで練習はしていても、本当に自分たちにそんな力が使いこなせるのか疑問だったからだ。練習と実践は違う。特に、人の命がかかることなら尚更。
『···ふんっ。ようやく覚悟ができたか?』バシっ
『遅いんだよ。お前らはよ』バシっ
『これから里を支えるのはお前らの世代なんだからよ』バシっ
親方たちが天河さんたちの顔を見て、フンッてしながら言ってます。ついでに肩も叩いてます。けど、
ふるふるぴくぴく
なんか、親方たちのお鼻がふるふるぴくぴくしてます。嬉しいの我慢してるみたいです。
『ま、あんたらも巻き込んじまって悪かったけどさ』
『あいつらのこと、頼むよ』
『あんたらなら大丈夫だろ』
こちらは、フッて、笑いながらおかみさんたちが藍さんたちの肩をぽんぽんしてます。
『『『親父···』』』
『『『お義母さん···』』』
あっ、なんか、天河さんたち、うるっとしてる?
『良かったな、親方たちに認めてもらって』
『そうだな。これで、安心して里に戻れるな』
おいちゃんと、ギン様が言うと
『ばっか野郎!』
『まだまだだよ!』
『俺たちに比べたらまだまだヒヨっ子よ!』
親方たちが騒ぎ出しました。あれ?お顔真っ赤?照れ照れ?カニとかエビみたいな赤です。···ん?えび?
「ふあっ」むぎゅ
『えっ』
『サーヤちゃん?』
『あっ、またこの顔は』
またまた藍さんに抱きついたサーヤ。
「えびえび~」きらきら~じゅるり。
エビあるでしょ?エビ。早く出して?
『え、えっと』
『そうだね』
『どこに出そうか?』
「あっち!」キラキラ~じゅるり
バーベキューの準備は万端だよ!
おいちゃんも、山桜桃ちゃんも春陽くんも、親方たちもフル回転でした。いつでも炭火焼出来るよ!
『ゲンさんと凛さんにすすめられたとおり、少しだけ塩振って焼いたり、生で食べたりしてみたけど、おいしかったよ』
『サーヤちゃんの好きなエビってやつもたくさん獲ってきたからね』
『すんごいバカでかいのもいたんだよ。カニと戦ってたところをね、両方とも狩って来たんだよ』
「ふおおおお」キラキラじゅるり。
でっかいエビさんにカニさん!
そんなに沢山あったら色々色々!
それに、藍さんたちが美味しかったって!
「しおやき、まよやき、ばたーしょーゆ、おみしょちりゅ、いきぢゅくり、えびふりゃい、てんぷりゃ、ちゃわんむち、えびちり、しんじょ、しおゆで、ぐりゃちゃん、くりーみゅこりょっけ···」
他にもいりょいりょ···じゅるり
『うわ~、サーヤが久しぶりに長くお話したと思ったら~』
ぴゅいきゅい『『ぜ~んぶ』』
『『お料理の名前?』』
『『『たくさ~ん』』』
みゃあ『すごいにゃ~』
『きゃはは、食いしん坊さんなのだ』
だってエビさんだよ!カニさんだよ!
『サーヤ、なんかでっかいのなら、ゲンよりでっかい魚とかな』
『それを食おうとしたバカでっかいタコ野郎とかな』
『他にも凛さんに頼まれた貝とか、あと、牛も豚も鳥もあるぞ』
「ふおおおおっ」きらきらじゅるり
ほんとですか?お魚にタコさんに、貝まで!?やっぱりお肉もたくさん!
「しゅごーっ!しゅごーっ!」
きらきら~じゅるり~
「はく~みんにゃ~おいちーにょ、たくしゃんらよ~」
『わ~い♪楽しみだね~』
ぴゅいきゅい『『おにく~♪』』
『『早く食べた~い』』
『『『どんなかな~?』』』
みゃあ『ねぇね~!おさかなにゃ!』
『そうにゃね!お魚たくさん食べたいのにゃ!』
『姫も楽しみなのだ~♪』
きゅるるん『『『『『『『たべるぞ~』』』』』』』
『かにょこも!かにょこも食べたいでしゅ!』
「『『『『『わ~いっ』』』』』」
サーヤたち、ちびっこたちが天河さんたちの周りを、わ~いっと、ぐるぐる回り始めた。ニャーニャまで。
〖いや~ん♪かわいい♪〗
『『可愛いですわ!』』
ジーニ様とアイナ様とリノ様が抱き合っていつもの病気を発症していると
『俺よりでかい魚に?それを食おうとしたでかいタコ?』
『あらあらまあまあ?貝もあるのね?サザエ?ホタテ?ウニかしら?神棚にお供えしてもらわないと』
『それは、はやく』ふっふっふっ
『出してちょうだいな』うふふ
ゴゴゴッ
ピタッ!
『『『は、はい!』』』
『『『いますぐっ!』』』
おいちゃんと、おばあちゃんの迫力に、ちびっこ達もピタッと止まり、天河さんたちも直立不動でおいちゃん達に従ってました。
『あ~あ~、グラグラだな。サーヤ倒れるぞ』ひょい
両手を上げて走った姿のまま固まるサーヤをクゥが抱き上げます。
『サーヤ、もうクゥに抱っこされてるんだから、動いていいのよ。ほらみんなも』
同じく固まったままのみんなにフゥが言うけど
しーん
返事もなければ動きもしません。
『あ、あれ?息まで止めてる?』
『え?やだ、みんなも?』
『おい、みんなっ息しろーっ』
『ちょっとみんな、動いて~っ』
実はまたまた無意識に威圧を放ってたおいちゃん。プラス今回はおばあちゃんも。なので
〖ゲン、凛?〗ギロッ
『『そこにお座りくださいませ』』ギロリっ
『『は、はい···』』
じぃじと亀じぃに代わり、かわいいちびっこグルグルを邪魔されたジーニ様とアイナ様、リノ様のお説教が決定したようです。
『サーヤ、みんなっ、しっかりーっ』
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だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
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