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連載
ある日のもふもふ大騒動日記 番外編
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『うおーっあっちもか~っ』
バタバタバタバタっ
おいちゃんが珍しく慌ててあっちにバタバタっこっちにバタバタっ
「あ、あう⋯」
『わぁ、ゲンさんがあんなに慌てるなんて』
『まあ、仕方ないだろ?この状況じゃ。な?サーヤ』
「あい」
『そうねぇ』
フゥとクゥの言う通り。仕方ないです。非常事態です。
サーヤも何かしたいけど、お邪魔になっちゃうから何もできません。応援して、お祈りするくらいです。あっ、後で拭いてあげることはできるかもです。でも、今は我慢です。
今、何が起きてるのかと言うと
『おお?どうしたゲン!?何があった!?』
走りまくってるおいちゃんに気づいた親方が、大声でおいちゃんに聞きました。足はサーヤ達の方へ向かってます。
『悪いっ親方、ドワーフたちの力貸してくれっ』バタバタ
おいちゃんも走りながら答えてます。
『んんっ?構わんが、なんだ?』
「あかちゃん」
親方が来てくれたので、忙しいおいちゃんの代わりに、サーヤが教えてあげます。
『赤ちゃん!?』
「あい」こくん
そうなの。大変なの。
『お産だよ!生まれるんだ!しかも、そこらじゅう!一気に!』バタバタ
『はあっ!?』
親方がものすごく驚いてます。
「もーもーしゃんちょか」
『あっ!そういうことか!分かった!かみさんたちも呼んでくる!』だだだだっ!
『頼むっ』だだだだっ!
親方も走って行っちゃいました。『そういうことか』ってほっとしてたけど、何を想像したのかな?
そうなのです。
今、聖域はなぜか一気にお産ブーム!
もーもーさんも、めーめーさんも、こけこっこーさんも、がーがーさんも、うさちゃんも、おこじょちゃんも、とにかくみんなみんな、
『うわーっお前たち、なんで全員同時なんだーっ』バタバタバタっ
そうなのです。みんなみんなみーんなっ同時に
『んも~?あら?なんだか生まれそう?』
『んも~?あら、そっちも?なんだか私も』
『め~私もだわ』
『め~あら、私もだけど、鳥たちも騒がしくなってるわよ』
『ガー?卵にヒビが入ってきたわね?』
『コケ?そっちも?こっちも卵をつつき始めたみたいよ』
などなど。一気に始まっちゃったのです。そして
『お前たち、私たちは邪魔になるぴょん』
『そうだめ~。子供たち、外に出て見守るんだめ~』
『さあ、外にでるんだじょ』
お父さんたちに促され
『お母さん、がんばるぴょん』
『新しい、将来有望なもふもふの誕生だじょ』
『どきどきだめ~』
もえちゃんたち将来有望なもふもふたちも応援しながら外へ。お父さんたちもよく分かってます。
そして、おばあちゃんたちは
『あらあらまあまあ、困ったわね。絹さんとにかく、大量にタオルをお願いできるかしら?山桜桃ちゃんと、春陽くんは、とにかくお湯を大量に沸かしてちょうだい。フゥちゃんとクゥくんも一緒にお願いできるかしら?』
『『はいっ』』
『『もちろんですっ』』
きゅるる『分かった。子供たちも』
きゅるるん『『『『『『がんばる!』』』』』』
あっ、お仕事が出来るちびっ子いました。
『お湯、分かりました。移動式のコンロ持ってきます!』
『タライも必要ですね。あっ、確か馬とかは足に縄引っ掛けたりしませんでしたか?牛さんも同じだったりしますか?どちらも足りますか?』
『あらあらまあまあ、よく思い出してくれたわ。春陽くん。たしかにタライも必要だし、牛さんたちはきっと縄が必要ね。山桜桃ちゃんも、ひとりじゃ危ないわ。誰かドワーフさんたちに⋯』
『私が伝えに行こう』だだだっ
『ありがとうございます』
ギン様があっという間走って行きました。
そしてそして
「さーやちゃちは、いみゃは、うごかにゃいが、おちごと」
お邪魔にならないようにすみっこでしゃがんで待ってよう。
『そうだね~お邪魔になっちゃうもんね』
ぴゅいきゅい『『おうえんちたいけど』』
『『ここからしよう』』
『『『うまれたら』』』
みゃあ『おせわするにゃ』
『でもなのだ。みんなが石みたいに固まる必要はないと思うのだ』
姫ちゃんから呆れた声が
「ありぇ?」カチン
『そういえば~』コチン
ぴゅいきゅい『『そうだね?』』カチコチン
〖うふふ。みんなつついたら、そのまま倒れそうな位カチコチね〗つんっつんっ
「ほよ~?」こてんっ
『あれ~?』こてんっ
ぴゅいきゅい『『わあっ!』』
『『大丈夫?』』
『『『サーヤっ、ハクっ』』』
みゃあ『たおれたにゃ!』
『ジーニ様、遊んじゃダメなのだ』
〖あら、ごめんなさい♪つ・い♪〗
「うにゅ~」
『うう~』
急に現れたジーニ様。つい♪で倒さないで下さい。
〖うふふ。みんな、心配しなくても大丈夫。なんたって生命の女神であるシアも、医神だっているのよ。安心して待ってましょう〗にこ
「ふあっ」
『そっか~』
ぴゅいきゅい『『そうだった』』
どうやらジーニ様は、みんなを安心させに来てくれたみたいです。
『みんな石じゃなくなったのだ』
ほんとだ~
「あいがちょ」
〖うふふ、なんのことかしら?さて、第一陣が来そうよ。うさちゃんかしらね?みんな行きましょうか?〗
「あい!」
うさちゃんなら、ちっちゃいから拭き拭きしてあげられるかも!
『あっ!ぼく、人の形の方がいいかな~?』
人化が出来るようになったハクが思い出したように言います。
〖そうね。その方がお手伝いしやすいかもね〗
『じゃあ~えいっ』ぼふんっ
「はくーもふもふ~♪」キラキラ
『ん~?もふもふ減ってるよ~?』コテン
〖サーヤ、今回は抱きつくのは我慢ね。うさちゃん達が待ってるわ〗
「ふお?あい」
そうでした。そっちが大事!
そうそう。ハクは、最初、人化するとすっぽんぽんだったんだけど、
『こりゃやばいね』
『犯罪者ホイホイだよ』
『一番ヤバイのがここにいるしね』
きゅるる『あれは子どもたちに見せちゃダメ』
ちらっ
〖かわいいかわいいかわいいですわ!抱きしめてチューしなくては!〗はあはあはあ
『お姉様やめてくださいませっ!』
『うにゃあ!止めるにゃ!でも触りたくないにゃ!』
『んもう。気持ち悪いわ~簀巻きにしたのになんでびちびち動けるのかしらぁ?』
『はやく服作るよ』
『採寸しなきゃ』
『てことで、ギン様、ハクちゃん借りるよ』
ひょいっ
『え~?』
『え?』
きゅるる『サーヤも行く。おそろい必要』
ひょいっ
「う?」
『あ?』
きゅるるん『『『ちがうよ』』』
きゅるるん『『『『ぜんぶおそろい!』』』』
〖採用よ!〗
〖賛成です!〗
『あらあらまあまあ、私も行くわ』
だだだだだっ
「ふお~?」
『あれ~?』
「サーヤっ」
『ハクっ』
と、おいちゃんとギン様の声は届くことなく、連れ去られたサーヤとハクは
「ふにゅう~」
『きゅう~』
と、倒れるまで着せ替え人形にされて、お洋服は自動的にサーヤのその時のお洋服とお揃いか、ペアのデザインのお洋服になるようにジー二様が
〖ミサンガに付与しておくわね♪〗
と、みんなお揃いでつけてるミサンガに魔法をかけてくれたので、もう安心です。
『いや、かわいいことに変わりないからな?』
〖安全では無いかもしれないですね〗
ちらっ
『あああっ抱きしめさせてくださいませーっ』はあはあ
『お姉様っ』
『いい加減にするにゃ!』
『嫌ねぇ。なんでこんなになっちゃったのかしらぁ?』
『な?』
〖ね?〗
「あ、あい」
たしかにアルコン様とエル様の言う通りです。こわこわ。
というわけで、今日は
『動きやすいように~ぽぽちゃんたちとお揃いのTシャツにオーバーオールだよね~』
「あい!おしょりょい♪」
みんなでお揃いです。と、言うわけで
『じゃあ、みんな行こ~』
「あい!」
『『『『『うん!』』』』』
行くぞ~!
〖あっ、しまった。みんなを乗せてもらった方が速かったかしらね〗
『あっ⋯』
「まあ、ちかたにゃい」
みんなやっぱり少し緊張してるかな?
そして、
『あらあらまあまあ、サーヤたちも来たのね。なら、この子達を優しく拭いてあげてね。タオルはどんどん変えていいから、乾かしてあげてね』
「あい!」
『は~い!』
ぴゅいきゅい『『がんばる!』』
『『『『『おー!』』』』』
急ぎで作られた場所に、お産が済んだお母さんと、赤ちゃんたち、それから、おばあちゃんとドワーフさん達がいました。
『みんな、ここは、小さい動物たち専用にしたからね。ふんじゃダメだよ』
「あい!」
『『『『『はい!』』』』』
こういう時は、大人たちの言うことは絶対です!命大事!
『それから、大っきい動物の方はいいよって言うまで絶対近寄っちゃダメだからね』
『今、あんなだからね』
あんな?
「ふお?」
『『『『『うわ~』』』』』
『いいか、引っ張るぞ!』
『おうよっ!』
『せーのっ!』
『『『おりゃーっ』』』ぐいっ
『んも~お』
大変!もーもーさんの赤ちゃん引っ張り出してます!
うん。あっちは危険です。
『ね?分かったかい?』
「あいっ!」
『わかったよ~』
ちゃんとお約束です!
『じゃあ、こっちを頼むよ』
「あい!」
『わかったよ~』
ぴゅいきゅい『『うわ~』』
『『ちっちゃいね~』』
『『『うさちゃんだ~』』』
「う?うにゅ~?」
あれ?かわいいけど、あれ~?
みゃあ『さーにゃにゃん?どうしたにゃ?』
『なにかあったのだ?』
張り切ってたはずのサーヤが悩み出したのをみんなが不思議そうに見てます。
『ああ、サーヤちゃんは気づいたのかい?』
『凛さんも驚いてたよ』
『毛だろ?』
「あい」
なんで、うさちゃん、もう、ふさふさ?
『あらあらまあまあ、サーヤも気づいた?びっくりよね?』
今度はおこじょちゃんのカゴを抱えたおばあちゃんが戻ってきました。
「おばあちゃん」
『はい。この子達もお願いね。ちなみに、この子達も』
「ふしゃふしゃ」
なんで?
そう。生まれたての赤ちゃん、ハダカネズミさんみたいなはずなのに、みんなふさふさ?しかも、カラフル。
『このこ、黒いよ~』
ぴゅいきゅい『『みどり~、きみどり~』』
『水色だね~』
『青だね~』
『あか』
『しろ』
『きいろ~』
みゃあ『むらさきにゃ』
『この子は白と茶の二色なのだ』
ありえない色もあります。
〖あらら、こっちの世界で生まれたからかしらね?〗
『とにかく、この子達を乾かして、お乳吸わせてあげないとね』
『お母さんもご苦労さんだったね』
そうだよね。お母さんいっぱい赤ちゃん産んでくれたから疲れたよね。
「みんにゃ、いいこいいこ。げんきににゃあれ。あかちゃんみょ、いいこいいこ。げんきににゃあれ」
お手て届かない子も元気なぁれ。
みんな、なでなでしたら
ぽわぁん
「ほえ?」
〖まあっ!〗
『あらあらまあまあ?』
光った?
『うお?』
『『うわあっ』』
ずるっ
『んも~?あらあ?急に体に力が?』
あ、あれ?もーもーさん、生まれた?
あっちもこっちも?
ぴーぴー
ぴよぴよ
『ええ?ひよこが一気にかえっただよ!?』
『にいちゃん、鴨もなんだな?』
『にいちゃん、どうするだ?』
あっ、ぽぽちゃんたち、そこにいたんだね
め~め~
『めーめーさん!?』
『難産っぽかったのに!?』
『一気に超安産!?』
「ふ、ふおお?」
なんか、一気にきた?
〖あらら⋯サーヤ、やっちゃったわね〗
『あらあらまあまあ?これは回復魔法かしら?』
「ふえ?」
やっちゃった?
ぬっ
〖それもありますが〗
ぬっ
〖もはや、加護ですかね?〗
「ふあっ?」
シア様とエル様が急に来た!?
〖シア、医神、難産になりそうな子たちの所にいたんじゃないの?〗
ジーニ様が聞くと
〖いましたわよ。ですけど、急に優しい光に包まれたと思ったら、急に回復してしまったのです〗
〖私もですよ。弱ってた赤ん坊もすっかり元気になってしまって、これはきっと〗
〖〖サーヤがやらかしたんだなと〗〗
「ほええ?」
サーヤ、元気になあれってしただけだよ?
〖そうね。元気になぁれ、がんばってって思ったのよね〗なでなで
〖今回は怒れないですわね〗なでなで
〖そうですね。正直、危ない子も助かりましたからね。まあ、私も助ける気でしたが〗にこっ
『あらあらまあまあ、サーヤ、お手柄ね』なでなで
「え、えへへ~?」
なら、良かった~
『良かったけど、よくもないぞ』
「おいちゃんっ」
『あらあらまあまあ?なぜかしら?』
『一気に生まれちまったからな?今、みんなで赤んぼの体綺麗にしてんだよ。ここにもどんどん来るぞ』
「ふあっ」
『あらあらまあまあ、それは大変』
〖さ、じゃあ、私たちもがんばりましょう〗
「おー!」
『『『『『おー!』』』』』
聖域に将来有望な新しいもふもふ、たくさん誕生です!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)m
今日は祝日なので、番外編でした。
ファンタジー大賞投票してくださった方ありがとうございますm(*_ _)m
まだ、投票券余ってましたら、ポチッと投票いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
バタバタバタバタっ
おいちゃんが珍しく慌ててあっちにバタバタっこっちにバタバタっ
「あ、あう⋯」
『わぁ、ゲンさんがあんなに慌てるなんて』
『まあ、仕方ないだろ?この状況じゃ。な?サーヤ』
「あい」
『そうねぇ』
フゥとクゥの言う通り。仕方ないです。非常事態です。
サーヤも何かしたいけど、お邪魔になっちゃうから何もできません。応援して、お祈りするくらいです。あっ、後で拭いてあげることはできるかもです。でも、今は我慢です。
今、何が起きてるのかと言うと
『おお?どうしたゲン!?何があった!?』
走りまくってるおいちゃんに気づいた親方が、大声でおいちゃんに聞きました。足はサーヤ達の方へ向かってます。
『悪いっ親方、ドワーフたちの力貸してくれっ』バタバタ
おいちゃんも走りながら答えてます。
『んんっ?構わんが、なんだ?』
「あかちゃん」
親方が来てくれたので、忙しいおいちゃんの代わりに、サーヤが教えてあげます。
『赤ちゃん!?』
「あい」こくん
そうなの。大変なの。
『お産だよ!生まれるんだ!しかも、そこらじゅう!一気に!』バタバタ
『はあっ!?』
親方がものすごく驚いてます。
「もーもーしゃんちょか」
『あっ!そういうことか!分かった!かみさんたちも呼んでくる!』だだだだっ!
『頼むっ』だだだだっ!
親方も走って行っちゃいました。『そういうことか』ってほっとしてたけど、何を想像したのかな?
そうなのです。
今、聖域はなぜか一気にお産ブーム!
もーもーさんも、めーめーさんも、こけこっこーさんも、がーがーさんも、うさちゃんも、おこじょちゃんも、とにかくみんなみんな、
『うわーっお前たち、なんで全員同時なんだーっ』バタバタバタっ
そうなのです。みんなみんなみーんなっ同時に
『んも~?あら?なんだか生まれそう?』
『んも~?あら、そっちも?なんだか私も』
『め~私もだわ』
『め~あら、私もだけど、鳥たちも騒がしくなってるわよ』
『ガー?卵にヒビが入ってきたわね?』
『コケ?そっちも?こっちも卵をつつき始めたみたいよ』
などなど。一気に始まっちゃったのです。そして
『お前たち、私たちは邪魔になるぴょん』
『そうだめ~。子供たち、外に出て見守るんだめ~』
『さあ、外にでるんだじょ』
お父さんたちに促され
『お母さん、がんばるぴょん』
『新しい、将来有望なもふもふの誕生だじょ』
『どきどきだめ~』
もえちゃんたち将来有望なもふもふたちも応援しながら外へ。お父さんたちもよく分かってます。
そして、おばあちゃんたちは
『あらあらまあまあ、困ったわね。絹さんとにかく、大量にタオルをお願いできるかしら?山桜桃ちゃんと、春陽くんは、とにかくお湯を大量に沸かしてちょうだい。フゥちゃんとクゥくんも一緒にお願いできるかしら?』
『『はいっ』』
『『もちろんですっ』』
きゅるる『分かった。子供たちも』
きゅるるん『『『『『『がんばる!』』』』』』
あっ、お仕事が出来るちびっ子いました。
『お湯、分かりました。移動式のコンロ持ってきます!』
『タライも必要ですね。あっ、確か馬とかは足に縄引っ掛けたりしませんでしたか?牛さんも同じだったりしますか?どちらも足りますか?』
『あらあらまあまあ、よく思い出してくれたわ。春陽くん。たしかにタライも必要だし、牛さんたちはきっと縄が必要ね。山桜桃ちゃんも、ひとりじゃ危ないわ。誰かドワーフさんたちに⋯』
『私が伝えに行こう』だだだっ
『ありがとうございます』
ギン様があっという間走って行きました。
そしてそして
「さーやちゃちは、いみゃは、うごかにゃいが、おちごと」
お邪魔にならないようにすみっこでしゃがんで待ってよう。
『そうだね~お邪魔になっちゃうもんね』
ぴゅいきゅい『『おうえんちたいけど』』
『『ここからしよう』』
『『『うまれたら』』』
みゃあ『おせわするにゃ』
『でもなのだ。みんなが石みたいに固まる必要はないと思うのだ』
姫ちゃんから呆れた声が
「ありぇ?」カチン
『そういえば~』コチン
ぴゅいきゅい『『そうだね?』』カチコチン
〖うふふ。みんなつついたら、そのまま倒れそうな位カチコチね〗つんっつんっ
「ほよ~?」こてんっ
『あれ~?』こてんっ
ぴゅいきゅい『『わあっ!』』
『『大丈夫?』』
『『『サーヤっ、ハクっ』』』
みゃあ『たおれたにゃ!』
『ジーニ様、遊んじゃダメなのだ』
〖あら、ごめんなさい♪つ・い♪〗
「うにゅ~」
『うう~』
急に現れたジーニ様。つい♪で倒さないで下さい。
〖うふふ。みんな、心配しなくても大丈夫。なんたって生命の女神であるシアも、医神だっているのよ。安心して待ってましょう〗にこ
「ふあっ」
『そっか~』
ぴゅいきゅい『『そうだった』』
どうやらジーニ様は、みんなを安心させに来てくれたみたいです。
『みんな石じゃなくなったのだ』
ほんとだ~
「あいがちょ」
〖うふふ、なんのことかしら?さて、第一陣が来そうよ。うさちゃんかしらね?みんな行きましょうか?〗
「あい!」
うさちゃんなら、ちっちゃいから拭き拭きしてあげられるかも!
『あっ!ぼく、人の形の方がいいかな~?』
人化が出来るようになったハクが思い出したように言います。
〖そうね。その方がお手伝いしやすいかもね〗
『じゃあ~えいっ』ぼふんっ
「はくーもふもふ~♪」キラキラ
『ん~?もふもふ減ってるよ~?』コテン
〖サーヤ、今回は抱きつくのは我慢ね。うさちゃん達が待ってるわ〗
「ふお?あい」
そうでした。そっちが大事!
そうそう。ハクは、最初、人化するとすっぽんぽんだったんだけど、
『こりゃやばいね』
『犯罪者ホイホイだよ』
『一番ヤバイのがここにいるしね』
きゅるる『あれは子どもたちに見せちゃダメ』
ちらっ
〖かわいいかわいいかわいいですわ!抱きしめてチューしなくては!〗はあはあはあ
『お姉様やめてくださいませっ!』
『うにゃあ!止めるにゃ!でも触りたくないにゃ!』
『んもう。気持ち悪いわ~簀巻きにしたのになんでびちびち動けるのかしらぁ?』
『はやく服作るよ』
『採寸しなきゃ』
『てことで、ギン様、ハクちゃん借りるよ』
ひょいっ
『え~?』
『え?』
きゅるる『サーヤも行く。おそろい必要』
ひょいっ
「う?」
『あ?』
きゅるるん『『『ちがうよ』』』
きゅるるん『『『『ぜんぶおそろい!』』』』
〖採用よ!〗
〖賛成です!〗
『あらあらまあまあ、私も行くわ』
だだだだだっ
「ふお~?」
『あれ~?』
「サーヤっ」
『ハクっ』
と、おいちゃんとギン様の声は届くことなく、連れ去られたサーヤとハクは
「ふにゅう~」
『きゅう~』
と、倒れるまで着せ替え人形にされて、お洋服は自動的にサーヤのその時のお洋服とお揃いか、ペアのデザインのお洋服になるようにジー二様が
〖ミサンガに付与しておくわね♪〗
と、みんなお揃いでつけてるミサンガに魔法をかけてくれたので、もう安心です。
『いや、かわいいことに変わりないからな?』
〖安全では無いかもしれないですね〗
ちらっ
『あああっ抱きしめさせてくださいませーっ』はあはあ
『お姉様っ』
『いい加減にするにゃ!』
『嫌ねぇ。なんでこんなになっちゃったのかしらぁ?』
『な?』
〖ね?〗
「あ、あい」
たしかにアルコン様とエル様の言う通りです。こわこわ。
というわけで、今日は
『動きやすいように~ぽぽちゃんたちとお揃いのTシャツにオーバーオールだよね~』
「あい!おしょりょい♪」
みんなでお揃いです。と、言うわけで
『じゃあ、みんな行こ~』
「あい!」
『『『『『うん!』』』』』
行くぞ~!
〖あっ、しまった。みんなを乗せてもらった方が速かったかしらね〗
『あっ⋯』
「まあ、ちかたにゃい」
みんなやっぱり少し緊張してるかな?
そして、
『あらあらまあまあ、サーヤたちも来たのね。なら、この子達を優しく拭いてあげてね。タオルはどんどん変えていいから、乾かしてあげてね』
「あい!」
『は~い!』
ぴゅいきゅい『『がんばる!』』
『『『『『おー!』』』』』
急ぎで作られた場所に、お産が済んだお母さんと、赤ちゃんたち、それから、おばあちゃんとドワーフさん達がいました。
『みんな、ここは、小さい動物たち専用にしたからね。ふんじゃダメだよ』
「あい!」
『『『『『はい!』』』』』
こういう時は、大人たちの言うことは絶対です!命大事!
『それから、大っきい動物の方はいいよって言うまで絶対近寄っちゃダメだからね』
『今、あんなだからね』
あんな?
「ふお?」
『『『『『うわ~』』』』』
『いいか、引っ張るぞ!』
『おうよっ!』
『せーのっ!』
『『『おりゃーっ』』』ぐいっ
『んも~お』
大変!もーもーさんの赤ちゃん引っ張り出してます!
うん。あっちは危険です。
『ね?分かったかい?』
「あいっ!」
『わかったよ~』
ちゃんとお約束です!
『じゃあ、こっちを頼むよ』
「あい!」
『わかったよ~』
ぴゅいきゅい『『うわ~』』
『『ちっちゃいね~』』
『『『うさちゃんだ~』』』
「う?うにゅ~?」
あれ?かわいいけど、あれ~?
みゃあ『さーにゃにゃん?どうしたにゃ?』
『なにかあったのだ?』
張り切ってたはずのサーヤが悩み出したのをみんなが不思議そうに見てます。
『ああ、サーヤちゃんは気づいたのかい?』
『凛さんも驚いてたよ』
『毛だろ?』
「あい」
なんで、うさちゃん、もう、ふさふさ?
『あらあらまあまあ、サーヤも気づいた?びっくりよね?』
今度はおこじょちゃんのカゴを抱えたおばあちゃんが戻ってきました。
「おばあちゃん」
『はい。この子達もお願いね。ちなみに、この子達も』
「ふしゃふしゃ」
なんで?
そう。生まれたての赤ちゃん、ハダカネズミさんみたいなはずなのに、みんなふさふさ?しかも、カラフル。
『このこ、黒いよ~』
ぴゅいきゅい『『みどり~、きみどり~』』
『水色だね~』
『青だね~』
『あか』
『しろ』
『きいろ~』
みゃあ『むらさきにゃ』
『この子は白と茶の二色なのだ』
ありえない色もあります。
〖あらら、こっちの世界で生まれたからかしらね?〗
『とにかく、この子達を乾かして、お乳吸わせてあげないとね』
『お母さんもご苦労さんだったね』
そうだよね。お母さんいっぱい赤ちゃん産んでくれたから疲れたよね。
「みんにゃ、いいこいいこ。げんきににゃあれ。あかちゃんみょ、いいこいいこ。げんきににゃあれ」
お手て届かない子も元気なぁれ。
みんな、なでなでしたら
ぽわぁん
「ほえ?」
〖まあっ!〗
『あらあらまあまあ?』
光った?
『うお?』
『『うわあっ』』
ずるっ
『んも~?あらあ?急に体に力が?』
あ、あれ?もーもーさん、生まれた?
あっちもこっちも?
ぴーぴー
ぴよぴよ
『ええ?ひよこが一気にかえっただよ!?』
『にいちゃん、鴨もなんだな?』
『にいちゃん、どうするだ?』
あっ、ぽぽちゃんたち、そこにいたんだね
め~め~
『めーめーさん!?』
『難産っぽかったのに!?』
『一気に超安産!?』
「ふ、ふおお?」
なんか、一気にきた?
〖あらら⋯サーヤ、やっちゃったわね〗
『あらあらまあまあ?これは回復魔法かしら?』
「ふえ?」
やっちゃった?
ぬっ
〖それもありますが〗
ぬっ
〖もはや、加護ですかね?〗
「ふあっ?」
シア様とエル様が急に来た!?
〖シア、医神、難産になりそうな子たちの所にいたんじゃないの?〗
ジーニ様が聞くと
〖いましたわよ。ですけど、急に優しい光に包まれたと思ったら、急に回復してしまったのです〗
〖私もですよ。弱ってた赤ん坊もすっかり元気になってしまって、これはきっと〗
〖〖サーヤがやらかしたんだなと〗〗
「ほええ?」
サーヤ、元気になあれってしただけだよ?
〖そうね。元気になぁれ、がんばってって思ったのよね〗なでなで
〖今回は怒れないですわね〗なでなで
〖そうですね。正直、危ない子も助かりましたからね。まあ、私も助ける気でしたが〗にこっ
『あらあらまあまあ、サーヤ、お手柄ね』なでなで
「え、えへへ~?」
なら、良かった~
『良かったけど、よくもないぞ』
「おいちゃんっ」
『あらあらまあまあ?なぜかしら?』
『一気に生まれちまったからな?今、みんなで赤んぼの体綺麗にしてんだよ。ここにもどんどん来るぞ』
「ふあっ」
『あらあらまあまあ、それは大変』
〖さ、じゃあ、私たちもがんばりましょう〗
「おー!」
『『『『『おー!』』』』』
聖域に将来有望な新しいもふもふ、たくさん誕生です!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)m
今日は祝日なので、番外編でした。
ファンタジー大賞投票してくださった方ありがとうございますm(*_ _)m
まだ、投票券余ってましたら、ポチッと投票いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜
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これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
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