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ある日の秋のもふもふ日記 番外編
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「う~さぎうしゃぎ♪」
『なにみてはねる♪』
「じゅーごや♪お~つきしゃん♪」
『みては~ね~♪』
「『る♪』」
ここはめーめーさんや、うさちゃんたちの新居。ベビーラッシュで狭くなったので、おっきくなりました。
サーヤとおばあちゃんが、新しく生まれたちびちゃんたちを撫でながら、またお歌を歌っています。でも、お歌という名のおしゃべりの練習なので
『あらあらまあまあ、あと少しな感じね』
「あい⋯」
またもやおばあちゃんからダメ出しです。でも、そこはサーヤ。サーヤが気になるのは
「おばあちゃん、じゅーごや、おだんご」じゅるり
『あらあらまあまあ?そう言えば秋にはお月見して、お月見団子食べてたわね』
そうだよね。お団子おいち。じゅるり。
それにお月様にうさぎさんとくれば
「もえちゃんちゃち、おもちちゅく?」
『はい?もえちゃんたちがお餅をつく?』
この子はまた何を言い出したのかしら?
「あい。おちゅきしゃん、ぺったんぺったん」
お餅つきしてるでしょ?
『あらあらまあまあ、お月様でうさぎさんがお餅をついてるから、もえちゃんがお餅をつけるかってことかしら?』
「あい」
そうだよ。お月様のうさぎさんは、お餅つけるなんて、器用だよね。でも
「もえちゃんちゃちみょ、きよー」
ハサミだって使って自分たちで毛を刈っちゃうんだよ。負けてないよ。
『あらあらまあまあ、そうね。たしかに器用さでは負けてないわね』
あらあらまあまあ?私、月にうさぎさんが見えるのよとは言ったけど、本当にいるとは言ってないと思うのだけど?どうしようかしら?『うさぎはいないのよ』って教えるべきかしら?
「あい。じぇっちゃい、まけにゃい」ふんすっ
もえちゃんたちは天才で、将来有望なもふもふさんなんだから。負けない!
『あらあらまあまあ、そうね?』だらだら
どうしようかしら?
「あい!」
負けないよ!
『あ、あのね?サーヤ、残念だけどおばあちゃん、お月様のうさぎさんには会ったことがないから分からないけど、おそらく、もえちゃんたちには難しいと思うのよ?』
「しょっか~」しょぼん
そんな落ち込まないでも⋯
『ほら、大事なもふもふにお餅が絡んじゃったら大変だし、悲しいでしょ?』
「ふあっそれはダメダメ~!」
良かったわ。そう言ってくれて⋯
『それに、おばあちゃんは、お餅つくより、歌って踊って欲しいわ』
「おぢょり?」
なんだっけ?ってお顔ね。
『そうよ。ほら、そそら♪』
「そらしょら うしゃぎにょ だんしゅ~♪」
『そう、それよ。かわいいじゃない?』
「あい。ぜっちゃいかわい♪」
良かったわ。これでうさぎの餅つきから離れてくれたかしら?
「うにゅ?」
あれ?でも、この曲はたしか?まあ、いっか~
だがしかし、このやり取りを影から見ていたもの達が⋯
キラーンッ
そして更に、間近にも⋯
キラキラーンッ
そして、
こんこんこん
『はいよ。だれだ?』ギィ
しーん
『んん?いない?いたずらか?』がちゃ
『うおお!?』がたんっ
いないと思って、ドアを閉めた親方。振り返ると、いつの間にか家の中に
『おやかた、こんにちわぴょん』
『おじゃましてるめ~』
『ふぅ⋯みつからずにこれたじょ』
ちょーんっ!
『お、お前たち、どうしたんだ?そいつらまでしょって?』
そう。家の中にはもえちゃんたち、将来有望なもふもふたちが侵入⋯おじゃましていた。
『きぬさんに、おんぶひもつくってもらったぴょん』
『これべんりだめ~』
『とうちゃんと、かあちゃんは、だっこひももあるじょ』
将来有望なもふもふちびっこ軍団
うさぎのもえちゃん、つとむくん。羊のらむちゃん、けいとくん。オコジョのちーちゃんと、じょーくん。それぞれの背中からは、先日産まれたばかりの、期待の色とりどりのもふもふ達が手を振っています。
『なんだいなんだい?客人かい?』
『おや?もえちゃんたちじゃないか』
『ちびちびっこたちまで一緒かい?』
にこにこして、おかみさんたちにも手を振るちびちびもふもふ。すっかり仲良しです!
『なんだ?何か用か?』
『家出でもしてきたのか?』
騒ぎを聞きつけた、黒曜さんたちも集合です。
『いえでじゃないぴょん』
『おやかたたちに、そうだんがあるんだめ~』
『そうなんだじょ』
もえちゃんたちの背中でちびちびもふもふも、うんうんってしてます。
『『『ん?』』』
『『『相談?』』』
『そうだぴょん』
『もちつきをおしえてほしいんだぴょん』
『あと、おどりをおしえてほしいんだぴょん』
もふもふたちから思いもよらないお願いがっ!
『はあ?』
『餅つきに』
『おどり?』
『いったいなんでそんな発想が?』
『餅つきは、分かるとして』
『踊りなんて分かんないよ?』
まさに、鳩に豆鉄砲なお顔の親方たち
『じつはぴょん』
『さっきサーヤと』
『おばあちゃんが⋯』
かくかくしかじか
実は影からサーヤたちを見ていたもえちゃんたち。ちびちびもふもふたちも、撫でられながら聞いていたのだ。
『さーや、いったぴょん。つきのうさぎより、もえたちのほうが、きよーっていったぴょん』
『ぜったい、まけない。ともいってくれたぴょん』
『でも、おばあちゃんは、むりだとおもういっため~』
『サーヤ、おちこんでため~』
『だから、おもちつけたら』
『さーや、げんきなるじょ』
将来有望なもふもふたちは、自分たちならできると言ってくれたサーヤの信頼に応えたいようだ。
『『『そうかそうか』』』ずずっ
『『『サーヤちゃんのために』』』ずずっ
親方たち涙脆すぎ⋯
『おどりは、おばあちゃんがみたいっていったぴょん』
『おとうとたちもきいてたぴょん』
『サーヤもかわいいいっため~』
『それならおどるしかないめ~』
『でも、サーヤとおばあちゃんにはきけないんだじょ』
『こまったんだじょ』
またまた背中のちびちびもふもふも、うんうんしてます。一緒に踊る気なのです。
『『『う~ん、たしかに困ったな』』』
『『『ゲンじゃ、踊りはねえ?』』』
親方たちも、どうしたもんかと悩んでいると
『おばあちゃんはわすれてるみたいなんだけどぴょん?』
『サーヤたちがうたってたきゅく、かたっぽおどれるぴょん』
『『『は?』』』
『『『あ、あれかい!』』』
前に踊ってたね!
『そうだじょ。おばあちゃんじきじきにしこまれたんだじょ』
『かんぺきにおどれるじょ』
『『『いやいや』』』
『むしろパワーアップしてそうだよね』
『『うん』』
『だからめ~かたっぽはおとうとたちにおしえられるんだめ~』
『もんだいはしらないほうなんだめ~』
『『『そ、そうか』』』
凛、何してんだ⋯
『『『こまったねぇ』』』
凛さん、あっちの世界でもやらかしてたんだね⋯
みんなで、どうしたもんかと困っていると、そこに
コンコンコン ガチャっ
『親方、いるか?チビたちここに⋯いたな』
『ほら、みあの言う通り』
『そうだな。ありがとよ』
勝手知ったる親方たちの家。当然のようにゲンと、ゲンの肩に乗った、みあが登場しました。
『お~すげぇタイミングだな』
『今な、相談受けてたんだよ』
『なんかいい案あるか?』
『は?相談?』
『面白な予感』にや
みあちゃん?
そんなこんなで
『おし!杵と臼は大丈夫だな!』
『実際に練習あるのみ!』
『おし!やるか!』
『待ちな!』
『これを着なきゃね!』
『うん!みんなかわいいね!』
もえちゃんたちは、親方たちにサイズぴったりな杵と臼を作ってもらいました。
そして、おかみさんたちは、お揃いの白い割烹着に三角巾、肘まである特性手袋を作って着せてくれました。
『『ありがとうぴょん』』
『『じゅんびばんたんめ~』』
『『がんばるじょ!』』
『『ごきょーじゅ』』
『『おねがいだじょ』』
『『よろしくめ~』』
『『『まかせろ!』』』どんっ!
こうして、将来有望なもふもふたちは、親方たちから餅つきの極意を伝授された。
そして、
『ちびちびもふもふたち、みあがお手本。しっかりついてくる』
『『ぴょん』』
『『め~』』
『『じょ』』
そう。ダンスはみあちゃん指導の元、おいちゃんが迎えに行った小屋に残ってたちびちびたちも一緒に練習が始まった。
『凛がサーヤに仕込むのを見てた。完璧。な、はず』
『おい、みあ、それって⋯』
『ふっふっふっ』
みあちゃん?
そしてそして、
「ふおお?」
『あらあらまあまあ?』
『『『ぺったんっ』』』ぴょこん
『そぉれ』
『『『ぺったん』ぴょこん
もえちゃん、つとむくん、らむちゃん、けいとくん、ちーちゃん、じょーくんたちが杵を立派に操ってお餅をついています!
合いの手はおかみさんたち!
そして、
〖いや~ん♪何あれ?かわいい~♪〗
いつもの如く、飛び回って撮影するジーニ様
『『ぐふっ』』ごほっ
『にゅふっ』こふっ
『ちょっとぉ、アイナちゃん、リノちゃん、ニャーニャったらぁ』
〖いつか血がなくなりそうですね〗
〖もはや、魔神にツッコミはないのですね〗
〖無駄だもの〗
〖そうですね〗
餅をつくもえたちの周りには、先日生まれた、カラフルなちびちびもふもふたちが、みあを先頭に
『そそら そらそら うさぎのダンス~♪』
おみみをぴょこぴょこ
『たらったらったらった らったらったらったら~♪』
足を揃えて右向いて、左向いて、ぴょんぴょんぴょんぴょん
『あしで けりけり ぴょこぴょこおどる~♪』
右足、左足、キックキック
『耳にハチマキ らったらったらったら~』
お耳にはすでにハチマキが!
ちびちびもふもふたち、輪になっておどる!
『いつの間にぴょん?』
『それでいなかったんだめ~』
『生まれてまもないはずなんだじょ?』
もふもふお父さんお母さんもびっくりそして、踊りは続き⋯
『おしりふりふり ぴょこぴょこおどる~♪』
みんなで可愛いおしりを突き出して右に左にふりふり♪ふりふり♪
〖いや~ん♪かわいいかわいいかわいい~♪〗
『『ごふっ』』バタンッ
『にゃはっ』バタンッ
『ちょっとぉ?血を飛ばさないでぇ』
〖医神、さすがにお願い〗
〖仕方ないですね⋯〗
「ふおお?」
『あらあらまあまあ?』
『あ~やっぱり、凛さんが仕込んだバージョンって言ってたからな~』
『あらあらまあまあ?前の世界の時の?すごいわね、私』
「おばあちゃん⋯」
『凛さん⋯』
否定はできないけども⋯
『もふもふは せいぎ♪ らったらったらったら~♪』
完全に歌詞が違ってます。
でも、みんなには
『わ~ぼくもやる~』
ぴゅいきゅい『『いこいこ~』』
『『サーヤも行こう!』』
『『『わ~い』』』
「あ、あい」
大人気です。
そこへ絹さんと子グモちゃんたちが
きゅるる『なら、着替える』
きゅるるん『『『うさみみ、うさしっぽ』』』
きゅるるん『『『『そーちゃくっ』』』』
みゃあ『かわいいにゃ』
『みんなうさぎなのだ!』
『なんでオイラまで?』
『兄ちゃん行くだよ♪』
『たのしそうなのだ!』
そうなるともちろん
『そそら そらそら♪』
「『うしゃぎにょ だんしゅ~♪』」
おしりフリフリしながらぴょんぴょんぴょんぴょん♪
サーヤと人化をさせられたハクは、もちろん全身着ぐるみ!おしりぽってり、お腹ぽんぽこりんの真っ白うさぎさん!お耳ぴょこぴょこ♪ピンクの肉球が映えます!
〖いやいやいや~んっ♪かわいいかわいいかわいい~♪〗
『ジーニ様壊れたな』
『ジーニ様だけではないですよ』
アルコン様と、ギン様の目線の先は
『やだぁ、血の海ぃ~』
『『『⋯⋯』』』どくどくどく
〖医神⋯〗
〖放置していいですかね⋯〗
〖ダメでしょ〗
アイナ様たち、生きてる⋯?
まあ、とにかく、ダンスは大成功。
もちろん新曲も
『う~さぎうさぎ♪』
も、短いながらにお胸の前で手を組んだり、
『なにみてはねる♪』
ぴょんぴょんしたり、かわいく仕上がり
『ふふん。ミアのおかげ』にま
『そうだな⋯』
もちろん、お餅も
『どうだぴょん!』
『できたぴょん!』
『これでも』
『ムリめ~?』
『たべてみるんだじょ!』
『どうぞだじょ!』
みごとなお団子に!
山桜桃ちゃんと春陽くんが、あんこを煮て、フゥとクゥも丸めるお手伝い。
『『あちあちっ』』
『『がまんですっ』』
もちろん美味しくできたので
『あらあらまあまあ、参りました。とても美味しいわ』
『『やったぴょん♪』』
『『『『いえ~い♪』』』』
ぽふぽふんっ
勝利のもふもふハイタッチ!
おばあちゃん、敗北です。
「しゅご~」ぱちぱちぱち
『だな』
やっぱり、もえちゃんたちは天才でした!ふんすっ
『『『うんうん』』』
『『『『よくやったね』』』』
親方たち号泣⋯
沢山出来上がったお餅はみんなで美味しく頂きました。
もえちゃんたち、ありがとう!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)m
感想なども、ありがとうございますm(*_ _)m嬉しいです。
ファンタジー大賞の投票ありがとうございます。励みになってます。
まだ投票券余ってる方いらっしゃいましたら、投票いただけると嬉しいです。
『なにみてはねる♪』
「じゅーごや♪お~つきしゃん♪」
『みては~ね~♪』
「『る♪』」
ここはめーめーさんや、うさちゃんたちの新居。ベビーラッシュで狭くなったので、おっきくなりました。
サーヤとおばあちゃんが、新しく生まれたちびちゃんたちを撫でながら、またお歌を歌っています。でも、お歌という名のおしゃべりの練習なので
『あらあらまあまあ、あと少しな感じね』
「あい⋯」
またもやおばあちゃんからダメ出しです。でも、そこはサーヤ。サーヤが気になるのは
「おばあちゃん、じゅーごや、おだんご」じゅるり
『あらあらまあまあ?そう言えば秋にはお月見して、お月見団子食べてたわね』
そうだよね。お団子おいち。じゅるり。
それにお月様にうさぎさんとくれば
「もえちゃんちゃち、おもちちゅく?」
『はい?もえちゃんたちがお餅をつく?』
この子はまた何を言い出したのかしら?
「あい。おちゅきしゃん、ぺったんぺったん」
お餅つきしてるでしょ?
『あらあらまあまあ、お月様でうさぎさんがお餅をついてるから、もえちゃんがお餅をつけるかってことかしら?』
「あい」
そうだよ。お月様のうさぎさんは、お餅つけるなんて、器用だよね。でも
「もえちゃんちゃちみょ、きよー」
ハサミだって使って自分たちで毛を刈っちゃうんだよ。負けてないよ。
『あらあらまあまあ、そうね。たしかに器用さでは負けてないわね』
あらあらまあまあ?私、月にうさぎさんが見えるのよとは言ったけど、本当にいるとは言ってないと思うのだけど?どうしようかしら?『うさぎはいないのよ』って教えるべきかしら?
「あい。じぇっちゃい、まけにゃい」ふんすっ
もえちゃんたちは天才で、将来有望なもふもふさんなんだから。負けない!
『あらあらまあまあ、そうね?』だらだら
どうしようかしら?
「あい!」
負けないよ!
『あ、あのね?サーヤ、残念だけどおばあちゃん、お月様のうさぎさんには会ったことがないから分からないけど、おそらく、もえちゃんたちには難しいと思うのよ?』
「しょっか~」しょぼん
そんな落ち込まないでも⋯
『ほら、大事なもふもふにお餅が絡んじゃったら大変だし、悲しいでしょ?』
「ふあっそれはダメダメ~!」
良かったわ。そう言ってくれて⋯
『それに、おばあちゃんは、お餅つくより、歌って踊って欲しいわ』
「おぢょり?」
なんだっけ?ってお顔ね。
『そうよ。ほら、そそら♪』
「そらしょら うしゃぎにょ だんしゅ~♪」
『そう、それよ。かわいいじゃない?』
「あい。ぜっちゃいかわい♪」
良かったわ。これでうさぎの餅つきから離れてくれたかしら?
「うにゅ?」
あれ?でも、この曲はたしか?まあ、いっか~
だがしかし、このやり取りを影から見ていたもの達が⋯
キラーンッ
そして更に、間近にも⋯
キラキラーンッ
そして、
こんこんこん
『はいよ。だれだ?』ギィ
しーん
『んん?いない?いたずらか?』がちゃ
『うおお!?』がたんっ
いないと思って、ドアを閉めた親方。振り返ると、いつの間にか家の中に
『おやかた、こんにちわぴょん』
『おじゃましてるめ~』
『ふぅ⋯みつからずにこれたじょ』
ちょーんっ!
『お、お前たち、どうしたんだ?そいつらまでしょって?』
そう。家の中にはもえちゃんたち、将来有望なもふもふたちが侵入⋯おじゃましていた。
『きぬさんに、おんぶひもつくってもらったぴょん』
『これべんりだめ~』
『とうちゃんと、かあちゃんは、だっこひももあるじょ』
将来有望なもふもふちびっこ軍団
うさぎのもえちゃん、つとむくん。羊のらむちゃん、けいとくん。オコジョのちーちゃんと、じょーくん。それぞれの背中からは、先日産まれたばかりの、期待の色とりどりのもふもふ達が手を振っています。
『なんだいなんだい?客人かい?』
『おや?もえちゃんたちじゃないか』
『ちびちびっこたちまで一緒かい?』
にこにこして、おかみさんたちにも手を振るちびちびもふもふ。すっかり仲良しです!
『なんだ?何か用か?』
『家出でもしてきたのか?』
騒ぎを聞きつけた、黒曜さんたちも集合です。
『いえでじゃないぴょん』
『おやかたたちに、そうだんがあるんだめ~』
『そうなんだじょ』
もえちゃんたちの背中でちびちびもふもふも、うんうんってしてます。
『『『ん?』』』
『『『相談?』』』
『そうだぴょん』
『もちつきをおしえてほしいんだぴょん』
『あと、おどりをおしえてほしいんだぴょん』
もふもふたちから思いもよらないお願いがっ!
『はあ?』
『餅つきに』
『おどり?』
『いったいなんでそんな発想が?』
『餅つきは、分かるとして』
『踊りなんて分かんないよ?』
まさに、鳩に豆鉄砲なお顔の親方たち
『じつはぴょん』
『さっきサーヤと』
『おばあちゃんが⋯』
かくかくしかじか
実は影からサーヤたちを見ていたもえちゃんたち。ちびちびもふもふたちも、撫でられながら聞いていたのだ。
『さーや、いったぴょん。つきのうさぎより、もえたちのほうが、きよーっていったぴょん』
『ぜったい、まけない。ともいってくれたぴょん』
『でも、おばあちゃんは、むりだとおもういっため~』
『サーヤ、おちこんでため~』
『だから、おもちつけたら』
『さーや、げんきなるじょ』
将来有望なもふもふたちは、自分たちならできると言ってくれたサーヤの信頼に応えたいようだ。
『『『そうかそうか』』』ずずっ
『『『サーヤちゃんのために』』』ずずっ
親方たち涙脆すぎ⋯
『おどりは、おばあちゃんがみたいっていったぴょん』
『おとうとたちもきいてたぴょん』
『サーヤもかわいいいっため~』
『それならおどるしかないめ~』
『でも、サーヤとおばあちゃんにはきけないんだじょ』
『こまったんだじょ』
またまた背中のちびちびもふもふも、うんうんしてます。一緒に踊る気なのです。
『『『う~ん、たしかに困ったな』』』
『『『ゲンじゃ、踊りはねえ?』』』
親方たちも、どうしたもんかと悩んでいると
『おばあちゃんはわすれてるみたいなんだけどぴょん?』
『サーヤたちがうたってたきゅく、かたっぽおどれるぴょん』
『『『は?』』』
『『『あ、あれかい!』』』
前に踊ってたね!
『そうだじょ。おばあちゃんじきじきにしこまれたんだじょ』
『かんぺきにおどれるじょ』
『『『いやいや』』』
『むしろパワーアップしてそうだよね』
『『うん』』
『だからめ~かたっぽはおとうとたちにおしえられるんだめ~』
『もんだいはしらないほうなんだめ~』
『『『そ、そうか』』』
凛、何してんだ⋯
『『『こまったねぇ』』』
凛さん、あっちの世界でもやらかしてたんだね⋯
みんなで、どうしたもんかと困っていると、そこに
コンコンコン ガチャっ
『親方、いるか?チビたちここに⋯いたな』
『ほら、みあの言う通り』
『そうだな。ありがとよ』
勝手知ったる親方たちの家。当然のようにゲンと、ゲンの肩に乗った、みあが登場しました。
『お~すげぇタイミングだな』
『今な、相談受けてたんだよ』
『なんかいい案あるか?』
『は?相談?』
『面白な予感』にや
みあちゃん?
そんなこんなで
『おし!杵と臼は大丈夫だな!』
『実際に練習あるのみ!』
『おし!やるか!』
『待ちな!』
『これを着なきゃね!』
『うん!みんなかわいいね!』
もえちゃんたちは、親方たちにサイズぴったりな杵と臼を作ってもらいました。
そして、おかみさんたちは、お揃いの白い割烹着に三角巾、肘まである特性手袋を作って着せてくれました。
『『ありがとうぴょん』』
『『じゅんびばんたんめ~』』
『『がんばるじょ!』』
『『ごきょーじゅ』』
『『おねがいだじょ』』
『『よろしくめ~』』
『『『まかせろ!』』』どんっ!
こうして、将来有望なもふもふたちは、親方たちから餅つきの極意を伝授された。
そして、
『ちびちびもふもふたち、みあがお手本。しっかりついてくる』
『『ぴょん』』
『『め~』』
『『じょ』』
そう。ダンスはみあちゃん指導の元、おいちゃんが迎えに行った小屋に残ってたちびちびたちも一緒に練習が始まった。
『凛がサーヤに仕込むのを見てた。完璧。な、はず』
『おい、みあ、それって⋯』
『ふっふっふっ』
みあちゃん?
そしてそして、
「ふおお?」
『あらあらまあまあ?』
『『『ぺったんっ』』』ぴょこん
『そぉれ』
『『『ぺったん』ぴょこん
もえちゃん、つとむくん、らむちゃん、けいとくん、ちーちゃん、じょーくんたちが杵を立派に操ってお餅をついています!
合いの手はおかみさんたち!
そして、
〖いや~ん♪何あれ?かわいい~♪〗
いつもの如く、飛び回って撮影するジーニ様
『『ぐふっ』』ごほっ
『にゅふっ』こふっ
『ちょっとぉ、アイナちゃん、リノちゃん、ニャーニャったらぁ』
〖いつか血がなくなりそうですね〗
〖もはや、魔神にツッコミはないのですね〗
〖無駄だもの〗
〖そうですね〗
餅をつくもえたちの周りには、先日生まれた、カラフルなちびちびもふもふたちが、みあを先頭に
『そそら そらそら うさぎのダンス~♪』
おみみをぴょこぴょこ
『たらったらったらった らったらったらったら~♪』
足を揃えて右向いて、左向いて、ぴょんぴょんぴょんぴょん
『あしで けりけり ぴょこぴょこおどる~♪』
右足、左足、キックキック
『耳にハチマキ らったらったらったら~』
お耳にはすでにハチマキが!
ちびちびもふもふたち、輪になっておどる!
『いつの間にぴょん?』
『それでいなかったんだめ~』
『生まれてまもないはずなんだじょ?』
もふもふお父さんお母さんもびっくりそして、踊りは続き⋯
『おしりふりふり ぴょこぴょこおどる~♪』
みんなで可愛いおしりを突き出して右に左にふりふり♪ふりふり♪
〖いや~ん♪かわいいかわいいかわいい~♪〗
『『ごふっ』』バタンッ
『にゃはっ』バタンッ
『ちょっとぉ?血を飛ばさないでぇ』
〖医神、さすがにお願い〗
〖仕方ないですね⋯〗
「ふおお?」
『あらあらまあまあ?』
『あ~やっぱり、凛さんが仕込んだバージョンって言ってたからな~』
『あらあらまあまあ?前の世界の時の?すごいわね、私』
「おばあちゃん⋯」
『凛さん⋯』
否定はできないけども⋯
『もふもふは せいぎ♪ らったらったらったら~♪』
完全に歌詞が違ってます。
でも、みんなには
『わ~ぼくもやる~』
ぴゅいきゅい『『いこいこ~』』
『『サーヤも行こう!』』
『『『わ~い』』』
「あ、あい」
大人気です。
そこへ絹さんと子グモちゃんたちが
きゅるる『なら、着替える』
きゅるるん『『『うさみみ、うさしっぽ』』』
きゅるるん『『『『そーちゃくっ』』』』
みゃあ『かわいいにゃ』
『みんなうさぎなのだ!』
『なんでオイラまで?』
『兄ちゃん行くだよ♪』
『たのしそうなのだ!』
そうなるともちろん
『そそら そらそら♪』
「『うしゃぎにょ だんしゅ~♪』」
おしりフリフリしながらぴょんぴょんぴょんぴょん♪
サーヤと人化をさせられたハクは、もちろん全身着ぐるみ!おしりぽってり、お腹ぽんぽこりんの真っ白うさぎさん!お耳ぴょこぴょこ♪ピンクの肉球が映えます!
〖いやいやいや~んっ♪かわいいかわいいかわいい~♪〗
『ジーニ様壊れたな』
『ジーニ様だけではないですよ』
アルコン様と、ギン様の目線の先は
『やだぁ、血の海ぃ~』
『『『⋯⋯』』』どくどくどく
〖医神⋯〗
〖放置していいですかね⋯〗
〖ダメでしょ〗
アイナ様たち、生きてる⋯?
まあ、とにかく、ダンスは大成功。
もちろん新曲も
『う~さぎうさぎ♪』
も、短いながらにお胸の前で手を組んだり、
『なにみてはねる♪』
ぴょんぴょんしたり、かわいく仕上がり
『ふふん。ミアのおかげ』にま
『そうだな⋯』
もちろん、お餅も
『どうだぴょん!』
『できたぴょん!』
『これでも』
『ムリめ~?』
『たべてみるんだじょ!』
『どうぞだじょ!』
みごとなお団子に!
山桜桃ちゃんと春陽くんが、あんこを煮て、フゥとクゥも丸めるお手伝い。
『『あちあちっ』』
『『がまんですっ』』
もちろん美味しくできたので
『あらあらまあまあ、参りました。とても美味しいわ』
『『やったぴょん♪』』
『『『『いえ~い♪』』』』
ぽふぽふんっ
勝利のもふもふハイタッチ!
おばあちゃん、敗北です。
「しゅご~」ぱちぱちぱち
『だな』
やっぱり、もえちゃんたちは天才でした!ふんすっ
『『『うんうん』』』
『『『『よくやったね』』』』
親方たち号泣⋯
沢山出来上がったお餅はみんなで美味しく頂きました。
もえちゃんたち、ありがとう!
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございますm(*_ _)m
感想なども、ありがとうございますm(*_ _)m嬉しいです。
ファンタジー大賞の投票ありがとうございます。励みになってます。
まだ投票券余ってる方いらっしゃいましたら、投票いただけると嬉しいです。
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そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
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転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する
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こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
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果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜
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これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
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