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559 神罰の終わり
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『姉様っ』
『『日の巫女っ』』
カッ!
一瞬生まれた隙を逃さず、鎧の背後に回った鍛治神様は、一気に神気を放つ。
〖頼むぞ。ここ以外ならお手上げだっ〗
狙ったのは襟首、正しくは襟の裏。
今思えば、あのひねくれ精霊は、俺たちに見えないところと言ってから、わざと俺たちにに聞こえるように鎧に襟を付けるなどと言いやがったんだ。だとすると、精霊石を隠すなら、
〖襟の裏!違うか?答えやがれ!このひねくれ精霊!さっさと起きろーっ!〗
キーンっ
どうだ?手応えはあった気がするが
『う~~るっさいわねっ!誰が『ひねくれ精霊』よ!この、脳の中まで筋肉野郎がーっ』
ピカーーッ!
『『『わーっ』』』
『『まぶしいっ』』
『姉様ーっ』
〖やっと起きやがったか。この野郎〗
何とか鎧の精霊を叩き起こせたな。
『さすがですね。鍛治神様』
〖いや、手こずって悪かったな〗
『とんでもない。私たちでは間違いなく、あの子を傷つけてましたよ』
〖⋯いや、まだ安心はできないぞ〗
『そうですね』
明らかに操られていたからな。まだ何かあると思った方がいいだろう。
ふら~
〖おっと〗がしゃんっ
危なかった。解放されて気を失ったか。さて⋯と
〖誰が脳筋だ!?あ?神に向かっていい度胸だな。それより、やっと起きやがってこの野郎が。見ろ!この惨状を。はやく解放してやれ。こいつと⋯それから他の奴らもな〗
『分かってるわよ。それか私は野郎じゃないわよ!誰よ、まったくこんな気持ち悪い魔法陣!よくも人の鎧に書いてくれたわね!?』
〖あ?魔法陣だ?ちょっ⋯〗
〖ちょっと待って〗
サーッ
〖主神っ!?〗
『主神様っ』
主神が光と共に現れた。
〖主神、来ちまったのかよ?〗
〖うん。来るつもりなかったんだけどね?鎧ちゃん。悪いんだけど、その魔法陣見せてくれるかな?〗
『え?しゅ、主神様?ははは、はい。ですが、魔法陣は鎧の中でございまして』
流石の鎧の精霊も主神の登場には驚いたようだ。だが、魔法陣と聞いたら確認しない訳には行かないからな。ああ、エルフたち全員膝まづいちまったぞ。
〖そう⋯鎧ちゃん。その子、鎧から出してあげられるかな?〗
『この子は出すことは出来ると思います。ですが、一緒にいる精霊が、魔法陣と繋げられてしまっているようでして⋯』
〖チッ、えげつないことしやがる〗
そこから操って、力も奪ってやがるのか
〖そう。じゃあ、とりあえず、その子だけでも出してあげよう。鍛治神、手伝ってあげてよ〗
〖ああ。魔法陣は胸の辺りか?〗
『そうだよ。胸当ての裏にある』
〖分かった。お前の力でそこ以外外せるな?〗
『勿論だよ。そっちこそしっかり支えてあげてよ』
〖分かってるよ。隊長〗
『かしこまりました』
俺と隊長で左右から支えて立たせると
『じゃあ、いくよ。えいっ』ガシャンっ
鎧の精霊の掛け声で胸当てを残し、全身を覆っていた鎧が外れる。兜の下から明らかに、まだ十歳にも満たない少女が現れた。
『姉様っ』
『『日の巫女っ』』
『まだダメです』
『落ち着いて』
今にもこちらに駆け寄りそうな家族を、隊員たちが引き止めている
〖隊長、引き離すぞ〗
『はい』
隊長と二人で胸当てから後ろに少女を引き離すと
バチバチバチバチっ
と、音を立てながら、少女の体の中から精霊が引き離される
〖チッ、やっぱりえげつない〗
『お気持ちはわかりますが、慎重に』
〖分かってるよ〗
だが、胸くそ悪いっ!何てことをしやがるんだ
〖酷いことをするね。その子に無理やり精霊を憑依させて、その魔法陣に魔力の鎖で縛り付けたんだ。そのままゆっくり引き離して。鎧ちゃん、協力してね〗
『お任せ下さい』
〖いい?その子と精霊を完全に引き離した瞬間に、鎧ちゃんはこの忌々しい鎖を断ち切って。その剣に僕の加護も与えたからね。僕はこの魔法陣を何とかするよ〗
僕の考えが正しければ、この魔力の流れの先にヤツがいる。
〖分かった。⋯無理はするなよ〗
主神のやつ、ヤツを追う気だな。
〖うん〗
『主神様、いつでもどうぞ』
鎧の精霊が剣を構える
みんなが意識を集中させる
『鍛治神様、引き離したら直ぐに』
〖ああ、任せるぞ。俺は主神の補佐に入る〗
『はい』
〖いくよ。せーのっ〗
〖『セイッ』〗
グイ⋯ッ バリバリバリッ!
〖離れた!〗
『今です!』
『ハッ!』
ズバっ
『主神様っ!』
〖ありがとう⋯逃がさないよっ〗
ドンッ!
精霊が引き離され、見えるようになった赤黒い魔法陣。
『精霊の血でっ⋯許せない』ギリッ
鎧の精霊が魔法陣を見て怒りを新たにする。
主神は顕になった魔法陣に、力を送り込む
〖⋯⋯〗
〖無理すんなよ。主神⋯〗
目を閉じて、魔法陣から伸びる魔力の糸を辿る。
ヤツが本当に実体を持ったのだとしたら、早すぎる。
だとしたら、必ず誰かを犠牲にして力を得ているはず。
何かを媒体として
必ず、その媒体だけでも破壊するよ。出来れば、ヤツも何とか出来れば⋯早く早く、でも慎重に⋯
主神の額から汗が⋯
〖主神〗
深追いはするなよ
〖⋯見つけたっ〗カッ
主神の目が開き、鋭く光る
暗闇の中、フードを被った黒ずくめの男⋯その手にある物は、真っ黒な水晶?魔法陣から伸びている糸はそこにっ
〖破壊させてもらうよ〗
ドンッ⋯カッ!
伸びる魔力の糸に沿って、魔力を飛ばす
〖行け〗
カッ!
【なっ!?】
バリンっ!
〖お前の好きにはさせないよ〗
ギリッ
【主神っまた邪魔をっ】
ビキビキッ
〖絶対に許さないよ。かわいそうな精霊やエルフ達は解放させてもらう〗
ドンッ!
【ヤメローッ】
ビキビギビキッ⋯パリーンっ
【クソーッ】
魔道具は破壊出来たみたいだけど
〖まだだよ。その体に取り込まれた子たちも解放させてもらうよ〗
ギュインッ
【クッ】
ドンッ!
【グワァッ】
パーッ!
〖⋯くっ〗よろり
〖主神っ〗がしっ
〖もう少しっ〗ぐっ
〖無理すんなっつってんのによ〗
【クソっやっと、やっと手に入れた力だったのに】
〖認めないよ。それはお前の力なんかじゃない。返してもらうよ〗ぐぐっ
『主神様!?』
『鍛治神、見て!魔法陣がっ』
〖書き換えられてる!?〗
〖帰っておいで。こっちだよ〗ぱああっ
【グワアッ抜けていくっ戻れ貴様らっ】
〖黙ってくれるかな?さあ、みんな、こっちだよ〗ぱああっ
〖光が⋯戻って来るぞ〗
『ええ、帰ってきますね』
ぱああっ
魔法陣が光り、その中からいくつもの光が溢れてきた
『ああ、お帰り。同胞たち』
鎧の精霊が腕を広げて迎える
【クソっ!主神っ覚えてろ!許さんからなっ】
〖それはこっちのセリフだよ〗ドンッ
【グワアッ】
ザアッ
〖⋯⋯ふぅ〗ヨロッ
〖主神、お疲れ〗
〖うん。まあ、今回はこんなもんかな〗
〖じゃあ、やっぱり⋯〗
〖うん。ダメージは与えられたとはずだから、しばらくは大丈夫じゃないかな〗
〖そうか⋯逃げたか〗
〖うん。ごめんね〗
〖いいや。間接的な接触しか出来なかったんだ。上出来だよ〗
〖うん。ありがとう〗
今回は、取り込まれた子たちが戻ってこれたから、良しとしてもらおうかな。
〖さあ、みんな、こんな所からは、さっさと出ようか〗
〖そうだな。主神にはまだ仕事が残ってるだろ〗
〖そうだね〗
〖しっかし、大変だな主神。バートの説教は免れないぞ。わざとだろ?ヤツの狙いを自分に変えようとしたんだろ?〗
〖え~?なんのことかな?〗
〖とぼけんじゃねぇよ。覚悟しとけよ〗
〖分かったよ〗
そして、みんなまとめて天界へ
天界へ戻った主神は神罰を下す。そして⋯
『分かってるんですか?貴方がどれだけ無謀なことをなさったのか』
〖だって⋯〗
『だってではありません』
〖でもぉ⋯〗
『でもでもありません』
案の定、無茶をしたことでバートに叱られる主神様。さっきまでは正座させられていたが、今回はさすがに
〖な、なあ、バート、流石に寝かせてやった方が〗
〖そ、そうだぞ。だいぶ無理したみたいだしよ〗
鍛治神と迎えに来た武神がとりなし
『だいたい貴方はですね』
〖うわ~ん、だから、ごめんってば~〗
今、主神はベッドの中。脇にはバートが仁王立ち。
〖あ~あ、さっきまでは、まあまあカッコ良かったのにな〗
〖何か、いつも最後はこうなるんだよな〗
『そうですね。ですが、主神様はやはりこうでないと』
〖そうだな〗
〖護衛にまでは言われるなんてな〗
『まあ、ヤツが来たら私たちがお護りします。私たちは主神様の護衛ですからね』
〖そうだな〗
〖おし!俺がまた鍛えてやるぞ〗
『よろしくお願いいたします』
『聞いてらっしゃいますか?』
〖うわ~ん、ぼく、頑張ったのに~〗
あ~あ。
『『日の巫女っ』』
カッ!
一瞬生まれた隙を逃さず、鎧の背後に回った鍛治神様は、一気に神気を放つ。
〖頼むぞ。ここ以外ならお手上げだっ〗
狙ったのは襟首、正しくは襟の裏。
今思えば、あのひねくれ精霊は、俺たちに見えないところと言ってから、わざと俺たちにに聞こえるように鎧に襟を付けるなどと言いやがったんだ。だとすると、精霊石を隠すなら、
〖襟の裏!違うか?答えやがれ!このひねくれ精霊!さっさと起きろーっ!〗
キーンっ
どうだ?手応えはあった気がするが
『う~~るっさいわねっ!誰が『ひねくれ精霊』よ!この、脳の中まで筋肉野郎がーっ』
ピカーーッ!
『『『わーっ』』』
『『まぶしいっ』』
『姉様ーっ』
〖やっと起きやがったか。この野郎〗
何とか鎧の精霊を叩き起こせたな。
『さすがですね。鍛治神様』
〖いや、手こずって悪かったな〗
『とんでもない。私たちでは間違いなく、あの子を傷つけてましたよ』
〖⋯いや、まだ安心はできないぞ〗
『そうですね』
明らかに操られていたからな。まだ何かあると思った方がいいだろう。
ふら~
〖おっと〗がしゃんっ
危なかった。解放されて気を失ったか。さて⋯と
〖誰が脳筋だ!?あ?神に向かっていい度胸だな。それより、やっと起きやがってこの野郎が。見ろ!この惨状を。はやく解放してやれ。こいつと⋯それから他の奴らもな〗
『分かってるわよ。それか私は野郎じゃないわよ!誰よ、まったくこんな気持ち悪い魔法陣!よくも人の鎧に書いてくれたわね!?』
〖あ?魔法陣だ?ちょっ⋯〗
〖ちょっと待って〗
サーッ
〖主神っ!?〗
『主神様っ』
主神が光と共に現れた。
〖主神、来ちまったのかよ?〗
〖うん。来るつもりなかったんだけどね?鎧ちゃん。悪いんだけど、その魔法陣見せてくれるかな?〗
『え?しゅ、主神様?ははは、はい。ですが、魔法陣は鎧の中でございまして』
流石の鎧の精霊も主神の登場には驚いたようだ。だが、魔法陣と聞いたら確認しない訳には行かないからな。ああ、エルフたち全員膝まづいちまったぞ。
〖そう⋯鎧ちゃん。その子、鎧から出してあげられるかな?〗
『この子は出すことは出来ると思います。ですが、一緒にいる精霊が、魔法陣と繋げられてしまっているようでして⋯』
〖チッ、えげつないことしやがる〗
そこから操って、力も奪ってやがるのか
〖そう。じゃあ、とりあえず、その子だけでも出してあげよう。鍛治神、手伝ってあげてよ〗
〖ああ。魔法陣は胸の辺りか?〗
『そうだよ。胸当ての裏にある』
〖分かった。お前の力でそこ以外外せるな?〗
『勿論だよ。そっちこそしっかり支えてあげてよ』
〖分かってるよ。隊長〗
『かしこまりました』
俺と隊長で左右から支えて立たせると
『じゃあ、いくよ。えいっ』ガシャンっ
鎧の精霊の掛け声で胸当てを残し、全身を覆っていた鎧が外れる。兜の下から明らかに、まだ十歳にも満たない少女が現れた。
『姉様っ』
『『日の巫女っ』』
『まだダメです』
『落ち着いて』
今にもこちらに駆け寄りそうな家族を、隊員たちが引き止めている
〖隊長、引き離すぞ〗
『はい』
隊長と二人で胸当てから後ろに少女を引き離すと
バチバチバチバチっ
と、音を立てながら、少女の体の中から精霊が引き離される
〖チッ、やっぱりえげつない〗
『お気持ちはわかりますが、慎重に』
〖分かってるよ〗
だが、胸くそ悪いっ!何てことをしやがるんだ
〖酷いことをするね。その子に無理やり精霊を憑依させて、その魔法陣に魔力の鎖で縛り付けたんだ。そのままゆっくり引き離して。鎧ちゃん、協力してね〗
『お任せ下さい』
〖いい?その子と精霊を完全に引き離した瞬間に、鎧ちゃんはこの忌々しい鎖を断ち切って。その剣に僕の加護も与えたからね。僕はこの魔法陣を何とかするよ〗
僕の考えが正しければ、この魔力の流れの先にヤツがいる。
〖分かった。⋯無理はするなよ〗
主神のやつ、ヤツを追う気だな。
〖うん〗
『主神様、いつでもどうぞ』
鎧の精霊が剣を構える
みんなが意識を集中させる
『鍛治神様、引き離したら直ぐに』
〖ああ、任せるぞ。俺は主神の補佐に入る〗
『はい』
〖いくよ。せーのっ〗
〖『セイッ』〗
グイ⋯ッ バリバリバリッ!
〖離れた!〗
『今です!』
『ハッ!』
ズバっ
『主神様っ!』
〖ありがとう⋯逃がさないよっ〗
ドンッ!
精霊が引き離され、見えるようになった赤黒い魔法陣。
『精霊の血でっ⋯許せない』ギリッ
鎧の精霊が魔法陣を見て怒りを新たにする。
主神は顕になった魔法陣に、力を送り込む
〖⋯⋯〗
〖無理すんなよ。主神⋯〗
目を閉じて、魔法陣から伸びる魔力の糸を辿る。
ヤツが本当に実体を持ったのだとしたら、早すぎる。
だとしたら、必ず誰かを犠牲にして力を得ているはず。
何かを媒体として
必ず、その媒体だけでも破壊するよ。出来れば、ヤツも何とか出来れば⋯早く早く、でも慎重に⋯
主神の額から汗が⋯
〖主神〗
深追いはするなよ
〖⋯見つけたっ〗カッ
主神の目が開き、鋭く光る
暗闇の中、フードを被った黒ずくめの男⋯その手にある物は、真っ黒な水晶?魔法陣から伸びている糸はそこにっ
〖破壊させてもらうよ〗
ドンッ⋯カッ!
伸びる魔力の糸に沿って、魔力を飛ばす
〖行け〗
カッ!
【なっ!?】
バリンっ!
〖お前の好きにはさせないよ〗
ギリッ
【主神っまた邪魔をっ】
ビキビキッ
〖絶対に許さないよ。かわいそうな精霊やエルフ達は解放させてもらう〗
ドンッ!
【ヤメローッ】
ビキビギビキッ⋯パリーンっ
【クソーッ】
魔道具は破壊出来たみたいだけど
〖まだだよ。その体に取り込まれた子たちも解放させてもらうよ〗
ギュインッ
【クッ】
ドンッ!
【グワァッ】
パーッ!
〖⋯くっ〗よろり
〖主神っ〗がしっ
〖もう少しっ〗ぐっ
〖無理すんなっつってんのによ〗
【クソっやっと、やっと手に入れた力だったのに】
〖認めないよ。それはお前の力なんかじゃない。返してもらうよ〗ぐぐっ
『主神様!?』
『鍛治神、見て!魔法陣がっ』
〖書き換えられてる!?〗
〖帰っておいで。こっちだよ〗ぱああっ
【グワアッ抜けていくっ戻れ貴様らっ】
〖黙ってくれるかな?さあ、みんな、こっちだよ〗ぱああっ
〖光が⋯戻って来るぞ〗
『ええ、帰ってきますね』
ぱああっ
魔法陣が光り、その中からいくつもの光が溢れてきた
『ああ、お帰り。同胞たち』
鎧の精霊が腕を広げて迎える
【クソっ!主神っ覚えてろ!許さんからなっ】
〖それはこっちのセリフだよ〗ドンッ
【グワアッ】
ザアッ
〖⋯⋯ふぅ〗ヨロッ
〖主神、お疲れ〗
〖うん。まあ、今回はこんなもんかな〗
〖じゃあ、やっぱり⋯〗
〖うん。ダメージは与えられたとはずだから、しばらくは大丈夫じゃないかな〗
〖そうか⋯逃げたか〗
〖うん。ごめんね〗
〖いいや。間接的な接触しか出来なかったんだ。上出来だよ〗
〖うん。ありがとう〗
今回は、取り込まれた子たちが戻ってこれたから、良しとしてもらおうかな。
〖さあ、みんな、こんな所からは、さっさと出ようか〗
〖そうだな。主神にはまだ仕事が残ってるだろ〗
〖そうだね〗
〖しっかし、大変だな主神。バートの説教は免れないぞ。わざとだろ?ヤツの狙いを自分に変えようとしたんだろ?〗
〖え~?なんのことかな?〗
〖とぼけんじゃねぇよ。覚悟しとけよ〗
〖分かったよ〗
そして、みんなまとめて天界へ
天界へ戻った主神は神罰を下す。そして⋯
『分かってるんですか?貴方がどれだけ無謀なことをなさったのか』
〖だって⋯〗
『だってではありません』
〖でもぉ⋯〗
『でもでもありません』
案の定、無茶をしたことでバートに叱られる主神様。さっきまでは正座させられていたが、今回はさすがに
〖な、なあ、バート、流石に寝かせてやった方が〗
〖そ、そうだぞ。だいぶ無理したみたいだしよ〗
鍛治神と迎えに来た武神がとりなし
『だいたい貴方はですね』
〖うわ~ん、だから、ごめんってば~〗
今、主神はベッドの中。脇にはバートが仁王立ち。
〖あ~あ、さっきまでは、まあまあカッコ良かったのにな〗
〖何か、いつも最後はこうなるんだよな〗
『そうですね。ですが、主神様はやはりこうでないと』
〖そうだな〗
〖護衛にまでは言われるなんてな〗
『まあ、ヤツが来たら私たちがお護りします。私たちは主神様の護衛ですからね』
〖そうだな〗
〖おし!俺がまた鍛えてやるぞ〗
『よろしくお願いいたします』
『聞いてらっしゃいますか?』
〖うわ~ん、ぼく、頑張ったのに~〗
あ~あ。
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