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569 虎さんのあだ名を考えよう!
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「うにゅ~」
『『『『『う~ん』』』』』
お名前があるけど、お名前呼べない?それはぁ
「にゃんか、かにゃちい⋯」
『『『『『うん』』』』』
『え?そうか?』けろっ
当のご本人はまったく気にしてないみたいです。
『悲しいよ~』
ぴゅいきゅい『『うん』』
『ん~ほんとに感じたことないんだけどな?』
当のご本人はちびっこたちの反応に不思議そうにしてます。でもね?
「ちやうにょ」
『うん。きっとちがう~』
ぴゅいきゅい『『ちがうの~』』
『違う?何がだ?』
ますます訳が分からない虎さん
『あのね~』
『ぼくたちが呼べないのが』
『『『かなしいんだよ~』』』
「あい」
『『『うんうん』』』
そうだよね~
『へ?』
思わぬ答えにキョトンとしてしまう虎さん
みゃあ『そうにゃ。虎さんはいっぱいいるにゃ』
『そうなのだ?』
みゃあ『そうにゃ』
「ゔぁりゅしゃま?」
虎さんいっぱいいるの?
〖んん?虎がいっぱい?⋯ああ!地上にいる虎のことか!そういうことなら、いるぞ。色んなやつが。だが、この虎には適わんけどな!ガハハハ〗
「ふお~しょっか~」
『虎さんたち仲良しだね~』
ぴゅいきゅい『『うん!』』
虎さんが一番なんだね。
〖まったく、どこの親バカですか。サーヤ、確かに地上にも虎はいますよ。虎の獣人もいますしね。春陽は豹ですから、少し似てますが、虎の方がなんといいますか〗
〖ゴツイ感じだな!〗
〖⋯まあ、言い方はどうかと思いますが、豹の方がスマートな感じですね〗
「ほえ~しょっか~」
春陽君はシュッてしてかっこいいもんね!
『ええ?そんなことはっ』ジタバタっ
かっこいいよねっ!
『ええっ?』ジタバタっ
『でも~、他の虎さん会ったことないね~?お父さん』
『ハクはそうだな。この森にはいないからな』
『そっか~。でも、たくさんいるならやっぱり虎さんは~』
ぴゅいきゅい『『そうだよね』』
「あい」
やっぱり、せっかくお友達になったんだから、違う呼び方がしたいよね?
『だったらぁ、あだ名をつけたらいいんじゃなぁい?聖域だけのぉ』
「ふお?」
『『『『『え?』』』』』
結葉様?
『結葉様~あだ名~?』こてん
『そうよぉあだ名よぉ』にこにこ
ハクが首を傾げながら聞くと、結葉様はにこにこして答えてくれます。
『例えばぁ、ぽぽとかぁ、亀じぃとかぁ、親方とかぁ、お名前あるけど違う呼び方してるでしょぉ?』
『そっか~』にこぉ
『そうよぉ』にこにこ
ぽやぽやのほわほわな空気です。
〖なあ、なんかあの二人似てるな〗
『そうだな。なんか、見てると気が抜ける感じがするな』
ヴァル様、虎さん、ハクと結葉様はね
「いやちけー、にゃにょ」
ほわほわなの
〖『いやちけー?』〗
「あい。いやち」
ほんわかするでしょ?
『あらあらまあまあ、サーヤ、それを言うなら「癒し系」でしょ?』
「しょーちょもゆー」
『そうとしか言わないと思うわよ』
そんなことないでしょ?
〖ああ、癒しか〗
『なるほどな』
「あい。いやち」ほわん
〖『癒しな』〗
「ぶー」
いいでしょ?いやち
〖わはは!ずいぶん膨らんだな!かわいいな!〗
『突っつきたくなるな』つん
「うぶー」ぷしゅー
肉球で空気が抜けました
〖『ワハハハ!』〗
「ぶー」
なによう!
〖悪い悪い。でもあだ名か。考えたこともなかったけどな、どう思う?〗
『どう思うって言われてもなぁ』
〖『う~ん』〗
あれ?考え込んじゃった
〖良いのではないですか?私たちだってあだ名のようなものですし〗
「あい。えりゅしゃま、ゔぁりゅしゃま」
『エル様~』
ぴゅいきゅい『『ヴァルしゃま~』』
みんなで神様たちの名前を呼びます。
〖ほら、かわいいではないですか〗
〖そりゃまあ、たしかに〗
『かわいいな』
〖そうでしょう?それに⋯〗
〖『ん?』〗
〖(サーヤたちが悲しいと言っているのですよ?サーヤたちを悲しませるのですか?)〗ぼそっ ひゅお~
〖『ひっ!』〗びくうっ
「う?」
『あれ~?』
ぴゅいきゅい『『かみのけ?』』
『『立ってる?』』
『『『とらさんもだよ~?』』』
みゃあ『なんでにゃ?』
『さあ?なのだ』
ヴァル様と虎さんがなんだかおかしいです。
〖いかが致しますか?〗
〖『⋯っ』〗こくこくこく
〖そうですか〗にっこり
〖サーヤ、みんな、あだ名をつけても良いそうですよ。良かったですね〗にっこり
〖『⋯⋯っ』〗こくこく
「ふ、ふぉ?」
『え~?』
ぴゅいきゅい『『ん~?』』
いいの?でも、なんか?
〖大丈夫ですよ〗にっこり
「しょ、しょっか~」
『じゃあ、いっか~』
ぴゅいきゅい『『なにする~?』』
どんなお名前がいいかな?男の子でしょ?
〖ぶっ!男の子!だってよ〗
『だまれ、鍛治神』ぎろっ
「とりゃお?とりゃきち?」
男の子だから?
『⋯⋯え?』呆然
〖ぶっ〗
〖ふっ〗
ん?どうしたのかな?
『虎男に虎吉⋯サーヤ、それはやめてやってくれ』
『あらあらまあまあ、サーヤ「お」と「きち」から離れましょうか』ふぅ⋯
「う?あい」
分かったよ~。じゃあ
「みんにゃは?」
『え~?ん~と、しましま?』
しましま?たしかに~シマシマ柄だね~
『え?』ぽかんっ
〖〖ぶふっ〗〗
『ハ、ハク⋯』
神様吹き出し、ギン様蒼白
ぴゅいきゅい『『しろくろ?』』
うん。しましまの色だね~
『え?』ぽかんっ
〖〖ぶふふっ〗〗
『モモ、スイ、名前だぞ⋯』
神様たち、後ろ向いちゃったよ
アルコン様呆れてます
『『もふもふ?』』
『『『ぷにぷに?』』』
うんうん。すごいもふもふで、肉球ぷにぷにだよね。ちなみに肉球はピンクだよ!かわいいよね!
『⋯』カチンコチンっ
〖〖⋯っっ〗〗
あ~、神様二人、体折り曲げて声もなく笑ってます。
『フルー、フライ』
『妖精トリオも』
『『それは感触⋯』』
フゥとクゥが突っ込み⋯
みゃあ『にゃお~ん?』
『ココロ、それは猫さんなのだ』
きゅるるん『『『じゃあ、とらさんは』』』
きゅるるん『『『『がおーっ?』』』』
そうだね。ガオーッかな?
『⋯』真っ白
『『⋯っひぃっ苦しっ』』
神様、もう笑いすぎて息できてない?お腹痛い?
『な、なんだか申し訳なくなってきましたわ』
『ココロたちがごめんにゃ』
きゅるる『名前だって忘れてるかも?』
保護者たちがいたたまれなくなってきた⋯
「うにゅ~」
『どれがいいかな~?』
ぴゅいきゅい『『どれだろ~?』』
大人たちの心配をよそに真剣に悩むちびっこたち。
『おいおい』
『このままじゃ神獣様が』
『とんでもない呼び名になるんじゃ?』
『ちょっとゲンに凛さん』
『何とかしないと』
『何かないのかい?』
さすがにドワーフさんたちも慌て始めた。
『あらあらまあまあ⋯』
『何とかって言ってもな⋯』
『『う~ん』』
さすがの二人もちびっこたちの暴走に困惑
「まじぇりゅ?もふぷにちゃん、ちょか?」
『え~?それは、かわいすぎかな~?』
ぴゅいきゅい『『しましろ?』』
『『う~ん』』
『『『なんかちがう?』』』
みゃあ『かっこいいのないかにゃ?』
『この中だと、子ぐもちゃんたちのはどうなのだ?』
きゅるるん『『『『『『『がおーっ?』』』』』』』
「『『『『『おー』』』』』」
それならかっこいいかも
『⋯⋯おい。止めないのかよ』ぎろっ
やっと声が出るようになった虎さん
〖⋯ぶくくっ、なんでだよ〗
〖⋯ふっ、ふふ、一生懸命考えてくれてるではないですか〗
〖〖ぶふっ〗〗
『お前らっ思いっきり楽しんでんじゃねぇかっ』
〖〖アハハハっ〗〗
神様ついに大笑い
『あらあらまあまあ、さすがにどうにかしないと』
『そうだよなぁ』
おばあちゃんとおいちゃんも動き出そうとすると
『あら、かわいい♪見てぇ?吠えだしたわよぉ』
『『え?』』
吠えだした?
「がおーっ」
遠吠え?それって虎もするんだっけ?
『がおがおーっ』
ぴゅいきゅい『『がおーんっ』』
『『がおおっ』』
『『『がおうっ』』』
とりあえず、みんなで遠吠え!
『あらあらまあまあ⋯』
『ん?それだっ!』
『ええ?』
おいちゃん急に叫んだ!
『どれだよ!?』
〖〖あはははははっ〗〗
虎さん、泣きそうです。
神様、もう笑いが止まりません。
「ふお?」
『おいちゃん?』
ぴゅいきゅい『『なに?』』
『『それって?』』
みゃあ『どれにゃ?』
『妖精トリオのだよ』
『『『え?がおう?』』』
妖精トリオびっくり
『そう。当て字が出来るんだよ』
『あらあらまあまあ、なるほどね』
当て字?おばあちゃんだけは分かったみたいです。
『⋯どういうことだ?』ぐす
虎さんも当て字と聞いて、話を聞く気になったようです。あれ?ちょっと泣いてた?
『ないてねえっ!』
そう?
『まあまあ、虎と言えば力強い声も魅力だけどな』
『お、分かってるじゃねぇか。俺の咆哮は山を吹き飛ばすくらいじゃすまねぇぞ』ふふんっ
あ、虎さんが乗せられてきた
〖単純だな、虎〗
〖まあ、黙ってみてましょう〗ふっ
神様、面白がってます
『でも、虎と言えばやっぱりその立派な牙だよな?』
『ふふんっ!その通り!俺に噛み砕けないもんはないぜ!』
〖鼻高々だな、虎〗
〖だから黙ってみてましょう〗
神様、にやにやが悪人顔です
『だよな。それで神虎様は言わば虎の王だよな?』
『ハッハッハッ!そうだな!虎の王だな!』
〖ぶはっ、乗せられすぎだろ、虎〗
〖ふっ、まあ、もう時期だと思いますよ〗
神様、また笑い始めた
『だからさ、その逞しい「牙」と「王」を組み合わせて「牙王(がおう)」ってのはどうだ?』
『おお!牙の王で「牙王」か!いいな!気に入ったぞ!』
おお!どうやら決まったようです!
「ふぉぉっ」
『決まったの~?』
ぴゅいきゅい『『ようせいトリオのだね』』
『『やった~』』
みゃあ『おめでとうにゃ!』
『おいちゃんもさすがなのだ!』
きゅるるん『『『フィオ、ヴェル、アーブ』』』
きゅるるん『『『『よかったね~』』』』
ぱちぱちぱちぱち!みんなで拍手!
『『『ありがとう~』』』
妖精トリオはみんなに手を振って応えてます。
『あらあらまあまあ、主役が変わっちゃうわね』
きゅるる『それは大変』
『ではサーヤちゃん、皆さん、呼んで差しあげてはいかがですか?』
『そうにゃね、せっかく決まったしにゃ!』
「あ~い」
『『『『『は~い』』』』』
そうだね、それじゃあ、新しいあだ名は、せーのっ
「がおーしゃまっ」
『『『『『がおうさまーっ』』』』』
みんなで呼ぶと
『おう!今日からこの聖域の中では牙王だ!よろしくなっ!』にかっ
「あい!」
ピカっ
「ほえ?」
『『『『『え?』』』』』
『『『『『は?』』』』』
〖〖な?〗〗
ピッカーっ!
「ひぎゃーっ」
『うわ~んっ』
ぴゅいきゅい『『いやーんっ』』
『『『『『まぶしいーっ』』』』』
光ったーっ
目が目がーっ
お名前じゃないのに、なんでーっ
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
遅くなりました。
なんか、少し前まで週末の方が時間があったんですが、仕事の入り方が平日と逆転したみたいで、すみません。違う曜日で、安定した日を探したいと思います。
『『『『『う~ん』』』』』
お名前があるけど、お名前呼べない?それはぁ
「にゃんか、かにゃちい⋯」
『『『『『うん』』』』』
『え?そうか?』けろっ
当のご本人はまったく気にしてないみたいです。
『悲しいよ~』
ぴゅいきゅい『『うん』』
『ん~ほんとに感じたことないんだけどな?』
当のご本人はちびっこたちの反応に不思議そうにしてます。でもね?
「ちやうにょ」
『うん。きっとちがう~』
ぴゅいきゅい『『ちがうの~』』
『違う?何がだ?』
ますます訳が分からない虎さん
『あのね~』
『ぼくたちが呼べないのが』
『『『かなしいんだよ~』』』
「あい」
『『『うんうん』』』
そうだよね~
『へ?』
思わぬ答えにキョトンとしてしまう虎さん
みゃあ『そうにゃ。虎さんはいっぱいいるにゃ』
『そうなのだ?』
みゃあ『そうにゃ』
「ゔぁりゅしゃま?」
虎さんいっぱいいるの?
〖んん?虎がいっぱい?⋯ああ!地上にいる虎のことか!そういうことなら、いるぞ。色んなやつが。だが、この虎には適わんけどな!ガハハハ〗
「ふお~しょっか~」
『虎さんたち仲良しだね~』
ぴゅいきゅい『『うん!』』
虎さんが一番なんだね。
〖まったく、どこの親バカですか。サーヤ、確かに地上にも虎はいますよ。虎の獣人もいますしね。春陽は豹ですから、少し似てますが、虎の方がなんといいますか〗
〖ゴツイ感じだな!〗
〖⋯まあ、言い方はどうかと思いますが、豹の方がスマートな感じですね〗
「ほえ~しょっか~」
春陽君はシュッてしてかっこいいもんね!
『ええ?そんなことはっ』ジタバタっ
かっこいいよねっ!
『ええっ?』ジタバタっ
『でも~、他の虎さん会ったことないね~?お父さん』
『ハクはそうだな。この森にはいないからな』
『そっか~。でも、たくさんいるならやっぱり虎さんは~』
ぴゅいきゅい『『そうだよね』』
「あい」
やっぱり、せっかくお友達になったんだから、違う呼び方がしたいよね?
『だったらぁ、あだ名をつけたらいいんじゃなぁい?聖域だけのぉ』
「ふお?」
『『『『『え?』』』』』
結葉様?
『結葉様~あだ名~?』こてん
『そうよぉあだ名よぉ』にこにこ
ハクが首を傾げながら聞くと、結葉様はにこにこして答えてくれます。
『例えばぁ、ぽぽとかぁ、亀じぃとかぁ、親方とかぁ、お名前あるけど違う呼び方してるでしょぉ?』
『そっか~』にこぉ
『そうよぉ』にこにこ
ぽやぽやのほわほわな空気です。
〖なあ、なんかあの二人似てるな〗
『そうだな。なんか、見てると気が抜ける感じがするな』
ヴァル様、虎さん、ハクと結葉様はね
「いやちけー、にゃにょ」
ほわほわなの
〖『いやちけー?』〗
「あい。いやち」
ほんわかするでしょ?
『あらあらまあまあ、サーヤ、それを言うなら「癒し系」でしょ?』
「しょーちょもゆー」
『そうとしか言わないと思うわよ』
そんなことないでしょ?
〖ああ、癒しか〗
『なるほどな』
「あい。いやち」ほわん
〖『癒しな』〗
「ぶー」
いいでしょ?いやち
〖わはは!ずいぶん膨らんだな!かわいいな!〗
『突っつきたくなるな』つん
「うぶー」ぷしゅー
肉球で空気が抜けました
〖『ワハハハ!』〗
「ぶー」
なによう!
〖悪い悪い。でもあだ名か。考えたこともなかったけどな、どう思う?〗
『どう思うって言われてもなぁ』
〖『う~ん』〗
あれ?考え込んじゃった
〖良いのではないですか?私たちだってあだ名のようなものですし〗
「あい。えりゅしゃま、ゔぁりゅしゃま」
『エル様~』
ぴゅいきゅい『『ヴァルしゃま~』』
みんなで神様たちの名前を呼びます。
〖ほら、かわいいではないですか〗
〖そりゃまあ、たしかに〗
『かわいいな』
〖そうでしょう?それに⋯〗
〖『ん?』〗
〖(サーヤたちが悲しいと言っているのですよ?サーヤたちを悲しませるのですか?)〗ぼそっ ひゅお~
〖『ひっ!』〗びくうっ
「う?」
『あれ~?』
ぴゅいきゅい『『かみのけ?』』
『『立ってる?』』
『『『とらさんもだよ~?』』』
みゃあ『なんでにゃ?』
『さあ?なのだ』
ヴァル様と虎さんがなんだかおかしいです。
〖いかが致しますか?〗
〖『⋯っ』〗こくこくこく
〖そうですか〗にっこり
〖サーヤ、みんな、あだ名をつけても良いそうですよ。良かったですね〗にっこり
〖『⋯⋯っ』〗こくこく
「ふ、ふぉ?」
『え~?』
ぴゅいきゅい『『ん~?』』
いいの?でも、なんか?
〖大丈夫ですよ〗にっこり
「しょ、しょっか~」
『じゃあ、いっか~』
ぴゅいきゅい『『なにする~?』』
どんなお名前がいいかな?男の子でしょ?
〖ぶっ!男の子!だってよ〗
『だまれ、鍛治神』ぎろっ
「とりゃお?とりゃきち?」
男の子だから?
『⋯⋯え?』呆然
〖ぶっ〗
〖ふっ〗
ん?どうしたのかな?
『虎男に虎吉⋯サーヤ、それはやめてやってくれ』
『あらあらまあまあ、サーヤ「お」と「きち」から離れましょうか』ふぅ⋯
「う?あい」
分かったよ~。じゃあ
「みんにゃは?」
『え~?ん~と、しましま?』
しましま?たしかに~シマシマ柄だね~
『え?』ぽかんっ
〖〖ぶふっ〗〗
『ハ、ハク⋯』
神様吹き出し、ギン様蒼白
ぴゅいきゅい『『しろくろ?』』
うん。しましまの色だね~
『え?』ぽかんっ
〖〖ぶふふっ〗〗
『モモ、スイ、名前だぞ⋯』
神様たち、後ろ向いちゃったよ
アルコン様呆れてます
『『もふもふ?』』
『『『ぷにぷに?』』』
うんうん。すごいもふもふで、肉球ぷにぷにだよね。ちなみに肉球はピンクだよ!かわいいよね!
『⋯』カチンコチンっ
〖〖⋯っっ〗〗
あ~、神様二人、体折り曲げて声もなく笑ってます。
『フルー、フライ』
『妖精トリオも』
『『それは感触⋯』』
フゥとクゥが突っ込み⋯
みゃあ『にゃお~ん?』
『ココロ、それは猫さんなのだ』
きゅるるん『『『じゃあ、とらさんは』』』
きゅるるん『『『『がおーっ?』』』』
そうだね。ガオーッかな?
『⋯』真っ白
『『⋯っひぃっ苦しっ』』
神様、もう笑いすぎて息できてない?お腹痛い?
『な、なんだか申し訳なくなってきましたわ』
『ココロたちがごめんにゃ』
きゅるる『名前だって忘れてるかも?』
保護者たちがいたたまれなくなってきた⋯
「うにゅ~」
『どれがいいかな~?』
ぴゅいきゅい『『どれだろ~?』』
大人たちの心配をよそに真剣に悩むちびっこたち。
『おいおい』
『このままじゃ神獣様が』
『とんでもない呼び名になるんじゃ?』
『ちょっとゲンに凛さん』
『何とかしないと』
『何かないのかい?』
さすがにドワーフさんたちも慌て始めた。
『あらあらまあまあ⋯』
『何とかって言ってもな⋯』
『『う~ん』』
さすがの二人もちびっこたちの暴走に困惑
「まじぇりゅ?もふぷにちゃん、ちょか?」
『え~?それは、かわいすぎかな~?』
ぴゅいきゅい『『しましろ?』』
『『う~ん』』
『『『なんかちがう?』』』
みゃあ『かっこいいのないかにゃ?』
『この中だと、子ぐもちゃんたちのはどうなのだ?』
きゅるるん『『『『『『『がおーっ?』』』』』』』
「『『『『『おー』』』』』」
それならかっこいいかも
『⋯⋯おい。止めないのかよ』ぎろっ
やっと声が出るようになった虎さん
〖⋯ぶくくっ、なんでだよ〗
〖⋯ふっ、ふふ、一生懸命考えてくれてるではないですか〗
〖〖ぶふっ〗〗
『お前らっ思いっきり楽しんでんじゃねぇかっ』
〖〖アハハハっ〗〗
神様ついに大笑い
『あらあらまあまあ、さすがにどうにかしないと』
『そうだよなぁ』
おばあちゃんとおいちゃんも動き出そうとすると
『あら、かわいい♪見てぇ?吠えだしたわよぉ』
『『え?』』
吠えだした?
「がおーっ」
遠吠え?それって虎もするんだっけ?
『がおがおーっ』
ぴゅいきゅい『『がおーんっ』』
『『がおおっ』』
『『『がおうっ』』』
とりあえず、みんなで遠吠え!
『あらあらまあまあ⋯』
『ん?それだっ!』
『ええ?』
おいちゃん急に叫んだ!
『どれだよ!?』
〖〖あはははははっ〗〗
虎さん、泣きそうです。
神様、もう笑いが止まりません。
「ふお?」
『おいちゃん?』
ぴゅいきゅい『『なに?』』
『『それって?』』
みゃあ『どれにゃ?』
『妖精トリオのだよ』
『『『え?がおう?』』』
妖精トリオびっくり
『そう。当て字が出来るんだよ』
『あらあらまあまあ、なるほどね』
当て字?おばあちゃんだけは分かったみたいです。
『⋯どういうことだ?』ぐす
虎さんも当て字と聞いて、話を聞く気になったようです。あれ?ちょっと泣いてた?
『ないてねえっ!』
そう?
『まあまあ、虎と言えば力強い声も魅力だけどな』
『お、分かってるじゃねぇか。俺の咆哮は山を吹き飛ばすくらいじゃすまねぇぞ』ふふんっ
あ、虎さんが乗せられてきた
〖単純だな、虎〗
〖まあ、黙ってみてましょう〗ふっ
神様、面白がってます
『でも、虎と言えばやっぱりその立派な牙だよな?』
『ふふんっ!その通り!俺に噛み砕けないもんはないぜ!』
〖鼻高々だな、虎〗
〖だから黙ってみてましょう〗
神様、にやにやが悪人顔です
『だよな。それで神虎様は言わば虎の王だよな?』
『ハッハッハッ!そうだな!虎の王だな!』
〖ぶはっ、乗せられすぎだろ、虎〗
〖ふっ、まあ、もう時期だと思いますよ〗
神様、また笑い始めた
『だからさ、その逞しい「牙」と「王」を組み合わせて「牙王(がおう)」ってのはどうだ?』
『おお!牙の王で「牙王」か!いいな!気に入ったぞ!』
おお!どうやら決まったようです!
「ふぉぉっ」
『決まったの~?』
ぴゅいきゅい『『ようせいトリオのだね』』
『『やった~』』
みゃあ『おめでとうにゃ!』
『おいちゃんもさすがなのだ!』
きゅるるん『『『フィオ、ヴェル、アーブ』』』
きゅるるん『『『『よかったね~』』』』
ぱちぱちぱちぱち!みんなで拍手!
『『『ありがとう~』』』
妖精トリオはみんなに手を振って応えてます。
『あらあらまあまあ、主役が変わっちゃうわね』
きゅるる『それは大変』
『ではサーヤちゃん、皆さん、呼んで差しあげてはいかがですか?』
『そうにゃね、せっかく決まったしにゃ!』
「あ~い」
『『『『『は~い』』』』』
そうだね、それじゃあ、新しいあだ名は、せーのっ
「がおーしゃまっ」
『『『『『がおうさまーっ』』』』』
みんなで呼ぶと
『おう!今日からこの聖域の中では牙王だ!よろしくなっ!』にかっ
「あい!」
ピカっ
「ほえ?」
『『『『『え?』』』』』
『『『『『は?』』』』』
〖〖な?〗〗
ピッカーっ!
「ひぎゃーっ」
『うわ~んっ』
ぴゅいきゅい『『いやーんっ』』
『『『『『まぶしいーっ』』』』』
光ったーっ
目が目がーっ
お名前じゃないのに、なんでーっ
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
遅くなりました。
なんか、少し前まで週末の方が時間があったんですが、仕事の入り方が平日と逆転したみたいで、すみません。違う曜日で、安定した日を探したいと思います。
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これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
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「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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