658 / 690
連載
600 その頃、ハクたちは?
しおりを挟む
ちびっこ達が実に実用性の高い体力測定をしてる中、親方やおかみさんたちドワーフ軍団は⋯
『いよっと⋯うわっ』よろ
大工のおっちゃんこと、ドワーフの琥珀がでっかい丸太を担ぎ上げてよろけています。
丸太なんて一番扱い慣れてるはずなのに
『おいおい、大丈夫かよ』
『気持ちはわかるがな。ほっ⋯ととっ』よろ
よろけてるのは一人だけではない
『ついつい、前の力加減でやっちまうな』
『ああ。まさかのパワーアップに加減が中々掴めん』
『だよな。一気にだもんな』
そう。いつもならよろけることなどないドワーフさんたち。だけど今、やっぱり天界のおばあちゃんのお料理で急激なパワーアップが確認された。今までの力で物を持ち上げたりすると軽すぎて勢い余ってよろけてしまうのだ。
『ねえ、あんたらいっそ一度その丸太まとめて何本持てるかやってみたらどうだい?』
『それなら丸太じゃ持ちにくいだろうから、石の方がいいんじゃないかい?』
『そうだね。いつもの袋何袋持てるかやってみたらどうだい?何倍かわかりやすいだろ?』
『『『ほれ』』』ごすんっ
『『『⋯⋯』』』しーん
そう言って石を差し出せれた親方達が固まった。
『ん?なんだい?』
不思議に思っておかみさんが聞くと
『お前⋯その力で俺たち殴るなよ』
『鉱石袋を片手で三袋ってよ』
『ひと袋だって相当なはずだぞ』
ひと袋だってサンタクロースの袋並みに大きいのに
『おや?そういや苦もなく持てたね』
『そうだね。こりゃ驚いた。おや、五袋行けるかね』
『両手ならもっといけるね』
少なくともちびっこ達に続いて、こちらも五倍以上確定
『『『あ、持てるな』』』
もちろん、親方たちも⋯
『う~ん、きっと俺たち以外もだよな』
『だな。ますます聖域が人外だらけに』
『これ、元の設計より頑丈にするか?』
『そうだね。こっちもそうしようか』
『そうだね』
『一回で壊れたなんてドワーフの沽券に関わるからね』
『『たしかに』』
『『『違いねぇ』』』
『気合い入れてくぞ!』
『『『『『『おー!』』』』』』
だから、何を作ってるんでしょうね?
一方、森の中では⋯
『さあ、みんなやってみる。せーのっ』
『『『『ライトっ』』』』
『『『『『ぴっかりーっ』』』』』
ぱあああっ
『うん。よく出来ました』にこっ
『『『『『やったあ~♪』』』』』ぴょんぴょんっ
『『ま、また成功した』』
『『は、はい』』
たんたんとした口調で褒める光の精霊・月花ちゃんと、成功し喜び飛び跳ねるハクたち、ちびっこたち。
フゥとクゥ、山桜桃ちゃんと春陽くんは、ただただびっくり
『じゃあ、次は私。今出した光の玉を包み隠す感じ⋯こう』
すぅぅ⋯
闇の精霊・揚羽ちゃんが見本を見せると、話し合いを始めるちびっこ達
『わあ~隠れちゃったね~』
『お月さんが隠れた時みたいだね』
『雲みたいってこと?』
『『『もくもく?』』』
みゃあ『もやもやかにゃ?』
『う~ん、霧みたいにも感じたのだ』
『じゃあ~今度は~』
ハクに、フルーとフライ、妖精トリオ、感じたことを言ってます。
そう。ハクたちは森の中で精霊さんたちに簡単な魔法を見せてもらい、自分たちで話し合ってどんな魔法か理解して、自分たちで魔法の名前を決めて試しているのだ。
フゥたち年長組は普通だけど。
今の所、全部成功中。
『決まった?それじゃあ、せーのっ』
『『『『闇の霧』』』』
『『『『『かくれんぼーっ』』』』』
すぅぅぅ
『そう来たか。でも、よく出来ました』にこ
『『『『『わ~いっ』』』』』くるくるくる
『『ま、また』』
『『出来ました』』
もくもくでも、もやもやでもなかった。
ちびっこ達は喜びの舞!
フゥたちは呆然。
〖みんなすごいですね〗にこにこ
〖ああ。すごいぞ〗にかっ!
エル様とヴァル様も、笑顔で褒めてくれます。
『『な、なんで⋯』』
『『どうなって⋯』』
やっぱりまだ呆然の四人
〖フゥとクゥは愛し子の守護精霊だからな。あらゆる魔法が使えるようにならないとな。元々の属性は一番得意なモノ位に思った方がいいぞ〗
『『な、なるほど』』
そう言われてもまだ呆然。
〖山桜桃と春陽も、獣人は魔法が不得手という考えはもう捨てましょう。貴方たちの身体能力と魔法が加わればすごい戦力ですよ〗
『『は、はい』』
こちらもまだ呆然
〖それでは、最後はクゥ〗
〖空属性の番だな〗にっ
『え?お、おれですか?』ギョッ
急に名を呼ばれて驚くクゥ
『な、なんでおれ?』
〖なぜって、ここに空属性の精霊は貴方だけですから。今は守護精霊ですけどね〗にこ
『え、ええ?あ、そっか、そうですね。で、でもっ、おれはまだ精霊になりたてで使える魔法もまだ物を移動させるくらいしかっ』
クゥが焦ってます
〖落ち着いてください。分かってますよ〗
〖だな。クゥとフゥのような成長は例がないからな〗ぽんぽんっ
神様二人がクゥの頭をポンポンしたりして落ち着かせます。
『『えっ?』』
『珍しいとは聞いてましたけど』
『初めてなんですか?』
今度は二人でびっくり。
〖そりゃそうですよ。まず、愛し子に出会って、しかもすぐに名を付けられるなんてことはないですし〗
〖俺たちが興奮して地上に聖域を作っちまうなんてことも、本来有り得ないしな〗うんうん
『『そ、それは』』
『そうですね』
『そうね』
『『はい』』
そんなことめったやたらにあったら困る。
〖それに、サーヤが名付けして成長するなんて思いもしなかったしな〗
〖そうですね。今までいた愛し子にはここまでの力はありませんでしたから〗
『『『『『『えええ?』』』』』』
この発言には皆がびっくり!
『当たり前なことなんじゃないんですか?』
『わたしたちから後もずっとそうだったから当たり前なのかとっ』
『『『『『うんうん』』』』』
みんな目をまん丸にしたまま、こくこく。
〖そうだな。今までの愛し子は限定的なものが多かったしな。例えば《精霊の愛し子》とか〗
〖そうですね。サーヤは《神々と世界の愛し子》ですから、種族は関係ないですからね。皆さんはある意味、運が良かったということですね〗
『『『『『えええ~?』』』』』
またまた神様たちの発言にびっくり!
『サーヤ、今更ながらすごい子だったのね』
『あんなにちびっこなのにな』
『時々残念だしね』
『そうだな。顔中きらきらさせたりな』
フゥとクゥ言いたい放題
『『『『『うんうん』』』』』
みんなも頷いてるし。みんながちょっとひどい
〖皆さん⋯〗
エル様さすがにサーヤが少々気の毒に⋯
〖わははは!確かにあれはすごい顔だな!〗
ヴァル様は大爆笑
『でも、可愛いのよね』
『そうだな。守ってやらなきゃって思うよな』
『『はい!優しいですし!』』
『ぼくたちサーヤ大好きだよ~♪』
『『一緒にいなきゃ!』』
『『『まもらなきゃ!』』』
みゃあ『ぽかぽかにゃ』
『一緒にいると嬉しいのだ』
結局、みんなサーヤが大好き!
〖ふふ。そうですね。みんなサーヤが好きですよ。もちろん、あなた方のことも〗
〖だよな。クゥ、難しく考えるな。サーヤやここにいるみんなを助ける力を一つずつ付けりゃいい。確かに空属性の精霊は珍しいからな、ここに先輩精霊はいないが、医神と今ならバートもいるだろ。こいつらの普段を思い出してみろ。特に食事の時を〗
『え?食事の時?』
食事⋯
〖ちょっと!ずるいわよ!転移はなしよ!〗
『誰がそのような決まりを?』ばくばく
〖早い者勝ちですよね〗ばくばく
〖キーッ〗
『『『『あっ!』』』』
〖思い出したか?〗
『使ってるな』
『使ってるわね』
『はい。思いっきり』
『使ってますね』
転移魔法をバンバンと
〖何だか納得いかない説明ですが、私たちがお教えしますよ。なのでクゥが今一番得意な魔法を見せてください〗にっこり
『は、はい』
急に緊張が戻ってきた
『クゥ、大丈夫』ぽん
『『はい!大丈夫です!』』ぐっ!
フゥたちの目が絶対大丈夫だから頑張れと、自信に満ちた目を向けてくれる
『う、うん!分かった。じゃあ、あそこの岩を⋯あっちに』
シュンッ⋯すとん
『出来た』ほっ
『『『当然(です)!』』』バシンッ
『ぐえっ』
『『あっ』』
痛そうな音に思わず山桜桃ちゃんと春陽くんが声をあげた。
『ううっ⋯フゥ痛いぞ』
『あら、大丈夫よ』バンバンッ
『うっだから痛いってっ』
『『『『『あはははっ』』』』』
クゥの背中にフゥの手形がつきそうだけど、みんな笑ってます。
〖よく出来ました。これだけ大きいものを音も立てずに置けましたしね〗
〖そうだな、クゥほど大きい岩じゃなくていいぞ。そうだな大地、こぶし大の石を人数分頼む〗
『⋯了解。はい、どうぞ』
みんなの前にぽこぽこぽこっと⋯石?
〖大地、ここまでの物は頼んでない〗
『⋯でも、絶対失敗できないでしょ?』
〖そりゃまあ、そうだけどよ〗ヒクヒク
ヴァル様が顔を引き攣らせるほどの物とは⋯
『わ~これバートさん?』
『『こっちはエル様かな?』』
『『『アイナさま!』』』
みゃあ『ねぇねにゃ!』
『姫のはジーニ様なのだ』
『『これ、おばあちゃん?』』
『『ゲンさんです』』
そう。大ちゃんてばフィギュアを作っちゃいました。
『『これは絶対に』』ごく
『『失敗できません』』ごくっ
『『『『『うん』』』』』こくこく
色んな意味で失敗できない!
〖おやおや。なぜ鍛治神や結葉はいないのでしょうね?〗
『⋯え?なんか笑って許してくれそうだから?』
〖確かに。プレッシャーにはならんかもな〗
〖それは、私はプレッシャーになると?〗
〖あ?いや、別にそう意味じゃ⋯大地っ〗
『⋯じゃ、僕の仕事は終わったから頑張って』
〖あっ待て!大地っ〗
〖ふふ。後でお話しましょうね〗
〖やだよっ〗
あ~あ、ヴァル様かわいそう⋯
『⋯ほら、みんなもがんばって。せーのっ』
なぜ大ちゃんが合図?まぁいっか。
はっと気づいたみんなは
『『『『転移っ』』』』
思わずクゥまで⋯
『『『『あっちいけーっ』』』』
ちびっこ達、それはどうなの?
とりあえず
『⋯うん。成功だね。良かったね、壊れなくて』くすっ
大ちゃん⋯
『『『『よ、良かった(です)』』』』
『『『『『ふぅ~』』』』』
みんな今までで一番疲れた。けど、なんとか成功良かったね。
〖大地、とんでもねぇヤツだな〗
『⋯ありがとう』
〖褒めてねぇっ!〗
ヴァル様、頑張れ!話し合いが待ってるよ。
そして、
『ふう、完成だな』
『じゃあ、設置しに行くか』
『楽しみだな』
『頑丈に作ったしね』
『衣装はどうする?』
『あれでいいんじゃないかい?』
ドワーフさんたちの準備も大詰めのようです。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
中々更新出来ずすみません。
両親が揃って体調がね⋯骨折やら、輸血するほどの貧血やら。私は絶対利き手は骨折しないように気をつけようと思うこの頃です。
皆さんも気をつけてくださいね。
『いよっと⋯うわっ』よろ
大工のおっちゃんこと、ドワーフの琥珀がでっかい丸太を担ぎ上げてよろけています。
丸太なんて一番扱い慣れてるはずなのに
『おいおい、大丈夫かよ』
『気持ちはわかるがな。ほっ⋯ととっ』よろ
よろけてるのは一人だけではない
『ついつい、前の力加減でやっちまうな』
『ああ。まさかのパワーアップに加減が中々掴めん』
『だよな。一気にだもんな』
そう。いつもならよろけることなどないドワーフさんたち。だけど今、やっぱり天界のおばあちゃんのお料理で急激なパワーアップが確認された。今までの力で物を持ち上げたりすると軽すぎて勢い余ってよろけてしまうのだ。
『ねえ、あんたらいっそ一度その丸太まとめて何本持てるかやってみたらどうだい?』
『それなら丸太じゃ持ちにくいだろうから、石の方がいいんじゃないかい?』
『そうだね。いつもの袋何袋持てるかやってみたらどうだい?何倍かわかりやすいだろ?』
『『『ほれ』』』ごすんっ
『『『⋯⋯』』』しーん
そう言って石を差し出せれた親方達が固まった。
『ん?なんだい?』
不思議に思っておかみさんが聞くと
『お前⋯その力で俺たち殴るなよ』
『鉱石袋を片手で三袋ってよ』
『ひと袋だって相当なはずだぞ』
ひと袋だってサンタクロースの袋並みに大きいのに
『おや?そういや苦もなく持てたね』
『そうだね。こりゃ驚いた。おや、五袋行けるかね』
『両手ならもっといけるね』
少なくともちびっこ達に続いて、こちらも五倍以上確定
『『『あ、持てるな』』』
もちろん、親方たちも⋯
『う~ん、きっと俺たち以外もだよな』
『だな。ますます聖域が人外だらけに』
『これ、元の設計より頑丈にするか?』
『そうだね。こっちもそうしようか』
『そうだね』
『一回で壊れたなんてドワーフの沽券に関わるからね』
『『たしかに』』
『『『違いねぇ』』』
『気合い入れてくぞ!』
『『『『『『おー!』』』』』』
だから、何を作ってるんでしょうね?
一方、森の中では⋯
『さあ、みんなやってみる。せーのっ』
『『『『ライトっ』』』』
『『『『『ぴっかりーっ』』』』』
ぱあああっ
『うん。よく出来ました』にこっ
『『『『『やったあ~♪』』』』』ぴょんぴょんっ
『『ま、また成功した』』
『『は、はい』』
たんたんとした口調で褒める光の精霊・月花ちゃんと、成功し喜び飛び跳ねるハクたち、ちびっこたち。
フゥとクゥ、山桜桃ちゃんと春陽くんは、ただただびっくり
『じゃあ、次は私。今出した光の玉を包み隠す感じ⋯こう』
すぅぅ⋯
闇の精霊・揚羽ちゃんが見本を見せると、話し合いを始めるちびっこ達
『わあ~隠れちゃったね~』
『お月さんが隠れた時みたいだね』
『雲みたいってこと?』
『『『もくもく?』』』
みゃあ『もやもやかにゃ?』
『う~ん、霧みたいにも感じたのだ』
『じゃあ~今度は~』
ハクに、フルーとフライ、妖精トリオ、感じたことを言ってます。
そう。ハクたちは森の中で精霊さんたちに簡単な魔法を見せてもらい、自分たちで話し合ってどんな魔法か理解して、自分たちで魔法の名前を決めて試しているのだ。
フゥたち年長組は普通だけど。
今の所、全部成功中。
『決まった?それじゃあ、せーのっ』
『『『『闇の霧』』』』
『『『『『かくれんぼーっ』』』』』
すぅぅぅ
『そう来たか。でも、よく出来ました』にこ
『『『『『わ~いっ』』』』』くるくるくる
『『ま、また』』
『『出来ました』』
もくもくでも、もやもやでもなかった。
ちびっこ達は喜びの舞!
フゥたちは呆然。
〖みんなすごいですね〗にこにこ
〖ああ。すごいぞ〗にかっ!
エル様とヴァル様も、笑顔で褒めてくれます。
『『な、なんで⋯』』
『『どうなって⋯』』
やっぱりまだ呆然の四人
〖フゥとクゥは愛し子の守護精霊だからな。あらゆる魔法が使えるようにならないとな。元々の属性は一番得意なモノ位に思った方がいいぞ〗
『『な、なるほど』』
そう言われてもまだ呆然。
〖山桜桃と春陽も、獣人は魔法が不得手という考えはもう捨てましょう。貴方たちの身体能力と魔法が加わればすごい戦力ですよ〗
『『は、はい』』
こちらもまだ呆然
〖それでは、最後はクゥ〗
〖空属性の番だな〗にっ
『え?お、おれですか?』ギョッ
急に名を呼ばれて驚くクゥ
『な、なんでおれ?』
〖なぜって、ここに空属性の精霊は貴方だけですから。今は守護精霊ですけどね〗にこ
『え、ええ?あ、そっか、そうですね。で、でもっ、おれはまだ精霊になりたてで使える魔法もまだ物を移動させるくらいしかっ』
クゥが焦ってます
〖落ち着いてください。分かってますよ〗
〖だな。クゥとフゥのような成長は例がないからな〗ぽんぽんっ
神様二人がクゥの頭をポンポンしたりして落ち着かせます。
『『えっ?』』
『珍しいとは聞いてましたけど』
『初めてなんですか?』
今度は二人でびっくり。
〖そりゃそうですよ。まず、愛し子に出会って、しかもすぐに名を付けられるなんてことはないですし〗
〖俺たちが興奮して地上に聖域を作っちまうなんてことも、本来有り得ないしな〗うんうん
『『そ、それは』』
『そうですね』
『そうね』
『『はい』』
そんなことめったやたらにあったら困る。
〖それに、サーヤが名付けして成長するなんて思いもしなかったしな〗
〖そうですね。今までいた愛し子にはここまでの力はありませんでしたから〗
『『『『『『えええ?』』』』』』
この発言には皆がびっくり!
『当たり前なことなんじゃないんですか?』
『わたしたちから後もずっとそうだったから当たり前なのかとっ』
『『『『『うんうん』』』』』
みんな目をまん丸にしたまま、こくこく。
〖そうだな。今までの愛し子は限定的なものが多かったしな。例えば《精霊の愛し子》とか〗
〖そうですね。サーヤは《神々と世界の愛し子》ですから、種族は関係ないですからね。皆さんはある意味、運が良かったということですね〗
『『『『『えええ~?』』』』』
またまた神様たちの発言にびっくり!
『サーヤ、今更ながらすごい子だったのね』
『あんなにちびっこなのにな』
『時々残念だしね』
『そうだな。顔中きらきらさせたりな』
フゥとクゥ言いたい放題
『『『『『うんうん』』』』』
みんなも頷いてるし。みんながちょっとひどい
〖皆さん⋯〗
エル様さすがにサーヤが少々気の毒に⋯
〖わははは!確かにあれはすごい顔だな!〗
ヴァル様は大爆笑
『でも、可愛いのよね』
『そうだな。守ってやらなきゃって思うよな』
『『はい!優しいですし!』』
『ぼくたちサーヤ大好きだよ~♪』
『『一緒にいなきゃ!』』
『『『まもらなきゃ!』』』
みゃあ『ぽかぽかにゃ』
『一緒にいると嬉しいのだ』
結局、みんなサーヤが大好き!
〖ふふ。そうですね。みんなサーヤが好きですよ。もちろん、あなた方のことも〗
〖だよな。クゥ、難しく考えるな。サーヤやここにいるみんなを助ける力を一つずつ付けりゃいい。確かに空属性の精霊は珍しいからな、ここに先輩精霊はいないが、医神と今ならバートもいるだろ。こいつらの普段を思い出してみろ。特に食事の時を〗
『え?食事の時?』
食事⋯
〖ちょっと!ずるいわよ!転移はなしよ!〗
『誰がそのような決まりを?』ばくばく
〖早い者勝ちですよね〗ばくばく
〖キーッ〗
『『『『あっ!』』』』
〖思い出したか?〗
『使ってるな』
『使ってるわね』
『はい。思いっきり』
『使ってますね』
転移魔法をバンバンと
〖何だか納得いかない説明ですが、私たちがお教えしますよ。なのでクゥが今一番得意な魔法を見せてください〗にっこり
『は、はい』
急に緊張が戻ってきた
『クゥ、大丈夫』ぽん
『『はい!大丈夫です!』』ぐっ!
フゥたちの目が絶対大丈夫だから頑張れと、自信に満ちた目を向けてくれる
『う、うん!分かった。じゃあ、あそこの岩を⋯あっちに』
シュンッ⋯すとん
『出来た』ほっ
『『『当然(です)!』』』バシンッ
『ぐえっ』
『『あっ』』
痛そうな音に思わず山桜桃ちゃんと春陽くんが声をあげた。
『ううっ⋯フゥ痛いぞ』
『あら、大丈夫よ』バンバンッ
『うっだから痛いってっ』
『『『『『あはははっ』』』』』
クゥの背中にフゥの手形がつきそうだけど、みんな笑ってます。
〖よく出来ました。これだけ大きいものを音も立てずに置けましたしね〗
〖そうだな、クゥほど大きい岩じゃなくていいぞ。そうだな大地、こぶし大の石を人数分頼む〗
『⋯了解。はい、どうぞ』
みんなの前にぽこぽこぽこっと⋯石?
〖大地、ここまでの物は頼んでない〗
『⋯でも、絶対失敗できないでしょ?』
〖そりゃまあ、そうだけどよ〗ヒクヒク
ヴァル様が顔を引き攣らせるほどの物とは⋯
『わ~これバートさん?』
『『こっちはエル様かな?』』
『『『アイナさま!』』』
みゃあ『ねぇねにゃ!』
『姫のはジーニ様なのだ』
『『これ、おばあちゃん?』』
『『ゲンさんです』』
そう。大ちゃんてばフィギュアを作っちゃいました。
『『これは絶対に』』ごく
『『失敗できません』』ごくっ
『『『『『うん』』』』』こくこく
色んな意味で失敗できない!
〖おやおや。なぜ鍛治神や結葉はいないのでしょうね?〗
『⋯え?なんか笑って許してくれそうだから?』
〖確かに。プレッシャーにはならんかもな〗
〖それは、私はプレッシャーになると?〗
〖あ?いや、別にそう意味じゃ⋯大地っ〗
『⋯じゃ、僕の仕事は終わったから頑張って』
〖あっ待て!大地っ〗
〖ふふ。後でお話しましょうね〗
〖やだよっ〗
あ~あ、ヴァル様かわいそう⋯
『⋯ほら、みんなもがんばって。せーのっ』
なぜ大ちゃんが合図?まぁいっか。
はっと気づいたみんなは
『『『『転移っ』』』』
思わずクゥまで⋯
『『『『あっちいけーっ』』』』
ちびっこ達、それはどうなの?
とりあえず
『⋯うん。成功だね。良かったね、壊れなくて』くすっ
大ちゃん⋯
『『『『よ、良かった(です)』』』』
『『『『『ふぅ~』』』』』
みんな今までで一番疲れた。けど、なんとか成功良かったね。
〖大地、とんでもねぇヤツだな〗
『⋯ありがとう』
〖褒めてねぇっ!〗
ヴァル様、頑張れ!話し合いが待ってるよ。
そして、
『ふう、完成だな』
『じゃあ、設置しに行くか』
『楽しみだな』
『頑丈に作ったしね』
『衣装はどうする?』
『あれでいいんじゃないかい?』
ドワーフさんたちの準備も大詰めのようです。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。
中々更新出来ずすみません。
両親が揃って体調がね⋯骨折やら、輸血するほどの貧血やら。私は絶対利き手は骨折しないように気をつけようと思うこの頃です。
皆さんも気をつけてくださいね。
45
あなたにおすすめの小説
もふもふ相棒と異世界で新生活!! 神の愛し子? そんなことは知りません!!
ありぽん
ファンタジー
[第3回次世代ファンタジーカップエントリー]
特別賞受賞 書籍化決定!!
応援くださった皆様、ありがとうございます!!
望月奏(中学1年生)は、ある日車に撥ねられそうになっていた子犬を庇い、命を落としてしまう。
そして気づけば奏の前には白く輝く玉がふわふわと浮いていて。光り輝く玉は何と神様。
神様によれば、今回奏が死んだのは、神様のせいだったらしく。
そこで奏は神様のお詫びとして、新しい世界で生きることに。
これは自分では規格外ではないと思っている奏が、規格外の力でもふもふ相棒と、
たくさんのもふもふ達と楽しく幸せに暮らす物語。
転生先は海のど真ん中!? もふ強魔獣とイケオジに育てられた幼女は、今日も無意識に無双する
ありぽん
ファンタジー
25歳の高橋舞は、気がつくと真っ白な空間におり、そして目の前には土下座男が。
話しを聞いてみると、何とこの男は神で。舞はこの神のミスにより、命を落としてしまったというのだ。
ガックリする舞。そんな舞に神はお詫びとして、異世界転生を提案する。そこは魔法や剣、可愛い魔獣があふれる世界で。異世界転生の話しが大好きな舞は、即答で転生を選ぶのだった。
こうして異世界へ転生した舞。ところが……。
次に目覚めた先は、まさかの海のど真ん中の浮島。
しかも小さな子どもの姿になっていてたのだ。
「どちてよ!!」
パニックになる舞。が、驚くことはそれだけではなかった。
「おい、目が覚めたか?」
誰もいないと思っていたのだが、突然声をかけられ、さらに混乱する舞。
実はこの島には秘密があったのだ。
果たしてこの島の正体は? そして舞は異世界で優しい人々と触れ合い、楽しく穏やかな日々を送ることはできるのか。
ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜
ありぽん
ファンタジー
神様のミスで命を落としてしまった高橋結衣(28)。そのお詫びとして彼女は、様々な力を授かり、憧れだった魔法と剣と魔獣の存在する、まるで異世界ファンタジーのような世界へと転生することになった。
しかし目を覚ました場所は、街の近くではなく木々が生い茂る森の中。状況が分からず混乱する結衣。
そんな結衣に追い打ちをかけるように、ゾウほどもある大きな魔獣が襲いかかってきて。さらにドラゴンまで現れ、魔獣と激突。数分後、勝利したドラゴンが結衣の方へ歩み寄ってくる。
転生して数10分で命を落とすのか。そう思った結衣。しかし結衣を待っていたのは、思いもよらぬ展開だった。
「なぜ幼児がここに? ここは危険だ。安全な俺たちの巣まで連れて行こう」
まさかのドラゴンによる救出。さらにその縁から、結衣は最強と謳われるドラゴン騎士の家族に迎え入れられることに。
やがて結衣は、神から授かった力と自らの知識を駆使し、戦う上の兄や姉を支え、頭脳派の兄の仕事を手伝い。可憐で優しい姉をいじめる連中には、姉の代わりに子ドラゴンやもふ強魔獣と共にざまぁをするようになって?
これは神様の度重なるミスによって、幼児として転生させられてしまった結衣が、ドラゴンやもふ強魔獣に懐かれ、最強のドラゴン騎士家族と共に、異世界で幸せいっぱいに暮らす物語。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。