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天界のおばあちゃんからのプレゼント日記 番外編
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いつものように元気にみんなで遊んでいるサーヤたち
「じゃん・けん」
「『『『『『ぽん!』』』』』」
「かっちゃ~♪」
ぴゅいきゅい『『モモとスイも~♪』』
「『『ぱ・い・な・っ・ぷ・りゅ♪』』」
「じゃん・けん」
「『『『『『ぽん!』』』』』」
『わ~い♪ぼく勝った~』
みゃあ『こころもにゃ!』
『『チ・ョ・コ・レ・ー・ト♪』』
『わ~い♪サーヤ抜かしたよ~』
「ぶー」
ぬかされた~
そんな平和な場面に突如光が⋯
ピカー
『わあっなぁに~?』
「ひかっちゃ~」
〖サーヤ~来たよ~♪〗
光の中からイル様が!両手を広げて駆け寄ってきた!
「ああ~♪いりゅしゃま~♪」てててっぽふっ!
『ほんとだ~』
ぴゅいきゅい『『イルしゃまだ~』』
サーヤも走ってイル様の足に抱きついた!
〖うふふ♪元気だったかな?僕たちの愛し子サーヤは?〗ひょいっ
「あい!げんき~♪」たかいたか~い
〖そうかぁ、良かった~〗くるくるくる~
「きゃはは~♪」
イル様がサーヤを高い高いしながらくるくる踊っていると
〖〖ああっ〗〗
〖主神っ〗
〖お父様っ〗
〖〖抜け駆け禁止(ですわ)っ!〗〗
自分がサーヤに会いに行くんだと張り合っていたジーニ様とシア様。しっかり主神様に出し抜かれたことに気づいて慌ててやって来た!
「あ~♪じーにしゃまちょしあしゃまみょ、きちゃ~♪」にぱっ
『『わあっ』』
『『『ひさしぶり~』』』
みゃあ『ジーニさまたちにゃ!』
『あれ?なんか違うのだ?』
おや、みんなが純粋に喜ぶ中、姫ちゃんだけは何か気づいた?
〖ふふ。こうやってみんなで来ればいいと思って♪君たちなら僕のこと心配して追ってくるでしょ?〗くすくす
〖〖うぐっ〗〗
なんやかんや、尻に敷かれているようで、そうでない主神イル様によって、久々に親子三人揃って聖域に降臨!
「わ~い♪じーにしゃま、しあしゃま、だっこ~♪」
〖あ~ん、もちろんよ~♪〗むぎゅう~
〖あ、お母様ずるい!次は私ですよ!〗
〖ずるくないわ!あ~ん♪この何とも言えないむにむに感!サーヤ~〗ぎゅむ~
「くえっ」
しまった!ついうれしくて、抱っこをせがんじゃったけど、ジーニ様のお胸は凶器!
〖早く変わって下さい!〗
〖い~や~よ~ぉ〗ぎゅむむ~
「ぐ、ぐるち⋯」息が~
た、たしゅけ⋯
しゅぽんっ
〖〖あっ!〗〗
「ぷはぁっ」ぜぇはぁ
く、空気~
『まったくも~サーヤが死んじゃうっていつも言ってるでしょう?大丈夫ぅ?サーヤぁ』よしよし
〖〖結葉っ〗〗
「あ、あい⋯あいがちょ。けほっ」
いつもいつもありがとうございます。
『いいのよぉ』なでなで
結葉様はサーヤの命の恩人です。
〖結葉っサーヤ返して!〗
〖ダメです!お母様に渡したらまた潰されてしまいます!私の番です!〗
『どっちでもいいけどぉ、サーヤを潰しちゃだめよぉ』めっ!
結葉様がジーニ様たちを叱ってます。
『リノお姉様⋯ま、また、お母様が』
『え、ええ、アイナ⋯まともなことを仰ってますわ』
みゃあ『にゃんでにゃ⋯』
何度観ても信じられないアイナ様たち⋯
〖も、もちろんよ。ごめんなさい。サーヤ。嬉しすぎてつい⋯気をつけるから戻って来て~〗うるうる
〖私はそもそも潰しませんが、気づかずにごめんなさい。だから今度は私の番ですよね?〗うるうる
「あい」
『じゃあ、シア様の番ねぇ。でもその次はイル様じゃないかしらぁ?』ちろ
結葉様がシア様にサーヤを渡しながらどこかに視線を向けるとそこには⋯
〖〖え?〗〗
「ふお?」
〖ひどいよぉ僕の方が久しぶりなのにぃ〗しくしくしく いじいじいじ
『イル様元気出して~』もふもふ
ぴゅいきゅい『『だちて~』』なでなで
〖みんな、ありがとう~〗しくしく
〖〖あっ〗〗
〖忘れてたわ〗
〖お父様、ごめんなさい〗
「いりゅしゃま。じめんほっちゃ、めーよ?」よしよし
イル様がしゃがみこんで、なんだか指で地面にのの字書いてるんだけど、その度になんか埋まってる?なんで?よしよししてるハクたちまで埋まっちゃうよ?
〖サーヤ~〗ぐすぐすっ
「いりゅしゃま、よちよち」なでなで
〖んん~久しぶりのサーヤ成分補給~癒されるね~〗すんすんっ
「よちよち?」なでなで
サーヤせーぶんって何かな?もしかして
「さーや、くちゃい?」がーん
〖ぷっ。違う違う。サーヤはとってもいい匂いだよ~。甘い匂いだね~さてはお菓子つまみ食いでもしたかな~?〗にこにこ
「ち、ちてにゃいよ?」ふい~
金平糖ひとつ食べただけだよ。二つ食べたりしてないよ?
『し、してないよね~?』
ぴゅいきゅい『『う、うん』』
『『してないよね~?』』
『『『ね~?』』』
みゃ『にゃ、にゃいにゃ』
『ないのだ~』
『じゃあなんでみんなでお口抑えてるのかしらね?』ぬっ
『さっきなんか丸くなってコソコソしてたのはそれか』にゅっ
「ふ、ふぅ~」どきっ
『くぅ~』どきっ
見られてた~
〖やっぱりつまみ食いしてたのかな~?〗ふふ
「うにゅ~?」
『えっと~?』
ぴゅきゅ『『えっと~?』』
『あらあらまあまあ?サーヤ?みんな?』
「おばあちゃんっ」きゅっ
えっとえっと
『まあまあ、凛さん。試しに作ってみた金平糖、疲れたらひとつずつ食うんだぞって小さい瓶に入れてみんなに渡しといたんだよ。だいぶ遊んでたみたいだからな。それで食べたんだろ』
『あらあらまあまあ、そうなの』
「『『『『『⋯っ』』』』』」こくこくっ
二つ目は我慢したんだよっ。食べたかったけどっ
〖ふふ。我慢したんだね、えらいえらい〗くすくす
「あいっ」
みんなでガマンしたよ!
『もう一個食べたいのだ』
みゃあ『ココロもにゃ』
『でも一個ってお約束したよ~』
「だめにゃにょ~」ふるふる
ぴゅいきゅい『『うん。わるいこ、ばれちゃう』』ふるふる
「おみみ、ぱちゃぱちゃ」
ぴゅい『かみのけのちた』
きゅい『おめめ、ぴかー』
「わりゅいこりぇーだー、びびびっ」
ぴゅいきゅい『『こわい~っ』』きゃーっ
「こあい~っ」うきゃーっ
『『なんのこと?』』
『『『わかんない~』』』
とにかく、我慢したんだよ!
〖そうか~。そんないい子たちにはお土産があるんだよ~〗
「ふお~?」
『おみやげ~?』
ぴゅきゅ『『なぁに~?』』
何かな?何かな?
〖ふふ。美味しいものだよ~〗
「ふおお~」
『『おいしいもの?』』
『『『やった~♪』』』
〖天界の凛さんがね、林檎を使って色々作ってくれたんだよ。一緒に食べようね〗
「あい!」
やっちゃ~!
〖あ、それから~〗ふわり
「うにゅ?」
〖うん。かわいいね~♪〗
『あらあらまあまあ、赤いくまさんね』
『くま耳付きポンチョに紐付きミトンか。あ、こっちには顔がある。天界の凛さんかな?』
〖そうだよ~。これなら日常使いできるでしょ?って〗
「かあい~♪もふもふ~♪」
白いもふもふがついてるよ~♪
『そうね。白いファーがついてるわね。暖かそうだわ』
『ん?これリバーシブルか。白くまにもなれるのか。凛さんとお揃いだな』
「ふお~」
『やるわね、天界の私⋯それより』ギラリッ
〖〖⋯え?〗〗ギクッ
『⋯ずるい、ずるいわ』ぷるぷる
〖〖⋯な、何が?〗〗ビクビク
あれ?震えてるよ?ジーニ様たち。あ、抱き合っちゃった。
すすす~
『あら~うふふ。お肌ぷるぷる♪あらあら~スタイルもぉ?』くすっ
〖〖ヒッ!む、結葉っ〗〗
いつの間にかジーニ様とシア様の背後に回った結葉様がジーニ様たちのほっぺをひと撫で⋯そして禁断の言葉をっ
ぷつんっ⋯
『あ、まずいっ』
〖あ~逃げようか~〗
「う、うにゅ?」
逃げる?
ヒュンっ!
『ずるい!ずるいわ~っ!ボン・キュッ・ボンのうらやまけしからんボディ!若返ってるわ!サイズアップしてるわ!私の料理なのになんで私には恩恵が無いのよぉぉぉっ』テシテシテシテシ
〖〖キャーッ!!〗〗
「ふお~」
ああっおばあちゃんがぁっ
『やっぱり』
〖やっぱりだねぇ〗
おいちゃん、イル様、止めないの?
『止められるか?』
「みゅり⋯」
『だろ?』
〖だよね~〗
無理です⋯
『このこのこのこのっ分けなさいよーっ』テシテシテシテシッ
〖〖やめてーっ〗〗
「あわわわわ」
〖うん、まあ、くまさんだから大丈夫じゃない?〗
『それは、もしかして⋯』
「もちかちて⋯」
天界の人間のおばあちゃんが⋯
〖うん。しっかり掴んでたからねぇ。くまさんの手ならかわいいもんじゃないかな~。あはは~〗
『凛さん、何やってんだよ⋯』
「ご、ごめしゃいごめしゃい」ぺこぺこ
イル様が遠い目してる~
『このこのこのーっ許せんっ!女の敵ーっ!』むきーっ
〖〖イヤーッ〗〗
『うふふ⋯やっぱりこうじゃないとねぇ』
『お姉様、やはりお母様はお母様でしたわ』
『そうですわね、アイナ』
『ダメダメにゃ』
結葉様は変わらない⋯
『まったく。相変わらず騒がしいな』
『まあ、やはりジーニ様たちがいらっしゃると賑やかですね』
アルコン様とギン様たちもやってきた。その後ろにはヴァル様たちも。
〖主神、そのりんご料理とやら、はやく食おうぜ〗
〖私たちの分ももちろんありますよね?〗
『きっとありますよ。ですよね?』
〖あはは。鍛治神ちゃんたちも相変わらずだね〗
〖おうよ!楽しくやってるぜ!〗ニカっ
〖それは良かった〗
『イル様、かなり無理されたと聞いたが大丈夫なのか?』
〖親方たちも久しぶり。うん。凛さんの料理のおかげでね、だいぶ回復してるよ〗
『それは良かった。だけどさ、そのリンゴ料理、まさか⋯』
〖あはは⋯まあ、ね?〗
『まじかい⋯』
『楽しみなような、恐ろしいような⋯』
〖まあ、強くなる分にはいいんじゃない?あはは~〗
『『『適当だな⋯』』』
『『『だね⋯』』』
もちろんこのあと、青葉ちゃんたちや、ぽぽちゃんたちも揃って
〖やあ!君たちが小鬼くん達だね。初めまして。イルって呼んでね〗
〖いや~ん♪やっぱり実物の方が可愛い~♪〗むぎゅう
〖はい!とっても可愛いですわぁ♪〗きゅう
『『『あ、あぅぅ⋯』』』
ああ、小鬼ちゃんたちが犠牲に⋯
「おいちいにぇ~♪」
アップルパイおいしい~♪
ぴゅいきゅい『『おいちいね~♪』』
『おいしいけど~なんか、またみんな光ってない~?』
『『あれぇ?』』
『『『こんどはなんだろね~?』』』
みゃあ『わかんにゃいにゃ』
『強くなるのはいいことなのだ!』
〖おい!医神!どうした!?〗
『⋯⋯』さらさらさら~
『うお?医神様がまた砂に!?』
『主!?』
『⋯大変です。この料理『一日一個の林檎は医者いらず。病気も怪我も飛んでくかも?(笑)』となってます』
『なんと?』
バートさん、鑑定してさすがに呆然
〖医者いらず!?(笑)ってなんだよ!?医神!戻ってこ~い!〗
〖⋯⋯〗さらさらさら
『主~ぃっ』
なんやかんや、またみんなで美味しく強くなったようです。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。今回、『転生美女は元おばあちゃん~』の番外編か引き継ぐ形にしてみました。上手くいったのでしょうか?
ひつじのはね様のX(旧Twitter)企画のモモとスイ見て頂けましたか?めちゃくちゃ可愛いですよ!
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
「じゃん・けん」
「『『『『『ぽん!』』』』』」
「かっちゃ~♪」
ぴゅいきゅい『『モモとスイも~♪』』
「『『ぱ・い・な・っ・ぷ・りゅ♪』』」
「じゃん・けん」
「『『『『『ぽん!』』』』』」
『わ~い♪ぼく勝った~』
みゃあ『こころもにゃ!』
『『チ・ョ・コ・レ・ー・ト♪』』
『わ~い♪サーヤ抜かしたよ~』
「ぶー」
ぬかされた~
そんな平和な場面に突如光が⋯
ピカー
『わあっなぁに~?』
「ひかっちゃ~」
〖サーヤ~来たよ~♪〗
光の中からイル様が!両手を広げて駆け寄ってきた!
「ああ~♪いりゅしゃま~♪」てててっぽふっ!
『ほんとだ~』
ぴゅいきゅい『『イルしゃまだ~』』
サーヤも走ってイル様の足に抱きついた!
〖うふふ♪元気だったかな?僕たちの愛し子サーヤは?〗ひょいっ
「あい!げんき~♪」たかいたか~い
〖そうかぁ、良かった~〗くるくるくる~
「きゃはは~♪」
イル様がサーヤを高い高いしながらくるくる踊っていると
〖〖ああっ〗〗
〖主神っ〗
〖お父様っ〗
〖〖抜け駆け禁止(ですわ)っ!〗〗
自分がサーヤに会いに行くんだと張り合っていたジーニ様とシア様。しっかり主神様に出し抜かれたことに気づいて慌ててやって来た!
「あ~♪じーにしゃまちょしあしゃまみょ、きちゃ~♪」にぱっ
『『わあっ』』
『『『ひさしぶり~』』』
みゃあ『ジーニさまたちにゃ!』
『あれ?なんか違うのだ?』
おや、みんなが純粋に喜ぶ中、姫ちゃんだけは何か気づいた?
〖ふふ。こうやってみんなで来ればいいと思って♪君たちなら僕のこと心配して追ってくるでしょ?〗くすくす
〖〖うぐっ〗〗
なんやかんや、尻に敷かれているようで、そうでない主神イル様によって、久々に親子三人揃って聖域に降臨!
「わ~い♪じーにしゃま、しあしゃま、だっこ~♪」
〖あ~ん、もちろんよ~♪〗むぎゅう~
〖あ、お母様ずるい!次は私ですよ!〗
〖ずるくないわ!あ~ん♪この何とも言えないむにむに感!サーヤ~〗ぎゅむ~
「くえっ」
しまった!ついうれしくて、抱っこをせがんじゃったけど、ジーニ様のお胸は凶器!
〖早く変わって下さい!〗
〖い~や~よ~ぉ〗ぎゅむむ~
「ぐ、ぐるち⋯」息が~
た、たしゅけ⋯
しゅぽんっ
〖〖あっ!〗〗
「ぷはぁっ」ぜぇはぁ
く、空気~
『まったくも~サーヤが死んじゃうっていつも言ってるでしょう?大丈夫ぅ?サーヤぁ』よしよし
〖〖結葉っ〗〗
「あ、あい⋯あいがちょ。けほっ」
いつもいつもありがとうございます。
『いいのよぉ』なでなで
結葉様はサーヤの命の恩人です。
〖結葉っサーヤ返して!〗
〖ダメです!お母様に渡したらまた潰されてしまいます!私の番です!〗
『どっちでもいいけどぉ、サーヤを潰しちゃだめよぉ』めっ!
結葉様がジーニ様たちを叱ってます。
『リノお姉様⋯ま、また、お母様が』
『え、ええ、アイナ⋯まともなことを仰ってますわ』
みゃあ『にゃんでにゃ⋯』
何度観ても信じられないアイナ様たち⋯
〖も、もちろんよ。ごめんなさい。サーヤ。嬉しすぎてつい⋯気をつけるから戻って来て~〗うるうる
〖私はそもそも潰しませんが、気づかずにごめんなさい。だから今度は私の番ですよね?〗うるうる
「あい」
『じゃあ、シア様の番ねぇ。でもその次はイル様じゃないかしらぁ?』ちろ
結葉様がシア様にサーヤを渡しながらどこかに視線を向けるとそこには⋯
〖〖え?〗〗
「ふお?」
〖ひどいよぉ僕の方が久しぶりなのにぃ〗しくしくしく いじいじいじ
『イル様元気出して~』もふもふ
ぴゅいきゅい『『だちて~』』なでなで
〖みんな、ありがとう~〗しくしく
〖〖あっ〗〗
〖忘れてたわ〗
〖お父様、ごめんなさい〗
「いりゅしゃま。じめんほっちゃ、めーよ?」よしよし
イル様がしゃがみこんで、なんだか指で地面にのの字書いてるんだけど、その度になんか埋まってる?なんで?よしよししてるハクたちまで埋まっちゃうよ?
〖サーヤ~〗ぐすぐすっ
「いりゅしゃま、よちよち」なでなで
〖んん~久しぶりのサーヤ成分補給~癒されるね~〗すんすんっ
「よちよち?」なでなで
サーヤせーぶんって何かな?もしかして
「さーや、くちゃい?」がーん
〖ぷっ。違う違う。サーヤはとってもいい匂いだよ~。甘い匂いだね~さてはお菓子つまみ食いでもしたかな~?〗にこにこ
「ち、ちてにゃいよ?」ふい~
金平糖ひとつ食べただけだよ。二つ食べたりしてないよ?
『し、してないよね~?』
ぴゅいきゅい『『う、うん』』
『『してないよね~?』』
『『『ね~?』』』
みゃ『にゃ、にゃいにゃ』
『ないのだ~』
『じゃあなんでみんなでお口抑えてるのかしらね?』ぬっ
『さっきなんか丸くなってコソコソしてたのはそれか』にゅっ
「ふ、ふぅ~」どきっ
『くぅ~』どきっ
見られてた~
〖やっぱりつまみ食いしてたのかな~?〗ふふ
「うにゅ~?」
『えっと~?』
ぴゅきゅ『『えっと~?』』
『あらあらまあまあ?サーヤ?みんな?』
「おばあちゃんっ」きゅっ
えっとえっと
『まあまあ、凛さん。試しに作ってみた金平糖、疲れたらひとつずつ食うんだぞって小さい瓶に入れてみんなに渡しといたんだよ。だいぶ遊んでたみたいだからな。それで食べたんだろ』
『あらあらまあまあ、そうなの』
「『『『『『⋯っ』』』』』」こくこくっ
二つ目は我慢したんだよっ。食べたかったけどっ
〖ふふ。我慢したんだね、えらいえらい〗くすくす
「あいっ」
みんなでガマンしたよ!
『もう一個食べたいのだ』
みゃあ『ココロもにゃ』
『でも一個ってお約束したよ~』
「だめにゃにょ~」ふるふる
ぴゅいきゅい『『うん。わるいこ、ばれちゃう』』ふるふる
「おみみ、ぱちゃぱちゃ」
ぴゅい『かみのけのちた』
きゅい『おめめ、ぴかー』
「わりゅいこりぇーだー、びびびっ」
ぴゅいきゅい『『こわい~っ』』きゃーっ
「こあい~っ」うきゃーっ
『『なんのこと?』』
『『『わかんない~』』』
とにかく、我慢したんだよ!
〖そうか~。そんないい子たちにはお土産があるんだよ~〗
「ふお~?」
『おみやげ~?』
ぴゅきゅ『『なぁに~?』』
何かな?何かな?
〖ふふ。美味しいものだよ~〗
「ふおお~」
『『おいしいもの?』』
『『『やった~♪』』』
〖天界の凛さんがね、林檎を使って色々作ってくれたんだよ。一緒に食べようね〗
「あい!」
やっちゃ~!
〖あ、それから~〗ふわり
「うにゅ?」
〖うん。かわいいね~♪〗
『あらあらまあまあ、赤いくまさんね』
『くま耳付きポンチョに紐付きミトンか。あ、こっちには顔がある。天界の凛さんかな?』
〖そうだよ~。これなら日常使いできるでしょ?って〗
「かあい~♪もふもふ~♪」
白いもふもふがついてるよ~♪
『そうね。白いファーがついてるわね。暖かそうだわ』
『ん?これリバーシブルか。白くまにもなれるのか。凛さんとお揃いだな』
「ふお~」
『やるわね、天界の私⋯それより』ギラリッ
〖〖⋯え?〗〗ギクッ
『⋯ずるい、ずるいわ』ぷるぷる
〖〖⋯な、何が?〗〗ビクビク
あれ?震えてるよ?ジーニ様たち。あ、抱き合っちゃった。
すすす~
『あら~うふふ。お肌ぷるぷる♪あらあら~スタイルもぉ?』くすっ
〖〖ヒッ!む、結葉っ〗〗
いつの間にかジーニ様とシア様の背後に回った結葉様がジーニ様たちのほっぺをひと撫で⋯そして禁断の言葉をっ
ぷつんっ⋯
『あ、まずいっ』
〖あ~逃げようか~〗
「う、うにゅ?」
逃げる?
ヒュンっ!
『ずるい!ずるいわ~っ!ボン・キュッ・ボンのうらやまけしからんボディ!若返ってるわ!サイズアップしてるわ!私の料理なのになんで私には恩恵が無いのよぉぉぉっ』テシテシテシテシ
〖〖キャーッ!!〗〗
「ふお~」
ああっおばあちゃんがぁっ
『やっぱり』
〖やっぱりだねぇ〗
おいちゃん、イル様、止めないの?
『止められるか?』
「みゅり⋯」
『だろ?』
〖だよね~〗
無理です⋯
『このこのこのこのっ分けなさいよーっ』テシテシテシテシッ
〖〖やめてーっ〗〗
「あわわわわ」
〖うん、まあ、くまさんだから大丈夫じゃない?〗
『それは、もしかして⋯』
「もちかちて⋯」
天界の人間のおばあちゃんが⋯
〖うん。しっかり掴んでたからねぇ。くまさんの手ならかわいいもんじゃないかな~。あはは~〗
『凛さん、何やってんだよ⋯』
「ご、ごめしゃいごめしゃい」ぺこぺこ
イル様が遠い目してる~
『このこのこのーっ許せんっ!女の敵ーっ!』むきーっ
〖〖イヤーッ〗〗
『うふふ⋯やっぱりこうじゃないとねぇ』
『お姉様、やはりお母様はお母様でしたわ』
『そうですわね、アイナ』
『ダメダメにゃ』
結葉様は変わらない⋯
『まったく。相変わらず騒がしいな』
『まあ、やはりジーニ様たちがいらっしゃると賑やかですね』
アルコン様とギン様たちもやってきた。その後ろにはヴァル様たちも。
〖主神、そのりんご料理とやら、はやく食おうぜ〗
〖私たちの分ももちろんありますよね?〗
『きっとありますよ。ですよね?』
〖あはは。鍛治神ちゃんたちも相変わらずだね〗
〖おうよ!楽しくやってるぜ!〗ニカっ
〖それは良かった〗
『イル様、かなり無理されたと聞いたが大丈夫なのか?』
〖親方たちも久しぶり。うん。凛さんの料理のおかげでね、だいぶ回復してるよ〗
『それは良かった。だけどさ、そのリンゴ料理、まさか⋯』
〖あはは⋯まあ、ね?〗
『まじかい⋯』
『楽しみなような、恐ろしいような⋯』
〖まあ、強くなる分にはいいんじゃない?あはは~〗
『『『適当だな⋯』』』
『『『だね⋯』』』
もちろんこのあと、青葉ちゃんたちや、ぽぽちゃんたちも揃って
〖やあ!君たちが小鬼くん達だね。初めまして。イルって呼んでね〗
〖いや~ん♪やっぱり実物の方が可愛い~♪〗むぎゅう
〖はい!とっても可愛いですわぁ♪〗きゅう
『『『あ、あぅぅ⋯』』』
ああ、小鬼ちゃんたちが犠牲に⋯
「おいちいにぇ~♪」
アップルパイおいしい~♪
ぴゅいきゅい『『おいちいね~♪』』
『おいしいけど~なんか、またみんな光ってない~?』
『『あれぇ?』』
『『『こんどはなんだろね~?』』』
みゃあ『わかんにゃいにゃ』
『強くなるのはいいことなのだ!』
〖おい!医神!どうした!?〗
『⋯⋯』さらさらさら~
『うお?医神様がまた砂に!?』
『主!?』
『⋯大変です。この料理『一日一個の林檎は医者いらず。病気も怪我も飛んでくかも?(笑)』となってます』
『なんと?』
バートさん、鑑定してさすがに呆然
〖医者いらず!?(笑)ってなんだよ!?医神!戻ってこ~い!〗
〖⋯⋯〗さらさらさら
『主~ぃっ』
なんやかんや、またみんなで美味しく強くなったようです。
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
お読みいただきありがとうございます。今回、『転生美女は元おばあちゃん~』の番外編か引き継ぐ形にしてみました。上手くいったのでしょうか?
ひつじのはね様のX(旧Twitter)企画のモモとスイ見て頂けましたか?めちゃくちゃ可愛いですよ!
お気に入り登録、感想、エールなどありがとうございます。
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詳細は近況ボードに載せていきます!
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特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
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