81 / 378
81話 私、帰還するのでございます!
しおりを挟む
〈なあ、_____。また無茶やったのか?〉
〈へえ、あの屋敷にメイドとしてね…。おい、涎垂れてんぞ〉
〈くっそ、お前バアヤて言われてんのかよっ。ふははは…は? ぐほっ…! 鳩尾……〉
〈____。 元気か?〉
また前世の記憶……ところでなんだこの男は。
あの可愛い子はどうした。
イケメンなのになんか気にくわない。
でもどこか懐かしいというか…。
しかも、なんか少しドキドキしなくもない。
前世の私はこの男とどんな関係があったんだろ?
まさか私が恋慕していたお方……?
いや、この人は確かにイケメンだけど前世の記憶からか、私が惚れるほどの金持ちではないとわかる。
……うーん、でもなぁ…やっぱりなんか変な気持ち。柄にもないわね。私。
____
___
_
「おい…アイリスちゃん…アイリスちゃん?」
私は目を覚ました…気がする。
あれぇ…お父さんの声が聞こえるよ。
寝ぼけてるのかしら。
「アイリスちゃん…おい、おい」
あ、もう一回聞こえた。
つまり幻聴じゃない。私を呼んでいる。
それに身体がグラグラするから…多分、揺さぶっているのね。
……起きなきゃ。
「アイリスちゃ____」
【……すいません、ただいま覚醒しました。お父様】
私はゆっくりと上半身を立てる。
うーんと…傷は…何も残ってない。よし。
やっぱり私の回復魔法は完璧だね。
「良かった。ロモンや村長から話を聞いた。……サナトスファビドは?」
【サナトスファビド……あっ。私はサナトスファビドを巻き込んで自爆して……でも…逃してしまったようですね、どうやら】
血痕も何も残ってないし…大きな傷を負わずに私から逃げるとは。やはりSランク。
私が爆発した程度じゃ、倒せないのね。
そんなことよりもっと大事なこと……?
……………そうだ。
リンネちゃん、リンネちゃんは大丈夫なのかな!?
【お父様、リンネちゃんは!?】
お父さんは黙って首を横に振る。
やはり、あいつの言ってた通りに毒は食らっちゃったんだね。痛かったろうに。
「なあ…アイリスちゃん。私はどうすれば良いのだろうか。娘を助けたい……。あの娘達と妻が生きているのなら私は何もいらない。そのためにはこの身がどうなっても良い…。リンネを助ける方法はないのか…? 極至種なら何かできるとか…ないのか?」
私を起こす為にお父さんは立ち膝をしていたはずなのにいつの間にか全身から力が抜けたようにへたり込んでいた。
気持ちはわかる。
だから、言ってあげよう、私が治せることを。
【やはり、そうでしたか。しかしお父様あの呪毒、私は治せます。既に秘密裏に、複数人治しています。おそらくは極至種としての力のおかげかと……】
それを聞いたグライドさんは俯かせていた顔をゆっくりと上げる。涙目だった。
信じられないという表情で、こちらを見ているかと思ったら、私の肩を掴んで揺さぶり始めた。
「ほ…本当か…? 本当なのかっ…!?」
【は…はい、なんだったら私達が所属しているギルドのギルドマスターに聞いてみて下さい】
「そうかっ…そうか! はは…そうか! ははは! はー、そっか…ははは!」
お父さんったら笑いながら泣いて喜んでいる。
その間に私は幼体化しておく。
……身体が怠い。MPを消費しすぎたか、慣れない高威力の攻撃を何回も受けたからか…。
まあ、そんなことも言ってられない。
早くリンネちゃんを治さなきゃ。
【お父様、私をおぶって村まで戻れますか? 私、結構重たいですが…】
「あ…ああ! できる、できるさ。今すぐ戻ろう…!!」
お父さんは私を背負った。
あまりに軽々と背負うね、さすがは騎士団長様だ。
MPを回復したいから私の補助魔法は無しで、お父さんは走り始めてもらった。
うーん…ジェットコースターに乗ってるみたい。
いや、それ以上の速さかも。
本当にこの人は速い。サナトスファビドのギフトもまあ速かったけどこの人の方が絶対速い。
気付けば村に帰ってこれていた。
「団長…!」
村に入るなり、お父さんの元に数人の武装した人達…団長って呼んでるしこの人の職場の部下だろうね。
その人達が寄ってきた。
「ああ、皆。避難の方はどうだ」
「はっ! 現在、輸送車待ちです!」
「そうか…!」
うんうん、ロモンちゃんは私のお願いした通りに連絡してくれたみたいだね。
「団長、サナトスファビドという魔物は…?」
「残念ながら遭遇しなかった。しかし…娘の仲魔はこうして生きている…! 大事な証人だ」
私を背負いながらお父さんは後ろを向く。
私はその団員達に片手を上げて挨拶。
「ご…ゴーレムですよね?」
「失礼ながら団長、ゴーレムが敵を目撃し、実際に戦ったことを自分で証明できるとは…」
「はたしてそうかな? ……と、こんなことしている場合ではない! 後々説明する…!」
話をそうやって少し雑に切り上げ、お父さんは私を背負ったまま、村のどこかに向かった。
後ろからあの人達もついてきてるみたい。
その場所は、村の中では私が知らない場所だった。
ここは案内されなかったし。
中に入るとそこには沢山のベットと少女達…それに付き添っている人や団員と見られる人が居る。
女の子達は全員、サナトスファビドの呪毒の紋様が現れており、寝ているか魘されているかのどちらかだ。
リンネちゃんもその中に居た。
【こんなに被害者が……。いえ、村の近くにヤツは居た訳ですから、当然と言えば当然ですか】
「ああ。人命救助が最優先だからな…! ……再度問う、本当に治せるのか?」
【まあ、任せて下さい】
私はリンネちゃんの元に行く。
そこではロモンちゃんが、リンネちゃんの手を片手で握って、もう片方の手で甲を撫でていた。
ロモンちゃんが私に気がつく。
「あっ…アイリスちゃん…! 良かった…アイリスちゃんまで____だったら…私っ…」
【まあ、私がそう簡単に死なないことは知っているでしょう?】
「うんっ。それは知ってる。でも相手はSランクだったし……でも…あの…あのね、アイリスちゃん、お姉ちゃんが________」
【はい、リンネちゃんを今から治療しますので。……私の体調が優れないため、ここにいる全員を回復するとして、1人あたりの回復時間が大分かかると思いますが……】
ロモンちゃんは一瞬固まってから、目をパチクリさせる。
「え…嘘…アイリスちゃん…これ治せるの…? 治せないんじゃないの、これって…」
【どうやら私だけが治せるみたいです。おそらく極至種だからだとは思いますが。もう既に複数人、治療致しました。そうですね…例えば、私がこの間会っていた緑色の髪の少女、あの娘は私が治療したんです。サナトスファビドの毒から。ごめんなさい、今まで黙って活動していて】
とりあえず謝っておく。
そのうち言うつもりでいたんだけどね。
「わ…わわ…わぁ……アイリスちゃん…アイリスちゃん! アイリスちゃんっ…!!」
ロモンちゃんは私に抱きついて、大泣きし始めた。
笑いながら大泣きしている……お父さんも半泣きではあったけど同じだったよね。
【では、これから治療を始めますので……】
そう言いながら、私はロモンちゃんを惜しいけれども引き離す。ロモンちゃんは目をこすりながらこう言った。
「それなら私も協力する。いっつもアイリスちゃんに頼ってばかりだもん…! だから…モンスアーガと魔人対融しよう。そしたら早く回復できると思う」
#######
次の投稿は9/16です!
〈へえ、あの屋敷にメイドとしてね…。おい、涎垂れてんぞ〉
〈くっそ、お前バアヤて言われてんのかよっ。ふははは…は? ぐほっ…! 鳩尾……〉
〈____。 元気か?〉
また前世の記憶……ところでなんだこの男は。
あの可愛い子はどうした。
イケメンなのになんか気にくわない。
でもどこか懐かしいというか…。
しかも、なんか少しドキドキしなくもない。
前世の私はこの男とどんな関係があったんだろ?
まさか私が恋慕していたお方……?
いや、この人は確かにイケメンだけど前世の記憶からか、私が惚れるほどの金持ちではないとわかる。
……うーん、でもなぁ…やっぱりなんか変な気持ち。柄にもないわね。私。
____
___
_
「おい…アイリスちゃん…アイリスちゃん?」
私は目を覚ました…気がする。
あれぇ…お父さんの声が聞こえるよ。
寝ぼけてるのかしら。
「アイリスちゃん…おい、おい」
あ、もう一回聞こえた。
つまり幻聴じゃない。私を呼んでいる。
それに身体がグラグラするから…多分、揺さぶっているのね。
……起きなきゃ。
「アイリスちゃ____」
【……すいません、ただいま覚醒しました。お父様】
私はゆっくりと上半身を立てる。
うーんと…傷は…何も残ってない。よし。
やっぱり私の回復魔法は完璧だね。
「良かった。ロモンや村長から話を聞いた。……サナトスファビドは?」
【サナトスファビド……あっ。私はサナトスファビドを巻き込んで自爆して……でも…逃してしまったようですね、どうやら】
血痕も何も残ってないし…大きな傷を負わずに私から逃げるとは。やはりSランク。
私が爆発した程度じゃ、倒せないのね。
そんなことよりもっと大事なこと……?
……………そうだ。
リンネちゃん、リンネちゃんは大丈夫なのかな!?
【お父様、リンネちゃんは!?】
お父さんは黙って首を横に振る。
やはり、あいつの言ってた通りに毒は食らっちゃったんだね。痛かったろうに。
「なあ…アイリスちゃん。私はどうすれば良いのだろうか。娘を助けたい……。あの娘達と妻が生きているのなら私は何もいらない。そのためにはこの身がどうなっても良い…。リンネを助ける方法はないのか…? 極至種なら何かできるとか…ないのか?」
私を起こす為にお父さんは立ち膝をしていたはずなのにいつの間にか全身から力が抜けたようにへたり込んでいた。
気持ちはわかる。
だから、言ってあげよう、私が治せることを。
【やはり、そうでしたか。しかしお父様あの呪毒、私は治せます。既に秘密裏に、複数人治しています。おそらくは極至種としての力のおかげかと……】
それを聞いたグライドさんは俯かせていた顔をゆっくりと上げる。涙目だった。
信じられないという表情で、こちらを見ているかと思ったら、私の肩を掴んで揺さぶり始めた。
「ほ…本当か…? 本当なのかっ…!?」
【は…はい、なんだったら私達が所属しているギルドのギルドマスターに聞いてみて下さい】
「そうかっ…そうか! はは…そうか! ははは! はー、そっか…ははは!」
お父さんったら笑いながら泣いて喜んでいる。
その間に私は幼体化しておく。
……身体が怠い。MPを消費しすぎたか、慣れない高威力の攻撃を何回も受けたからか…。
まあ、そんなことも言ってられない。
早くリンネちゃんを治さなきゃ。
【お父様、私をおぶって村まで戻れますか? 私、結構重たいですが…】
「あ…ああ! できる、できるさ。今すぐ戻ろう…!!」
お父さんは私を背負った。
あまりに軽々と背負うね、さすがは騎士団長様だ。
MPを回復したいから私の補助魔法は無しで、お父さんは走り始めてもらった。
うーん…ジェットコースターに乗ってるみたい。
いや、それ以上の速さかも。
本当にこの人は速い。サナトスファビドのギフトもまあ速かったけどこの人の方が絶対速い。
気付けば村に帰ってこれていた。
「団長…!」
村に入るなり、お父さんの元に数人の武装した人達…団長って呼んでるしこの人の職場の部下だろうね。
その人達が寄ってきた。
「ああ、皆。避難の方はどうだ」
「はっ! 現在、輸送車待ちです!」
「そうか…!」
うんうん、ロモンちゃんは私のお願いした通りに連絡してくれたみたいだね。
「団長、サナトスファビドという魔物は…?」
「残念ながら遭遇しなかった。しかし…娘の仲魔はこうして生きている…! 大事な証人だ」
私を背負いながらお父さんは後ろを向く。
私はその団員達に片手を上げて挨拶。
「ご…ゴーレムですよね?」
「失礼ながら団長、ゴーレムが敵を目撃し、実際に戦ったことを自分で証明できるとは…」
「はたしてそうかな? ……と、こんなことしている場合ではない! 後々説明する…!」
話をそうやって少し雑に切り上げ、お父さんは私を背負ったまま、村のどこかに向かった。
後ろからあの人達もついてきてるみたい。
その場所は、村の中では私が知らない場所だった。
ここは案内されなかったし。
中に入るとそこには沢山のベットと少女達…それに付き添っている人や団員と見られる人が居る。
女の子達は全員、サナトスファビドの呪毒の紋様が現れており、寝ているか魘されているかのどちらかだ。
リンネちゃんもその中に居た。
【こんなに被害者が……。いえ、村の近くにヤツは居た訳ですから、当然と言えば当然ですか】
「ああ。人命救助が最優先だからな…! ……再度問う、本当に治せるのか?」
【まあ、任せて下さい】
私はリンネちゃんの元に行く。
そこではロモンちゃんが、リンネちゃんの手を片手で握って、もう片方の手で甲を撫でていた。
ロモンちゃんが私に気がつく。
「あっ…アイリスちゃん…! 良かった…アイリスちゃんまで____だったら…私っ…」
【まあ、私がそう簡単に死なないことは知っているでしょう?】
「うんっ。それは知ってる。でも相手はSランクだったし……でも…あの…あのね、アイリスちゃん、お姉ちゃんが________」
【はい、リンネちゃんを今から治療しますので。……私の体調が優れないため、ここにいる全員を回復するとして、1人あたりの回復時間が大分かかると思いますが……】
ロモンちゃんは一瞬固まってから、目をパチクリさせる。
「え…嘘…アイリスちゃん…これ治せるの…? 治せないんじゃないの、これって…」
【どうやら私だけが治せるみたいです。おそらく極至種だからだとは思いますが。もう既に複数人、治療致しました。そうですね…例えば、私がこの間会っていた緑色の髪の少女、あの娘は私が治療したんです。サナトスファビドの毒から。ごめんなさい、今まで黙って活動していて】
とりあえず謝っておく。
そのうち言うつもりでいたんだけどね。
「わ…わわ…わぁ……アイリスちゃん…アイリスちゃん! アイリスちゃんっ…!!」
ロモンちゃんは私に抱きついて、大泣きし始めた。
笑いながら大泣きしている……お父さんも半泣きではあったけど同じだったよね。
【では、これから治療を始めますので……】
そう言いながら、私はロモンちゃんを惜しいけれども引き離す。ロモンちゃんは目をこすりながらこう言った。
「それなら私も協力する。いっつもアイリスちゃんに頼ってばかりだもん…! だから…モンスアーガと魔人対融しよう。そしたら早く回復できると思う」
#######
次の投稿は9/16です!
0
あなたにおすすめの小説
神様 なかなか転生が成功しないのですが大丈夫ですか
佐藤醤油
ファンタジー
主人公を神様が転生させたが上手くいかない。
最初は生まれる前に死亡。次は生まれた直後に親に捨てられ死亡。ネズミにかじられ死亡。毒キノコを食べて死亡。何度も何度も転生を繰り返すのだが成功しない。
「神様、もう少し暮らしぶりの良いところに転生できないのですか」
そうして転生を続け、ようやく王家に生まれる事ができた。
さあ、この転生は成功するのか?
注:ギャグ小説ではありません。
最後まで投稿して公開設定もしたので、完結にしたら公開前に完結になった。
なんで?
坊、投稿サイトは公開まで完結にならないのに。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる