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295話 ユーカンの実とガーベラさんでございます……。
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「お初にお目にかかります、国王様。俺は冒険者のガーベラと申します」
「……そっか、ガーベラ君ね。君がアイリスちゃんの彼氏?」
「その通りでございます」
ガーベラさんが来てしまった。止める暇さえなかった。どうしてきてしまったの。別に今すぐ勇者に任命されなくたっていいのに。国王様が前世の記憶を持ってる人を集めてる時間で時間稼ぎだってできたのに。……いや、たぶん予測はできていたのでしょうね。私が泣くこともどうやらわかってたみたいだし。
「……って、あれ! なんで僕が国王だってわかるの? 君と僕って初対面だよね? 初対面の人から国王様って呼ばれるのすっごく久しぶりなんだけど……君、ここに入る前に教えた?」
「い、いえ! この部屋に入りたいと言うまで、ガーベラ殿は扉の前で待機している間、ただ大人しく立っているだけでした。我々とは挨拶程度しか……」
「なんとなく、わかりました」
「そうなんだぁ」
たぶんこれも勘。なんだか今日の午前中より研ぎ澄まされているような気がする。正直、ロモンちゃんのものとは比較にならないくらい。
私は、手の甲で涙をぬぐいガーベラさんの方を見続ける。涙が出続けてるため、その都度目をこすることになってしまっている。
「えーっとね、ここにいる君のことを知ってる人達みんなが、君を勇者なんじゃないかって言ってるんだ。たしかに見た目の爽やかさとかはいかにもって感じだね。うん、コハーク、ガーベラくんに勇者の説明をしてあげて」
「承知しました。ガーベラ殿、アッシはこの国の預言者、コハークと申しますだの。以後お見知り置きを」
「初めまして、ガーベラです」
「では国王のご命令ゆえ、今から勇者の説明をしますだの」
コハーク様は巻物を広げてガーベラさんに勇者の説明をした。勇者とは何をすべき存在なのか、どうやって判別するのかなど。ガーベラさんは黙って聞いているみたい。コハーク様はガーベラさんのことを試そうとしているのか、加えて、魔王討伐後は死か行方不明になることも伝えた。
「なるほど、概ねわかりました」
「そうかの? じゃあ念のためそのユーカンの実に触れる前に、ガーベラ殿の経歴を教えてほしいんだの」
「そだね。君は魔王の重圧にもうちの騎士団長達と変わらないくらい抵抗できてるみたいだし、もし勇者じゃなくても魔王討伐に協力してほしい。だから僕は君のことを詳しく知りたいな」
「わかりました。では、俺の経歴を言います」
そういえば私はガーベラさんと出会う以前のことを知らない。だから私にとってもそのことを聞くのは初めて。
……ガーベラさんは自分の過去について、演説するかのように話し始めた。二年前この城下町から近い森の中で、ガーベラさんは記憶を失った状態で冒険者に発見されたらしい。普通の服しか着ておらず、お金も荷物も何一つない状態。そこから生活がスタートした。住民権を得ることができ、また無一文からまともに暮らしていくためには何でも屋でもある冒険者になるしかなく、そのまま今のところとは別のギルドに登録。そのギルドのギルドマスターからお金を借りてしばらくはやりくりしたみたい。なお、自分が別の世界の人間であるという自覚は発見された日から日を追うごとに少しずつ増していっているらしい。
そしてランクが上がっていき、最初のギルドでは適正の仕事がみつからなくなったので今のギルドに移籍。そこから先は私が知るガーベラさんの経歴だった。
……冒険者になってからCランクに上がるまでに二年かかってるのに、私と出会ってから凄い勢いで強くなっていってる。まさか、私が何かしら影響してるのかしらね……?
「なるほどねぇ……この世界の記憶がなかったのにだんだんと、前世の記憶だけが……。たしかに条件がぴったり当てはまるね」
「それにしても立派だの、単独でダンジョン三つ制覇とは」
「そうだね、もし君が勇者ならっ! これを……あー」
国王様はガーベラさんにユーカン草の実を差し出す仕草を取りながら一瞬嬉しそうな声をあげたけど、私の方をちらりとみてすぐに口をつぐんだ。まさか国王様に気を遣わせることになるとは……本当に申し訳ない。
一方でガーベラさんは差し出されているユーカン草の実に向かって自分の方からだんだんと国王様に向かっていってる。
「えーっと、ガーベラくんかなりやる気があるね? でもあの……アイリスちゃんのことはいいの? やっぱりさ、慌てなくても、なんなら明日とかでも……」
「先延ばしにしても、結果が変わるわけではありませんから。アイリスには申し訳ないですが」
「うー……そっか。じゃあもうほとんど不必要だとは思うけど、これに触って」
国王様はガーベラさんに向かって改めてユーカン草の実を差し出した。すでに彼は玉座より少し段差を登るだけで届く距離にいる。ゆっくりと、一歩、二歩、三歩と歩み国王様の目の前へ。そしてその手を伸ばした。
ユーカン草の実にガーベラさんの手が触れる。その瞬間、ユーカン草は眩いくらい輝きを増し、一瞬だけこの広い部屋をより明るく照らし出した。
「ぅ……。ふぅ、眩しかったけど……これで決まりみたいだね。ガーベラくん、いや、勇者ガーベラ。これからよろしく頼むよ」
「もちろんです、国王様」
あ……これで、これでガーベラさんが勇者になった。勇者になってしまった。いや、もともと勇者だったけどユーカン草で判別されただけ。でも、とにかく、正式に、国王様に勇者と認定されてしまった。世界にとっては良いことなのだろうけど、良いことなんだろうけれど、でも、私は……。
「勇者になってくれてありがとう。でもね……あの、ガーベラくん。まずはアイリスちゃんを慰めてあげて? 詳しい話とかは明日……いや、明後日にしよ」
「良ろしいのですか?」
「もちろん、彼女は大事にしなくちゃだよ。こちらとしても捜査はひと段落したみたいだし、実は僕もコハークも体力が限界だし、全員、色々ありすぎて頭の中整理した方がいいと思うんだ。だから明日じゃなくて明後日! 明後日またみんなを呼び出すよ。良いよね、みんな」
「はっ!」
明後日また集まるのね。国王様は頭の整理のためって言ってたけど、この様子だと明日にしなかったのは私への計らいの意味が強いんじゃないかしら。ああ、本当にたくさん迷惑をかけてしまった。まだ泣きやめてないこと含めて、全てが恥ずかしい。
玉座から離れ、私の方に歩いてくるガーベラさんの足音が聞こえる。すでに勇者となったガーベラさんの足音。いつもとそんなに変わらない。
「アイリス……ごめん」
「ガー……ベラさん……」
「なんとなくこうなる気がそれなりに前から心の準備はしてたんだ。流石に今日だとは思ってなかったし、その……予想がついたのもこの部屋に入る数分前だった」
「はい……」
「まずアイリスが泣くような気がして、それでなんで泣いてるんだろうと考えたら俺が国王様から何かに任命されるからだって……で、国王様から俺が任命されるとしたら勇者しかないなって、ほんと、なんて言ったら良いかわかんないけど、とにかくごめん」
「……」
ガーベラさんは必死に謝ってる。私は彼にとりあえず近づこうと思い、立ち上がることにした。ただ精神的に弱ったためか魔王の重圧の影響が強くかかり、よろけてしまう。ガーベラさんが支えてくれた。
「おっと。……でもね、アイリス。俺が死ぬか行方不明になるのが不安で泣いているのなら、そんな心配しなくていいと言っておく」
「……へ」
「もし死にかけてもアイリスなら全快まで治せるだろ? それに俺はアイリスが本気で好きだ。他の勇者がなんで消えるかは理由はわからないけど、でも俺は、アイリスを置いて行方不明になんかならない。絶対に。アイリスが俺の側にいるからこそ、どっちもありえないんだ」
私がいるからガーベラさんは死にもしないし行方不明にもならない……? 本当に? 本当にその言葉を信じてもいいのかしら。でも確かに、彼が私の目の前から居なくなるイメージは湧かない。ただ単に、そのイメージをしたくないだけかもしれないけど。
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「……そっか、ガーベラ君ね。君がアイリスちゃんの彼氏?」
「その通りでございます」
ガーベラさんが来てしまった。止める暇さえなかった。どうしてきてしまったの。別に今すぐ勇者に任命されなくたっていいのに。国王様が前世の記憶を持ってる人を集めてる時間で時間稼ぎだってできたのに。……いや、たぶん予測はできていたのでしょうね。私が泣くこともどうやらわかってたみたいだし。
「……って、あれ! なんで僕が国王だってわかるの? 君と僕って初対面だよね? 初対面の人から国王様って呼ばれるのすっごく久しぶりなんだけど……君、ここに入る前に教えた?」
「い、いえ! この部屋に入りたいと言うまで、ガーベラ殿は扉の前で待機している間、ただ大人しく立っているだけでした。我々とは挨拶程度しか……」
「なんとなく、わかりました」
「そうなんだぁ」
たぶんこれも勘。なんだか今日の午前中より研ぎ澄まされているような気がする。正直、ロモンちゃんのものとは比較にならないくらい。
私は、手の甲で涙をぬぐいガーベラさんの方を見続ける。涙が出続けてるため、その都度目をこすることになってしまっている。
「えーっとね、ここにいる君のことを知ってる人達みんなが、君を勇者なんじゃないかって言ってるんだ。たしかに見た目の爽やかさとかはいかにもって感じだね。うん、コハーク、ガーベラくんに勇者の説明をしてあげて」
「承知しました。ガーベラ殿、アッシはこの国の預言者、コハークと申しますだの。以後お見知り置きを」
「初めまして、ガーベラです」
「では国王のご命令ゆえ、今から勇者の説明をしますだの」
コハーク様は巻物を広げてガーベラさんに勇者の説明をした。勇者とは何をすべき存在なのか、どうやって判別するのかなど。ガーベラさんは黙って聞いているみたい。コハーク様はガーベラさんのことを試そうとしているのか、加えて、魔王討伐後は死か行方不明になることも伝えた。
「なるほど、概ねわかりました」
「そうかの? じゃあ念のためそのユーカンの実に触れる前に、ガーベラ殿の経歴を教えてほしいんだの」
「そだね。君は魔王の重圧にもうちの騎士団長達と変わらないくらい抵抗できてるみたいだし、もし勇者じゃなくても魔王討伐に協力してほしい。だから僕は君のことを詳しく知りたいな」
「わかりました。では、俺の経歴を言います」
そういえば私はガーベラさんと出会う以前のことを知らない。だから私にとってもそのことを聞くのは初めて。
……ガーベラさんは自分の過去について、演説するかのように話し始めた。二年前この城下町から近い森の中で、ガーベラさんは記憶を失った状態で冒険者に発見されたらしい。普通の服しか着ておらず、お金も荷物も何一つない状態。そこから生活がスタートした。住民権を得ることができ、また無一文からまともに暮らしていくためには何でも屋でもある冒険者になるしかなく、そのまま今のところとは別のギルドに登録。そのギルドのギルドマスターからお金を借りてしばらくはやりくりしたみたい。なお、自分が別の世界の人間であるという自覚は発見された日から日を追うごとに少しずつ増していっているらしい。
そしてランクが上がっていき、最初のギルドでは適正の仕事がみつからなくなったので今のギルドに移籍。そこから先は私が知るガーベラさんの経歴だった。
……冒険者になってからCランクに上がるまでに二年かかってるのに、私と出会ってから凄い勢いで強くなっていってる。まさか、私が何かしら影響してるのかしらね……?
「なるほどねぇ……この世界の記憶がなかったのにだんだんと、前世の記憶だけが……。たしかに条件がぴったり当てはまるね」
「それにしても立派だの、単独でダンジョン三つ制覇とは」
「そうだね、もし君が勇者ならっ! これを……あー」
国王様はガーベラさんにユーカン草の実を差し出す仕草を取りながら一瞬嬉しそうな声をあげたけど、私の方をちらりとみてすぐに口をつぐんだ。まさか国王様に気を遣わせることになるとは……本当に申し訳ない。
一方でガーベラさんは差し出されているユーカン草の実に向かって自分の方からだんだんと国王様に向かっていってる。
「えーっと、ガーベラくんかなりやる気があるね? でもあの……アイリスちゃんのことはいいの? やっぱりさ、慌てなくても、なんなら明日とかでも……」
「先延ばしにしても、結果が変わるわけではありませんから。アイリスには申し訳ないですが」
「うー……そっか。じゃあもうほとんど不必要だとは思うけど、これに触って」
国王様はガーベラさんに向かって改めてユーカン草の実を差し出した。すでに彼は玉座より少し段差を登るだけで届く距離にいる。ゆっくりと、一歩、二歩、三歩と歩み国王様の目の前へ。そしてその手を伸ばした。
ユーカン草の実にガーベラさんの手が触れる。その瞬間、ユーカン草は眩いくらい輝きを増し、一瞬だけこの広い部屋をより明るく照らし出した。
「ぅ……。ふぅ、眩しかったけど……これで決まりみたいだね。ガーベラくん、いや、勇者ガーベラ。これからよろしく頼むよ」
「もちろんです、国王様」
あ……これで、これでガーベラさんが勇者になった。勇者になってしまった。いや、もともと勇者だったけどユーカン草で判別されただけ。でも、とにかく、正式に、国王様に勇者と認定されてしまった。世界にとっては良いことなのだろうけど、良いことなんだろうけれど、でも、私は……。
「勇者になってくれてありがとう。でもね……あの、ガーベラくん。まずはアイリスちゃんを慰めてあげて? 詳しい話とかは明日……いや、明後日にしよ」
「良ろしいのですか?」
「もちろん、彼女は大事にしなくちゃだよ。こちらとしても捜査はひと段落したみたいだし、実は僕もコハークも体力が限界だし、全員、色々ありすぎて頭の中整理した方がいいと思うんだ。だから明日じゃなくて明後日! 明後日またみんなを呼び出すよ。良いよね、みんな」
「はっ!」
明後日また集まるのね。国王様は頭の整理のためって言ってたけど、この様子だと明日にしなかったのは私への計らいの意味が強いんじゃないかしら。ああ、本当にたくさん迷惑をかけてしまった。まだ泣きやめてないこと含めて、全てが恥ずかしい。
玉座から離れ、私の方に歩いてくるガーベラさんの足音が聞こえる。すでに勇者となったガーベラさんの足音。いつもとそんなに変わらない。
「アイリス……ごめん」
「ガー……ベラさん……」
「なんとなくこうなる気がそれなりに前から心の準備はしてたんだ。流石に今日だとは思ってなかったし、その……予想がついたのもこの部屋に入る数分前だった」
「はい……」
「まずアイリスが泣くような気がして、それでなんで泣いてるんだろうと考えたら俺が国王様から何かに任命されるからだって……で、国王様から俺が任命されるとしたら勇者しかないなって、ほんと、なんて言ったら良いかわかんないけど、とにかくごめん」
「……」
ガーベラさんは必死に謝ってる。私は彼にとりあえず近づこうと思い、立ち上がることにした。ただ精神的に弱ったためか魔王の重圧の影響が強くかかり、よろけてしまう。ガーベラさんが支えてくれた。
「おっと。……でもね、アイリス。俺が死ぬか行方不明になるのが不安で泣いているのなら、そんな心配しなくていいと言っておく」
「……へ」
「もし死にかけてもアイリスなら全快まで治せるだろ? それに俺はアイリスが本気で好きだ。他の勇者がなんで消えるかは理由はわからないけど、でも俺は、アイリスを置いて行方不明になんかならない。絶対に。アイリスが俺の側にいるからこそ、どっちもありえないんだ」
私がいるからガーベラさんは死にもしないし行方不明にもならない……? 本当に? 本当にその言葉を信じてもいいのかしら。でも確かに、彼が私の目の前から居なくなるイメージは湧かない。ただ単に、そのイメージをしたくないだけかもしれないけど。
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