217 / 378
215話 デート当日でございます! 2
しおりを挟む
「美味しそうですね」
「うん」
頼んだ物が届いた。見た目的にも、やはり普通はランチじゃ使わないような金額をかけたとわかる。
私のトマト煮込みも、ガーベラさんのも美味しそう。
そうだ、こういうとき彼女って、彼にアーンってしてあげるのが普通じゃないのかしら。
初デートだけどやった方がいいかなぁ? 恥ずかしいなぁ。
でもその方がガーベラさん、喜んでくれるかしら。
私からの食べさせる行為なんて、価値があるのかどうか。……い、一応やってみようかな、この際だし。
「あ、あの!」
「なんだい?」
「ひ、一口食べてみますか……?」
私はほぼ無意識に切り分けていた鶏肉を一口分、フォークで刺して彼に向けた。ガーベラさんは目を丸くして、私とフォークを交互に見る。
「いいの?」
「ど、どうぞ! お嫌でなければ!」
「そっか、付き合ってるもんね。じゃあもらおうかな」
ガーベラさんの頬が少し赤くなった気がする。私の持っていたフォークの先から、ガーベラさんは鶏肉を口の中に入れた。こ、これがアーンってやつか!
何故だか懐かしい感じもするし……新鮮な感じもする。
「ん、美味しい。俺からもやった方がいいかな?」
「私はっ……!」
まって、別にいらないだなんて言うわけにはいかない。今私が食べさせて、向こうからお返しにやってあげると言われた。
じゃあなんて答えをだすべきか。それはたぶん、彼のことが生理的に無理じゃない限り断るべきじゃない。
私の彼氏だものね、ええ。私からやり出したことだし……それに恥ずかしいだけで嫌ってわけじゃないじゃない?
「いただきます」
向けられたフォークに口をつける。味……そんなのわかんない。こ、こんかにドキドキするものだったのねこれって。ガーベラさんも実はドキドキして味がわからなかった……とかないかな。私に対してドキドキしてくれてるみたいだし、見る限り。
「どう?」
「……美味しい」
「そ、それは良かったです!」
さ、さて、そろそろちゃんと目の前のものを食べないと。あんまり惚気ててもご飯が冷めてしまう。
フォークを再び持ち直すと、とあることを思い出した。
そう、これに一番最初に口をつけたのは私ではなくガーベラさん。
つまり、このまま食べたら関節キスってことになる。
ま、まだ付き合い始めたばっかりなのにキスなんて早いよ……! そっか、そこまで計算してから行動すべきだった。紙ナプキンで先を拭くのは有りえないほど失礼だし、ガーベラさんのことを不潔だと思ってしまっているということになる。
イケメンだから本当はこのままパクついちゃっても全然いいんだけど…!
「ねー、お母様、どうしてあそこのお二人は、同じポーズのまま、フォークを見て固まってるのですか?」
「あら、あれはお付き合いを始めたばっかりで、すこしお互いの中に到達してないことをしちゃったところね。ふふふ、若いって素敵ねー」
このまま固まってるわけにもいかないか。とりあえず……鶏肉を一口、このフォークで刺して口の中に入れた。本当は匂い的にきついトマト味がするんでしょうけれど、また味が全然わかんないや。
ううん、もしかしたら実はこれがガーベラさんの味なのかしら。
◆◆◆
「お、美味しかったね」
「そ、そうですね!」
どうしよう、最後の最後まで味がわからなかった。
それにまた彼の顔をまともに見れない。さっきどこかのご家族が身の丈に合ってないことをしていると言っていたような気がしたけど、本当にその通りかも。まだ早かったのかしらね。
「次はどこに行きますか?」
「……遊園地とかって言いたいところだけど、そんなものないしな。路上パフォーマーがたくさん集まっているところにでも行こうか」
「そんなところがあるんですか?」
「うん、ここからちょっと遠いけどね」
まだ町の半分くらいしか見て回ったないから知らなかった。ガーベラさんは道案内をするように歩いてくれる。私はその斜め後ろをついて行く。
今は隣で並んで歩くの恥ずかしい。
20分ほど、お互いに無言でひたすら目的地へと歩いていた。
「ああ、ついた」
「おお…面白そうなところですね」
ガーベラさんの言う通り、路上パフォーマーや屋台、露店や行商などさまざまな物がずらりと集まっている。
人もかなり多い。
「見て回ろうか」
「はいっ!」
カットしたフルーツを売ってる屋台に、ジャグリングをしている人、爆発魔法でド派手にパフォーマンスしている人、楽器を持っている人、本当にさまざま。
バイオリンのような楽器をもった人が気になり、私はその前で立ち止まった。
「ん、聴いてくのか?」
「はいっ……お願いします」
こういうのの相場がわからないから、とりあえずおひねりを入れるための帽子に3000ストンくらい入れておいた。バイオリンの人は深々とお辞儀をする。
「ありがとうございます……お二人はみたところ、お付き合いをされているようですね」
「はい……えーと、実は今日初デートでして」
「なるほど、それならば明るく甘酸っぱい恋の一曲を、どうぞ」
なんだかまともに音楽を聴くのってすごーく久しぶりな気がする。私も少しは弾けるような気がするけれど……なぜかやってみようとは思わない。
バイオリンの人の演奏は4分ほどで終わった。確かになんだか恋してる気分になる曲だったわ。
パチパチと拍手をする。
「どーも。それではデートを楽しんで」
「はいっ。ガーベラさん、次行きましょう!」
「すっかり楽しんでもらえてるようで良かったよ」
あの曲を聴いて、別に付き合うことに恥ずかしがるなんてことはないんだとちょっと気が付かされた。
もう一回、ガーベラさんの隣に並んで歩いてみる。うん、さっきよりは大丈夫かな。
「あれ見ていかない?」
「魔法芸ですね、いいですよ」
と、まあ色んなところをそうやって見て回った。私の感覚的には、だんだんとデートというより友達と遊んでる感覚の方が大きくなっていったけど、でも、案外付き合うってそんなものなのかもしれない。
結構楽しく過ごしたので時間もあっという間にたち、私とガーベラさんは夕食を食べにレストランに入った。
これまたちょっと高そうなところ。
「お酒飲む?」
「いえ、あの場でしか基本飲みませんので」
「そっか。じゃあ俺も……その、アイリス」
「はい?」
改まった顔でガーベラさんは私を見つめた。
思わず私もガーベラさんを見つめる。
「これからも付き合いを続けてくれる?」
「ええ、告白されてオーケーしたのですから、勿論」
「そっか、良かった……いや、このデートがアイリスにとって楽しくなかったらどうしようと思っていたんだ」
「そんなの杞憂ですよ、十分に楽しめました」
うん、男の人とこうやって遊ぶのも悪くないかなーって思った。ただ、それはやっぱりガーベラさんくらい信頼できる人とじゃないと終始身構えちゃってそうだけど。
ええ、きっとガーベラさんだからこそ楽しかったんだと思う。
「あの、今日……デートに誘ってくださってありがとうございました」
「いや、こっちこそ……半ば俺のワガママのようなものだし」
「ふふ、でもやっぱり私、ガーベラさん好きみたいです」
「えっ……あ、うん!」
「これからもよろしくお願いします」
ディナーはなんかちょっといつもと違う味がした。
代金は見栄を張らせてくれとガーベラさんが全部持ってくれる。それから私達が泊まっている宿屋の前まで送ってくれ、そこで今日のデートを終わりにした。
きっと、明日から色んな人にいじられるんでしょうね。
#####
次の投稿は3/8です!
「うん」
頼んだ物が届いた。見た目的にも、やはり普通はランチじゃ使わないような金額をかけたとわかる。
私のトマト煮込みも、ガーベラさんのも美味しそう。
そうだ、こういうとき彼女って、彼にアーンってしてあげるのが普通じゃないのかしら。
初デートだけどやった方がいいかなぁ? 恥ずかしいなぁ。
でもその方がガーベラさん、喜んでくれるかしら。
私からの食べさせる行為なんて、価値があるのかどうか。……い、一応やってみようかな、この際だし。
「あ、あの!」
「なんだい?」
「ひ、一口食べてみますか……?」
私はほぼ無意識に切り分けていた鶏肉を一口分、フォークで刺して彼に向けた。ガーベラさんは目を丸くして、私とフォークを交互に見る。
「いいの?」
「ど、どうぞ! お嫌でなければ!」
「そっか、付き合ってるもんね。じゃあもらおうかな」
ガーベラさんの頬が少し赤くなった気がする。私の持っていたフォークの先から、ガーベラさんは鶏肉を口の中に入れた。こ、これがアーンってやつか!
何故だか懐かしい感じもするし……新鮮な感じもする。
「ん、美味しい。俺からもやった方がいいかな?」
「私はっ……!」
まって、別にいらないだなんて言うわけにはいかない。今私が食べさせて、向こうからお返しにやってあげると言われた。
じゃあなんて答えをだすべきか。それはたぶん、彼のことが生理的に無理じゃない限り断るべきじゃない。
私の彼氏だものね、ええ。私からやり出したことだし……それに恥ずかしいだけで嫌ってわけじゃないじゃない?
「いただきます」
向けられたフォークに口をつける。味……そんなのわかんない。こ、こんかにドキドキするものだったのねこれって。ガーベラさんも実はドキドキして味がわからなかった……とかないかな。私に対してドキドキしてくれてるみたいだし、見る限り。
「どう?」
「……美味しい」
「そ、それは良かったです!」
さ、さて、そろそろちゃんと目の前のものを食べないと。あんまり惚気ててもご飯が冷めてしまう。
フォークを再び持ち直すと、とあることを思い出した。
そう、これに一番最初に口をつけたのは私ではなくガーベラさん。
つまり、このまま食べたら関節キスってことになる。
ま、まだ付き合い始めたばっかりなのにキスなんて早いよ……! そっか、そこまで計算してから行動すべきだった。紙ナプキンで先を拭くのは有りえないほど失礼だし、ガーベラさんのことを不潔だと思ってしまっているということになる。
イケメンだから本当はこのままパクついちゃっても全然いいんだけど…!
「ねー、お母様、どうしてあそこのお二人は、同じポーズのまま、フォークを見て固まってるのですか?」
「あら、あれはお付き合いを始めたばっかりで、すこしお互いの中に到達してないことをしちゃったところね。ふふふ、若いって素敵ねー」
このまま固まってるわけにもいかないか。とりあえず……鶏肉を一口、このフォークで刺して口の中に入れた。本当は匂い的にきついトマト味がするんでしょうけれど、また味が全然わかんないや。
ううん、もしかしたら実はこれがガーベラさんの味なのかしら。
◆◆◆
「お、美味しかったね」
「そ、そうですね!」
どうしよう、最後の最後まで味がわからなかった。
それにまた彼の顔をまともに見れない。さっきどこかのご家族が身の丈に合ってないことをしていると言っていたような気がしたけど、本当にその通りかも。まだ早かったのかしらね。
「次はどこに行きますか?」
「……遊園地とかって言いたいところだけど、そんなものないしな。路上パフォーマーがたくさん集まっているところにでも行こうか」
「そんなところがあるんですか?」
「うん、ここからちょっと遠いけどね」
まだ町の半分くらいしか見て回ったないから知らなかった。ガーベラさんは道案内をするように歩いてくれる。私はその斜め後ろをついて行く。
今は隣で並んで歩くの恥ずかしい。
20分ほど、お互いに無言でひたすら目的地へと歩いていた。
「ああ、ついた」
「おお…面白そうなところですね」
ガーベラさんの言う通り、路上パフォーマーや屋台、露店や行商などさまざまな物がずらりと集まっている。
人もかなり多い。
「見て回ろうか」
「はいっ!」
カットしたフルーツを売ってる屋台に、ジャグリングをしている人、爆発魔法でド派手にパフォーマンスしている人、楽器を持っている人、本当にさまざま。
バイオリンのような楽器をもった人が気になり、私はその前で立ち止まった。
「ん、聴いてくのか?」
「はいっ……お願いします」
こういうのの相場がわからないから、とりあえずおひねりを入れるための帽子に3000ストンくらい入れておいた。バイオリンの人は深々とお辞儀をする。
「ありがとうございます……お二人はみたところ、お付き合いをされているようですね」
「はい……えーと、実は今日初デートでして」
「なるほど、それならば明るく甘酸っぱい恋の一曲を、どうぞ」
なんだかまともに音楽を聴くのってすごーく久しぶりな気がする。私も少しは弾けるような気がするけれど……なぜかやってみようとは思わない。
バイオリンの人の演奏は4分ほどで終わった。確かになんだか恋してる気分になる曲だったわ。
パチパチと拍手をする。
「どーも。それではデートを楽しんで」
「はいっ。ガーベラさん、次行きましょう!」
「すっかり楽しんでもらえてるようで良かったよ」
あの曲を聴いて、別に付き合うことに恥ずかしがるなんてことはないんだとちょっと気が付かされた。
もう一回、ガーベラさんの隣に並んで歩いてみる。うん、さっきよりは大丈夫かな。
「あれ見ていかない?」
「魔法芸ですね、いいですよ」
と、まあ色んなところをそうやって見て回った。私の感覚的には、だんだんとデートというより友達と遊んでる感覚の方が大きくなっていったけど、でも、案外付き合うってそんなものなのかもしれない。
結構楽しく過ごしたので時間もあっという間にたち、私とガーベラさんは夕食を食べにレストランに入った。
これまたちょっと高そうなところ。
「お酒飲む?」
「いえ、あの場でしか基本飲みませんので」
「そっか。じゃあ俺も……その、アイリス」
「はい?」
改まった顔でガーベラさんは私を見つめた。
思わず私もガーベラさんを見つめる。
「これからも付き合いを続けてくれる?」
「ええ、告白されてオーケーしたのですから、勿論」
「そっか、良かった……いや、このデートがアイリスにとって楽しくなかったらどうしようと思っていたんだ」
「そんなの杞憂ですよ、十分に楽しめました」
うん、男の人とこうやって遊ぶのも悪くないかなーって思った。ただ、それはやっぱりガーベラさんくらい信頼できる人とじゃないと終始身構えちゃってそうだけど。
ええ、きっとガーベラさんだからこそ楽しかったんだと思う。
「あの、今日……デートに誘ってくださってありがとうございました」
「いや、こっちこそ……半ば俺のワガママのようなものだし」
「ふふ、でもやっぱり私、ガーベラさん好きみたいです」
「えっ……あ、うん!」
「これからもよろしくお願いします」
ディナーはなんかちょっといつもと違う味がした。
代金は見栄を張らせてくれとガーベラさんが全部持ってくれる。それから私達が泊まっている宿屋の前まで送ってくれ、そこで今日のデートを終わりにした。
きっと、明日から色んな人にいじられるんでしょうね。
#####
次の投稿は3/8です!
0
あなたにおすすめの小説
神様 なかなか転生が成功しないのですが大丈夫ですか
佐藤醤油
ファンタジー
主人公を神様が転生させたが上手くいかない。
最初は生まれる前に死亡。次は生まれた直後に親に捨てられ死亡。ネズミにかじられ死亡。毒キノコを食べて死亡。何度も何度も転生を繰り返すのだが成功しない。
「神様、もう少し暮らしぶりの良いところに転生できないのですか」
そうして転生を続け、ようやく王家に生まれる事ができた。
さあ、この転生は成功するのか?
注:ギャグ小説ではありません。
最後まで投稿して公開設定もしたので、完結にしたら公開前に完結になった。
なんで?
坊、投稿サイトは公開まで完結にならないのに。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる