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55 サバス様との危機⁉︎1
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アリアのコンサートが終わった日から一ヶ月ほど経った。
あれからほぼ毎日サバス様とお会いしている。
もちろん、免疫をつけるためだ!
いい加減にサバス様の悩殺外見を直視しても、鼻血まみれにはならないようにしたかった。
もちろん、それだけではない。
(毎日四六時中、ずっと彼のそばで添い遂げたい……)
顔を見て話せるようになってきてからは、私の猛烈アタックがスタートしたのだ。
あまりがめついてしまうのも重く感じられてしまい逆効果な場合が多いことはわかっている。
だが、それでもサバス様のお人柄、外見、何をとっても非の打ちどころがない。
彼と一緒にいたら、私の方がおかしくなってしまいそうなのだ。
おっと……、それでもサバス様にはいくつか短所はある。
今日は外でデートなので、サバス様の短所があらわになってしまう可能性があるだろう。
「サバス様、素顔のままで出かけて平気ですか?」
「あぁ、問題ない」
すでに婚約を発表しているため、正体を隠す必要はなくなった。
前のようにダサスへ変装する必要もなくなったのだ。
魔道具で変装するとき、自分自身の美意識が影響するんだけれど、サバス様の場合はあまりにもギャップが激しい。
どれだけ美意識がなければあのようなお顔に変装を……。
逆に全く意識してこないであれだけの容姿をキープしているというのも恐ろしいが。
どちらにしても、今となっては変装する目的がないため、本当の素顔をわざわざ変えて出かけてくれと言うのは失礼にもほどがある。
サバス様の容姿がかっこよすぎるからと言って、周りの人たちが倒れないことを願うしかない。
だが案の定、周りの女子たちが次々と倒れてしまった。
正確にはバタンと倒れているわけではなく、その場でしゃがみ込んでうずくまっている。
「今日は暑いからな、熱中症で倒れてしまったのかもしれん。すぐに応急処置を……」
「あーーー、サバス様! あれは熱中症ではないとおもいます! ここから離れれば万事解決するかと」
「……そうか」
外は少しずつ暑くなってくる気候になっている。
もう二ヶ月もすれば、一番暑い時期に突入する。
だがよく考えてほしい。
今日は最高気温が二十度だ。
たしかに少し前の寒かった時期とくらべたら暖かくはなってきたが、まだ熱中症を警戒するほどの陽気ではない。
サバス様に見惚れて心が沸騰して倒れたのだろう。
自分自身の外見がかっこよすぎることを全く理解していないのだ。
そこに気絶させた張本人が助けたら更に大変なことになってしまう。
「サバス様がカッコ良すぎるんですよ」
「……そうか」
私はサバス様の顔を見ながらありのままを伝えるが、サバス様は私の視線をそらし、口数が少なかった。
あれ、怒らせちゃったかな……。
「今日はどこへ連れて行ってくださるのですか?」
「う……うむ。もう少し先だ」
サバス様の体調があまりよろしくないのかもしれない。
彼の動きや口調がぎこちないような気がする。
「体調がすぐれないのですか?」
「大丈夫だ」
「無理はしないでくださいね」
「……うむ」
……気のせいかな?
どうも最近、サバス様に元気がないような気がするんだけど……。
私がサバス様の顔を直視するようになったから、いままで気がつかなかっただけで普段こんな感じだったのかな。
あれからほぼ毎日サバス様とお会いしている。
もちろん、免疫をつけるためだ!
いい加減にサバス様の悩殺外見を直視しても、鼻血まみれにはならないようにしたかった。
もちろん、それだけではない。
(毎日四六時中、ずっと彼のそばで添い遂げたい……)
顔を見て話せるようになってきてからは、私の猛烈アタックがスタートしたのだ。
あまりがめついてしまうのも重く感じられてしまい逆効果な場合が多いことはわかっている。
だが、それでもサバス様のお人柄、外見、何をとっても非の打ちどころがない。
彼と一緒にいたら、私の方がおかしくなってしまいそうなのだ。
おっと……、それでもサバス様にはいくつか短所はある。
今日は外でデートなので、サバス様の短所があらわになってしまう可能性があるだろう。
「サバス様、素顔のままで出かけて平気ですか?」
「あぁ、問題ない」
すでに婚約を発表しているため、正体を隠す必要はなくなった。
前のようにダサスへ変装する必要もなくなったのだ。
魔道具で変装するとき、自分自身の美意識が影響するんだけれど、サバス様の場合はあまりにもギャップが激しい。
どれだけ美意識がなければあのようなお顔に変装を……。
逆に全く意識してこないであれだけの容姿をキープしているというのも恐ろしいが。
どちらにしても、今となっては変装する目的がないため、本当の素顔をわざわざ変えて出かけてくれと言うのは失礼にもほどがある。
サバス様の容姿がかっこよすぎるからと言って、周りの人たちが倒れないことを願うしかない。
だが案の定、周りの女子たちが次々と倒れてしまった。
正確にはバタンと倒れているわけではなく、その場でしゃがみ込んでうずくまっている。
「今日は暑いからな、熱中症で倒れてしまったのかもしれん。すぐに応急処置を……」
「あーーー、サバス様! あれは熱中症ではないとおもいます! ここから離れれば万事解決するかと」
「……そうか」
外は少しずつ暑くなってくる気候になっている。
もう二ヶ月もすれば、一番暑い時期に突入する。
だがよく考えてほしい。
今日は最高気温が二十度だ。
たしかに少し前の寒かった時期とくらべたら暖かくはなってきたが、まだ熱中症を警戒するほどの陽気ではない。
サバス様に見惚れて心が沸騰して倒れたのだろう。
自分自身の外見がかっこよすぎることを全く理解していないのだ。
そこに気絶させた張本人が助けたら更に大変なことになってしまう。
「サバス様がカッコ良すぎるんですよ」
「……そうか」
私はサバス様の顔を見ながらありのままを伝えるが、サバス様は私の視線をそらし、口数が少なかった。
あれ、怒らせちゃったかな……。
「今日はどこへ連れて行ってくださるのですか?」
「う……うむ。もう少し先だ」
サバス様の体調があまりよろしくないのかもしれない。
彼の動きや口調がぎこちないような気がする。
「体調がすぐれないのですか?」
「大丈夫だ」
「無理はしないでくださいね」
「……うむ」
……気のせいかな?
どうも最近、サバス様に元気がないような気がするんだけど……。
私がサバス様の顔を直視するようになったから、いままで気がつかなかっただけで普段こんな感じだったのかな。
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