美少女仮面とその愉快な仲間たち（一般作）

第二章 美少女仮面エスポワールVS知能指数の高い悪の科学者 序章

第二章　美少女仮面エスポワールVS知能指数の高い悪の科学者

序章

  「みんなの夢守るため戦いましょう、美少女仮面エスポワール参上！」

「出たなコスプレ女、おい、おまえたちやっつけろ！」

　華麗にステッキを操り、銀行強盗団と戦っているのは、白いワンピースに白いマント、赤いアイマスク、素敵な耳飾りを付けて口紅は赤く濃く美しい、羽根の付いた白いベレー帽、そして、十字架の銀のネックレス、美少女仮面エスポワールだ。

　警察に悪人を引き渡すと、マントを手に持ち、去っていく。

「ごきげんよう～～～」


　エスポワールは人気のない所で急いで変身を解き、走って学校に向かった。その途中で小学生3人組とすれ違いざまに、スカートをめくられる。

「きゃぁぁ～～～あなたたち、また、やったわね！」

「今日のパンツはピンクだ～、朝の挨拶がわりだよ、お姉ちゃん、早く行かないと遅刻しちゃうよ」

「覚えて起きなさい、もう～後で・・・・あっ、遅刻しちゃう～～」

　いたずら3人組は、自称エスポワールファンクラブの小学生、健一、進、太だった。近所なので、何かとちょっかいを出してくるのだ。

　急いで、教室に行ったけど、　

「また、遅刻か、白鳥希望（しらとりのぞみ）！」

「すみません、走ってきたんですけど・・・、色々ありまして」

「いいから、早く席に着け」

　高校生とヒロイン、両立は難しいが、エスポワールこと白鳥希望は悪人と戦っていた。

「1時間目を始めるぞ、教科書の予習はやってきたか」

　胸のペンダントを通じて悪人の出現が分かった。

「先生、あのぅ～お腹が痛いので保健室、もしかしたら早退してもいいですか、すみません！」

　エスポワールは、学校を出て悪人出現現場へと向かった。

  悪の魔王は消し去り、その手下も全員、隔離された。エスポワールプチットは、自分の世界に帰り、美咲、健君、三人組の記憶は、すべて消した。

　新たな、美少女仮面とその愉快な仲間たちの戦いが始まるのであった。