美少女仮面とその愉快な仲間たち(一般作)

ヒロイン小説研究所

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⑥王様ゲームを、健一、進、太、そして、美少女仮面エスポワールの4人で始めた。


「王様だ~れだっ」

「はい、わたくしで~す」

「えぇ~、お姉ちゃんかよ~」

「みんなは、1番、2番、3番よね、ふふ~」

「1番から3番までの人、語尾に、なになにでちゅって、ちゅをつけて一言、はい、はじめますわ」

 美少女仮面エスポワールは、王様なのでたのしそうにはしゃいでいた。

「お姉ちゃんは、どこから見ても、ぶちゅでちゅ」

「お姉ちゃんは、いつでもどこでもドジでちゅね」

「もう~、王様に失礼なことは言わないですのよ」

「二人は、こんなこと言っていても、3人とも、お姉ちゃん、好き、好き、好きでちゅ~~~」

「ほっほほほ~、いい気分ですわ」

「はい、次」

「王様、だ~れだっ」

「はい、この健一で~す」

「1番と3番が変顔をして、笑った方がお尻で名前を書く」

「1番は、僕、進だよ」

「3番は、わたくしですわ」

「進、頑張れ~」

「変顔、負けませんわ」

「はい、始め」

「あっ、ごめんなさい」

「お姉ちゃん、な~に」

「変顔って、何ですの」

「もう、変な顔をすうことだよ、それに、言葉遣いまで美少女仮面エスポワールにならなくてもいいよ、なんか、本物に感じちゃうから」

「えっ、その~わたくしは、すべてを真似たいのですわ、変顔、分かりましたわ」

「はい、始め」

「ぷっふふふふ~、進君、その顔、面白いですわ、ふふ~」

「はい、お姉ちゃんの負け」

「王様の命令は絶対だよ、美少女仮面エスポワールって、こっちにお尻を向けて、お尻で書いて、ちゃ~んと書かないとやりなおしだからね」

「はずかしいですわ~」

「早く!!!」

「分かりましたわ・・・・・」

 美少女仮面エスポワールの文字の画数が多くて大変だったが、3人に受けて喜んでくれた。

「さあ、仕返しですわ、次、始めましょう」

「お姉ちゃん、燃えてるね」

「みんなの夢、守るため、王様ゲームをやりましょう、美少女仮面エスポワール」

「わ~い、本物見たい、でも、本物が尻文字書いたって面白いね」

「わたくしは、コスプレです」

 こうして、王様ゲームは続いた。
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