28 / 84
②
しおりを挟む
②美少女仮面エスポワールは、採石場からいくつかの丘を飛び超えてから安心できるところで変身解除をしようと考え、最初の30メートル先に飛んだ。
「とおぉ~!」
足元を見ると予想以上の砂埃が一緒に舞い上がった。そして、まるで昆虫の集団が追いかけてくるように、砂がたくさんの丸い粒となって美少女仮面エスポワールを追いかけてきたのだ。
「まるで、砂が生きているみたいですわ」
美少女仮面エスポワールは、最初の着地点に着くと、砂の粒は足元から、美少女仮面エスポワールを覆ってきた。急いで、次の丘に飛んだ。そのジャンプしている時にも足には砂の粒が付いたままだった。バトンや息、手を使って払いながら着地した。すると、また、足元から、さっきよりも厚く覆ってきた。ジャンプがしずらいので、足をバタバタさせて固定されないように気をつけ、次の丘に飛んだ。
砂は美少女仮面エスポワールと同じ速さで飛んでくる。焦っているだけで、どうすることもできない。着地すると、まるで、学習機能があるかのように足を固定する。美少女仮面エスポワールは、魔法人を作り、自分の足に攻撃する。
「ぅあああぁぁぁ・・・・・」
美少女仮面エスポワールは、足を負傷したが砂もくずれ、また、力の入らない足で飛んだ。すると、空中で十字架の形に砂によってさせられ、着地した時には、十字架が刺さった。そして、砂は、下から動けないほど厚く固定されていく。このまま口、鼻を覆われたら呼吸が出来なくて死んでしまう。
「なんですの、小さな砂が多くあつまるとこんな力があるなんて、しかも、ただの砂ではなく、濡れていて生きているんですわ、だ、だれか~・・・むむむ・・・・」
美少女仮面エスポワールは、体全体が砂に覆われてしまった。
「ポエムがある限り戦いましょう、美少女仮面エスポワールプチット参上!」
「美少女仮面エスポワールプチットシャワー」
水によって、美少女仮面エスポワールは、救われた。
「ゴホン、ゴホン~~・・・・・、ありがとう、美少女仮面エスポワールプチット」
「さあ、濡れたままでは風邪になってしまいなすわ、帰りましょう」
では
「ところで、どうしてここがわかったのですか」
「だれかが、わたくしにテレパシーで、この映像を送ってくれたのですわ」
「美少女仮面エスポワールプチットに、この映像を? だれが!」
「わしじゃ!」
「デビル! 逃げたはずでは・・・・・」
「ふん、美少女仮面エスポワールプチットを呼び出して二人とも始末する作戦だったんだよ、やはり来たな!」
二人は、目を合わせてから、
「私たちは、デビル! あなたには負けません!」
「はっははは~~~、お前らは、すでに負けているんだ!」
自信をもっているデビルに不安を感じる美少女仮面エスポワール達だった。
「とおぉ~!」
足元を見ると予想以上の砂埃が一緒に舞い上がった。そして、まるで昆虫の集団が追いかけてくるように、砂がたくさんの丸い粒となって美少女仮面エスポワールを追いかけてきたのだ。
「まるで、砂が生きているみたいですわ」
美少女仮面エスポワールは、最初の着地点に着くと、砂の粒は足元から、美少女仮面エスポワールを覆ってきた。急いで、次の丘に飛んだ。そのジャンプしている時にも足には砂の粒が付いたままだった。バトンや息、手を使って払いながら着地した。すると、また、足元から、さっきよりも厚く覆ってきた。ジャンプがしずらいので、足をバタバタさせて固定されないように気をつけ、次の丘に飛んだ。
砂は美少女仮面エスポワールと同じ速さで飛んでくる。焦っているだけで、どうすることもできない。着地すると、まるで、学習機能があるかのように足を固定する。美少女仮面エスポワールは、魔法人を作り、自分の足に攻撃する。
「ぅあああぁぁぁ・・・・・」
美少女仮面エスポワールは、足を負傷したが砂もくずれ、また、力の入らない足で飛んだ。すると、空中で十字架の形に砂によってさせられ、着地した時には、十字架が刺さった。そして、砂は、下から動けないほど厚く固定されていく。このまま口、鼻を覆われたら呼吸が出来なくて死んでしまう。
「なんですの、小さな砂が多くあつまるとこんな力があるなんて、しかも、ただの砂ではなく、濡れていて生きているんですわ、だ、だれか~・・・むむむ・・・・」
美少女仮面エスポワールは、体全体が砂に覆われてしまった。
「ポエムがある限り戦いましょう、美少女仮面エスポワールプチット参上!」
「美少女仮面エスポワールプチットシャワー」
水によって、美少女仮面エスポワールは、救われた。
「ゴホン、ゴホン~~・・・・・、ありがとう、美少女仮面エスポワールプチット」
「さあ、濡れたままでは風邪になってしまいなすわ、帰りましょう」
では
「ところで、どうしてここがわかったのですか」
「だれかが、わたくしにテレパシーで、この映像を送ってくれたのですわ」
「美少女仮面エスポワールプチットに、この映像を? だれが!」
「わしじゃ!」
「デビル! 逃げたはずでは・・・・・」
「ふん、美少女仮面エスポワールプチットを呼び出して二人とも始末する作戦だったんだよ、やはり来たな!」
二人は、目を合わせてから、
「私たちは、デビル! あなたには負けません!」
「はっははは~~~、お前らは、すでに負けているんだ!」
自信をもっているデビルに不安を感じる美少女仮面エスポワール達だった。
0
あなたにおすすめの小説
ノースキャンプの見張り台
こいちろう
児童書・童話
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
「いっすん坊」てなんなんだ
こいちろう
児童書・童話
ヨシキは中学一年生。毎年お盆は瀬戸内海の小さな島に帰省する。去年は帰れなかったから二年ぶりだ。石段を上った崖の上にお寺があって、書院の裏は狭い瀬戸を見下ろす絶壁だ。その崖にあった小さなセミ穴にいとこのユキちゃんと一緒に吸い込まれた。長い長い穴の底。そこにいたのがいっすん坊だ。ずっとこの島の歴史と、生きてきた全ての人の過去を記録しているという。ユキちゃんは神様だと信じているが、どうもうさんくさいやつだ。するといっすん坊が、「それなら、おまえの振り返りたい過去を三つだけ、再現してみせてやろう」という。
自分の過去の振り返りから、両親への愛を再認識するヨシキ・・・
たったひとつの願いごと
りおん雑貨店
絵本
銀河のはてで、世界を見守っている少年がおりました。
その少年が幸せにならないと、世界は冬のままでした。
少年たちのことが大好きないきものたちの、たったひとつの願いごと。
それは…
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
アホの子と変な召使いと、その怖い親父たち
板倉恭司
児童書・童話
森の中で両親と暮らす天然少女ロミナと、極悪な魔術師に仕える召使いの少年ジュリアン。城塞都市バーレンで、ふたりは偶然に出会い惹かれ合う。しかし、ふたりには重大な秘密があった──
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
勇者と聖女の息子 アレン ランダムスキルを手に入れて愉快に冒険します!
月神世一
児童書・童話
伝説のS級冒険者である父と、聖女と謳われた母。
英雄の血を引く少年アレンは、誰もがその輝かしい未来を期待するサラブレッドだった。
しかし、13歳の彼が神から授かったユニークスキルは――【ランダムボックス】。
期待に胸を膨らませ、初めてスキルを発動した彼の手の中に現れたのは…プラスチック製のアヒルの玩具? くしゃくしゃの新聞紙? そして、切れたボタン電池…!?
「なんだこのスキルは…!?」
周りからは落胆と失笑、自身は絶望の淵に。
一見、ただのガラクタしか出さないハズレスキル。だが、そのガラクタに刻まれた「MADE IN CHINA」の文字に、英雄である父だけが気づき、一人冷や汗を流していた…。
最弱スキルと最強の血筋を持つ少年の、運命が揺らぐ波乱の冒険が、今、始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる