【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音

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第139話 御披露目式・後編 ★ジャン SIDE

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 『ジェームズ』と皇帝を呼び捨てで呼ぶ事が出来るのは、もうこの世には誰も居ないと思われていた。なのに騒つく会場が静まる程の凛とした声が、皇帝をたしなめたのだった。

「あ、姉上……?まさか、生きて……いたのか……?」

「私が生きていたら何か問題でもあるのかしら?」

「い、いや……最後に見た姉上は……どう見ても助からない状態だっただろう!下半身なんて吹き飛んで……」

 父上は両腕をさすり、ぶるっと震えた。思い出すだけでも凄まじい状況だったのだろう。

「えぇ、そうね。私も生きてるだけで奇跡に近いと思うわ。でも、私はこうして今も生きているの」

「『賢者』か……本当に余計な事ばかりしてくれる。姉上もそうだ。そんな物に乗らなければ生きて行けないのに見苦しいな」

 叔母上は車椅子で移動して来た。もう歩けるらしいが、長い時間立ってるのは辛いだろうからと『賢者様』が無理矢理座らせたらしい。敵では無いと分かると、叔母上と『賢者様』の関係は羨ましいと感じるものだな。

「はぁ……何も変わって無いのね、ジェームズ。私には、素晴らしい奇跡が起こったのよ」

 優しい顔で微笑む叔母上は気品があって美しい。聖女様がススっと叔母上の元へ近付き、逆側を賢者様がサポートして、ゆっくりと立たせている。そして叔母上は美しい姿勢で皇帝の目の前まで進み出た。

「な、何だと?あれだけの怪我を負って歩けるだと?この魔女め!」

「貴方に何と言われようと、わたくしの事ならば、かまわないけれども。私の家族に手を出す事は許さないわ」

「は?姉上の家族?」

 皇帝は『賢者様』に目を向けた。賢者様には手を出して居ないと思ったのだろう。確かにそうだしな。

「わたくしの夫である『賢者』リアムが、リオちゃんの後見人となったの。だから、リオちゃんとわたくしは家族になったのよ」

 叔母上は聖女様の肩を抱き寄せる。聖女様は叔母上に嬉しそうに抱きついた。本当の母子おやこ……祖母と孫の様に仲が良いんだよな。

「「「「えぇっ!!!」」」」

 この会場の人々は驚き過ぎて大変だろうな。アンタレス帝国の姫が生きていた事、デュルギス王国の『賢者』と結婚していた事、大聖女様の保護者になっていた事……俺や姉上は知って居たが、父上には言って無かったから、父上も驚いてる様だ。

「ジャン!お前は知って居たのか!?」

「ま、まさか!私も存じ上げませんでした!」

 ここで知ってると言ったらばっさりと剣で斬られるんだろうな……あくまでも知らなかった事にして、後はカミル殿下に任せる事になっているのだ。ただ、全ては御披露目式の後で起こる予定だったのだが。

「『賢者様』が後見人だと?大聖女様の後ろ盾も問題無くなったな」

「それも『賢者様』の妻は、隣国の姫なんだもんな」

「上級貴族の後ろ盾があるなら、彼女の立場は揺るがないだろう」

「側近にエイカー公爵令嬢がついただろう!その時点でここまで考えるべきだったな」

「大聖女様が王妃になる事は間違い無いだろう。これはもう引きおろすより、へつらった方が賢いな」

 会場では王国の貴族が大聖女様の立場が盤石になった事を知る機会となったらしい。こそこそと話す声が物語っているからな。国外の王侯貴族も、大聖女様を連れ帰る事は無理だと理解しただろう。

「婆や、私のために怒ってくれてありがとう。私は大丈夫よ。こちらの皇帝陛下について行く気は無いわ。私の家族は、婆やと爺やだけだもの。結婚したら、カミルや国王陛下とも家族になれるでしょう?カミルと結婚するのがとっても楽しみなのよ」

「ふふっ、そうねぇ。あらぁ?その婚約指輪とネックレスの存在は知ってたけど、イヤリングもお揃いだったのかしら?素敵なデザインで、カミルちゃんの気持ちが伝わって来るわねぇ」

「えぇ、素敵でしょう?指輪と同じ石、同じデザインで揃えてくれたの。このネックレスのアメトリンがあまりに美しく神秘的だから削るのが惜しいと感じてネックレスにしたんですって。そしたらフルセットになったらしいわ」

「リオちゃんとカミルちゃんの色だもんねぇ。削りたく無い気持ちも良く分かるわぁ」

 あぁ、そうだった。聖女様はそこら辺にいる様な、か弱い乙女では無かったな。この程度、軽くあしらうぐらい朝飯前だろう。おっと、ほのぼのと話しをしているお2人に、カミル殿下まで加わる様だ。そろそろ事態を終息させるつもりだろうか?

「リオ、気に入ってくれて嬉しいよ。リオの美しさには敵わないけれど、僕が贈れる気持ちを最大限、表現出来たと思うんだ」

 惚気のろけだったな。まぁ、お2人がラブラブであると国内外に知らしめておきたいのだろう。別れさせ難くなるからな。

「カミル、ありがとう。いつもカミルを近くに感じられて嬉しいわ。私もカミルに私の色を贈りたいと思っているの。その時は受け取ってね」

「勿論さ!楽しみにしてるよ」

 カミル殿下は聖女様の腰を抱き、こめかみに愛おしそうにキスを落とした。周りからは悲鳴の様な「キャ――!」という女性達の声が聞こえる。男から見ても良い男だからな。カミル殿下の溺愛っぷりを信じられずに一縷いちるの望みにすがっている者も多いと聞くから、目の前で起こった事実を見た今、玉砕した女の子達も多いのだろう。

「リオ、次はパーティーじゃろう。カミルと一緒に着替えて来ると良い。こちらは気にせずとも良いからな?」

「任せちゃって良いのかしら?」

「良いのじゃ。ワシらは家族じゃろう」

 公には無表情で厳格げんかくだと言われている『賢者様』が、優しい微笑みで聖女様を促したのだ。当然、会場は大いに騒ついた。『賢者様』がお茶目でイタズラ好きなんて王国内のごく一部の人間しか知らないもんな。普段は『隠密魔法』で姿が見えないのだし。

「えぇ、そうね。じゃあ任せるわね、爺や」

「『賢者様』が家族だと優しいお言葉を……」

「『大聖女様』も『賢者様』を『爺や』と呼んだぞ!」

「奥方様であらせられる隣国の姫の事も『婆や』と呼んでいたよな?」

「これはもう、『大聖女様』の立場は揺るぎないものになったな」

 さっきの時点では話しを飲み込めなかった貴族連中も理解したらしい。まぁ、俺が王国の人間なら喜びの方が大きいだろう。他国からの攻撃は心配しなくて良いのだからな。それだけ強い力を持つと言われているのが『大聖女』と『賢者』だ。まぁ、それが問題だと感じる人間もいるのだろうが……

「待たれよ。デュルギス王国に『賢者』と『大聖女』が居るのはおかしいだろう!」

 誰かが言うだろうとは思っていたが、第一声が父上とは……皇帝としては、みっともない発言と取られても仕方ないのだが。

「アンタレス帝国の皇帝陛下、それはどうしようも無い事でしょう。『賢者』は元々、我が国の魔導師。『大聖女』は我が国が召喚し、カミルの婚約者となったのだから」

「召喚された女は3人と聞いたぞ?」

「1人は第一王子の婚約者である。もう1人は第二王子の婚約者だったが、第二王子は王籍を抜く事が決まっている為、元婚約者となっておる」

「では、その『元婚約者』を我が国に迎えようではないか」

「え!?ち、父上!それはお辞めになった方が宜しいかと!」

 カミル殿下の話しによると、滅茶苦茶な女らしいからな。俺の婚約者に、なんて事になったら最悪だ。いくら召喚した人間に特殊能力とくしゅのうりょくひそんでいる可能性があるからと言って、性格になんがある人間は要らないだろう。

「ん?ジャンは何か知っておるのか?」

 知ってるが、公では言えない事もあると皇帝なら察するべきだと思うのだが。仕方ないから皇帝の耳元で端的に話す。

「その女は色々とひどいらしいです。王国も、その女を邪魔だと思っております」

「何と!何故なぜそれを早く言わんか!」

「父上こそ、先ず相談して下されば良かったのです!」

 俺1人で動いてる事が多いのだから、その全てを報告するなんて不可能だろう。コソコソと喧嘩をする親子ははたから見ると面白いのだろうが、当の本人達からすれば大事おおごとだ。

「アンタレス帝国の皇太子殿下、それでどうなさるのかしら?元婚約者をアンタレス帝国でお迎えになると?」

 お色直しに行く予定だったのに不穏ふおんな空気に戻っていらした聖女様が、軽く肩をふるわせながらも話しを振ってくれた。ここでちゃんと断らないと大変な事になると分かっているからだろう。

「いえ、私は自分で花嫁を見つける為、既に行動しておりますので、助けは必要ありません」

「あら、それは素晴らしい心構えですわね。応援しておりますわ」

 聖女様が、誰もが惚ける様な笑みで応援してくれた。これで当分は、俺の結婚についてとやかく言って来る人間が少なくなると信じたい。

「大聖女様、お気遣いありがとうございます。どうぞ、我々の事はお気になさらず」

「ありがとうございます、皇太子殿下。それではまた後で」

 何とか面倒事を回避出来たと、大きな溜め息を腹の中で吐いた。これも大聖女様のお陰だな。

「ジェームズ、後で話しがあるわ」

「私には特に無いが、まぁ良いだろう」

 姉弟の仲は険悪だったと聞くからな。話しをしようとしているだけ改善して来ているのかも知れない。俺は姉上と仲良くやって行きたいな、なんて思っていると叔母上に話しかけられた。

「貴方はジャンだったわね?リアは元気かしら?」

「はい、叔母上。姉は元気にしています。今回は来国出来ませんでしたが、叔母上に会いたがっておりました」

「そう。近々お手紙を出さなきゃねぇ」

 叔母上は優しく微笑むと車椅子に座り、賢者様と邪魔にならない場所へと移動して行った。

「ジャン、お前は姉上と面識があるのか?」

「いいえ、賢者様とはお会いしたり話す事はありましたが、叔母上とはありませんでした」

 父上は何をうたがっていらっしゃるのだろうか?下手な事は言えないから難しいな……慎重に言葉を選ばなければ。

「だが、お前の名前を呼んだよな?」

「姉上がお話しされていたのかも知れません」

「それもだ。お前はいつから姉のアメリアと仲良くなったんだ?毛嫌いしていただろう」

 家族の事なんて、今聞かなくても良いだろうにと思ってしまったが……まぁ、早めに言っておく方が気が楽だし良いか。

「私は姉上と、お互いの気持ちや考えを何日もかけて、分かり合えるまで話す事が出来ました。今では1番の理解者だと思っております」

「ほぉ、あの女と仲良くしているから、ろくな女では無いと思うがな」

 父上は今でも叔母上の事が嫌いなのか。これがハッキリしただけでも次の手が打ちやすいな。

「父上……それを言うのであれば、聖女様やカミル殿下も叔母上をしたっていらっしゃいます。デュルギス王国の国王陛下も叔母上を大事にして下さっているのですよ?」

「そんなもの、言葉だけでは分からないだろう」

 信じたく無いんだろうな。叔母上が王国では大事にされているなんて。言葉だけでは無いと、細かく説明するしかないか。

「大聖女様は、叔母上が完全に歩ける様になるまでに、時間が掛かる事が分かっておられました。その間も外へ気軽きがるに出られる様にと『車椅子』を発案なさり、カミル殿下が設計図を書いて国王陛下に作る許可を求め、叔母上が元気になるならと陛下が作る事をお許しになったからこそ、『車椅子』は大陸中で広く使われる様になったのです!」

 俺は、聖女様もカミル殿下も大好きだ。だからついつい熱弁してしまったな……

「王国の事をしっかり把握していらっしゃるなんて、素晴らしいですわ!さすがはカミル殿下のご友人でいらっしゃいますのね。ねぇ、お父様。帝国の皇太子殿下に女神様が夢枕にお立ちになった時のお話を、是非お聞きしてみたいわ」

 エリザベス嬢が絶妙な声の大きさで噂話風うわさばなしふうに話しを切り出した。これもカミル殿下が仕込んでいたのだろう。お2人がお色直しに立った時、要は主役が居ない時だから雑談も不敬に当たらない。さすがとしか言えないな……

「そうだね、リズ。我が国で信仰されている女神様が夢枕に立たれるぐらいだから、皇太子殿下は素晴らしい方なのだろうね。私も話しをしてみたいな」

 俺をそんなに持ち上げてどうする気だ?カミル殿下からの指示だろうから、下手に言葉を挟めないんだよな。

「カミル殿下にお願いしましょう?最近はお互いに連絡を取り合う程、仲がよろしいとお聞きしておりますわ」

「そうなのかい?では、後でお願いしても良いかな?」

「えぇ、勿論ですわ、お父様。わたくしも、とっても楽しみですわ。ただ、今日はお忙しいでしょうから、明日以降になるかも知れませんわね」

「それは仕方ないね。本日の主役の婚約者なのだから、お2人とも1日中誰かに捕まっているだろうからね」

 明日以降に俺と話しがしたいと言う事は、明日は確実に王国に俺が居ると言う事だな?遠回しに帰らないで欲しいと皇帝に言ってるのか。凄いな……確かにこれなら俺に用があると直接は言って無いのに、決定したかの様に伝わるな……

「ふむ……ジャンよ、王国へはあと何日滞在するつもりで予定を組んであるのだ?」

「予定では明後日帰国する予定です。私としましては、カミル殿下ともう少しゆっくり話しがしたいので、もう数日伸ばしたいと個人的には考えておりますが……」

「ふむ、良いだろう。王国の公爵と公爵令嬢が、お前と話しをしたいらしいからな。お前がやるべきだと思う事が終わった時、帰ろうではないか」

「皇帝陛下の貴重なお時間を頂ける事、ありがたく存じます。皇太子として、すべきをして参ります」

「うむ、殊勝しゅしょうな心がけだ。お前を誇りに思うぞ」

 嬉しそうに笑顔でうなずく陛下に違和感を感じた。笑顔なんて、今の今まで見た事が一度でもあったか?いや、恐らく、生まれて初めて皇帝の笑顔を見たぞ!

 ふと目に入った叔母上も驚いている様だった。隣に立っている『賢者様』は、何やら叔母上に話しをしている様だが、微笑んで頷くだけで内容は分からないな。

 ほどなくして、会場の入り口辺りが少し騒つき始めた。お色直しの準備が終わったのだろう。パーティー会場へ移動する様に促されたのだった。
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