【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜

月城 蓮桜音

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第138話 御披露目式・前編 ★ジャン SIDE

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 本日おこなわれる聖女様の御披露目式とパーティーの後、直ぐに教会の地下を御見学なさるらしいカミル殿下達に邪魔が入らない様に、皇太子の俺とテオドール、そして近衛騎士団に所属するエドワード達が護衛だの何だのと理由をつけて王国へお邪魔している。

 俺は王国に到着した10日前から毎日、聖女様のスパルタ訓練を受けて来たから、防御膜も防音膜も薄く均一に安定して張れるまでに成長していた。『練習装置』の上級の普通……聖女様には遅いらしいが、俺は何とかやっとクリア出来るぐらいには上達した。

 王国へ訪れた目的を忘れそうなぐらい、毎日が充実していて楽しかった……皇帝も王国に連れて来ているし、これで元に戻れば全て解決する可能性が高くなるんだけどな。

 帝国の玉座にいらっしゃった皇帝陛下は、ボーッとしている時間が増えていた。王国に来てからはご自身から行動したり、発言なさる事が随分ずいぶん増えたとは思うが、まだ完全に戻った訳では無いと感じる。

 それに、聖女様の御披露目後に行われる国王陛下主催のパーティーまで皇帝が出席するのは難しいと踏んでいたのだが、無理矢理参加させようとするやからがいる様で、テオ達が困惑していた。

 皇帝陛下は御御足おみあしが悪いと言う事にして、王族の休憩席近くに皇族用の休憩席も準備して貰う事に落ち着いたが、裏で何かが動いてる雰囲気があって気持ち悪い。

 帝国を出た時よりはご自身で考えて行動していらっしゃるから問題無いと信じたいが。カミル殿下達が王国へ戻って来るまでは、我々でどうにか皇帝を帝国へ帰らない様に足止めしなければならないしな。

 パーティーが終わるまでは、王太子であるカミル殿下と聖女様も王国で挨拶周りをなさる事になっている。国王陛下主催のパーティーに主役の聖女様とパートナーの王太子が居ないのは、さすがにマズいだろうしな。

 うわさをすれば、あちらに聖女様がいらっしゃるな。入場する為、入り口近くにいらっしゃった聖女様が、急に魔道具の様な物を投げ始めたな。ソラ殿とカミル殿下も大慌ての様だが、何が起こったのだろうか?

「ドリー」

「『隠密魔法』で隠れてた刺客しかくがいたみたいだよ。見つけた聖女様が『魔封じ』っぽい物を投げて当てたら、見える様になったみたい」

「あぁ、驚いた事で魔法が解けたのか、魔封じが魔力を少し吸った事で見える様になったのかは不明だけど、相変わらず聖女様は凄いな……」

「怪我人も誰1人居ないって。皇帝の近くに離れずに居た方が良いかも?って、王子様が言ってる」

「そうか、分かった。父上の元へ急ごう」

 うーん、帝国の皇帝が狙われたのか、王国を混乱させたいだけなのかが不明だよな?聖女様しか見えて無かったのであれば、今回の聖女様の行動は最適解さいてきかいだったと思われるし、様子を見たかったなんて誰も怪我しなかったから言える事なんだよな……

「ジャンよ、何があった」

 急足いそぎあしで皇帝の元へ戻って来た事で、何かしら情報を得たのだとお気づきになられたのだろう。

「父上、『隠密魔法』で潜り込んでいた刺客しかくを聖女様が見つけ、捕らえてくださった様です」

「ふむ……やはりあの女、欲しいな。王国まで来た甲斐はあったと言う事か」

 駄目です!と言えない所が苦しいな。父上である皇帝はいつもより、ほんの少し顔色が良い気がするな?聖女様の行動に興奮しているのか?カミル殿下が仰るには、帝国を離れた上で聖女様が近くにいると元に戻る可能性が高いと言っていた。

 戻ってくれないと先に進めないんだよなぁ。父上に退位願って、俺か姉上が皇帝にならなければ、カミル殿下との約束が果たせないし、帝国は終わりだろう。最悪、普通に戻った父上に話が通じるなら、一連の騒動を説明して御納得いただけると楽なのだがな。

 そうこう考えているうちに、我々の入場する時間となった様だ。聖女様とカミル殿下は最後に御入場なさるのは分かるのだが、彼等が刺客を捕まえる必要はあったのだろうか?まぁ、聖女様にしか見えなかったのであれば、仕方がないのだろうが。

「アンタレス帝国、皇帝陛下御一行の御入場です」

 呼ばれてしまったので仕方なく入場する。勿論、皇太子として笑顔を貼り付ける事も忘れない。一応これでも他所よその国からは注目される帝国の皇太子だからな。

「大聖女リオ=カミキ様、王太子カミル=デュルギス殿下の御入場です」

 俺達の比にならないくらいの大きな歓声が上がり、笑顔の2人が仲睦まじく入場している。先程さきほど不法侵入者を捕らえてたなんて思えない程の優雅さだ。本当にこの2人は凄いな……

「それでは、大聖女様の御披露目式ですので、大聖女様から……」

「大聖女?ただの聖女様なのでは無いのか?」

「賢者になったと聞いたが?」

 あちらこちらで声が上がり、どの話が本当なのかと、会場は益々騒ついた。

「私が説明しましょう」

 凛としたカミル殿下の一声で、会場は一瞬で静かになった。殿下は振り返り、陛下の許しを乞うてから説明し始めた。

「私の婚約者であるリオ=カミキは、大聖女の称号を王国のスタンピード後に得ました。それまでは本人も気が付いておらず、ひと月前に御披露目会で発表する事が決定したのです」

「御披露目するには準備にも時間が掛かるからな」

「それまで知らなかったのは王国が隠していたからだろう?」

 不穏な雰囲気になって来たな。そんな雰囲気の中でもカミル殿下はスゥーっと大きく息を吸い、笑顔で目の前の者達に話し掛ける。

「そして、その後すぐに帝国近くの小さな町で、魔物が大量に発生していると報告がありました。その際にも、大聖女である彼女はみずから、現場で怯えながら助けを待つ人々の力になりたいと、遠征にも参加する事になりました」

 騒ついてた人々が黙ったな。

「その騒動は大聖女や賢者のお陰で直ぐに終息し、小さな町と幼い女の子を魔物から守り抜いた彼女は、その町では女神様とたてまつられる程になりました」

「その話しは知ってるぞ。遠い親戚が住んでいるのだが、自ら魔物を退治しに町の外へ出られたから驚いたと聞いたが、きっとそれも本当だったんだな!」

「私も聞いたわ!その女の子はとても怖い思いをしたのに、聖女様のお陰で怖い夢すら見ないらしいわ。娘さんが今も幸せに暮らしてる事が奇跡だと、ご両親は聖女様のいる王都の方向を毎日拝んでるらしいわよ」

 そこまで信仰されてるのか?マジでちょっと怖いぞ。

「その後、王宮へ戻り、やっとひと息つけると言う時に、これまでの功績からか『賢者』の称号も得ている事が発覚したのです。日々忙しく働いていた大聖女は、女神様にも認められたのです」

 あぁ、確か『女神の加護』を持たないと『賢者』にはなれないんだって聞いた事があるな。だから『女神様にも認められた』事になるんだな。

「「「わぁ――――――!!!」」」

 会場で話しを聞いていた王国の周辺の国々の王族達からは、聖女様を祝い、褒め称える声ばかりが聞こえて来る。逆に、デュルギス王国の貴族達の中には隠しもせず「チッ!」と舌打ちする者までいる様だ。

 ん?王国でそんなに品の無い貴族が居たか?他国の人間か?いや、あれは前にも見た事がある王国の貴族だな。恐る恐るカミル殿下を見ると、笑顔で舌打ちした男を見ているが、目が笑っていないな……

「何か言いたい者がいる様だね。そこの……伯爵だったかな?発言を許そう」

 舌打ちをした貴族は伯爵だったらしい。蛇に睨まれた蛙だな。ガタガタと目に見えて震えている。まぁ、可哀想だとも思わないが。聖女様に舌打ちしたむくいだからな。

「い、いえ、何でもございません。この度はおめでとうございます……」

「ほぉ?何でも無いのに舌打ちしたのかい?それは王太子である私に喧嘩を売ってると思って良いのかな?私の婚約者の祝いの席で舌打ちしたんだからね」

 王国ですら一枚岩いちまいいわのようにはいかないのだろう。帝国より力もあり、素晴らしい人材が居ても、皆が一丸となって同じ方向を向くとは限らないんだよな。

「わ、私めは王国の事を思って…………!」

「何が王国の為にならないのかな?大聖女がこの国の人間では無いからか?力を持ち過ぎたら引き摺り下ろせないからか?」

 カミル殿下が珍しくストレートな物言いをしている。それだけ頭にきてるんだろう。

「い、いえ、そ、そ、そんな事は……」

「カミル殿下、私が代弁いたしましょう。その女は大聖女でも賢者でもありません。偽物にせものです。それを進言しんげんするのも臣下の務めと…………」

「ラッセル侯爵、私は貴方に発言を許してはいない。そして私の婚約者が偽物だと?不敬だぞ。何を根拠にその様な発言をする」

 急に話しに割り込んで来たのはラッセル侯爵と言うらしいが、家を潰したいのか?小さな子供でも不敬だと分かるぐらい失礼なのだからな。

「その女は、学園にも通っておりません。専属の侍女に聞いた話しですと、我が儘ばかり言って周りを困らせているとか。そして第二王子殿下を追い込んで、北の塔に幽閉させたと聞き及んでおります」

 聖女様は地頭じあたまが良いから学園には通う必要は無かったと聞いている。侍女はカミル殿下が直々に任命したらしいし、そんな口の軽い者達では無かったよな?我が儘は……見る角度を変えると確かにそうなるが、『練習装置』も『車椅子』も王国だけでは無く、大陸の多くの国々に貢献こうけんしている。カミル殿下は国王陛下に視線を向けると、陛下は大きく頷いた。

「その件は、私から話そう」

 カミル殿下は数歩下がり、ラッセル侯爵を睨み続けているが、少し面白がってるな?その顔のままで、聖女様に耳打ちしている。全く深刻しんこくでは無いと言ってる様だ。

 ただ、陛下自らおはなしになると発言なさった事で、会場は大いに騒ついた。第二王子殿下の事は、陛下の決定であると言っているのだからな。この後に話された内容はくつがえる事は無い訳だから、騒つくのも当たり前か。
 
「ラッセル侯爵と言ったな。第二王子アランの件だったな?先ず最初に、北の塔に幽閉させたのは私だ。アランは王子という立場でありながら、デュルギス王国のたみを危険にさらそうとしたのだ……」

「陛下!それだけではありません!」

「おい、お前!陛下のお話しに口を挟むな!」

 あーあ。折角の御披露目なのに滅茶苦茶だな。カミル殿下はどう思っておられるのだろうか?ドリーに聞いて貰うか。

『ドリー、あちらはどうなってるか分かるか?』

『皆んな面白がってる』

『はぁ?御披露目式が滅茶苦茶なのにか?』

『元々、リオは乗り気じゃ無かったって。面倒だから早く終わらせて、帝国に居るリアに会いたいって』

『聖女様らしいお考えだが……カミル殿下は?』

『もっとしっかり喧嘩を売ってくれたら、きっちり落とし前をつけさせるって……』

『あぁ、なるほど……ドリー、ありがとう。取り敢えず我々は大人しくしているしか無いよな』

『ジャンのお父さん、動きそうだけど良いの?』

『え?』

 バッ!と皇帝陛下を振り返ると、元いた位置から数歩前に出て、手を上げようとしている。止めた方が良いのか?カミル殿下を見ると、首を傾げていた。何をするのか見当も付かなかったのだろう。息子である俺でもそうだからな。

「デュルギス王国の国王陛下、よろしいか?」

「アンタレス帝国の皇帝陛下、何だろうか」

「デュルギス王国では『大聖女』が必要無いとみえる。であれば、我が帝国が彼女をお迎えしたいと思ってな」

「何を言い出すのだ。リオ=カミキは『大聖女』である前に、王太子の婚約者だ。2人は相思相愛で仲睦まじい事は王宮内で知らぬ者はおらぬぐらいだ。その2人の仲を引きくと言うのか?」

「王族であれば、政略結婚は当たり前だろう。我が帝国との関係をより深く出来る、良い機会では無いか」

「はっきり言わせて貰えば、アンタレス帝国との関係よりリオ=カミキを嫁に迎える方が重要なのでな。カミルがやっと王になると自ら立ち上がったのだ。リオ=カミキを手に入れ、己の妃にする為にな」

 会場がまた騒つく。カミル殿下が立太子したのも最近の話しだからな。全ての中心に聖女様が居ると言う事に驚いたのだろうか?

「いきなり決まったのはそう言う理由だったのですな」

「幼い頃から全く女性の影すら見えなかったから、恋愛対象が異性では無いと言われてたからな」

「人では無いとまで言われてたりしたな」

 貴族達が好き勝手に喋り出した。王国はどうするつもりなのだろう。って、俺はどうしたら良い?カミル殿下を恐る恐る見ると、にっこりと笑顔で父上の前に歩み出た。

「皇帝陛下、申し訳ありません。私はリオを手離す気は全くありません。私が王になる時、リオが隣に居なければ、王になる意味すらもありませんから」

 ハッキリ言っちゃってるけど良いのか?王国はカミル殿下以外に後継者が居ない訳では無いが、第一王子は全く興味が無いと聞いている。第二王子は罪を犯して幽閉されてるから王にはなれないだろう。

「ほぉ?大聖女様はそれでよろしいのですか?帝国であれば、もっと自由な生活をお約束しましょう」

「お気遣いありがとうございます、皇帝陛下。ですが私、王国でもかなり自由に生活させて頂いておりますし、困った事もございません。何より、婚約者であるカミル殿下を心よりおしたいしておりますので、帝国へは参りません」

「自由に過ごせていると?大聖女様は城下町にすら行った事が無いと聞いておりますし、王城から出ても薔薇園程度だそうで?」

「お黙りなさい、ジェームズ。それ以上は私が許しません」

 凛とした声が会場中の視線を全て集めた。父上はバッ!と凄い勢いで声のした方向を振り向いて愕然がくぜんとした顔をするのだった。
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