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ミニ番外編
双子コーデ
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「「カ…カワイイ~」ン♡」
「ば?」「だ?」
ハノンとメロディは、ワイズ伯爵邸で他人性双子として暮らすノエルとリズムにメロディが作ったベビー服を着せてみた。
お揃いのベビー服を着る生後七ヶ月になったノエルとリズムは腰の据わりも早く、もう上手に一人座りが出来るようになっていた。
ベビー服作りが趣味というか得意というか奥義というか……そんなメロディ謹製のベビー服。
ノエルが淡いピンクでリズムが淡いブルー、色以外は全く同じデザインの服を着る二人はまさに双子のようであった。
それをとろっとろに目を蕩けさせて眺める二人の母親。
あまりの可愛さにメロディは悶絶している。
「ハァん♡もうカワイイすぎデショー!ねぇ二人とも舐めずりまわしてもイイ?」
「ダメよヤメテ。あなたはホントにするからシャレにならないわ」
メロディの過剰な愛情表現を知っているハノンは慌てて止めた。
過去に息子のルシアンがまだ二歳の時に、メロディにベロベロに舐め回された事があったのだ。
ルシアンはキャッキャッと喜んでいたがもし、もの心がつく年齢だったなら軽くトラウマになっていたかもしれない。
「だぁってェ、二人ともとってもカワイイんだモン♡」
「ホントね。双子みたいにお揃い服っていいわね」
「ぶふふ♡双子コーデ、これからこれでキマリだワ♡」
「よろしくね、ドレスメーカーメロディさん」
「承り~♡」
その瞬間、サンルームの入り口から息を呑む声が聞こえた。
今日は非番であるフェリックスがサンルームに入って来たのだ。
そしてフカフカのラグの上でお揃いの服を着て座っているノエルとリズムを見て、言葉を無くした様に立ち尽くしているのである。
「フェリックス?」
ハノンの呼び掛けに、フェリックスは漸く押し出すように言葉を吐き出した。
「すまない。あまりに尊き光景を目の当たりにして、一瞬昇天していた」
「ギャハハ、表現が大袈裟~!」
「人の事言えないでしょう」
フェリックスの発言に大ウケするメロディを、ハノンはジト目で見た。
フェリックスはまじまじと双子コーデのノエルとリズムを見て、感心するように言った。
「こういうお揃いのベビー服って凄く良いな」
「デショ?これからのえるたんとりずむたんの服は双子コーデで行こうと思ってるの♪色々とカワイイの作りたいワ♡」
「どんどん作ってくれ。金に糸目はつけん」
「もう、フェリックス」
「キャー、パトロン!毎度アリィィ~♡」
「ダメよ。直ぐに大きくなって着れなくなるんだから洗い替えを考えても三~四着ほどでいいの」
「エ~ハノンのケチんぼ~それでも伯爵夫人ナノ?」
「堅実と言って欲しいわね。元貧乏子爵家出身の伯爵夫人を舐めないで貰いたいわ」
「ヤダ字面はともかく何故だかカッコイィ~ン♡」
その時、ふいにフェリックスがリズムを抱き上げた。
そして何やらまじまじとリズムを見つめている。
怪訝に思ったハノンがフェリックスに尋ねた。
「どうしたの?」
「いや……りずむたんから微量な魔力を感じるんだ。以前は全く感じなかった、この子は間違いなく魔力無しだった筈なのに。しかもこの魔力は……ハノンの魔力だ、それに僅かだがメロディさんの魔力も感じる」
「「え?」」
ハノンとメロディの声が重なった。
ハノンもメロディも低魔力保持者だ。
だからこそ魔法薬剤師が務まっている。
しかしリズムに二人の魔力が移行しているというのは……どういう事なのだろうか。
「ハノンの魔力はアレだな、生まれてからずっとりずむたんに母乳を与え続けたから魔力が移行して定着したと考えられるが、メロディさんの魔力が移行して定着してるのは何故だろう?余程の高魔力保持者でもなければ、ただ単に触れ合っただけでは魔力の影響を受けたりはしない筈だが……」
フェリックスのその言葉を聞き、ハノンは理解した。
そしてメロディをジト目で見た。
「……メロディ……あなた、リズムを舐め倒しているんでしょう」
「キャハ♡バレた?ほっぺにチュッとしてたらいつの間にか舐めずりまわしているのヨネーー♡」
「……毎日唾液でびちょびちょに濡れてたら、そりゃ母乳並みに魔力が移るわよ……」
「イヤ~~ン♡びちょびちょに濡れるって、なんかエッチぃぃ~~♡」
「ゴラ゛」
「………」
ハノンとメロディのやり取りを尻目に、
フェリックスはノエルを抱き上げてそっとメロディから遠ざけるのであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごめんなさい、次回の投稿は来週の火曜となります。
「ば?」「だ?」
ハノンとメロディは、ワイズ伯爵邸で他人性双子として暮らすノエルとリズムにメロディが作ったベビー服を着せてみた。
お揃いのベビー服を着る生後七ヶ月になったノエルとリズムは腰の据わりも早く、もう上手に一人座りが出来るようになっていた。
ベビー服作りが趣味というか得意というか奥義というか……そんなメロディ謹製のベビー服。
ノエルが淡いピンクでリズムが淡いブルー、色以外は全く同じデザインの服を着る二人はまさに双子のようであった。
それをとろっとろに目を蕩けさせて眺める二人の母親。
あまりの可愛さにメロディは悶絶している。
「ハァん♡もうカワイイすぎデショー!ねぇ二人とも舐めずりまわしてもイイ?」
「ダメよヤメテ。あなたはホントにするからシャレにならないわ」
メロディの過剰な愛情表現を知っているハノンは慌てて止めた。
過去に息子のルシアンがまだ二歳の時に、メロディにベロベロに舐め回された事があったのだ。
ルシアンはキャッキャッと喜んでいたがもし、もの心がつく年齢だったなら軽くトラウマになっていたかもしれない。
「だぁってェ、二人ともとってもカワイイんだモン♡」
「ホントね。双子みたいにお揃い服っていいわね」
「ぶふふ♡双子コーデ、これからこれでキマリだワ♡」
「よろしくね、ドレスメーカーメロディさん」
「承り~♡」
その瞬間、サンルームの入り口から息を呑む声が聞こえた。
今日は非番であるフェリックスがサンルームに入って来たのだ。
そしてフカフカのラグの上でお揃いの服を着て座っているノエルとリズムを見て、言葉を無くした様に立ち尽くしているのである。
「フェリックス?」
ハノンの呼び掛けに、フェリックスは漸く押し出すように言葉を吐き出した。
「すまない。あまりに尊き光景を目の当たりにして、一瞬昇天していた」
「ギャハハ、表現が大袈裟~!」
「人の事言えないでしょう」
フェリックスの発言に大ウケするメロディを、ハノンはジト目で見た。
フェリックスはまじまじと双子コーデのノエルとリズムを見て、感心するように言った。
「こういうお揃いのベビー服って凄く良いな」
「デショ?これからのえるたんとりずむたんの服は双子コーデで行こうと思ってるの♪色々とカワイイの作りたいワ♡」
「どんどん作ってくれ。金に糸目はつけん」
「もう、フェリックス」
「キャー、パトロン!毎度アリィィ~♡」
「ダメよ。直ぐに大きくなって着れなくなるんだから洗い替えを考えても三~四着ほどでいいの」
「エ~ハノンのケチんぼ~それでも伯爵夫人ナノ?」
「堅実と言って欲しいわね。元貧乏子爵家出身の伯爵夫人を舐めないで貰いたいわ」
「ヤダ字面はともかく何故だかカッコイィ~ン♡」
その時、ふいにフェリックスがリズムを抱き上げた。
そして何やらまじまじとリズムを見つめている。
怪訝に思ったハノンがフェリックスに尋ねた。
「どうしたの?」
「いや……りずむたんから微量な魔力を感じるんだ。以前は全く感じなかった、この子は間違いなく魔力無しだった筈なのに。しかもこの魔力は……ハノンの魔力だ、それに僅かだがメロディさんの魔力も感じる」
「「え?」」
ハノンとメロディの声が重なった。
ハノンもメロディも低魔力保持者だ。
だからこそ魔法薬剤師が務まっている。
しかしリズムに二人の魔力が移行しているというのは……どういう事なのだろうか。
「ハノンの魔力はアレだな、生まれてからずっとりずむたんに母乳を与え続けたから魔力が移行して定着したと考えられるが、メロディさんの魔力が移行して定着してるのは何故だろう?余程の高魔力保持者でもなければ、ただ単に触れ合っただけでは魔力の影響を受けたりはしない筈だが……」
フェリックスのその言葉を聞き、ハノンは理解した。
そしてメロディをジト目で見た。
「……メロディ……あなた、リズムを舐め倒しているんでしょう」
「キャハ♡バレた?ほっぺにチュッとしてたらいつの間にか舐めずりまわしているのヨネーー♡」
「……毎日唾液でびちょびちょに濡れてたら、そりゃ母乳並みに魔力が移るわよ……」
「イヤ~~ン♡びちょびちょに濡れるって、なんかエッチぃぃ~~♡」
「ゴラ゛」
「………」
ハノンとメロディのやり取りを尻目に、
フェリックスはノエルを抱き上げてそっとメロディから遠ざけるのであった。
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ごめんなさい、次回の投稿は来週の火曜となります。
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