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お面妖怪
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語り
仙 岳美
子供の頃、たしか小学生4年くらいの頃だったと思う。
何かしら理由で、どこかの、スーパーと言うには小さいスーパーに入ると、そのスーパーに並べられている商品は子供の私が見ても古い物に感じとる。とは言え、何かを買わないと気が済まない思いがし、比較的に根拠は無くも一番マシに見えたポッキーを一つ買い、それを手にまた理由も無く、そのスーパーの裏側に回ると、そこは栗の木の林だった。
私は早速そこでポッキーの箱を開け、周囲の山々が紅葉していたそのイメージからなのか、ポリポリとリスの真似をして前歯だけでポッキー食べていると、何処からか、女の子が現れ「一本ちょうだい」と言う。
私は一本くらいならと思い、一本あげる。
その子は、ポッキーを受け取ると礼の1つも言わずに帰る。
でも少しするとまた現れる。
そして言う。
「一本ちょうだい」
一本あげる。
少しし、また現れ、また私のポッキーをねだる。
流石になんかそのやり手が気に食わないので。
「もうあげない」
と断ると、
「なんで」
と言葉を返してくる。
私はムッとし言葉のやり取りをやめ、目で威嚇する。と、それが効き、いったんは帰ってくれるも、今度はお祭りなどでよく売られているお面をし現れる。
どうやらその子はお面を着ける事で私が違う人と思うと思っている、少し足りない子なのか、もしくはイカれてると思い、また、そのお面の効果なのか、初対面の時とは違く、不気味な雰囲気を多いに感じ、縁切りを考える、その手段に最初はポケットの中の銀玉鉄炮を使おうかと思うも、小さい子なので、それはやめて、平和的に箱の中の封を切ってない袋を残したポッキーを箱ごと「これあんたの分」と渡してあげると、その子は『ありがとう』と初めて礼の言葉を口にし、やっとこさ、来なくなった。
あの子は、なんだったんだろうか?と今もたまに思う。
[終]
仙 岳美
子供の頃、たしか小学生4年くらいの頃だったと思う。
何かしら理由で、どこかの、スーパーと言うには小さいスーパーに入ると、そのスーパーに並べられている商品は子供の私が見ても古い物に感じとる。とは言え、何かを買わないと気が済まない思いがし、比較的に根拠は無くも一番マシに見えたポッキーを一つ買い、それを手にまた理由も無く、そのスーパーの裏側に回ると、そこは栗の木の林だった。
私は早速そこでポッキーの箱を開け、周囲の山々が紅葉していたそのイメージからなのか、ポリポリとリスの真似をして前歯だけでポッキー食べていると、何処からか、女の子が現れ「一本ちょうだい」と言う。
私は一本くらいならと思い、一本あげる。
その子は、ポッキーを受け取ると礼の1つも言わずに帰る。
でも少しするとまた現れる。
そして言う。
「一本ちょうだい」
一本あげる。
少しし、また現れ、また私のポッキーをねだる。
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と断ると、
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どうやらその子はお面を着ける事で私が違う人と思うと思っている、少し足りない子なのか、もしくはイカれてると思い、また、そのお面の効果なのか、初対面の時とは違く、不気味な雰囲気を多いに感じ、縁切りを考える、その手段に最初はポケットの中の銀玉鉄炮を使おうかと思うも、小さい子なので、それはやめて、平和的に箱の中の封を切ってない袋を残したポッキーを箱ごと「これあんたの分」と渡してあげると、その子は『ありがとう』と初めて礼の言葉を口にし、やっとこさ、来なくなった。
あの子は、なんだったんだろうか?と今もたまに思う。
[終]
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