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62話 あの日(第三者視点)⑤
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時間は遡る。隕石落下よりもっと前に。これはとある一家の物語。(主人公は出てきませ……)
----------(とある一家の少年視点)----------
テレビは、あまり映らなくなった。海の沖にいるからかな。
あの後、沢山の隕石が空を通っていった。途中で消えたのも沢山あったけど、大きい光は消えずに飛んでいった。
フェリーは何度も大きく揺れた。海の真ん中でフェリーはクルクルと方向を変えた。
「今度は右に旋回した」
「多分そっちから津波が来るんだろう。この船の船長さんは凄いぞ」
「なんで?」
「船の横から津波を受けたら、船はあっという間に横倒しになって沈んでしまう。船長は津波に真っ向から立ち向かってるんだ。だから俺たちのまだ無事で居られるんだ」
「へぇぇ、凄いなぁ、船長さん」
「それでも、いい加減に終わってくれないかな。津波ぃぃ。クルクルユラユラ、気持ち悪いのよ!うえぇぇぇぇぇ」
「真耶ちゃん、吐くならトイレに行きなさい」
ちょっと前まで全員でくっついてガタガタしていたが、収まる気配の無い荒れる波に、段々とみんなは自由にしだした。
その後のアナウンスはない。父さんは状況を聞いてくると、また部屋の外に出て行った。
戻ってきた父さんは浮かない顔をしていた。
「船の中は相変わらず酷い状態だ。今夜はこのままこの沖で停泊して津波を警戒するそうだ」
「隕石は終わったのかしら」
「ああ、どうだろうな。どうやら世界中に落ちたらしいが、一旦収まってはいるみたいだ。日本も九州あたりに落ちたらしい」
「じゃあ今のうちに港に上陸すればいいのに」
「そうだよ、隕石が終わったんなら津波も来ないよね」
父さんが大きなため息を吐いた。
「それがなぁ、どうも沿岸部の被害が酷いらしくてな、港と連絡が取れないらしい。港どころか船会社とも通じんらしい」
「え……じゃあ私達、まだ帰れないの?」
「真耶……」
真耶お姉ちゃんが泣き出した。おばさんも泣き出して抱っこされてた怜くんも泣き始めた。
「大丈夫だ。明日になれば連絡は着くさ。救難信号も出してると言ってたからな。自衛隊が助けに来るさ」
--------------------------
だが、僕らはまだ海の上だった。
あれから数日が経っていた。ここらが茨城県の沖なのは分かった。フェリーは上陸出来そうな港を探して陸沿いを移動したみたいだが、燃料が無くなったんだって。
遠くに陸地は見える。でも動いてる人は見えない。
自衛隊は来てくれない。誰も助けに来てくれない。
残っていた救命ボートは怪我人を乗せて陸へ向かった。その時に一悶着あったんだって。避難したい人がボートに押し寄せて、無理矢理大勢が乗ったボートが転覆したって。
乗った時は満員だったフェリーも今はだいぶ人が減った。食料も水も減っていってる。
遠くに見える陸に向かって、泳ぎに自信がある人達がフェリーから飛び込んで泳いで行った。乗務員さん達が止めてたけどドンドンと海に飛び込んでいった。
泳げない人や、うちのような家族連れとか、年寄りや赤ちゃんがいる人が残った。
僕は学校のプールでも15メートルくらいしか泳げない。僕がいるからうちのみんなは残るしかなかったのかな。あ、でもお婆ちゃんもいるか。
「僕はお婆ちゃんと留守番してるから、みんなは泳いで行って」
「何馬鹿いってんのよ、私だって25メートルしか泳げないからね、どう見ても陸までは千メートルはあるわよ」
「真耶ちゃん、もっとあるわよ?陸まで。お母さんも無理ね」
「私も無理」
「俺も無理だぞ? 全員で居残りだな」
良かった、みんなが笑ってくれてちょっと気がらくになった。
フェリーに残ったのは乗客が50人くらいかな、救命ボートでぎゅうぎゅうに乗ったり泳いだ人達が沢山いたからなぁ。
それと船の船員さん?乗務員さんとかレストランの人とかフェリーの関係者は沢山残っていた。お客さんを先に脱出させるって何か悲しいね。みんな同じ人間なのに。
残ったみんなと仲良くなった。ひたすら救助を待つ中で、船の中を案内してもらったり、遊んでもらったりした。
ただ最近は、配られる食事の量が減ってきた。食糧の在庫が残り少ないんだって。
僕はトラックの運転席の後ろの荷物入れにコンビニで買った物をしまっていたのを思い出した。父さんに着いて来てもらい荷物棚から取り出した。ペットボトルのジュースとお菓子だ。
全員に配るにはとても足りない。船内の子供を集めて、子供だけに配られた。お婆ちゃん用に買ったベビーカステラはベビーの怜くんと他にいた2人の赤ちゃんが食べた。
僕はとってもお腹が空いていたけど、手のひらに乗ったビスケット3個を口に運べなかった。父さんとお母さんとお婆ちゃんの顔を何度も見る。
「洸ちゃんが食べなさい」
「洸太、食べなさい」
「ほら、しっかり食っとけ」
僕が俯いていると真耶姉ちゃんが僕の手からビスケットを取った。美桜姉ちゃんからも取った。
「全部で9個あるから、7人で1人一個ね。怜くんはベビーカステラあるからビスケットは無し」
そう言ってお母さん達にも一個ずつ渡した。
「残り2個は、美桜と洸太、食べな」
真耶姉ちゃんが僕と美桜姉ちゃんにさらに一枚ずつくれた。そしたら美桜姉ちゃんがその一枚を半分にして、真耶姉ちゃんに渡した。
「これ半分個。そしたら一個半ずつだね」
美桜姉ちゃんが真耶姉ちゃんと半分個していた。僕も慌てて半分にした。それを真耶姉ちゃん達に渡すと笑われた。
「馬鹿だねぇ、洸太。そしたら洸太の分が少なくなるじゃん。それなら依里さんにあげなよ。赤ちゃんのためにも食べないとだから」
「うん、そっか、はいこれ」
僕は半分にしたビスケットをおばさんに渡した。おばさんは涙ぐんでいて僕ももらい泣きをしたら、お姉ちゃんにまた馬鹿と言われた。
--------------------------
いよいよ食べる物が無くなった。みんなが動かなくなった。動くとお腹が減るからだって。フェリーも動かない。
僕はグウグウなるお腹を押さえて日課になっている船尾へ向かう。最初の頃はフェリーをぐるっと一周していた。何処かから救助が来ないかなぁと遠くを確認していた。
でも昨日からはお腹が空いてふらつくので、船尾だけにした。
船尾から海を眺める。津波はとっくに治まっていて海は静かだ。漁船もヨットも他のフェリーも自衛隊の船も、何も居ない。何も来ない。
ただ青い海をぼぉっと眺めていた。
青い青い海に、カモメかなぁ……、白い。
白い、鳥……?
白い何かが近づいてくる、海の上を滑るように。白い鳥……白鳥?何で白鳥?白鳥ぉぉ?
白鳥の形のボートだ!
ボートだっ!
かなり近くまで来ると、その白鳥ボートは人が乗ってる、誰かが操作してるんだ!
「こんにちはぁ」
白鳥から顔を出したおじさんが、おじさんが挨拶してきたあ!
「お父さああああんん!お父さあん、誰かぁ、来て来て!誰かが来た!白鳥に乗って誰か来たよおおおおおおおおおっ」
お腹が空いて力が出なかったけど、僕は叫べるだけの大声を出した。
----------(とある一家の少年視点)----------
テレビは、あまり映らなくなった。海の沖にいるからかな。
あの後、沢山の隕石が空を通っていった。途中で消えたのも沢山あったけど、大きい光は消えずに飛んでいった。
フェリーは何度も大きく揺れた。海の真ん中でフェリーはクルクルと方向を変えた。
「今度は右に旋回した」
「多分そっちから津波が来るんだろう。この船の船長さんは凄いぞ」
「なんで?」
「船の横から津波を受けたら、船はあっという間に横倒しになって沈んでしまう。船長は津波に真っ向から立ち向かってるんだ。だから俺たちのまだ無事で居られるんだ」
「へぇぇ、凄いなぁ、船長さん」
「それでも、いい加減に終わってくれないかな。津波ぃぃ。クルクルユラユラ、気持ち悪いのよ!うえぇぇぇぇぇ」
「真耶ちゃん、吐くならトイレに行きなさい」
ちょっと前まで全員でくっついてガタガタしていたが、収まる気配の無い荒れる波に、段々とみんなは自由にしだした。
その後のアナウンスはない。父さんは状況を聞いてくると、また部屋の外に出て行った。
戻ってきた父さんは浮かない顔をしていた。
「船の中は相変わらず酷い状態だ。今夜はこのままこの沖で停泊して津波を警戒するそうだ」
「隕石は終わったのかしら」
「ああ、どうだろうな。どうやら世界中に落ちたらしいが、一旦収まってはいるみたいだ。日本も九州あたりに落ちたらしい」
「じゃあ今のうちに港に上陸すればいいのに」
「そうだよ、隕石が終わったんなら津波も来ないよね」
父さんが大きなため息を吐いた。
「それがなぁ、どうも沿岸部の被害が酷いらしくてな、港と連絡が取れないらしい。港どころか船会社とも通じんらしい」
「え……じゃあ私達、まだ帰れないの?」
「真耶……」
真耶お姉ちゃんが泣き出した。おばさんも泣き出して抱っこされてた怜くんも泣き始めた。
「大丈夫だ。明日になれば連絡は着くさ。救難信号も出してると言ってたからな。自衛隊が助けに来るさ」
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だが、僕らはまだ海の上だった。
あれから数日が経っていた。ここらが茨城県の沖なのは分かった。フェリーは上陸出来そうな港を探して陸沿いを移動したみたいだが、燃料が無くなったんだって。
遠くに陸地は見える。でも動いてる人は見えない。
自衛隊は来てくれない。誰も助けに来てくれない。
残っていた救命ボートは怪我人を乗せて陸へ向かった。その時に一悶着あったんだって。避難したい人がボートに押し寄せて、無理矢理大勢が乗ったボートが転覆したって。
乗った時は満員だったフェリーも今はだいぶ人が減った。食料も水も減っていってる。
遠くに見える陸に向かって、泳ぎに自信がある人達がフェリーから飛び込んで泳いで行った。乗務員さん達が止めてたけどドンドンと海に飛び込んでいった。
泳げない人や、うちのような家族連れとか、年寄りや赤ちゃんがいる人が残った。
僕は学校のプールでも15メートルくらいしか泳げない。僕がいるからうちのみんなは残るしかなかったのかな。あ、でもお婆ちゃんもいるか。
「僕はお婆ちゃんと留守番してるから、みんなは泳いで行って」
「何馬鹿いってんのよ、私だって25メートルしか泳げないからね、どう見ても陸までは千メートルはあるわよ」
「真耶ちゃん、もっとあるわよ?陸まで。お母さんも無理ね」
「私も無理」
「俺も無理だぞ? 全員で居残りだな」
良かった、みんなが笑ってくれてちょっと気がらくになった。
フェリーに残ったのは乗客が50人くらいかな、救命ボートでぎゅうぎゅうに乗ったり泳いだ人達が沢山いたからなぁ。
それと船の船員さん?乗務員さんとかレストランの人とかフェリーの関係者は沢山残っていた。お客さんを先に脱出させるって何か悲しいね。みんな同じ人間なのに。
残ったみんなと仲良くなった。ひたすら救助を待つ中で、船の中を案内してもらったり、遊んでもらったりした。
ただ最近は、配られる食事の量が減ってきた。食糧の在庫が残り少ないんだって。
僕はトラックの運転席の後ろの荷物入れにコンビニで買った物をしまっていたのを思い出した。父さんに着いて来てもらい荷物棚から取り出した。ペットボトルのジュースとお菓子だ。
全員に配るにはとても足りない。船内の子供を集めて、子供だけに配られた。お婆ちゃん用に買ったベビーカステラはベビーの怜くんと他にいた2人の赤ちゃんが食べた。
僕はとってもお腹が空いていたけど、手のひらに乗ったビスケット3個を口に運べなかった。父さんとお母さんとお婆ちゃんの顔を何度も見る。
「洸ちゃんが食べなさい」
「洸太、食べなさい」
「ほら、しっかり食っとけ」
僕が俯いていると真耶姉ちゃんが僕の手からビスケットを取った。美桜姉ちゃんからも取った。
「全部で9個あるから、7人で1人一個ね。怜くんはベビーカステラあるからビスケットは無し」
そう言ってお母さん達にも一個ずつ渡した。
「残り2個は、美桜と洸太、食べな」
真耶姉ちゃんが僕と美桜姉ちゃんにさらに一枚ずつくれた。そしたら美桜姉ちゃんがその一枚を半分にして、真耶姉ちゃんに渡した。
「これ半分個。そしたら一個半ずつだね」
美桜姉ちゃんが真耶姉ちゃんと半分個していた。僕も慌てて半分にした。それを真耶姉ちゃん達に渡すと笑われた。
「馬鹿だねぇ、洸太。そしたら洸太の分が少なくなるじゃん。それなら依里さんにあげなよ。赤ちゃんのためにも食べないとだから」
「うん、そっか、はいこれ」
僕は半分にしたビスケットをおばさんに渡した。おばさんは涙ぐんでいて僕ももらい泣きをしたら、お姉ちゃんにまた馬鹿と言われた。
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いよいよ食べる物が無くなった。みんなが動かなくなった。動くとお腹が減るからだって。フェリーも動かない。
僕はグウグウなるお腹を押さえて日課になっている船尾へ向かう。最初の頃はフェリーをぐるっと一周していた。何処かから救助が来ないかなぁと遠くを確認していた。
でも昨日からはお腹が空いてふらつくので、船尾だけにした。
船尾から海を眺める。津波はとっくに治まっていて海は静かだ。漁船もヨットも他のフェリーも自衛隊の船も、何も居ない。何も来ない。
ただ青い海をぼぉっと眺めていた。
青い青い海に、カモメかなぁ……、白い。
白い、鳥……?
白い何かが近づいてくる、海の上を滑るように。白い鳥……白鳥?何で白鳥?白鳥ぉぉ?
白鳥の形のボートだ!
ボートだっ!
かなり近くまで来ると、その白鳥ボートは人が乗ってる、誰かが操作してるんだ!
「こんにちはぁ」
白鳥から顔を出したおじさんが、おじさんが挨拶してきたあ!
「お父さああああんん!お父さあん、誰かぁ、来て来て!誰かが来た!白鳥に乗って誰か来たよおおおおおおおおおっ」
お腹が空いて力が出なかったけど、僕は叫べるだけの大声を出した。
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