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やまと商事の新たなる都市伝説
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『やまと商事の新たなる都市伝説』
隕石落下の災害から数日、やまと商事の社員達の間で囁かれるようになった噂話があった。
「聞いたか? 非常階段に出るんだと」
「出る?…………何が…」
「階段を走る幽霊だと」
「そりゃあ普通に階段を降りてるどっかの部のやつだろう」
「いや、それがさ、尋常じゃないスピードで階段を駆け登ってるそうだぜ?」
「あの…、自分、見たんです。階段の隅っこに座って休んでいたら上から男が降ってきて、ジャンプして下の踊り場へ消えていったんす」
「それって13階と38階でよく見るってやつかな。おれの同期が38階で声をかけようとしたら消えたって言ってたな」
「それとは別かもしれないけど、私、23階でウロウロしている男性を見たのよ。下の階へ行ったと思ったらすぐ戻ってきて……」
「…………そう言えばどこかの階で七不思議あったよね」
「消えた22階……、22階が無いやつじゃない」
「それ、もしかして22階に居た社員のひとり……」
-------------(警備の古池さん視点)-------------
おかしいな。
最近鹿野さんを見なくなった。どこに行ったんだろう。
災害直後は13階や40階でよく見かけた。
フットワークよく走り回っていた。
それが突然、見なくなった。俺も全てのフロアをチェックしたわけではないから、もしかしたら単に行き違いになってるだけかも知れない。
39階の秘書のひとりに話しかけられた。
鹿野さんが連れてきた猫がいなくなったと。
鹿野さんが何処かに連れていったのだろうか?
そう言えば、鹿野さんはどこの部署の人だ?以前に聞いた事があったはずだ。
そう、22階の事務統括本部の……、いや、待て。『事務統括本部』なぞあったか?そもそもこのビルに22階は無かったはず。
けど『鹿野さん』はいた。確かに居た。秘書さんも『鹿野さん』から預かった猫と言ってた。
…………鹿野さんは居た?居なかった?どうしてこのビルに22階は無いんだ?
完
--------------------------
うわぁ、気持ち悪い終わり方で申し訳ないです
隕石落下の災害から数日、やまと商事の社員達の間で囁かれるようになった噂話があった。
「聞いたか? 非常階段に出るんだと」
「出る?…………何が…」
「階段を走る幽霊だと」
「そりゃあ普通に階段を降りてるどっかの部のやつだろう」
「いや、それがさ、尋常じゃないスピードで階段を駆け登ってるそうだぜ?」
「あの…、自分、見たんです。階段の隅っこに座って休んでいたら上から男が降ってきて、ジャンプして下の踊り場へ消えていったんす」
「それって13階と38階でよく見るってやつかな。おれの同期が38階で声をかけようとしたら消えたって言ってたな」
「それとは別かもしれないけど、私、23階でウロウロしている男性を見たのよ。下の階へ行ったと思ったらすぐ戻ってきて……」
「…………そう言えばどこかの階で七不思議あったよね」
「消えた22階……、22階が無いやつじゃない」
「それ、もしかして22階に居た社員のひとり……」
-------------(警備の古池さん視点)-------------
おかしいな。
最近鹿野さんを見なくなった。どこに行ったんだろう。
災害直後は13階や40階でよく見かけた。
フットワークよく走り回っていた。
それが突然、見なくなった。俺も全てのフロアをチェックしたわけではないから、もしかしたら単に行き違いになってるだけかも知れない。
39階の秘書のひとりに話しかけられた。
鹿野さんが連れてきた猫がいなくなったと。
鹿野さんが何処かに連れていったのだろうか?
そう言えば、鹿野さんはどこの部署の人だ?以前に聞いた事があったはずだ。
そう、22階の事務統括本部の……、いや、待て。『事務統括本部』なぞあったか?そもそもこのビルに22階は無かったはず。
けど『鹿野さん』はいた。確かに居た。秘書さんも『鹿野さん』から預かった猫と言ってた。
…………鹿野さんは居た?居なかった?どうしてこのビルに22階は無いんだ?
完
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うわぁ、気持ち悪い終わり方で申し訳ないです
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