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神様は大忙しー(妄想)
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『神様は大忙しー(妄想)』
地球スレスレに通り過ぎるはずであった流星群。その中でもかなりの大きさを持つ小惑星が、それよりも若干小さめのものと接触をした。
その衝撃で軌道が僅かに変わってしまった。
地球衝突コースに入ってしまったのだ。
宇宙の星々を見守っていた神々は混乱した。
「衝突コースではなかったはずだ」
「はい。何かの介入があったのかもしれません」
「このままでは地球上の生物は滅びます。地球自体もカケラの集まりになりますが」
「消しますか?」
「ふむ……。いや、そちらにも僅かだが生物はおるだろう」
「人型はおりませんね」
「どんな形であろうと我々の手で葬る事は禁止事項である」
「様子を見る。人の力にかけみよう」
「衝突まで7日。人間達も手を尽くしたが無理だったようです」
「ふむ、では地球は諦める事にしよう」
「あそこまで育った星ですのに……」
「救済は行う。全ての種類の生き物をソレに合った世界へと転移させる」
「全ての種類……。各種類をどれくらいの量で?」
「それは転移を任す担当神に任せる」
---------------------------------------
「動物は滅びない程度に最小限で」
「植物は難しい。その世界の既存の植物を侵食しないように、転移先を選ばねば……」
「人間も難しい。国、宗教、政治、人種が絡み合っているぞ。どこで線を引くか」
「私達はこの国を分けよう」
「日本ですね、ここは面白い発展を遂げている。どうやって選別いたしますか?」
「そうだな…………、アレを利用しようか。ゼロとイチの世界で作られたデータだ」
「かなり少なくなりますね」
「全ての救済は無理なのだ。データの紐付けを急げ。時間が無いぞ」
「似た世界へと転移させます。あ、あのデータはどうです?多すぎますか」
「新しいデータは使うな。ゲームと似た世界に転移をさせても直ぐに滅ぶだろう。放置系と言い実際に操作をしていない、それでは転移先でやっていけないだろう」
「他国の担当神も似たデータを使っているようですね。もちろん転移先は被らないようにしています」
「そうだな。転移先の人類を滅ぼす事になってはならない」
「どれだけが生き延びるでしょうか……。地球の人間は強いようで弱い」
「そうだな。土産も紐付けてやれ。ただし直ぐではない、時間が経つと使えるように。そうだな、ダンジョンと言うのに真似て発生するように建物ごと転移させようか」
「はい。いくつか紐付けます」
「気づくか気づかぬか、それも人間次第だ」
「大丈夫です。人間は弱いようで強いですよ」
---------------------------------------
地球がカケラになり漂う宇宙で10年が経った頃、神にとっては一瞬の時間ではあるが、変化が訪れた。
それは幾つもの重なる時間軸の中で起こった。
その時間軸では、人類は最後の最後まで向かってくる小惑星に向かって攻撃をし続けた。各国から核ミサイルも打ち上がった。(が幾つかは地球を痛めつける事にしかならなかった)
最後は命をかけて惑星に突っ込む有人ロケットが多数あった。地上の家族を守るため。
奇跡は起こる。
小惑星は、地球回避へとギリギリコースを変えたのだ。小惑星本体が地球の横を通り過ぎるが、細かいカケラは隕石として降り注ぐはずだ。
しかし、コースを変える時間軸が発生した時点で、神々は大忙しになった。
「動物、植物はよい、人間を戻す」
「終わった魂はその世界で再生している。軸を戻さずにおく。戻るかそこで生きるか、本人に決めさせよう」
完 (妄想~)
地球スレスレに通り過ぎるはずであった流星群。その中でもかなりの大きさを持つ小惑星が、それよりも若干小さめのものと接触をした。
その衝撃で軌道が僅かに変わってしまった。
地球衝突コースに入ってしまったのだ。
宇宙の星々を見守っていた神々は混乱した。
「衝突コースではなかったはずだ」
「はい。何かの介入があったのかもしれません」
「このままでは地球上の生物は滅びます。地球自体もカケラの集まりになりますが」
「消しますか?」
「ふむ……。いや、そちらにも僅かだが生物はおるだろう」
「人型はおりませんね」
「どんな形であろうと我々の手で葬る事は禁止事項である」
「様子を見る。人の力にかけみよう」
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「ふむ、では地球は諦める事にしよう」
「あそこまで育った星ですのに……」
「救済は行う。全ての種類の生き物をソレに合った世界へと転移させる」
「全ての種類……。各種類をどれくらいの量で?」
「それは転移を任す担当神に任せる」
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「動物は滅びない程度に最小限で」
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「日本ですね、ここは面白い発展を遂げている。どうやって選別いたしますか?」
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「かなり少なくなりますね」
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「新しいデータは使うな。ゲームと似た世界に転移をさせても直ぐに滅ぶだろう。放置系と言い実際に操作をしていない、それでは転移先でやっていけないだろう」
「他国の担当神も似たデータを使っているようですね。もちろん転移先は被らないようにしています」
「そうだな。転移先の人類を滅ぼす事になってはならない」
「どれだけが生き延びるでしょうか……。地球の人間は強いようで弱い」
「そうだな。土産も紐付けてやれ。ただし直ぐではない、時間が経つと使えるように。そうだな、ダンジョンと言うのに真似て発生するように建物ごと転移させようか」
「はい。いくつか紐付けます」
「気づくか気づかぬか、それも人間次第だ」
「大丈夫です。人間は弱いようで強いですよ」
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地球がカケラになり漂う宇宙で10年が経った頃、神にとっては一瞬の時間ではあるが、変化が訪れた。
それは幾つもの重なる時間軸の中で起こった。
その時間軸では、人類は最後の最後まで向かってくる小惑星に向かって攻撃をし続けた。各国から核ミサイルも打ち上がった。(が幾つかは地球を痛めつける事にしかならなかった)
最後は命をかけて惑星に突っ込む有人ロケットが多数あった。地上の家族を守るため。
奇跡は起こる。
小惑星は、地球回避へとギリギリコースを変えたのだ。小惑星本体が地球の横を通り過ぎるが、細かいカケラは隕石として降り注ぐはずだ。
しかし、コースを変える時間軸が発生した時点で、神々は大忙しになった。
「動物、植物はよい、人間を戻す」
「終わった魂はその世界で再生している。軸を戻さずにおく。戻るかそこで生きるか、本人に決めさせよう」
完 (妄想~)
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