289 / 299
真夏に見た夢ー自衛隊の呼吸
しおりを挟む
『真夏に見た夢ー自衛隊の呼吸』
気がつくと森の中、俺は自衛隊の訓練に参加していた。服は何時の間にか迷彩服になっている。
「今回の訓練では迷彩の呼吸を修得してもらう」
おお、あの呼吸か。
確かに森の中で普通に呼吸をしていたら魔物に気がつかれてしまう。
「いいか、まずは地面に這いつくばれ! そして土と同化するのだ!地面スレスレに顔をつけて土を感じろ、土の呼吸だ!」
ん?土の呼吸?…………うむ、何かどこかで聞いた事があるような?気のせいか?
まぁいい。土の呼吸、だな。
土だ、俺は土だ………いや、俺、風エルフだからなぁ。カンさんなら簡単に土の呼吸を修得出来るんだろうか。
「よし!全員修得出来たな。次は草に顔を突っ込め!草の呼吸だ」
えぇぇぇ……草に突っ込む?嫌だなぁ。俺は虫はあまり得意ではない。虫がいない事を祈る。えいっ!
む、むむむ虫の呼吸、虫の呼吸虫の呼吸…? ああ!間違えた、草の呼吸だった!
俺は虫だ、違う違う、俺は草だ。よせ、やめろ、俺の顔に乗るな!変な虫よ!あっち行ってくれぇ(泣泣泣)
「よし。次は太い木に背中を預けるんだ。木の呼吸だ」
はぁはぁ、良かった。地面よりはマシだ。
木の呼吸、木の呼吸…………あ、やめて、木から虫が俺の肩に……。
いや、俺は木だ、我慢我慢。
……ぎゃあ、2匹、いや、3匹?
「か、かかか、風の呼吸うううう!トルネードぉぉぉぉ!」
吹き飛ばしてやったぜ。
--------------------------
「父さん、大丈夫?」
良かった。夢だった。
マルクが、俺が蹴飛ばした布団をかけ直してくれた。
危なかったな。寝ぼけて部屋でトルネードをしたらマルクを飛ばしてしまうところだった。反省反省。
完
気がつくと森の中、俺は自衛隊の訓練に参加していた。服は何時の間にか迷彩服になっている。
「今回の訓練では迷彩の呼吸を修得してもらう」
おお、あの呼吸か。
確かに森の中で普通に呼吸をしていたら魔物に気がつかれてしまう。
「いいか、まずは地面に這いつくばれ! そして土と同化するのだ!地面スレスレに顔をつけて土を感じろ、土の呼吸だ!」
ん?土の呼吸?…………うむ、何かどこかで聞いた事があるような?気のせいか?
まぁいい。土の呼吸、だな。
土だ、俺は土だ………いや、俺、風エルフだからなぁ。カンさんなら簡単に土の呼吸を修得出来るんだろうか。
「よし!全員修得出来たな。次は草に顔を突っ込め!草の呼吸だ」
えぇぇぇ……草に突っ込む?嫌だなぁ。俺は虫はあまり得意ではない。虫がいない事を祈る。えいっ!
む、むむむ虫の呼吸、虫の呼吸虫の呼吸…? ああ!間違えた、草の呼吸だった!
俺は虫だ、違う違う、俺は草だ。よせ、やめろ、俺の顔に乗るな!変な虫よ!あっち行ってくれぇ(泣泣泣)
「よし。次は太い木に背中を預けるんだ。木の呼吸だ」
はぁはぁ、良かった。地面よりはマシだ。
木の呼吸、木の呼吸…………あ、やめて、木から虫が俺の肩に……。
いや、俺は木だ、我慢我慢。
……ぎゃあ、2匹、いや、3匹?
「か、かかか、風の呼吸うううう!トルネードぉぉぉぉ!」
吹き飛ばしてやったぜ。
--------------------------
「父さん、大丈夫?」
良かった。夢だった。
マルクが、俺が蹴飛ばした布団をかけ直してくれた。
危なかったな。寝ぼけて部屋でトルネードをしたらマルクを飛ばしてしまうところだった。反省反省。
完
342
あなたにおすすめの小説
ガチャから始まる錬金ライフ
盾乃あに
ファンタジー
河地夜人は日雇い労働者だったが、スキルボールを手に入れた翌日にクビになってしまう。
手に入れたスキルボールは『ガチャ』そこから『鑑定』『錬金術』と手に入れて、今までダンジョンの宝箱しか出なかったポーションなどを冒険者御用達の『プライド』に売り、億万長者になっていく。
他にもS級冒険者と出会い、自らもS級に上り詰める。
どんどん仲間も増え、自らはダンジョンには行かず錬金術で飯を食う。
自身の本当のジョブが召喚士だったので、召喚した相棒のテンとまったり、時には冒険し成長していく。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
【完結】異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜
月城 蓮桜音
ファンタジー
仕事に日々全力を注ぎ、モフモフのぬいぐるみ達に癒されつつ、趣味の読書を生き甲斐にしていたハードワーカーの神木莉央は、過労死寸前に女神に頼まれて異世界へ。魔法のある世界に召喚された莉央は、魔力量の少なさから無能扱いされるが、持ち前のマイペースさと素直さで、王子と王子の幼馴染達に愛され無双して行く物語です。
※この作品は、カクヨムでも掲載しています。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる