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11.どんなときでも
46.いろんなことをしたい
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この時間はまだ社員が居るやろ。
こんな泣き腫らした顔、みっともなくて見せられんな。
からかいのネタを提供してやる気にはならず、仕事を再開することを諦めて、葵に食わせるメニューを考えながらスーパーに向かう。
葵は俺を選んでくれた。
俺と別れたら死んでもええ、と。
大事な大事な、俺の唯一。
「この前も美味しかったですけど、今日もすごいです!僕も作れるようになりたいなぁ」
「教えたるよ。一緒に作ろ」
「僕が1人でできるようになったら、食べてほしいです」
「もちろん。楽しみにしとるよ」
一生俺が作ったったってええねんけどな。
この先ずっと、ニコニコモグモグする葵を見ていられる権利が俺にある。
「おいで」
ソファーに腰掛けて葵を呼び、宣言通り、向かい合わせに抱っこ。
「これ…ちょっと恥ずかしいです…」
ヒートの時、対面座位でもなんべんもシたことは、どうやら覚えとらんようや。
蕩けた瞳で腰を揺らして……おっと、思い出しとる場合とちゃうねん。
「葵とな、もっとゆっくり関係を深めていくつもりやったんよ。勘違いせんといて、番になったことはホンマに嬉しいねん。ただな、こんなふうにただイチャイチャ過ごしたり、いろんなとこデートしたり、そうやって段階を踏んでいくつもりやってん」
「僕が…慣れてないからですか?」
「葵もいろんなこといっぺんに経験してもうたから戸惑っとるやろ」
「僕、誰かと付き合うことが初めてで、デートも、えっと…キスも……もちろんえっちも………」
お許しが出とることを思い出してキスをひとつ。
「せやな。だからゆっくりでええと思とったんよ。でも葵にヒートが来て、抑えがきかんかった」
「でもそれは!智秋さんは我慢してくれようとしてたのに僕がお願いしたんです」
「うん。ホンマに幸せやったよ。こうして葵と番になれて、俺は世界一の幸せ者や。けどな、いろんなことすっ飛ばしてもうたから」
葵がいっぺん目を閉じてから、嬉しそうに言った。
「…じゃあ、これからそのいろんなこと、一緒にしてください。イチャイチャも、デートも、キスも…えっちも。いろんなこと智秋さんと一緒にしたいです」
「そんなこと言うたら…してまうよ?」
じわじわと赤くなっていく耳、頬、首。
「……初めてのお泊まり、してもいいですか…?」
これを断れる奴が居るんやったら弟子入りしたいくらいや。
ヒートではない葵からの初めてのキスに、降参して目を閉じた。
こんな泣き腫らした顔、みっともなくて見せられんな。
からかいのネタを提供してやる気にはならず、仕事を再開することを諦めて、葵に食わせるメニューを考えながらスーパーに向かう。
葵は俺を選んでくれた。
俺と別れたら死んでもええ、と。
大事な大事な、俺の唯一。
「この前も美味しかったですけど、今日もすごいです!僕も作れるようになりたいなぁ」
「教えたるよ。一緒に作ろ」
「僕が1人でできるようになったら、食べてほしいです」
「もちろん。楽しみにしとるよ」
一生俺が作ったったってええねんけどな。
この先ずっと、ニコニコモグモグする葵を見ていられる権利が俺にある。
「おいで」
ソファーに腰掛けて葵を呼び、宣言通り、向かい合わせに抱っこ。
「これ…ちょっと恥ずかしいです…」
ヒートの時、対面座位でもなんべんもシたことは、どうやら覚えとらんようや。
蕩けた瞳で腰を揺らして……おっと、思い出しとる場合とちゃうねん。
「葵とな、もっとゆっくり関係を深めていくつもりやったんよ。勘違いせんといて、番になったことはホンマに嬉しいねん。ただな、こんなふうにただイチャイチャ過ごしたり、いろんなとこデートしたり、そうやって段階を踏んでいくつもりやってん」
「僕が…慣れてないからですか?」
「葵もいろんなこといっぺんに経験してもうたから戸惑っとるやろ」
「僕、誰かと付き合うことが初めてで、デートも、えっと…キスも……もちろんえっちも………」
お許しが出とることを思い出してキスをひとつ。
「せやな。だからゆっくりでええと思とったんよ。でも葵にヒートが来て、抑えがきかんかった」
「でもそれは!智秋さんは我慢してくれようとしてたのに僕がお願いしたんです」
「うん。ホンマに幸せやったよ。こうして葵と番になれて、俺は世界一の幸せ者や。けどな、いろんなことすっ飛ばしてもうたから」
葵がいっぺん目を閉じてから、嬉しそうに言った。
「…じゃあ、これからそのいろんなこと、一緒にしてください。イチャイチャも、デートも、キスも…えっちも。いろんなこと智秋さんと一緒にしたいです」
「そんなこと言うたら…してまうよ?」
じわじわと赤くなっていく耳、頬、首。
「……初めてのお泊まり、してもいいですか…?」
これを断れる奴が居るんやったら弟子入りしたいくらいや。
ヒートではない葵からの初めてのキスに、降参して目を閉じた。
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