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11.どんなときでも
47.どんな僕でも欲しいと言って
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へんなこと言っちゃったかな。
お泊まりしたい、だなんて、それはつまり、その、つまり、えっちするってことになっちゃうんだよね?
僕からキスするなんて初めてなんだもん、唇がうまく合わせられなくて、智秋さんが上手にし直してくれる。
舌で唇をなぞられて、少し開いた隙間から絡めとられる僕の舌。
ヒートが終わった朝も、こんなふうにキスされたんだよね。
僕にとってはそれは初めての深いキスで……きっとヒートの時には何度もしたんだろうけど、全然覚えていなくて。
ちゃんと覚えていられたのは“番にして”と頼んで、それに智秋さんが応えてくれたことだけ。
僕にとっての初めてのえっちはあの朝だったんだ。
「葵、風呂、一緒に入るか?1人の方がええんやったら先に入っといで」
一緒にお風呂なんて…恥ずかしすぎる。
智秋さんの裸なんて…恥ずかしくて見られないよ。
すごく恥ずかしいのに、それでも。
「…いっしょにはいる…」
カタコトみたいな僕の返事に、智秋さんが嬉しそうに笑った。
それでもやっぱり脱ぐのは恥ずかしい。
「やっぱりやめとくか?ええんよ、セックスなんかせんでも構わんのやし。こうやって葵と話しとるだけで満足やねんから」
智秋さんはそう言ってくれるけど、でもさ。
セ、セ、セックスなんて言葉を使うこともためらって、こんなふうに恥ずかしがってるうちにまた次のヒートがきちゃったら。
ヒートになったら、またわかんなくなってしまう。
「ハナシしながら一緒にメシ食うたよ」
なんて智秋さんに言われて、ご飯を食べたことさえ覚えていられないなんて、ってヒートの怖さを再認識させられた。
僕は覚えていたいんだ。
あの朝のえっちみたいに智秋さんが僕を愛してくれることを、僕はちゃんとわかっていたいんだ。
ヒートじゃなくても僕を求めてくれるんだ、って、確認したいんだ。
僕から強い香りがしなくても、それでも僕が欲しい、って言ってほしいんだ。
「やめません」
僕は勢い良く全裸になった。
智秋さんがビックリしてるけど、勢いつけなきゃ恥ずかしいから!!
「智秋さんも!脱いで!早く!」
ビックリの形の目が優しく細まって、おでこにキスがひとつ。
「すぐ行くから。先にあったまっとって」
お泊まりしたい、だなんて、それはつまり、その、つまり、えっちするってことになっちゃうんだよね?
僕からキスするなんて初めてなんだもん、唇がうまく合わせられなくて、智秋さんが上手にし直してくれる。
舌で唇をなぞられて、少し開いた隙間から絡めとられる僕の舌。
ヒートが終わった朝も、こんなふうにキスされたんだよね。
僕にとってはそれは初めての深いキスで……きっとヒートの時には何度もしたんだろうけど、全然覚えていなくて。
ちゃんと覚えていられたのは“番にして”と頼んで、それに智秋さんが応えてくれたことだけ。
僕にとっての初めてのえっちはあの朝だったんだ。
「葵、風呂、一緒に入るか?1人の方がええんやったら先に入っといで」
一緒にお風呂なんて…恥ずかしすぎる。
智秋さんの裸なんて…恥ずかしくて見られないよ。
すごく恥ずかしいのに、それでも。
「…いっしょにはいる…」
カタコトみたいな僕の返事に、智秋さんが嬉しそうに笑った。
それでもやっぱり脱ぐのは恥ずかしい。
「やっぱりやめとくか?ええんよ、セックスなんかせんでも構わんのやし。こうやって葵と話しとるだけで満足やねんから」
智秋さんはそう言ってくれるけど、でもさ。
セ、セ、セックスなんて言葉を使うこともためらって、こんなふうに恥ずかしがってるうちにまた次のヒートがきちゃったら。
ヒートになったら、またわかんなくなってしまう。
「ハナシしながら一緒にメシ食うたよ」
なんて智秋さんに言われて、ご飯を食べたことさえ覚えていられないなんて、ってヒートの怖さを再認識させられた。
僕は覚えていたいんだ。
あの朝のえっちみたいに智秋さんが僕を愛してくれることを、僕はちゃんとわかっていたいんだ。
ヒートじゃなくても僕を求めてくれるんだ、って、確認したいんだ。
僕から強い香りがしなくても、それでも僕が欲しい、って言ってほしいんだ。
「やめません」
僕は勢い良く全裸になった。
智秋さんがビックリしてるけど、勢いつけなきゃ恥ずかしいから!!
「智秋さんも!脱いで!早く!」
ビックリの形の目が優しく細まって、おでこにキスがひとつ。
「すぐ行くから。先にあったまっとって」
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