あの人のことを忘れたい

ララ愛

文字の大きさ
8 / 11

新しい生活

しおりを挟む
あれから体調が良くなって新しく生活を始めた


別居のままでリアは自分を立て直したかった

レオは反対したが離婚をしないままの別居での生活を認めた


まず事業のことを学び自分でデザインをすることで収益の幅を増やした

何かしていないと気が滅入るから必死で学んだ

そんなリアをはがゆくみている夫は本当に離婚をする時がくるのかもと不安で仕方がない

でも自分の失態が引き起こしたことだからと自分に言い聞かせて見守る

軌道に乗ったリアのデザイン部門は段々有名になり実業家の懇親会にも参加出来るようになる

人込みは苦手なリアだがもうだいぶ自信がついたし1人で生きていかなければいけない

思い切って出席した

そこで取引先の御曹司トーマスに出会う

優しくて笑うと素敵な男性だなと思ったがどこかで夫と
比べてしまう

馬鹿ねわたし・・・・もう飽きられるのに・・・数か月音信不通だし離婚したのと同じだわ・・・

自分が望んだのに・・・


何回か懇親会に参加し事業の取引先も増えている

自分が誇らしく頑張ったことを褒めたいとリアは思った

誰もほめてくれないもの・・・・


なのにトーマスは褒めてくれた

「リアはすごいね!・・・あっという間に事業拡大してデザインも確実に進化しているよ・・僕が教えてあげることはもうないね」

嬉しかった・・・

「でもリアは僕とお付き合いはしてくれないね・・」

そう言ってウインクされると顔が真っ赤になりトーマスを見れない

「リアはかわいいね・・・僕との将来をかんがえてくれないかな」

驚いたが嬉しかった

今のリアの頑張りを知っていて求めてくれる人がいることが温かく嬉しい



そんな会話をしている2人を遠くから見ている目があることをリア知らなかった
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お飾りな妻は何を思う

湖月もか
恋愛
リーリアには二歳歳上の婚約者がいる。 彼は突然父が連れてきた少年で、幼い頃から美しい人だったが歳を重ねるにつれてより美しさが際立つ顔つきに。 次第に婚約者へ惹かれていくリーリア。しかし彼にとっては世間体のための結婚だった。 そんなお飾り妻リーリアとその夫の話。

すれ違う思い、私と貴方の恋の行方…

アズやっこ
恋愛
私には婚約者がいる。 婚約者には役目がある。 例え、私との時間が取れなくても、 例え、一人で夜会に行く事になっても、 例え、貴方が彼女を愛していても、 私は貴方を愛してる。  ❈ 作者独自の世界観です。  ❈ 女性視点、男性視点があります。  ❈ ふんわりとした設定なので温かい目でお願いします。

【完結】愛する人はあの人の代わりに私を抱く

紬あおい
恋愛
年上の優しい婚約者は、叶わなかった過去の恋人の代わりに私を抱く。気付かない振りが我慢の限界を超えた時、私は………そして、愛する婚約者や家族達は………悔いのない人生を送れましたか?

【4話完結】 君を愛することはないと、こっちから言ってみた

紬あおい
恋愛
皇女にべったりな護衛騎士の夫。 流行りの「君を愛することはない」と先に言ってやった。 ザマアミロ!はあ、スッキリした。 と思っていたら、夫が溺愛されたがってる…何で!?

【完結】 愛されない私と隠れ家の妖精

紬あおい
恋愛
初恋は心に秘めたまま叶わず、結婚した人まで妹を愛していた。 誰にも愛されないと悟った私の心の拠りどころは、公爵邸の敷地の片隅にある小さな隠れ家だった。 普段は次期公爵の妻として、隠れ家で過ごす時は一人の人間として。 心のバランスを保つ為に必要だった。 唯一の友達だった妖精が、全てを明かした時、未来が開ける。

【完結】 生まれ変わってもあなたと

紬あおい
恋愛
政略結婚の筈が、いつの間にかあなたを愛していた。 あなたには溺愛する人が居るのに。 前世と今世で縺れる運命。

どなたか私の旦那様、貰って下さいませんか?

秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
私の旦那様は毎夜、私の部屋の前で見知らぬ女性と情事に勤しんでいる、だらしなく恥ずかしい人です。わざとしているのは分かってます。私への嫌がらせです……。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 政略結婚で、離縁出来ないけど離縁したい。 無類の女好きの従兄の侯爵令息フェルナンドと伯爵令嬢のロゼッタは、結婚をした。毎晩の様に違う女性を屋敷に連れ込む彼。政略結婚故、愛妾を作るなとは思わないが、せめて本邸に連れ込むのはやめて欲しい……気分が悪い。 彼は所謂美青年で、若くして騎士団副長であり兎に角モテる。結婚してもそれは変わらず……。 ロゼッタが夜会に出れば見知らぬ女から「今直ぐフェルナンド様と別れて‼︎」とワインをかけられ、ただ立っているだけなのに女性達からは終始凄い形相で睨まれる。 居た堪れなくなり、広間の外へ逃げれば元凶の彼が見知らぬ女とお楽しみ中……。 こんな旦那様、いりません! 誰か、私の旦那様を貰って下さい……。

【完結】 心だけが手に入らない 〜想い人がいるあなたは、いつか私を見てくれますか?〜

紬あおい
恋愛
完璧な夫には愛する人がいる。 心は手に入らないと分かっていても、愛することをやめられない妻。 そんな二人がいつしか心を通わせ、家族となっていくお話。

処理中です...