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番外編
俺と幼馴染 8年たって
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※ マーク視点続きます。
あれから8年。
公爵家の仕事で、しばらく郊外の領地に行っていた俺。
帰ってくるなり、ルイスとアリスが婚約を解消したと、父から聞かされた。
王命で仕方なく、嫌がるアリスを婚約させたことを気にしていた父は、小躍りする勢いで喜んでいた。
ありえない…。
あの、ルイスだぞ!
アリスへの思いは、そんじょそこらの重さとは違う。
重すぎて、こじらせまくっているルイスだぞ。
月一回のアリスとのお茶会は、高熱があろうが、隣国の王族がこようが、何が何でも死守するルイスだぞ。
アリス本人とは、話もできないくせに、アリスのことにやたらと詳しいルイスだぞ。
それが、他の女を連れているだと?! はああ?!
俺は父に、
「裏、とったのか?!」
と、詰め寄った。
父は、はーっとため息をついて、
「公爵家の息子とは思えない、ガラの悪さだな。裏? とるわけないだろ。真実なんてどうでもいい。アリスの婚約さえ解消されれば、わたしは万々歳だ! ルイス殿下に女ができて、アリスとの婚約が解消された。むこうが言ったんだぞ。いいか、マーク、絶対調べるな。裏なんてとるな! わかったな」
一気に言いきると、去っていった。
つまり、父もルイスがそんなことをするわけがない、裏があると思っているということだろう。
いくら王命であっても、ルイス自身が信用のおけない奴だったら、おそらく、父は宰相を辞めてでも、婚約を承諾しなかっただろう。
それくらい、アリスを溺愛している。
俺は、すぐに調べはじめた。父の言うことなど、はなから聞くきもない。
こう見えて、とういうか見たまんまか…、俺はあまり品のいい公爵家の息子ではない。
なので、調べる手段は色々持っている。
まずは、その女を調べるか…。
公爵家が雇ってる影は、父に筒抜けなので使えない。
が、俺自身で見出し、育ててきた影がいるので、今回はそっちに頼む。
調べてる間に、ルイスに会いに行く。が、会えなかった。
早速、影から来た女の報告書を読む。
野心の強そうな女だが、特にややこしい背景はない。政治がらみではなさそうだ。
それにしても、絶対に、ルイスが近づかないタイプだよな。
ルイスが騙されて…というのも、ないだろう。
アリスに関してはダメな奴だが、頭は恐ろしくまわる奴だ。
利用することはあっても、利用されるとは思えない。
考えても、らちがあかん。本人に聞くしかない。
何度もルイスを訪ねる。が、会えない。
さては居留守か!
いい度胸だな、おい!
もし、俺の納得のいかない理由だったら、二度とアリスには会わせないから覚悟しとけよ。
それから、しばらくして、ルイスが突然やってきた。
アリスと一緒に聞いた話は、想像をこえて…、理解できない行動だった。
普通するか、そんなこと?!
やっぱり、こいつはアリスが絡むとただのバカだ。
が、このよくわからない行動をきっかけに、やっとルイスはアリスとまともに話をした。
ええと、8年ものあいだ、死守していた毎月のお茶会で一体何を話してたんだ?!
不器用にもほどがあるだろ…。
が、これほど、アリスを思っている男もいないしな。
再び婚約することになったら、間違いなく暴れるだろう父をとりおさえておいてやるよ。
だから、ルイス。アリスを頼んだぞ。
その重すぎる愛で、幸せにしてやってくれ。
そして、ルイスも幸せになれ。
あれから8年。
公爵家の仕事で、しばらく郊外の領地に行っていた俺。
帰ってくるなり、ルイスとアリスが婚約を解消したと、父から聞かされた。
王命で仕方なく、嫌がるアリスを婚約させたことを気にしていた父は、小躍りする勢いで喜んでいた。
ありえない…。
あの、ルイスだぞ!
アリスへの思いは、そんじょそこらの重さとは違う。
重すぎて、こじらせまくっているルイスだぞ。
月一回のアリスとのお茶会は、高熱があろうが、隣国の王族がこようが、何が何でも死守するルイスだぞ。
アリス本人とは、話もできないくせに、アリスのことにやたらと詳しいルイスだぞ。
それが、他の女を連れているだと?! はああ?!
俺は父に、
「裏、とったのか?!」
と、詰め寄った。
父は、はーっとため息をついて、
「公爵家の息子とは思えない、ガラの悪さだな。裏? とるわけないだろ。真実なんてどうでもいい。アリスの婚約さえ解消されれば、わたしは万々歳だ! ルイス殿下に女ができて、アリスとの婚約が解消された。むこうが言ったんだぞ。いいか、マーク、絶対調べるな。裏なんてとるな! わかったな」
一気に言いきると、去っていった。
つまり、父もルイスがそんなことをするわけがない、裏があると思っているということだろう。
いくら王命であっても、ルイス自身が信用のおけない奴だったら、おそらく、父は宰相を辞めてでも、婚約を承諾しなかっただろう。
それくらい、アリスを溺愛している。
俺は、すぐに調べはじめた。父の言うことなど、はなから聞くきもない。
こう見えて、とういうか見たまんまか…、俺はあまり品のいい公爵家の息子ではない。
なので、調べる手段は色々持っている。
まずは、その女を調べるか…。
公爵家が雇ってる影は、父に筒抜けなので使えない。
が、俺自身で見出し、育ててきた影がいるので、今回はそっちに頼む。
調べてる間に、ルイスに会いに行く。が、会えなかった。
早速、影から来た女の報告書を読む。
野心の強そうな女だが、特にややこしい背景はない。政治がらみではなさそうだ。
それにしても、絶対に、ルイスが近づかないタイプだよな。
ルイスが騙されて…というのも、ないだろう。
アリスに関してはダメな奴だが、頭は恐ろしくまわる奴だ。
利用することはあっても、利用されるとは思えない。
考えても、らちがあかん。本人に聞くしかない。
何度もルイスを訪ねる。が、会えない。
さては居留守か!
いい度胸だな、おい!
もし、俺の納得のいかない理由だったら、二度とアリスには会わせないから覚悟しとけよ。
それから、しばらくして、ルイスが突然やってきた。
アリスと一緒に聞いた話は、想像をこえて…、理解できない行動だった。
普通するか、そんなこと?!
やっぱり、こいつはアリスが絡むとただのバカだ。
が、このよくわからない行動をきっかけに、やっとルイスはアリスとまともに話をした。
ええと、8年ものあいだ、死守していた毎月のお茶会で一体何を話してたんだ?!
不器用にもほどがあるだろ…。
が、これほど、アリスを思っている男もいないしな。
再び婚約することになったら、間違いなく暴れるだろう父をとりおさえておいてやるよ。
だから、ルイス。アリスを頼んだぞ。
その重すぎる愛で、幸せにしてやってくれ。
そして、ルイスも幸せになれ。
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