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第28話、領地に戻って来て。
しおりを挟む領地に戻ると、父上が亡くなって10日も過ぎているので葬儀も終わり埋葬されていたのだ。
母上は疲れていて満足に寝ていないのか目にはクマが出来ている。
僕を見ると、涙を流しながら。
「マリュウス、帰って来たのね。まさかアーロンがこんなに早く亡くなるとは思わずこれからどうすれば良いのか分からず・・・・・・」
母上を不安がらせずに。
「僕が王立学園を退学して父上の後を継いで頑張るので大丈夫だよ」
「ええー! 王立学園を退学したの。ゴメンね。私がしっかりしていればマリュウスが退学しなくても良かったのに。アーロンに全部任せていたのでどうすれば良いのか分からないのよ」
それから母上が多分、男爵家の全財産の入っているお金を袋に入れて持って来て。
「これが我が家に少ないけれど今あるお金よ。これを使って領地経営をして頂戴」
「分かった。無駄遣いをしないで頑張るよ」
袋に入っていたのは白金貨20枚、大金貨7枚、小金貨5枚で円にすると2億750万で物価が日本の4分の1なので10億くらいの価値がある。
父上はもしもに備えて無駄使いをせずに貯めていたお金なので有効に使うつもりだが、領地経営は初めてなので1年間にどのくらい要るのか分からない。
だが2年間は大丈夫だろう。
2年の間に領地経営を軌道に乗せる為に何とかしなければならない。
父上のお墓に行き、父上に。
「父上、只今。今だから言いますが、僕は前世は99歳まで生きて農業に詳しいので、父上の後を継ぎ領地を発展させるので心配しないで安らかにお休みください」
父上が、僕が前世は99歳まで生きて農業に詳しいと聞いて、お墓の中でさぞや驚いているだろう。
警護隊に行くとチャドが。
「マリュウス坊ちゃん、お帰りなさい。アーロン様がこんなに早く亡くなるとは思わず残念です」
「僕も驚いている。チャド、今日から僕が領主なので僕を坊ちゃんと言うのは止めてくれ。それでないと示しがつかないだろう」
「分かりました。今後はマリュウス様とお呼びします。それにしても背も伸びて逞しくなりましたな。俺よりも大きいのでビックリしました」
もうすぐ15歳で成人するが、今の僕は同じ年の男性に比べて大きく、身長185cm、体重75kgあり、筋肉質で普通の大人より大きく今も身長が伸びている。
侍女のヘレナは身長が155cmくらいしかないので僕を見上げて。
「以前と比べて別人みたいです」
と言っていた。
次の日、警備隊を連れて近くの領内を見て回ると、領民は父上が亡くなったので動揺しているかと思ったが、それ程でなく僕を見るとやはりチャドと同じで逞しくなった僕を見て見違えたと言っている。
ボルトン男爵領は前世の北海道くらいの広さがあるのに人口は5千人くらいしかいなく今は仕方ないが、将来は人口を最低5万人くらいに増やさないといけないだろう。
その晩ベッドに入るとアマリア女神様の声がして。
「召喚する物が増えたので確認してください」
久し振りにステータスを見ると。
名前 マリュウス・ボルトン
アマリア女神の加護持ち
称号 異世界からの転生者
性別 男
年齢14歳
レベル 80
魔力量 80
スキル
召喚魔法、
魔力量の多さで召喚出来る物が変わる。
魔力量81~100 最上級
召喚可能なもの。
作物
トマト、キュウリ、ナス、キャベツ、カボチャ、大根、稲
道具、武器
鍬、スコップ、鎌、小型耕運機、魔法剣(どんな物でも斬れる)ソーラパネル付きの電気トラック、魔法指輪(思った魔法を使える)ソーラパネル、パソコン、洋服
魔獣、動物
スライム、モグラ魔獣、鷲魔獣、ゴーレム、豚、牛
いやー、驚いたぜ!
作物に念願の稲、道具、武器に何と制約が同じ魔法は10日とあるが、思った魔法が使える魔法指輪、とこの世界でも使える電気トラック、パソコン、魔獣、動物には豚と牛を召喚出来るらしいのだ。
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