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第29話、人材探し
しおりを挟むこの世界には成人式はないが僕は15歳の誕生日を迎え15歳になった。
やっと成人したのでこれからは自分を俺と言うことにした。
最初にヘレナに俺と言うと。
「アッハハハ、何か変ですね。この間まで小さな子供だったのに一丁前に俺と言うようになったので可笑しいわ」
「笑うな! 俺は何時までも子供じゃない」
ヘレナは孤児で母上が5歳の時から面倒を見ていたので俺の赤ちゃんの時から知っていて、オシメも変えていたのでいつまでも子供と思っているので困っているのだ。
誕生日なので母上が俺が教えた唐揚げを作ってくれたが、以前に比べて美味しく作っていたが、やはり調味料が少ないので前世の唐揚げに比べてもう一つなので早く色んな調味料を作りたい。
農業を改革するにはお金を投資しなければいけないのでまずはお金を作らなければいけない。
考えたのは塩だ。塩を海水から作れば原料は海水なので無料なので岩塩より安く売れるので利益が出るはずだ。
だが、塩を作る人がいないのでその前に人材を探さなければいけないのだ。
普通はギルドに人の募集を出して人材を集めるが、俺の領地にはギルドがない。
王都のギルドに募集しても良いが時間がかかりましてや僻地のこの領地に来るか難しいのでやはり領地内で男爵家が使用人として雇うことにした。
ギルドがないので街の中心の空き家を探して前世の職安みたいな所を作り、募集してみた。
幸い農家を継ぐのは長男なので長男以外が応募に応じ選ぶのに苦労しそうだ。
そう言えば魔法指輪があるので召喚してみると、鑑定魔法も使える事が分かったので俺の思った事を見られるようにした。
見たのは。
名前、年齢、性別、レベル、忠誠心、スキル、職業が何に向いているかだ。
募集を開始すると、思った通り家督を継げない2男3男が募集に応じたのだ。
100人くらいが募集に応じて鑑定して見ると思いのほか良い人材がいたので俺の側近にしたのは3人で。
名前 バス
性別 男
年齢 18歳
レベル 50
忠誠心 80
適正 農業
スキル、
土魔法
名前 アン
性別 女
年齢 18歳
レベル 50
忠誠心 80
適正 財政
スキル、
水魔法
名前 ベン
性別 男
年齢 20歳
レベル 50
忠誠心 80
適正 農業
スキル、
土魔法
バスとベンは土魔法を使えるので農業改革を手伝ってもらい、アンは俺の秘書官にして財政を管理してもらうつもりだ。
土魔法を使える人20人を全部採用して10人ずつバスとベンの部下にした。
その他に50人を採用して雑用隊として俺の直接の指示で動く部下にした。
それと屋敷の使用人はヘレナ1人では少ないので女性2人を雇った。
さてと。人材も揃ったので次は給料も払わなくてはいけないので農産物を作って売り、金儲けをする事をしなくてはいけない。
やる事が多すぎて何から手を付けるか考えたが、農産物は出来るまで時間がかかるのでやはり以前から考えていた海水から塩を作り売る事にした。
この世界には岩塩しかなく値段が高いので安くすれば売れて、塩を料理に沢山使えるので料理も美味しくなり一石二鳥だ。
売るのはキィウ王都だが、電気トラックを召喚出来るので作物や塩は空間カバンを魔法指輪で作り、運べば空間カバンの中は時間が止まっているので腐らずに新鮮なままで運べるので便利だ。
塩は小柄で良く動くリスみたいなバスに海水から塩を作る方法を教えていたが、呑み込みは早く塩田などは土魔法を使って作り始めた。
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