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プロローグ 学園編までの生活
第29話 VS ラピナス•ラハード
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~城壁の外~
「クロウ様~!頑張って下さ~い!」
「魔法は禁止なのか…大丈夫ですかね?」
メイディとリーゼはクロウの応援の為に観戦してくれている、応援をする様なものではないが気にしないでおこう。
(ラピナス•ラハード…リーゼに続き、彼女まで俺の家庭教師になるなんて…)
ラピナス•ラハード
彼女は公式ガイドブックや公式Q &A などを除き、ゲーム上では学園編から登場するキャラクターだ。
そもそも学園編からスタートなので主人公達の子供の頃の生活などは本編では回想シーンのみでしか出てこない。
そんな彼女はリーゼとは真逆の剣の道を突き進むヒロインの1人だ、その為(ハーレムルートを除き)リーゼを攻略しようとすると彼女とは会う事が出来ないし、またその逆も然り
と言うキャラクターなのだ。
主人公に惹かれ始めたのは剣技科に入った時の剣術訓練の時に主人公と模擬戦をやった時だ。
最初の頃の主人公は弱いがそれでも諦めず戦う姿を見て、彼に興味を持ち始めたのがキッカケで、
そこから剣術を個人的にも教え始め、勇者としての素質も相待って成長率も凄まじまく、彼女の望む「自分より強い人」になった事で彼の事が好きになるのだ。
その後学園編の最後で勇者として魔王を倒しに行く時に彼女も同行し、前線で共に戦う良き仲間であり、お互いに分かり合える友達になる、と言うのが「ラグナロク•オリジン」のラピナスルートだ。
そしてその時のクロウは…
(目の前の露出度の激しさのせいでエロ親父以上の気持ちの悪い過激な行動を毎日していたんだよなぁ…)
それ以外にも色々とやっているが、今はやめておこう、今は目の前の事に対して集中しよう。
木剣を持って構える、型などは全く知らないが、自己流で何処まで出来るのか確かめる価値はある。
「へぇ…形は変だけど、子供にしては凄いわね…」
「俺には強くならないといけない理由があるんでね…強くなる為ならなんでもするさ」
好感度を上げるつもりはないし、家庭教師期間が終わったら関わるつもりはない(本編クズ行動以外)。
彼女はネームドキャラ、物語のヒロイン、本編で絶対に好感度を上げてはならない主要人物…でも
「だから、よろしく頼む!!!」
「良いわ!貴方の事試してあげる!」
メイディ達を守る為には、真実をいつか話し、仲間として行動する為には、圧倒的な力が必要だ、どんな奴が現れても必ず守れる程の圧倒的な力を!
「ハァァァァ!!!!」
「っ!?」
脚に力を入れて地面を蹴る、そのままの勢いで剣を振るう。
ガンッ!と言う音と共に自分の剣が相手の剣に防がれている事に気づく。
「チッ」
「ハァ!」
防がれた剣で押し戻されて、クロウは後方へ飛ばされるが何とか着地する。
(…手が少し痺れたわ…本当に子供の力じゃないわ)
手を抜いたら確実に負ける、子供相手だからと言って舐めた態度を取っていた自分の責任だ。
「…あの子は私の教え子…強くなりたいのは私も同じ…」
だからこそやるべきことは1つ!
「全力で勝つ!!!」
「上等!!!」
本気で来ればクロウに勝ち目はない、手加減と言ってもかなり手を抜いてくれていただけで、ステータスは高くてもそれを使いこなす力量はまだまだ足りない、精々ラピナスの4割程度の力でやっと互角だろう。
(それでも強くなる!剣ぺろバグも使いこなさないと意味がない!)
基礎を徹底的に鍛え、その上であのチートを使えば、楽して強ぇぇぇ!
みたいな展開にはならないだろう。
「ふん!」
「ゴフッ!?」
そんな事を思いつつ本気の一撃を受けきれなかったクロウは肩の骨が砕け散りながら気を失う。
「…あれ?」
「テメェ私のクロウ様に何しとんじゃァァァァァァァァァ!!!!!!」
「絶対零度の氷よ、可愛い弟子を虐めた愚か者に裁きの鉄槌を…"ブリザードハンマー"!!!!!」
「ギャァァァァァァァァァ!!!!!!!」
——————————————————————
クロウ 全治3ヶ月
ラピナス 全治半年
の怪我を負う事となった。
「クロウ様~!頑張って下さ~い!」
「魔法は禁止なのか…大丈夫ですかね?」
メイディとリーゼはクロウの応援の為に観戦してくれている、応援をする様なものではないが気にしないでおこう。
(ラピナス•ラハード…リーゼに続き、彼女まで俺の家庭教師になるなんて…)
ラピナス•ラハード
彼女は公式ガイドブックや公式Q &A などを除き、ゲーム上では学園編から登場するキャラクターだ。
そもそも学園編からスタートなので主人公達の子供の頃の生活などは本編では回想シーンのみでしか出てこない。
そんな彼女はリーゼとは真逆の剣の道を突き進むヒロインの1人だ、その為(ハーレムルートを除き)リーゼを攻略しようとすると彼女とは会う事が出来ないし、またその逆も然り
と言うキャラクターなのだ。
主人公に惹かれ始めたのは剣技科に入った時の剣術訓練の時に主人公と模擬戦をやった時だ。
最初の頃の主人公は弱いがそれでも諦めず戦う姿を見て、彼に興味を持ち始めたのがキッカケで、
そこから剣術を個人的にも教え始め、勇者としての素質も相待って成長率も凄まじまく、彼女の望む「自分より強い人」になった事で彼の事が好きになるのだ。
その後学園編の最後で勇者として魔王を倒しに行く時に彼女も同行し、前線で共に戦う良き仲間であり、お互いに分かり合える友達になる、と言うのが「ラグナロク•オリジン」のラピナスルートだ。
そしてその時のクロウは…
(目の前の露出度の激しさのせいでエロ親父以上の気持ちの悪い過激な行動を毎日していたんだよなぁ…)
それ以外にも色々とやっているが、今はやめておこう、今は目の前の事に対して集中しよう。
木剣を持って構える、型などは全く知らないが、自己流で何処まで出来るのか確かめる価値はある。
「へぇ…形は変だけど、子供にしては凄いわね…」
「俺には強くならないといけない理由があるんでね…強くなる為ならなんでもするさ」
好感度を上げるつもりはないし、家庭教師期間が終わったら関わるつもりはない(本編クズ行動以外)。
彼女はネームドキャラ、物語のヒロイン、本編で絶対に好感度を上げてはならない主要人物…でも
「だから、よろしく頼む!!!」
「良いわ!貴方の事試してあげる!」
メイディ達を守る為には、真実をいつか話し、仲間として行動する為には、圧倒的な力が必要だ、どんな奴が現れても必ず守れる程の圧倒的な力を!
「ハァァァァ!!!!」
「っ!?」
脚に力を入れて地面を蹴る、そのままの勢いで剣を振るう。
ガンッ!と言う音と共に自分の剣が相手の剣に防がれている事に気づく。
「チッ」
「ハァ!」
防がれた剣で押し戻されて、クロウは後方へ飛ばされるが何とか着地する。
(…手が少し痺れたわ…本当に子供の力じゃないわ)
手を抜いたら確実に負ける、子供相手だからと言って舐めた態度を取っていた自分の責任だ。
「…あの子は私の教え子…強くなりたいのは私も同じ…」
だからこそやるべきことは1つ!
「全力で勝つ!!!」
「上等!!!」
本気で来ればクロウに勝ち目はない、手加減と言ってもかなり手を抜いてくれていただけで、ステータスは高くてもそれを使いこなす力量はまだまだ足りない、精々ラピナスの4割程度の力でやっと互角だろう。
(それでも強くなる!剣ぺろバグも使いこなさないと意味がない!)
基礎を徹底的に鍛え、その上であのチートを使えば、楽して強ぇぇぇ!
みたいな展開にはならないだろう。
「ふん!」
「ゴフッ!?」
そんな事を思いつつ本気の一撃を受けきれなかったクロウは肩の骨が砕け散りながら気を失う。
「…あれ?」
「テメェ私のクロウ様に何しとんじゃァァァァァァァァァ!!!!!!」
「絶対零度の氷よ、可愛い弟子を虐めた愚か者に裁きの鉄槌を…"ブリザードハンマー"!!!!!」
「ギャァァァァァァァァァ!!!!!!!」
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クロウ 全治3ヶ月
ラピナス 全治半年
の怪我を負う事となった。
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