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3章 白髪クソガキ魔女っ娘
第25話 魔女っ娘との初モンスター討伐
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-オラクル外周の森入り口-
「そういえば、キミのことはソフィアって呼んでも大丈夫かな?ほら、戦闘中に呼び方が決まってないと困るかと思って」
「……好きにしなさい」
「うん、ありがとう。よろしくね、ソフィア」
「ふんっ」
とそっぽを向く。
「オレたちのことは、ライとリリアーナでいいから」
「……」
特に返答はない。連携する気はない、ということだろうか?
イヤな予感がしていると、「アイテムボックス」とソフィアがつぶやき、開いた時空の歪みに手をつっこむ。
中から、ソフィアの背丈を超える魔法の杖が出現した。
「おぉ!やっぱりアイテムボックス使えるんだ!さすが魔法使いだ!」
「当然でしょ!基礎魔法なんだから!」
あ、アイテムボックスって基礎魔法なんだ。教本を読んでもちんぷんかんぷんだったんだけどな…
不機嫌なソフィア嬢はズンズンと歩き出す。
ソフィアの杖は、持ち手は木でできており、先端にいくにつれて二股に分かれていた。二股の間には宝石のようなものがいくつか挟まっている。
その先端、杖の1番上には六芒星の形をしたオブジェクトが付いている。六芒星は、細い鉄の棒を使って形作っているような感じで、中は空洞だ。サイズは人間の頭よりは少し大きいくらいだった。
重そうな印象はない杖であるが、ソフィアがすごく小柄なので、重くないの?大丈夫?持とうか?という印象を受ける。
ソフィアのことを観察していると、一足先に森の中に入っていったので、あわてて後を追うことにした。
♢
森の小道を進んでいく。討伐対象ではないモンスターに遭遇したら、遠回りして無視していく。
森の奥の方まで進んでから、ベアウルフの生息エリアで道を外れる。
しばらく探索すると、少し木々が開けたところで、討伐対象を見つけることができた。
「いた……」
木陰から様子を伺う。
熊ほどデカい狼である。ふさふさの体毛をしており、口からは大きな牙が2本ハミ出していた。地面にころがったシカのような動物を食べている。そいつの周りには、下位種の狼たちが5匹ウロウロしていた。
「じゃあ、いこうか」
リリィとソフィアに目配せする。
リリィは頷くが、ソフィアはなにも反応しない。
オレが走って木陰から出て、前に出る。リリィとソフィアもそれに続いて後ろで構える音が聞こえた。
ベアウルフたちはオレたちにすぐに気付き、「グルル」と威嚇してくる。
さぁ上級のモンスターはどんなもんかね。ちょっとワクワクしながら、やつらと向き合う。
「フレイムストーム!!」
相手の出方を伺っていると、後方からソフィアの声が聞こえてきた。
ゴォォォ!
と、オレの隣を大きな炎の渦が通りすぎ、ベアウルフに直撃、腹に大穴をあけて倒れこんだ。
あら、あっけない。
ソフィアの方を見ると、「ふふん」と自慢げだった。
「ライ様!?」
リリィの悲鳴に似た声を聞き、どうしたのだろう?と思うと
「あつっ」
自分の肩あたりの服が破れ、火傷していることに気付いた。たぶん、ソフィアの魔法がかすったんだと思う。
「大丈夫ですか!?」
リリィがあわてて駆け寄ろうとするので足をとめる。
「大丈夫!その場で待機!」
そう、まだ小型のモンスターが5匹いるのだ。
2人に指示を出してから駆け出す。一旦治療は置いといて、そいつらを蹴散らすことにした。
「そういえば、キミのことはソフィアって呼んでも大丈夫かな?ほら、戦闘中に呼び方が決まってないと困るかと思って」
「……好きにしなさい」
「うん、ありがとう。よろしくね、ソフィア」
「ふんっ」
とそっぽを向く。
「オレたちのことは、ライとリリアーナでいいから」
「……」
特に返答はない。連携する気はない、ということだろうか?
イヤな予感がしていると、「アイテムボックス」とソフィアがつぶやき、開いた時空の歪みに手をつっこむ。
中から、ソフィアの背丈を超える魔法の杖が出現した。
「おぉ!やっぱりアイテムボックス使えるんだ!さすが魔法使いだ!」
「当然でしょ!基礎魔法なんだから!」
あ、アイテムボックスって基礎魔法なんだ。教本を読んでもちんぷんかんぷんだったんだけどな…
不機嫌なソフィア嬢はズンズンと歩き出す。
ソフィアの杖は、持ち手は木でできており、先端にいくにつれて二股に分かれていた。二股の間には宝石のようなものがいくつか挟まっている。
その先端、杖の1番上には六芒星の形をしたオブジェクトが付いている。六芒星は、細い鉄の棒を使って形作っているような感じで、中は空洞だ。サイズは人間の頭よりは少し大きいくらいだった。
重そうな印象はない杖であるが、ソフィアがすごく小柄なので、重くないの?大丈夫?持とうか?という印象を受ける。
ソフィアのことを観察していると、一足先に森の中に入っていったので、あわてて後を追うことにした。
♢
森の小道を進んでいく。討伐対象ではないモンスターに遭遇したら、遠回りして無視していく。
森の奥の方まで進んでから、ベアウルフの生息エリアで道を外れる。
しばらく探索すると、少し木々が開けたところで、討伐対象を見つけることができた。
「いた……」
木陰から様子を伺う。
熊ほどデカい狼である。ふさふさの体毛をしており、口からは大きな牙が2本ハミ出していた。地面にころがったシカのような動物を食べている。そいつの周りには、下位種の狼たちが5匹ウロウロしていた。
「じゃあ、いこうか」
リリィとソフィアに目配せする。
リリィは頷くが、ソフィアはなにも反応しない。
オレが走って木陰から出て、前に出る。リリィとソフィアもそれに続いて後ろで構える音が聞こえた。
ベアウルフたちはオレたちにすぐに気付き、「グルル」と威嚇してくる。
さぁ上級のモンスターはどんなもんかね。ちょっとワクワクしながら、やつらと向き合う。
「フレイムストーム!!」
相手の出方を伺っていると、後方からソフィアの声が聞こえてきた。
ゴォォォ!
と、オレの隣を大きな炎の渦が通りすぎ、ベアウルフに直撃、腹に大穴をあけて倒れこんだ。
あら、あっけない。
ソフィアの方を見ると、「ふふん」と自慢げだった。
「ライ様!?」
リリィの悲鳴に似た声を聞き、どうしたのだろう?と思うと
「あつっ」
自分の肩あたりの服が破れ、火傷していることに気付いた。たぶん、ソフィアの魔法がかすったんだと思う。
「大丈夫ですか!?」
リリィがあわてて駆け寄ろうとするので足をとめる。
「大丈夫!その場で待機!」
そう、まだ小型のモンスターが5匹いるのだ。
2人に指示を出してから駆け出す。一旦治療は置いといて、そいつらを蹴散らすことにした。
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