異世界で美少女『攻略』スキルでハーレム目指します。嫁のために命懸けてたらいつの間にか最強に!?雷撃魔法と聖剣で俺TUEEEもできて最高です。

真心糸

文字の大きさ
24 / 100
3章 白髪クソガキ魔女っ娘

第24話 いわゆる天才ってやつね。ふふんっ。

しおりを挟む
 ソフィアと出会った当日の夜、オレは隣で眠るリリィの頭を撫でながら、攻略スキルを開いていた。

----------------------
ソフィア
 好感度
  13/100
----------------------

 リリィのときは、好感度 3/100 スタートだったから、まだマシだな、余裕だぜ、とはならない。
 どちらにしろ低すぎるので、これから信用を勝ち取るのが大変そうだ。

 まずは、パーティを組めるか次第だな。どうなるんだろ?今のところ、攻略さんから新しいアドバイスは出てこない。

 少し不安になりながら眠りにつくと、翌朝にはアドバイスが表示された。

-----------------------------------------------------------------------------
モンスター討伐依頼にて、可能な限りソフィアを褒めてください。
-----------------------------------------------------------------------------

 短いアドバイスであったが、これを見て安心した。どうやら、オレはソフィアとパーティを組めるようだ。

♢♦♢

-ギルド待合所-

 オレとリリィは、お昼になる前にギルドに赴き、売店で軽食を買って食べていた。食べ終わって、リリィと会話する。

「あの、ライ様、昨日声をかけた方ですが、わたしたちに魔法を教えてくれるでしょうか?」

「う~ん…すぐには難しそうだよね」

「そうですよね…」

 リリィも彼女がトラブルを起こしていたことを気にしているようだ。

「まぁ!でも!最初から仲良しになる方が珍しいよ!少しずつ信頼を得ていこう!」

「たしかに、そうですね」

 リリィが少し微笑んでくれたところで、ソフィアが入口の方から入ってくるのを見つけることができた。

 オレは手を振ってソフィアに合図する。

 ソフィアは、それに気づいてテーブルに近づき、空いている椅子に腰かけて、腕と足を組んだ。

 実に偉そうである。そして不機嫌そうだ。

「……」

 何も言わないのでオレの方から話し始める。

「あ、今日は来てくれてありがとう。まずは自己紹介かな。オレたちは2人でパーティを組んでるから、順番に、
 オレは、ライ・ミカヅチ。2ヶ月くらい前から冒険者をやっていて、今のランクは中級C、雷系の魔法を使いながら剣で闘う前衛職だよ」

「……」
 
 ソフィアは何も言わない。オレが促すとリリィが話し出す。

「私は、リリアーナ・クローバー。冒険者になってから、まだ1ヶ月ほどしか経っておりません。ランクは初級Aです。回復魔法しか使えないので後衛をやらせていただいています」

「……へー、回復魔法…珍しいわね。あなた、どこかの宗派で神官にでも就いてたの?」

「はい。以前はクロノス教でシスターを務めさせていただいておりました」

 おっ、リリィとはちゃんと会話してくれるらしい。

 オレには興味がないのが寂しいが、会話が成立するようで少し安心した。それにしても、この世界だと治癒魔術師って珍しいのだろうか?

「どうりでね。でも、なんで回復魔法使えるのに2人でパーティ組んでるの?あなたなら上級パーティでも歓迎されると思うけど?」

 とんでもないことを言い出した。変なことをリリィに吹き込まないでほしい。

 オレだけのリリィなのだ。他のパーティーにとられたら、そいつらをミナゴロ…
 まぁ、考えるのはやめよう。

「わたしは、ライ様以外の方と組むなんて考えられませんので」

 リリィが短く答える。理想的なセリフを言ってくれて、心の中でニコニコしていると、ソフィアがオレの方を見る。

「ふーん、魔剣士はちょっと珍しくはあるけど、なにがいいのかしら?」

 リリィが組む相手として、オレは不釣り合いだと思われているらしい。まぁ、その辺は戦ってるうちに認識を改めてもらえると嬉しいところである。

「あっ、キミも改めて自己紹介してもらえるかな?」

「はぁ」
 とため息をついてからソフィアが口を開く。

「私は、ソフィア・アメジスト。冒険者ランクは上級Aよ。魔法は全属性、上級以上使えるわ。いわゆる天才ってやつね」

「ふふん」と鼻を鳴らす。

 自分で天才とか言い出した。あれ?中二病の方なのかな?

「全属性持ち……たしかに凄いですね…」

 ほう?リリィがそういうのだから凄いのだろう。

「このあたしがパーティを組んであげるんだから、感謝しなさいよね」

「…あっ!じゃあ、オレたちと組んでくれるんだね!ありがとう!」

 中二病とか言ってごめんなさい。心の中で謝って、ニコニコと返答する。

「……まぁ、中級程度でも盾くらいにはなるでしょ」

 ふんっと顔を背けてしまう。

「じゃあ、さっそく今日からなにか依頼を受けようか!オレたちの場合、ランクに結構差があるけど、どのあたりの依頼を受けるのがいいかな?」

「パーティの場合、1番ランクが高い方と同じレベルの依頼でしたら受注することは可能ですよね」

 とリリィ。
 なので、この場合、ソフィアに合わせて上級Aの依頼は受けることはできる。ちなみに、全員のランクが同じ場合、2ランク上の依頼は受けることができる。

 オレたちの場合、中級Cのオレが単独で依頼を受けるなら中級Aまでは受けれるということになる。

 例外として、特級以上の依頼は全員が上級以上という縛りが発生するため、仮にソフィアが特級だったとしても、オレとリリィは参加することができない。

「……さすがに、上級Aをいきなり受けろ、とは言わないわ」

 ソフィアはオレたちのことを気遣ってくれた。態度とは裏腹に優しいのかもしれない。

「じゃあ、上級Cあたりに挑戦してみようか?」

 リリィに尋ねるとコクリと頷いてくれる。

「…いきなり上級で大丈夫なの?」

「ライ様は中級Aの依頼をお一人でこなせるので大丈夫かと思います」

 そう、一度実験と称して、1人で中級Aのモンスターを討伐したのだ。最初、様子見として力を抑えて戦っていたら苦戦したが、上級魔法を使うようにしたら、わりと余裕で勝つことができた。

 それよりも、モンスター討伐が終わって宿に帰ってきたとき、
「わたしがいなくても大丈夫なのですね…」と悲しそうなリリィをなだめるのが大変だった。

 念のため、MPポーションをたくさん消費して帰ったため、そのあたりのことを説明しつつ、
「リリィがいないと大変だったなぁ」
「オレにはリリィがいないとダメだぁ」
とベッドの中で力説したら、一応納得してくれた。

「ふーん……ひとりで…なら、上級Cを受けましょう」

「?」

 ソフィアがなんだか悔しそうにしていたが、パーティでの初依頼は上級Cのモンスター討伐、狼型モンスター、ベアウルフの討伐に決まった。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。  億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。  彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。  四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?  道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!  気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?    ※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。

うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました

akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」 帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。 謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。 しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。 勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!? 転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。 ※9月16日  タイトル変更致しました。 前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。 仲間を強くして無双していく話です。 『小説家になろう』様でも公開しています。

レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。

玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!? 成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに! 故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。 この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。 持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。 主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。 期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。 その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。 仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!? 美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。 この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる

静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】 【複数サイトでランキング入り】 追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語 主人公フライ。 仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。 フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。 外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。 しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。 そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。 「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」 最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。 仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。 そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。 そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。 一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。 イラスト 卯月凪沙様より

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。

町島航太
ファンタジー
 かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。  しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。  失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。  だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。

無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~

ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。 玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。 「きゅう、痩せたか?それに元気もない」 ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。 だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。 「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」 この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。

処理中です...