60 / 100
4章 青髪騎士団長お姉さん
第60話 竜のおねぇちゃん
しおりを挟む
-翌日-
オレたちはシエロス山脈を登り、山頂付近で一泊した。そして、例の縦穴へ向かう。
「ソフィア、みんなを重力魔法で浮かせて、下まで降りれるか?」
「えぇ、できるわ。でも、ホントにここに雷龍がいるの?」
「うん、声かけてみようか」
大声をあげようと両手を口の前に出して息を吸い込んだところで、
『なんだ、我が眷属、ライよ、また来たのか』
雷龍様から声をかけられる。頭の中に響く声だ。
そして、間抜けなポーズで固まったオレは実にカッコ悪かった。
ソフィアとリリィは少し怖そうに、ステラは不思議そうにキョロキョロしている。
ふぅ、オレの間抜け面は見ていないようだ、よかった。
『んん……雷龍様、先日は無礼な態度をとった私めに力を貸していただき、ありがとうございました。つきましては、直接お礼を言いたいのですが、そちらに伺ってもよいでしょうか?』
『うむ、許可しよう』
『ありがとうございます』
「それじゃ、ソフィア」
「う、うん、いくわよ」
ソフィアが杖を構えると、オレたちの身体が浮き、縦穴の暗闇へと飲み込まれていった。
しばらくすると、雷龍キルクギオスが鎮座する縦穴の底へと到着した。
「こ、これが雷龍…様」
ステラが息をのんでいる。それはそうだろう、オレも初めて見たときはビビったものだ。
「ライよ、無事お主の女は助け出せたか?」
「はい、こちらに、ステラ」
「は、はい!雷龍様のおかげでライさんに助けていただきました。ステラ・ファビノです!」
ステラは、王様につけられた〈ファビアーノ〉という名前、そして騎士団の副団長以上が拝命する〈エルネスタ〉の名前を捨てることにした。
これからはまたリングベルのファビノ食堂で育った〈ステラ・ファビノ〉だ。
「ファビノ?貴様、ファビノの娘か?」
「え?は、はい」
「そうか、ひさしぶりだのう。ファビノは健在であるか?」
「あ、あの、父は昨年他界しまして……父をご存知なのですか?」
「おまえ、何を言っておる?あぁ、この姿ではわからぬか」
雷龍様の身体が光るとスーと小さくなり、そこに幼女が現れた。
銀色の髪に2本の角を付けていて、鋭い銀色の目をした幼女であった。
肌は褐色、服は最低限の鱗で作ったビキニのようなものをつけていて、上からボロいフード付きのマントを羽織っている。
雷龍様は、あぐらを組んで片ひざをあげ、そこに腕を乗せつつ、フードを被った。
「ほれ、これでわかるであろう?」
「竜の、おねぇちゃん?」
「そうだ!やっと思い出したか!ステラ!」
「え!?竜のおねぇちゃんが雷龍様だったの!?」
「ふむ?言っておらなんだか?」
「そんなの聞いてないよ!うちでご飯食い逃げした罰に私と遊んでいた人が雷龍様だなんて…」
「な、なにその話…」
突然、ステラが雷龍様と親しげに話し出すもんだからヒヤヒヤしていたが、2人はなんと知り合いだったようだ。
ステラが小さかったころ、この幼女(雷龍様)がファビノ食堂に来ていたことを語ってくれた。
この幼女は店に誰も来ていない早朝に現れては朝食を要求し、「美味かった!しかし金はない!」と逃げようとして、お父さんに確保され、罰としてステラと遊んでくれていた、とのことだ。
こんな事件が何度も繰り返されていたそうだ。
そしてそのとき、ステラにだけ角と尻尾を見せてくれたのだという。
だから、〈竜のおねぇちゃん〉だ。
「父は、〈なんか事情があってメシがくえねぇんだろう。べつに警備隊には引き渡したりしねぇよ〉と話していました」
昔話の後、改めて父親の訃報を雷龍様に伝えるステラ。
「そうか、ファビノは逝ったか……やつのメシは美味かった……残念だ…」
「はい……とても残念です…」
「ステラよ!貴様!ファビノの娘であるならメシは作れるな!」
「は、はい!」
「では、我に食事を献上することを許そう!食材は用意してやる!」
雷龍様がそういうと、バカでかいアイテムボックスが出現し、そこから、10人以上が座れる使うようなデカい机と椅子たちが吐き出された。
さらには、その机の上に、ドサドサドサっと肉や魚、野菜などが大量に追加される。
「ほれ!はよう作らぬか!」
雷龍様はガハハ!と笑っている。
「わかりました!!」
ステラが準備をはじめたので、オレもアイテムボックスから道具を取り出し、手伝いに走る。
♢
「やはりファビノのメシは美味いのう!!」
雷龍様がガツガツを料理を平らげている。もう10人前は食べただろうか。作っては食べられ、作っては食べられ、を繰り返している。
「ほれ!もっと持ってこい!」
「おねぇちゃん、前はこんなに食べなかったのに!」
ステラが悲鳴をあげている。
「以前は手加減してやっておったのだ!店が潰れては敵わぬからな!」
「もー!食い逃げ犯のくせにー!」
「我は逃げておらんから、食い逃げ犯ではない!ガハハ!」
結局、雷龍様は50人前くらいを食べ終えると、
「ふぅ、数年ぶりのファビノのメシは美味かったのぅ」
と満足した。
「はぁ、疲れた…」
ステラはため息をついている。
「ステラ!よくやった!褒めてやろう!」
「なんか……別に嬉しくない……」
「相変わらず素直じゃないのう!」
「いやいや、コレはホントに」
ステラは雷龍様にかなり気軽に話しかけている。オレの方がハラハラだ。
「それにしてものう。あんなに小さかったステラが…
こんな、すけべぇに育つとは、我は悲しいぞ」
「は?どういう意味よ、おねぇちゃん」
「おまえ、ライに尻を叩かれて喜んでおっただろう?人間は倒錯した趣向をもっておる。意味が分からぬのだ」
「な!?見てたの!?」
「我の根城で盛るのが悪いのだ」
「サイテー!!もう!おねぇちゃんにはご飯作ってあげない!」
「……なっ!?なんでそんなひどいこと言うのだ!!」
雷龍様が口をあんぐり開けて目を見開きながら驚いている。
「デリカシーがないからよ!」
「デリカシーってなんだ!デザートか!?」
「バカ!」
「この雷龍を!バカだと!小娘の分際で!」
「ご飯作ってあげないわよ!」
「いやだ!」
2人はギャーギャーと言い合っている。本当の姉妹みたいだった。
オレはニコニコすればいいのだろうか、ヒヤヒヤすればいいのだろうか。今のところ、オレの感情は後者に傾いていた。
オレたちはシエロス山脈を登り、山頂付近で一泊した。そして、例の縦穴へ向かう。
「ソフィア、みんなを重力魔法で浮かせて、下まで降りれるか?」
「えぇ、できるわ。でも、ホントにここに雷龍がいるの?」
「うん、声かけてみようか」
大声をあげようと両手を口の前に出して息を吸い込んだところで、
『なんだ、我が眷属、ライよ、また来たのか』
雷龍様から声をかけられる。頭の中に響く声だ。
そして、間抜けなポーズで固まったオレは実にカッコ悪かった。
ソフィアとリリィは少し怖そうに、ステラは不思議そうにキョロキョロしている。
ふぅ、オレの間抜け面は見ていないようだ、よかった。
『んん……雷龍様、先日は無礼な態度をとった私めに力を貸していただき、ありがとうございました。つきましては、直接お礼を言いたいのですが、そちらに伺ってもよいでしょうか?』
『うむ、許可しよう』
『ありがとうございます』
「それじゃ、ソフィア」
「う、うん、いくわよ」
ソフィアが杖を構えると、オレたちの身体が浮き、縦穴の暗闇へと飲み込まれていった。
しばらくすると、雷龍キルクギオスが鎮座する縦穴の底へと到着した。
「こ、これが雷龍…様」
ステラが息をのんでいる。それはそうだろう、オレも初めて見たときはビビったものだ。
「ライよ、無事お主の女は助け出せたか?」
「はい、こちらに、ステラ」
「は、はい!雷龍様のおかげでライさんに助けていただきました。ステラ・ファビノです!」
ステラは、王様につけられた〈ファビアーノ〉という名前、そして騎士団の副団長以上が拝命する〈エルネスタ〉の名前を捨てることにした。
これからはまたリングベルのファビノ食堂で育った〈ステラ・ファビノ〉だ。
「ファビノ?貴様、ファビノの娘か?」
「え?は、はい」
「そうか、ひさしぶりだのう。ファビノは健在であるか?」
「あ、あの、父は昨年他界しまして……父をご存知なのですか?」
「おまえ、何を言っておる?あぁ、この姿ではわからぬか」
雷龍様の身体が光るとスーと小さくなり、そこに幼女が現れた。
銀色の髪に2本の角を付けていて、鋭い銀色の目をした幼女であった。
肌は褐色、服は最低限の鱗で作ったビキニのようなものをつけていて、上からボロいフード付きのマントを羽織っている。
雷龍様は、あぐらを組んで片ひざをあげ、そこに腕を乗せつつ、フードを被った。
「ほれ、これでわかるであろう?」
「竜の、おねぇちゃん?」
「そうだ!やっと思い出したか!ステラ!」
「え!?竜のおねぇちゃんが雷龍様だったの!?」
「ふむ?言っておらなんだか?」
「そんなの聞いてないよ!うちでご飯食い逃げした罰に私と遊んでいた人が雷龍様だなんて…」
「な、なにその話…」
突然、ステラが雷龍様と親しげに話し出すもんだからヒヤヒヤしていたが、2人はなんと知り合いだったようだ。
ステラが小さかったころ、この幼女(雷龍様)がファビノ食堂に来ていたことを語ってくれた。
この幼女は店に誰も来ていない早朝に現れては朝食を要求し、「美味かった!しかし金はない!」と逃げようとして、お父さんに確保され、罰としてステラと遊んでくれていた、とのことだ。
こんな事件が何度も繰り返されていたそうだ。
そしてそのとき、ステラにだけ角と尻尾を見せてくれたのだという。
だから、〈竜のおねぇちゃん〉だ。
「父は、〈なんか事情があってメシがくえねぇんだろう。べつに警備隊には引き渡したりしねぇよ〉と話していました」
昔話の後、改めて父親の訃報を雷龍様に伝えるステラ。
「そうか、ファビノは逝ったか……やつのメシは美味かった……残念だ…」
「はい……とても残念です…」
「ステラよ!貴様!ファビノの娘であるならメシは作れるな!」
「は、はい!」
「では、我に食事を献上することを許そう!食材は用意してやる!」
雷龍様がそういうと、バカでかいアイテムボックスが出現し、そこから、10人以上が座れる使うようなデカい机と椅子たちが吐き出された。
さらには、その机の上に、ドサドサドサっと肉や魚、野菜などが大量に追加される。
「ほれ!はよう作らぬか!」
雷龍様はガハハ!と笑っている。
「わかりました!!」
ステラが準備をはじめたので、オレもアイテムボックスから道具を取り出し、手伝いに走る。
♢
「やはりファビノのメシは美味いのう!!」
雷龍様がガツガツを料理を平らげている。もう10人前は食べただろうか。作っては食べられ、作っては食べられ、を繰り返している。
「ほれ!もっと持ってこい!」
「おねぇちゃん、前はこんなに食べなかったのに!」
ステラが悲鳴をあげている。
「以前は手加減してやっておったのだ!店が潰れては敵わぬからな!」
「もー!食い逃げ犯のくせにー!」
「我は逃げておらんから、食い逃げ犯ではない!ガハハ!」
結局、雷龍様は50人前くらいを食べ終えると、
「ふぅ、数年ぶりのファビノのメシは美味かったのぅ」
と満足した。
「はぁ、疲れた…」
ステラはため息をついている。
「ステラ!よくやった!褒めてやろう!」
「なんか……別に嬉しくない……」
「相変わらず素直じゃないのう!」
「いやいや、コレはホントに」
ステラは雷龍様にかなり気軽に話しかけている。オレの方がハラハラだ。
「それにしてものう。あんなに小さかったステラが…
こんな、すけべぇに育つとは、我は悲しいぞ」
「は?どういう意味よ、おねぇちゃん」
「おまえ、ライに尻を叩かれて喜んでおっただろう?人間は倒錯した趣向をもっておる。意味が分からぬのだ」
「な!?見てたの!?」
「我の根城で盛るのが悪いのだ」
「サイテー!!もう!おねぇちゃんにはご飯作ってあげない!」
「……なっ!?なんでそんなひどいこと言うのだ!!」
雷龍様が口をあんぐり開けて目を見開きながら驚いている。
「デリカシーがないからよ!」
「デリカシーってなんだ!デザートか!?」
「バカ!」
「この雷龍を!バカだと!小娘の分際で!」
「ご飯作ってあげないわよ!」
「いやだ!」
2人はギャーギャーと言い合っている。本当の姉妹みたいだった。
オレはニコニコすればいいのだろうか、ヒヤヒヤすればいいのだろうか。今のところ、オレの感情は後者に傾いていた。
169
あなたにおすすめの小説
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
チート無しっ!?黒髪の少女の異世界冒険記
ノン・タロー
ファンタジー
ごく普通の女子高生である「武久 佳奈」は、通学途中に突然異世界へと飛ばされてしまう。
これは何の特殊な能力もチートなスキルも持たない、ただごく普通の女子高生が、自力で会得した魔法やスキルを駆使し、元の世界へと帰る方法を探すべく見ず知らずの異世界で様々な人々や、様々な仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、成長していく記録である……。
設定
この世界は人間、エルフ、妖怪、獣人、ドワーフ、魔物等が共存する世界となっています。
その為か男性だけでなく、女性も性に対する抵抗がわりと低くなっております。
S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる