婚約者は妹の御下がりでした?~妹に婚約破棄された田舎貴族の奇跡~

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その5

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「実を言いますと……田舎遺族なんですけど。まあ、お姉様にはちょうどいいと思いますわ!!!!!」

はいはい、ローズのおっしゃる通り、田舎者でもなんでもいいんです。私が貴族社会に上手く適応できないことは、最初から分かっていることなのです。

いまさら、確認する必要なんてないのです。

「名前はロンメル伯爵と言いましてね、ロンメル地方の統治者なのです」

ロンメル地方……私はこの名前に馴染みがありました。

「ほら、修学旅行で訪れる場所ですよ!!!!!!」

そう言われて思い出しました。ひょっとして、ローズはそのときに目を付けられたのでしょうか????

「それで、私に押し付けよってわけなの?????」

「とんでもないですわ!!!!」

ローズは言いました。まあ、別にどうでもいいんですけど、ローズの斡旋により、私はロンメル伯爵の元に嫁ぐことが決まりました。
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