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第三章 探求
御礼のお菓子
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翌週の週末の朝、日焼け止めの対策をして、近所のスーパーに隣接するいつものケーキ屋さんに出かけた。今日は晴れた青空が心地よい朝だった。空気も柔らかい。そういえば、世の中は、もうすぐお花見のシーズンなんだと、サクラ色で彩られたお店のディスプレイを見ながら、春の訪れを感じた。そう、今日は碧ちゃんとその彼女が荷物を届けてくれる日だ。その御礼のためのプレゼント用のお菓子を選ぶのが目的のお買い物だ。
おそらく、デートの日に生クリーム満載のケーキを渡すと持ち帰る場合はその取り扱いに困るだろうと思い、ショーケースに並ぶお菓子の選定を考え抜いて、小さなシュークリームとバウンドケーキ風の可愛いお菓子を詰め合わせて貰うことにした。お菓子を包む箱と包装紙はサクラ模様で可愛い。これだったら、お持ち帰りしても良いし、自宅でお茶になったときも一緒に食べられる。
よく考えたら、彼が亡くなってから、私のアパートにお客さんが来るのは初めてだ。帰宅したら、もう一回部屋を綺麗に掃除しておこうと思った。何よりも、弟さんとその彼女に自宅に引き籠っていた様子は見られたくない。なので、いつもより綺麗にしておきたいと思った。直接的には言わないだろうが、きっと彼の実家の両親にも今日の様子は伝わってしまう。
そんなことを思いながら、ケーキ屋さんのレジでお金を支払い、商品を受け取ろうとすると、いかにもケーキ屋の店員さんという若い可愛い女性が親切に話しかけてくれた。
「賞味期限が10日ほどですので、早目にお召し上がりくださいね。」
「はい、大丈夫です。ありがとうございます。」と答えて、詩はお店を出た。さて、これで良し。後は帰って自宅の片付けだ。柔らかな春の日差しが詩のUV対策済の頬を照らした。
おそらく、デートの日に生クリーム満載のケーキを渡すと持ち帰る場合はその取り扱いに困るだろうと思い、ショーケースに並ぶお菓子の選定を考え抜いて、小さなシュークリームとバウンドケーキ風の可愛いお菓子を詰め合わせて貰うことにした。お菓子を包む箱と包装紙はサクラ模様で可愛い。これだったら、お持ち帰りしても良いし、自宅でお茶になったときも一緒に食べられる。
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「賞味期限が10日ほどですので、早目にお召し上がりくださいね。」
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