ザ・ライヤーズ・ジャーナル

yoshimax

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XX 彼方へ。。

今はバンクーバーに居る

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カナダ・バンクーバー市のブロードウェイ駅から続くコマーシャル・ドライブを歩いていた。コマーシャル・ドライブは、そのインターカルチュラルな佇まいによって、多くの若者たちを惹きつける通りだ。私は、小説家という職業にあこがれ、自分流ではあったが、多くの文章を書き、ハイスクールではよく友人を読者にして、彼らを楽しませていた。しかし、私 の小説を何度かパブリッシング・カンパニー(出版社)に送ってみても、出版に至ることはなかった。私は、文章を書くのと同時に、絵を我流で描いていた。 私の小説への評価はパッとしなかったが、絵の方がよく売れた。私の父親は、キリスト教の伝道師だったから、私は小さい時から、父についてゆき、多くの国や 地域を旅した。それで私は複数の言語を、いつのまにか身に付けた。私のルーツはフランス(正確にはコートダジュールに近い南フランスの田舎)であったが、 上記の理由から、人生の最初の記憶は、アジアの東に位置するジャポンという国での生活だ。それは、オーサカだった。しかしインターナショナル・スクールや アメリカン・スクールに多く在籍したため、個人的な第一言語は英語だ。それで、ここでの日本語はあまり上手くないかもしれない。
私はカナダ・バンクーバー市のコマーシャル・ドライブ通りで出会った、とある女性(?)Rとともに、ロッキー・マウンテニア鉄道が有するウィスラー・マ ウンテニア・トレインに乗って、ウィスラー山にやってきた。私は、躊躇したのだが、Rは私を同室に泊めた。ヒルトン・ウィスラー・リゾートの一室だった。 実はトレイン・トリップについては全て、何故かRが出費してくれたのだ。ヒルトンに泊まると聞いて、私はロビーでパリスは居ないかとキョロキョロした。 (パリス・ヒルトンはおそらく無料でヒルトンに宿泊できるのでは、と思ったのだ。)
部屋に入るとすぐに、Rはシャワーを浴びると言い、バスルームに入った。それほど汗をかくような気候ではなかったので、私は、Rがすごく綺麗好きなのだと思った。Rがバスルームに入ったので、私はTVをつけた。
私は、先程ホテルにチェックインする前に、ビレッジ・マーケットで買ったものを室内のテーブルに並べ、眺めていた。
 インスタントのパドタイ・ヌードル。
 ミスター・ヌードルズ(ベジタブル味)。
 青林檎。
 たしかトンプソンツインズという名の葡萄。
 パリス・トースト。
 ウィスラーの水。
 ハンガリアン・サラミ(アジアのヌードルによく合う)。
 オレンジジュース(ビタミンの補給が大切)。
 ミルクコーヒー。
 ヘインズのトマトジュース。
時間が経った。私は眠ってしまっていた。

私が目を覚ますと目の前に、Rの光り輝く身体が見えた。
私は、Rの光に包まれた。

 次の瞬間、私はウィスラーの頂きの見える場所にいた。
 側に巨大なシャトーが見えた。
 そして次の瞬間、私はそのシャトーの中にいた。

 シャトーは空に浮かんだ・・・・。シャトーが一つ消えても、この広大なウィスラーで気にする者はいない。
 ウィスラーの連なる峰を背景に空を飛ぶシャトー、きっと絵になる風景だ。

 Rは宇宙から来たのか?

 私は、そのシャトーでしばらく銀河を旅したような気がする。

 しかし、やがて私は気が遠くなり、再び目を覚ますと、ホテルのベッドに一人横たわっていた・・・。

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