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ラブスターミッション3
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*** *** ***
ストリートカフェ サウス・チャイナ。
「でさ、君の要望は何?」と私。
とりあえず、私はモモとオープンカフェに席を取り、話すことにした。すると、モモは言う。
「あたしさ~、大冒険ってのがしたいのよ。あたし、あんたの会う予定のギャルソンから、彼のいろんなミッションの話を聴くの。でね、すごく興味深々なんよ。わかるでしょ」
やばい手合いだな、これは。非常にまずい。私は、サウス・チャイナ・モーニング・ポストを真剣に読むふりをしながら彼女の話を聞くのだった。カフェには南中国で出回っている週刊誌がいろいろ置いてあるのだ。どうしようか? 私はカフェオレをひとくち飲みながら、クロワッサンをかじった。わたしは云う。
「モモ、これは冗談じゃないんだ。これは危険な任務なんだ。旅行とは訳が違う。冒険映画みたいにはいかないのさ。シンドバッドじゃない。」
モモは駄々をこね始める、「いきたい、いきたい、いきたいのー」
おい、ギャルソン、とんでもないことをしてくれたな。もう、知らんぞ。まあ、いい。もう連れていくことにするか。私はモモに言う、「どうなっても知らんからな。うらむなら、ギャルソンをうらめよ」
「イェイ」モモは軽く言った。
ギャルソンは、そのころ電話ボックスに向かっていた。ギャルソン、これも謎の男だ。こまかいことは知らない。幼少期はモンゴルのウランバートルで暮らしていたようだ。いまでは、天才的国連軍諜報部員という・・・。情報を正確につかみ、それを正確に分析し、対処し、アクションを起こす。ギャルソンは平常時から、サイバーグラスという、国連グローバルコンピュータと直結通信するバイオグラスをかけているらしい。そうさ、これは普通に出回っている代物じゃない。ちまたの三十年先をいってるスーパーサイエンスで、国連軍が秘密裏に実験的につかっている。だが、わたしにはくれない。わかるだろう、いかにギャルソンってやつがスゴイか。そうさ、三十年先をいってる機器さ。そう三十年後の一九八五には、グローバルレベルでコンピュータ同士がつながる社会になるらしい。まるでSF映画だな。だが、戦前にメトロポリスなんて映画もあったのだ。そこには高性能ロボットが描かれている。エレクトロニクスが世界を変えるのだろう。
しかたないので、モモとともに、さっきの電話ボックスまで戻った。いたっ! ギャルソンだ。電話ボックスのまわりをウロウロしてて、へんなサングラスかけてる。ライダージャケットを着てる。バイクが好きなのか。まあ、いい。とにかく、あいさつ。
私は彼の肩をたたき、言った、「やあ、私の名はジョー。マイ・ネーム・イズ・ジョー」
ギャルソンは言う、「ジョー。コードネームらしいな。そう呼ぶ。わたしのことはギャルソンと呼んでくれ。だがしかし、なぜ、モモと一緒にいる?」
あんがい、無頓着なやからだ。この経緯を話すのは時間がかかる。このボックスの前じゃ落ちつかない。私は答える、「まあ、これというのも、君のせいだよ。説明に時間がかかる」
「そうか、ではこっちにこい。カム・ヒヤ―。」とギャルソン。
ああ、このひと、なんか分かってんのか分かってないのか、まったくとぼけた男だ。まあ、いい。こういう手合いのほうが、我々のミッションには向いている。
我々は、三人ともに、電話ボックスに入った。なかに入ると、外から見たよりずいぶん広い気がした。いや、気がした、じゃない、ほんとにそうだ。
ギャルソンは言う、「ここは、一般的には、ふつうの電話ボックスとして利用されている。カムフラージュだ。だが、私が持っているカードの二メートル四方以内に入ると、電話ボックスに仕込まれた電脳が機能しはじめ、エレベーターに変わる」
モモは驚愕する、「なにこれ? 電話ボックスがエレベーターになってる! それに、三人はいったとき、エレベーターのルームスペースが広がった・・・」
ギャルソンは答える、「そうさ。これは、先端ラボが研究開発している異次元利用システムだ。まだ、ちょっとだけしか機能しないがな。ルームを異次元につなげることで、使用スペースを拡大することができる。空間をすこしねじまげてるわけ。でも、いまのところ、エレベータールームを倍にするくらいしか出来ないよ」
エレベーターは地下二階に止まった。
電話ボックスの地下二階は、国連軍第二シークレットエリアだった、ってか。
「さあ、はいりなさい。案内しよう。まあ、はいってすぐそこに、パニーニスタンドがあるから、出発まで少し話そう。」
上海・電話ボックス地下二階・国連第二シークレットエリア。
我々は三人でパニーニスタンドのテーブルに着いて、名物ジャパドッグをほうばりながら、これまでの経緯を話した。ギャルソンは、モモの行動について、ふ~ん、という程度だ。まあ、お互いに了解したようだ。
ストリートカフェ サウス・チャイナ。
「でさ、君の要望は何?」と私。
とりあえず、私はモモとオープンカフェに席を取り、話すことにした。すると、モモは言う。
「あたしさ~、大冒険ってのがしたいのよ。あたし、あんたの会う予定のギャルソンから、彼のいろんなミッションの話を聴くの。でね、すごく興味深々なんよ。わかるでしょ」
やばい手合いだな、これは。非常にまずい。私は、サウス・チャイナ・モーニング・ポストを真剣に読むふりをしながら彼女の話を聞くのだった。カフェには南中国で出回っている週刊誌がいろいろ置いてあるのだ。どうしようか? 私はカフェオレをひとくち飲みながら、クロワッサンをかじった。わたしは云う。
「モモ、これは冗談じゃないんだ。これは危険な任務なんだ。旅行とは訳が違う。冒険映画みたいにはいかないのさ。シンドバッドじゃない。」
モモは駄々をこね始める、「いきたい、いきたい、いきたいのー」
おい、ギャルソン、とんでもないことをしてくれたな。もう、知らんぞ。まあ、いい。もう連れていくことにするか。私はモモに言う、「どうなっても知らんからな。うらむなら、ギャルソンをうらめよ」
「イェイ」モモは軽く言った。
ギャルソンは、そのころ電話ボックスに向かっていた。ギャルソン、これも謎の男だ。こまかいことは知らない。幼少期はモンゴルのウランバートルで暮らしていたようだ。いまでは、天才的国連軍諜報部員という・・・。情報を正確につかみ、それを正確に分析し、対処し、アクションを起こす。ギャルソンは平常時から、サイバーグラスという、国連グローバルコンピュータと直結通信するバイオグラスをかけているらしい。そうさ、これは普通に出回っている代物じゃない。ちまたの三十年先をいってるスーパーサイエンスで、国連軍が秘密裏に実験的につかっている。だが、わたしにはくれない。わかるだろう、いかにギャルソンってやつがスゴイか。そうさ、三十年先をいってる機器さ。そう三十年後の一九八五には、グローバルレベルでコンピュータ同士がつながる社会になるらしい。まるでSF映画だな。だが、戦前にメトロポリスなんて映画もあったのだ。そこには高性能ロボットが描かれている。エレクトロニクスが世界を変えるのだろう。
しかたないので、モモとともに、さっきの電話ボックスまで戻った。いたっ! ギャルソンだ。電話ボックスのまわりをウロウロしてて、へんなサングラスかけてる。ライダージャケットを着てる。バイクが好きなのか。まあ、いい。とにかく、あいさつ。
私は彼の肩をたたき、言った、「やあ、私の名はジョー。マイ・ネーム・イズ・ジョー」
ギャルソンは言う、「ジョー。コードネームらしいな。そう呼ぶ。わたしのことはギャルソンと呼んでくれ。だがしかし、なぜ、モモと一緒にいる?」
あんがい、無頓着なやからだ。この経緯を話すのは時間がかかる。このボックスの前じゃ落ちつかない。私は答える、「まあ、これというのも、君のせいだよ。説明に時間がかかる」
「そうか、ではこっちにこい。カム・ヒヤ―。」とギャルソン。
ああ、このひと、なんか分かってんのか分かってないのか、まったくとぼけた男だ。まあ、いい。こういう手合いのほうが、我々のミッションには向いている。
我々は、三人ともに、電話ボックスに入った。なかに入ると、外から見たよりずいぶん広い気がした。いや、気がした、じゃない、ほんとにそうだ。
ギャルソンは言う、「ここは、一般的には、ふつうの電話ボックスとして利用されている。カムフラージュだ。だが、私が持っているカードの二メートル四方以内に入ると、電話ボックスに仕込まれた電脳が機能しはじめ、エレベーターに変わる」
モモは驚愕する、「なにこれ? 電話ボックスがエレベーターになってる! それに、三人はいったとき、エレベーターのルームスペースが広がった・・・」
ギャルソンは答える、「そうさ。これは、先端ラボが研究開発している異次元利用システムだ。まだ、ちょっとだけしか機能しないがな。ルームを異次元につなげることで、使用スペースを拡大することができる。空間をすこしねじまげてるわけ。でも、いまのところ、エレベータールームを倍にするくらいしか出来ないよ」
エレベーターは地下二階に止まった。
電話ボックスの地下二階は、国連軍第二シークレットエリアだった、ってか。
「さあ、はいりなさい。案内しよう。まあ、はいってすぐそこに、パニーニスタンドがあるから、出発まで少し話そう。」
上海・電話ボックス地下二階・国連第二シークレットエリア。
我々は三人でパニーニスタンドのテーブルに着いて、名物ジャパドッグをほうばりながら、これまでの経緯を話した。ギャルソンは、モモの行動について、ふ~ん、という程度だ。まあ、お互いに了解したようだ。
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